|
こなさん、みんばんは。
暑いですね。梅雨はまだ明けないのに暑い。
明日の関東は雨模様なのに、いよいよ30℃へ突入とか。
まあ、明日から7月なので、夏が本格化するのも当たり前ですな。
さ〜て、そんな今宵は、私がフジミスピナー完成後に手を付けた、久しぶりのYMOモノです。
まずはようやく最近入手した1980年のYellow Magic Orchestraのツアーパンフレット「國際画報」をご覧ください。
1980年当時、YMOの主なヴィジュアルに関するグラフィックデザインは、奥村靫正氏が担当していたことは、ご存知の方も多いかと思います。
で、そんな当時の数あるデザインの中でも、自分的にいまでもスゴイ!欲しい!と思えるモノがこの「招き猫」なんですね。
このイメージカットに登場するロシアアヴァンギャルド風の招き猫のデザインは、37年経った今でも色褪せることのない秀逸なものです。
コレは何としても手元に置きたい逸品なわけですが、オリジナルは当時4体しか製作されておらず、そんな希少なモノが私の手に入るはずはありません。
となったら、いつもの私の流儀に従って、「自作」します。
では、まずメインの材料をご覧いただきましょう。
私が素体の招き猫にセレクトしたのは、ご存知、豪徳寺の招き猫です。
オリジナルの大きさはわかりませんが、製作上の都合を考え、今回は7号を選びました。
全長は約185㎜。私の部屋にコレクションするのはちょうどよい大きさです。
ちなみに、コレはヤフオクで入手。買いに行く交通費を考えれば、まずまず妥当な即決価格での入手でした。
この写真は、すでにデフォルトの状態ではなく、私がオリジナルデザインに近くなるよう、特にヒゲの周辺をリペイントしてあります。
次に、今回のキモであります。ロシアアヴァンギャルド風のグラフィックパターンを書籍から解析し、イラレでデータを作成しました。
出来上がったパターンを、以前の自作デカールでも使用したHIQPARTSの「クリアデカールTH」B5サイズへレーザープリンターで転写しました。
で、この自作デカールを拡大画像を見ながら慎重に位置決めし、貼るとこうなります。
デカール乾燥後に、ツヤ消しクリアーを塗布し、全体をコーティングしています。
今回は、招き猫のベースカラーがホワイトですので、何の問題もなく発色しますが、ホワイト以外のパーツではキレイに発色しませんので、これから使ってみようという方はご注意くださいね。
元の招き猫の等身バランスがかなり異なりますので、全く同じとはいきませんが、なかなかどうして、我ながらイイ雰囲気になったと思っております。
招き猫は、ご覧の通りの三次曲面ですので、デカールを定着させるのに予想以上に手間取ってしまいました。
マークソフターやマークセッターを駆使したのはもちろんですが、それでも局面にそわない場所には、キケンを承知でメタルプライマーで無理やり定着させました。
両サイドの見え辛い部分のグラフィックに関しては、不明な点も多かったので、自分なりにアレンジを加えております。
背面に関しては、全く資料がないので、どうするべきか悩んだのですが、変にアレンジして製作するより、潔くそのままの方がいいだろうと判断しました。
オリジナルの招き猫も、かなり豪徳寺Ver.に近いように思われますが、実際は定かではありません。
ヤスリで削って消してしまいましたが、特にヒゲの形状は、大きく異なっていました。
ヒゲを描き替えただけでも、印象が大きく変わりましたね。
YMO招き猫は、「國際画報」書面では3種類確認出来るのですが、私が選んだのは、その中でも一番資料が豊富なNO.3タイプです。
グラフィックに関しては、書面をスキャナーでパソコンに取り込み拡大し、出来る限り詳細に再現したつもりです。
恐らくですが、当時はまだコンピューターグラフィックが本格的ではなかったはずですので、もしかしたらオリジナルは手描きかもしれませんね。
基本的には正面からの資料しかありませんので、さすがに見えない部分のみアレンジしましたが、実際にデータを制作していると、このデザインの秀逸さを再確認出来ました。
この赤い大きな丸だけは、どうしてもデカールだけでは再現出来なかったので、デカールをガイドにしてアクリルカラーで手描きを追加しています。
こうやってグラフィックを部分的に見ていると、とても招き猫の柄とは思えないですね。そのギャップがスバラシイのです。
改めて全体を見てみると、各部のグラフィックの配置の妙が浮き彫りになります。
う〜ん。スバラシイ。
コレも自作デカールの製作が可能になった、技術の進歩のおかげですね。
この招き猫を見ていると、自分も37年前にタイムスリップしたような感覚に陥ります。
YMOの3人も若かったなぁ。
機会があれば、いずれ残りの2種類も手掛けてみたいですね。
1980年当時、中学生だった私が、いつか手にしたい!と思っていたモノを、37年後の自分が自作して当時の若かった自分にプレゼントした。そんな気持ちです。
模型製作とは全然違った製作ですが、たまにはこういったモノも大いに刺激になりますし、なにしろ作っていて楽しめました。
これまたフジミスピナー以降の製作リハビリにはもってこいのモチーフでしたね。
コレ以降も、ちょこまかといろいろと作業しています。
基本的には何か作っていないとダメな性分なので、土日は必ず何らかの作業をしています。
コレ以外のモノも、随時紹介しますので、よろしければ引き続きお付き合いください。
先週の日曜日は雨でしたが、思い切って雨の森を散歩してみました。
雨の森は人気が少なく、また雨のおかげでいつもより森のニオイや気配が濃い気がしました。
なので、この土日も雨のようですが、森への散歩へ出掛けます。
森のパワーで、なんとか仕事をがんばっている自分なのでした。
さて、では今週はこの辺で。
みれでは、そなさん。らた、まいしゅう。
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- ミュージシャン



