アメリカ発OL日記

アメリカ、メリーランド州在住。働きながら2人の子育てをしてます。

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2012年3月24日(土曜日)

今月初め、シカゴ出張の帰りの飛行機で米陸軍の軍服を着た兵士と隣の席になった。ワシントンまでの飛行機の機内で色んな話を聞けた。

この兵士A氏は今からアフガニスタンに配置されると言う。ホノルル在住の兵士は、この日はホノルル、シカゴ、ワシントンーボルチモア、車でアンドリュース空軍基地からドイツ米軍基地、そしてアフガニスタンNATO軍基地へ向かうと言う。気が遠くなるような長い移動だ。

この兵士の専門はヘリコプターの保守整備。アフガニスタンは道路が整備されていないため、ヘリコプターが大活躍するそうだ。兵士は、過去にイラクに10ヶ月2回派兵され、アフガニスタンに10ヶ月はこれで2回目。派兵される期間は、5ヵ月後に2週間連続で休みが貰える以外は休みが無い。この兵士は戦地に入ると、大抵毎日16時間労働するそうだ。土日の休みも無く、5ヶ月働く。過酷な労働条件である。このヘリの保守整備は24時間稼動。シフト制で兵士は働きお昼の休憩、寝る時間、教会に行く時間以外は全て労働時間と言う。

NATO軍基地内では、食事は油っぽく必ずお腹の調子が悪くなるそうだ。冬の寒い日でもシャワーは水しか出ず、温かいシャワーなど無いそうだ。基地内で汚水を処理するそうだが、朝起きて、その処理施設からの悪臭がとても不快だと言う。

アフガニスタンの山の上には、監視所が設けられている。そこに配置された兵士には全て物資はヘリで空輸される。周りには道路が無いようだ。ヘリの整備を誰かがしない事により、困る人が出てくる。山の上の兵士も大切な隊員なのでこの兵士A氏は自分の仕事には誇りと責任を持っていると言う。

過酷な労働条件で、兵士も疲れてくると士気は下がり、ある日ふと”なんでこんなことしてるんだ”と思う時があるが、家族から兵士が必要な物が小包になって送られてくると、もう少し頑張ろうという気になると言う。

兵士A氏は18歳で入隊、陸軍8年目。家族は奥さんと2歳の娘さん。前回の派兵で娘さんの1歳の誕生日が一緒にお祝い出来なかったのがとても残念だったという。今回の派兵で、3歳の誕生日もお祝い出来そうに無い。無事、この兵士が10ヵ月後にアメリカへ帰って来て欲しいと願う。


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