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天国から地獄 後編

どうも、花屋のいちろーです。
さてさて、前回の続きです。





イワナをあげた堰堤を越えた辺りから堰堤が多くなってきた。それまでは、堰堤の間隔は比較的長かったのだが、この頃は堰堤を越えると直ぐに次の堰堤が見えるという具合

ポイントも1区間に1つあるかないかで直線的な流れなに

それでも、驚くほどに魚影は濃かった。
1区間にこの時期、魚が着くようなポイントが1つ位しかないからか、比較的水深があり流れの緩い所に必ず数匹ついている。

しかも、同じようにポイントから3匹4匹と釣れてくるのだ
今までの経験では魚が何匹いても、1つのポイントからは1匹。
1匹釣り上げてしまうと他の魚は警戒してしまって出てこなくなってしまうという感じだったのだが、ここでは違った

素直と言ったらいぃのだろうか?。同じルアーでも、コースを変えて、次はアクションを変えれば釣れてくるのだ


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初の水中写真。やはり魚は水中の方が綺麗ですね

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更に堰堤を高巻いてくと、渓相が荒れてきて、ポイントも無くなってきた

今回は堰堤の間隔が狭まりとかではなく、渓が荒れているのだ
木が何本も倒れ渓を塞いでいて、天然のアスレチックのようになっていたり、斜面が崩れていたりと…。酷い渓相だ。

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肝心の写真を撮り忘れている
なので微妙な写真で失礼します



更に進むと逆に人工物が少なくなってき、両側が土の斜面だったのが岩の斜面になり、更には岩壁になった。

堰堤はなくなり、逆に自然の滝が現れるようになってきた。

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この間も魚は釣れ続けて30匹以上は釣っただろうか。サイズは相変わらずMAX20センチそこそこなのだが、本当に綺麗なヤマメ達だ




ただ、前編の写真でお気づきの方もいると思うのだが、ルアーのフックがトレブルフックのルアーがちらほら…。

そぅ、今回訳あってシングルバーブレスに変えられなかったルアーがあったのだ。




殆ど使わないフックサイズの為、在庫を切らしていたのと、買いに行く時間をつくれなかったためそのまま使用してしまったのだが、トレブルフックは使っちゃだめだと思った



バス釣りからきた僕はトレブルフックに差ほど抵抗はなかった。
まぁ、渓流ルアーは魚の口も小さくリリース前提なのでシングルバーブレスに替ておこうとは思っていたけど、絶対に替えようって訳ではなかった。心掛ける程度だったのだ。

が、今回上記にあるように渓流ルアー釣りでリリース前提に考えているのなら、トレブルフックは使っちゃだめだとおもった。魚に対するダメージが格段にあがるからだ…。

今回の釣行で刺さり所が悪く流血してしまい、フックを外している最中に死なしてしまった魚が2匹も出してしまった…。
手の中で命の輝きがフゥッと消える瞬間…
消える前と、消えた後では全くちがうのだ。色も形も同じなのだけど、なにかが違う…。 

この様に誤って殺してしまうような事が極力無いようにシングルバーブレスは必ず使用しなければと思った…。

食べる為に少量殺めるならまだしも、理由なく誤って殺めてしまう悲しさ…後味の悪さ…。



シングルバーブレス必ず使おうと思った



死なせてしまった魚は持ち帰り食べました。それが僕に出来る責任の取り方だと思うので。












続きです。
その後も釣れ続けてこの辺りまでくると、かなりの数を釣り上げていたし、遡行に余裕も無くなってきたので魚は写真を撮らずにリリース。



この時点でゆっくり釣りながら登ってきたとはいえ6時間。予定より時間が押してしまっている。

結構な源流域まできた模様。地図アプリで現在位置を確認すると、稜線までそこまで距離はなく、渓も険しさを増してきていて流石にウェーダーを履いての遡行は無理と判断してストップフィッシング。戻る事に。



一体何匹釣ったのだろう。40〜50匹は釣ったのではないだろうか



 
さて下山なのだが、ここまで何個滝やら堰堤を越えてきたのやら。それをまた戻ると思うと萎えてしまう


そこで、疲れもまだ然程感じていないし、水も殆ど残っている。なおかつ釣り登山的な事がしたく、川通し戻るのではなく、斜面を登れる所までもどり、そこから尾根っぽい所を繋いで下山することに





これが致命的にまずかった………もっと自分のコンディションの事を考えて慎重になるべきだった。
余りの好釣果でハイテンションになっていたのかもしれない…。





難なく斜面を登れる所まで戻り登はん開始である。


フェルトソールなので滑る×2。


なので爪先で斜面を蹴り土の中に爪先をねじ込み、指は根を求め土に食い込ませ、時に幹を掴み、枝を草を掴み尾根に出て下りまた斜面を登る。




そんな事を数回繰り返すとほぼ500ミリ満タンだったペットボトルは一気に減っていき残り僅かに


こんな時に限りいつもは常備しているろ過器は忘れて来てしまっていた。

まぁ、いざとなれば沢に降りて、沢水をダイレクトで飲めばいいかっと考えていた。



だがこの後、沢に降りることもままならない状態に……





斜面を登っていると、手足に痙攣が

少しハードだったかなっと小休憩。

だが、痙攣は治まらずに更に立って居られない程の激しい目眩💫が
これはヤバい。かなり汗もかいていたのでオーバーヒート気味なのかと残りの水を飲み斜面の木に寄りかかり休んでいたのだが、状態は良くならず逆に悪くなっている…。次第に視界の端から暗くなってきて、ブラックアウトしそうに


必死にブラックアウトしないよう頭を振ったり、頬を叩いたりして何とかしのいだのだが、以前痙攣と激しい目眩💫。





この状態に思い当たるのが節が…


それはハンガーノック。以前、学生時代に部活中になった事があったのだ。その時の症状と今回の症状がにているだ。
ハンガーノックとは、様はガス欠だ。別名低血糖症。体を動かす燃料が無くなり、行動の強制終了してしまう事をいう。
酷い時はそのまま生命維持も停止してしまうらしい。




そういえば連日の寝不足に、今朝は今川焼1つしか食べてない。

いつもなら昼を買ってくるのだが、今回は昼には雨の予報だったので下山して何処かで食べる予定だったので、昼も行動食も買わずに。更には釣れて過ぎてしまって面白くなってしまい、予定よりかなり上流まで来てしまった。





こんな状態では尾根を繋いで降りるなんて無理な話しである。体すら支えてられないような状態なのだ。


何はともあれ沢に降りなくてはと思ったのだが、いかんせん体が言うことを利かない。1、2歩進んで数分休憩…しかも急斜面を降りなくてはならないのだ……この時点で一時過ぎ。日暮れまでに下山できるのか不安だ。


斜面を半ば転げるように降りて何とか沢に降りてきたが、降りた沢は登って来た沢ではなく、枝沢の堰堤が乱立する沢だった…。

必死の思いで降りてきた斜面を今度は登らなくてはならない………



斜面を登る気力が出ず、川原に座り込んでしまった。

喉も乾いていたので、お腹を壊すくらいならっと、川の水を飲み一時間程休憩。



そうこうしていると、目眩💫が少し軽くなってきたので、再度斜面を登る事に。

いくら目眩💫が良くなったとはいえ、まだフラフラで足取りもおぼつかないなか、どのくらい時間が掛かっただらうか?。何とか登りきり、杖になりそうな枝を拾い、それにもたれ掛かるように目指す沢に向かい歩き出す…



眼下に堰堤を3つ程越えやっと本来の沢に戻ってきた。


これで水の心配はなくなった。


だが、ここからも大変だった。今までは枯れ葉と斜面のため慎重に歩かなくては滑落の危険があったのだが、地面に然程の凹凸はなかった。

だが、ここからは沢歩き。凹凸だらけである。今までは何とも思った事がなかったが、足元が定まらない中の沢歩き、何度倒れた事か…しかも、斜面を下った時にウェーダーは大小多数の穴が…

なので極力水には浸からないように下りていく。


ここでも、数歩進んで数分休憩と牛歩の歩み…。
車まで果てしない距離に感じる…

日暮れまでにたどり着けるのだろか??。雨のも降ってきたし、ここで夜を明かすとなったら…っと、考え必死に沢を下るが、気持ちだけで体は言うことを利かない。今でも立っているのがやっとな状態なのだ💫。それでも、一歩、また一歩と歩みを進め何とか車まで帰ってきた。

下りも行きと同じく6時間もかかった。




後部座席でウェーダーも脱がずに、一息入れていたら、いつの間にか意識はなく、寝落ちしてしまったのか、気絶したような感じだったのかもわからず、1時間が過ぎていた。



帰りにコンビニでエネルギーゼリーを飲み無事に帰宅。


電波📶の届く所にくると、嫁と両親から安否確認のメールやら電話が多数。

いつも、何処に行き、どの様なルートで動き、下山時刻などを言って、下山したら連絡を入れているので、今回はそれがなく心配させてしまった。


今回の原因はやはり慣れけらくる油断と、自分のコンディションを判断出来ていなかった事だろぅ。
油断せずに、短時間でも行動食などの準備をしていればハンガーノックにはならなかっただろうし、自分の体の状態を正確に読み取っていれば、素直に川通しで戻っていれば、これもまたちがう結果になっていたと思う。



こんな初歩的なミスで危ない目にあって、妻等に心配を掛けてしまい恥ずかしいのだが、このブログを読んでこんな奴もいるんだなっと、少しでも皆さんの今後の釣行に役立てていただければ幸いです。


ロッド  レヴェルトラウト5.0MT
リール  ルビアス
ライン  PE0.4
リーダー 4ポンド
ルアー  Dコンパクト45、38
     ソリストMD2

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無事でなによりです。
良くご存知でしょうが、あえて、
軽装備の時は簡単に道に上がれる場所にしないとダメですよ。
ザックに食料、地図、応急セット、ヘッドライトは必須です!
紙の地図、電池切れが無いので
私は必ず道に上がるまでおにぎりを残して
ます。
変に釣れちゃう時は危ないですね〜
お気をつけて下さいね。
お疲れ様でした。

2018/3/19(月) 午後 5:48 [ Kの渓流日記 ] 返信する

> Kの渓流日記さん
こんばんは。
僕も普段はしっかり装備は入れてるのですけど…今回は完全に油断していました。あんな上流に行く予定でもなかったので
本当ですね。いい釣りをした時こそ冷静に慎重にいかないといけませんね。

2018/3/19(月) 午後 9:00 [ 花屋のいちろー ] 返信する

> 花屋のいちろーさん
私も良いの釣った後に滑落して入院しましたから(^_^*)
ピンソールはご存知でしょうか?
フエルトソールの上に装着すると、高巻き急斜面の登りで異次元の威力を発揮しますよ!

2018/3/19(月) 午後 9:35 [ Kの渓流日記 ] 返信する

ピンソール、一応ブログに書いておきましたから!

2018/3/19(月) 午後 9:56 [ Kの渓流日記 ] 返信する

ハンガーノックっていうんですね。
多分同じ事だと思いますが「シャリバテ」という状態になったことがあります。
急斜面を上った後でした、幻聴が聞こえました。
幸い行動食があったので口にして、小一時間休んだら幻聴もなくなりましたが
そこからの帰りは通常で一時間半かかり崩落した斜面も通過しないといけないのでヤバかったです。
無事で何よりだと思いますが、そんなに釣れたら引き込まれてしまいますね!
ゆっくり休んで下さい。

2018/3/19(月) 午後 10:18 [ 右脳派釣師 ] 返信する

危なかったですね😆
いちろーさんと働き過ぎですよ!まぁ無理しないとならない時もありますけど…
源流は楽しい反面、危険だらけですから。

2018/3/20(火) 午前 2:13 [ 丹沢極釣会 ] 返信する

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僕はまだそこまで奥深いところは行ってないと思っていますが、フィッシングベストの背中にカロリーメイトはいつも入れています。

釣れまくったらついつい奥まで行ってしまいますよね。
僕の場合は釣れないと意地になって奥までパターンも多いですが。

シングルフックバーブレス、僕も同じ流れでトレブルやめました。
すごくお気持ちわかります。

なんにせよ、ご無事でなによりです(^^)

2018/3/20(火) 午前 7:06 [ しげる ] 返信する

> Kの渓流日記さん
お互い気を付けなくてはダメですね。無事に帰宅するまでが釣りといいますからね。
ピンソールですか?。知識としてはありますが、全く選択肢には入ってなかったですね。ブログ読ませていただき、参考にさせていただきますね

2018/3/20(火) 午前 7:43 [ 花屋のいちろー ] 返信する

> 右脳派釣師さん
右脳派さんも経験あるのですね。自分も森の中から話し声のようなものが聞こえてました。ただ、林業作業の人でもいるのかとその時は思ってましたが(笑)、今思うと居るわけないなっと。映画などを3倍速で流した時のような声でしたので

いくら釣れても無事に帰宅しなくては意味がないですから、本当気を付けないとですね。右脳派さんも何事もなく戻れて良かったです。

2018/3/20(火) 午前 8:08 [ 花屋のいちろー ] 返信する

> 丹沢極釣会さん
今が一年で一番忙しい時なので仕方ないです。この分夏場は暇になるので(笑)。
ポンドですね。他の釣りと比べて渓流釣りは危険が多い釣りですものね。しかも直ぐに助けを呼べる状況じゃない事がほとんどですものね。

2018/3/20(火) 午前 8:14 [ 花屋のいちろー ] 返信する

> しげるさん
カロリーメイト懐なの入れておいて、間違いないと思います
行動食の大切さを痛感した釣行なりました。
そおですね。釣れても釣れなくても奥についつい行ってしまいますね
。釣り人とは厄介な生き物です(笑)。


フックの件わかっていただけますか。あの釣れたのに嬉しくなく、罪悪感というか、悲しいとうか、何とも言えない後味の悪騒ぎ…。楽しみに来たのに楽しめない感じ…。

しげるさんも怪我もなく無事帰宅できて良かったです

2018/3/20(火) 午前 8:22 [ 花屋のいちろー ] 返信する

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経験不足といったら、それまでだけども
危険な場所へ立ち入るのなら、それなりの覚悟と準備は
しておくのが鉄則。準備と言っても装備よりも体作り。
似たような経験をした仲間達には必ず言うことにしています。
行動食は必需で入れっ放しです。
賞味期限切れていても無いよりはマシ

なぜなら帰りを待つ家族がいるのだから

2018/3/20(火) 午後 7:12 相模の釣師 返信する

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人を助ける為、実際に山岳救助隊に、数時間かけて下山して救助要請をしたこともあるし家族の心配した顔を見るのも辛かったから

2018/3/20(火) 午後 7:16 相模の釣師 返信する

> 相模の釣師さん
おはようございます。
賞味期限きれていても無いよりマシ。本当にそうですね。今回の釣行で痛感しました。
今回の事は僕の油断が全ての原因です。どんな所え行くでも、最善の装備とコンディションは揃えていかなくては行けませんね。

2018/3/21(水) 午前 8:29 [ 花屋のいちろー ] 返信する

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こんばんは後編読ませて頂きました。
ハンガーロックっていちろーさん一歩間違えば死にかけていませんか
まぁ注意も受けたことですし相模さんに憧れて始めたアウトドアですから仏果山が“散歩”言える位の体力と知識を今後はトレーニングされてみては如何でしょうかね 削除

2018/3/21(水) 午後 9:43 [ prapplersubaki ] 返信する

> prapplersubakiさん
おはようございます。
足元のおぼつかないなか、斜面から滑落とかしたら帰らぬ人となっていたかもしれません…。
仏果山は既に散歩レベルですよぉ。お気楽登山って感じですね😃。やはり、一番は油断をしないとこですかね。無事帰れたから言える事ですが、いぃ経験が出来たと思います。

2018/3/22(木) 午前 8:07 [ 花屋のいちろー ] 返信する

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以前タ●ランチ会長がオリンピックの閉会式でおウチに帰るまでがオリンピックですと言われてるようにいちろーさんも“おウチ”に帰るまでは今後は気を付けて下さいませ
あとくらげ亭の件来週いちろーさんに連絡しますのでこちらも宜しくお願いします 削除

2018/3/22(木) 午前 11:26 [ prapplersubaki ] 返信する

> prapplersubakiさん
正にその言葉通りで、帰宅するまでが釣りですね。今回は辛い思いはしましたが、怪我もなく無事帰宅でき、自然から自分の油断を注意されたような気持ちで、気を引き締めていこうとおもいます。
了解です

2018/3/22(木) 午後 7:15 [ 花屋のいちろー ] 返信する

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いちろーさん今晩は。
昨日はありがとうこざいました。
釣具屋さんにお勤めのお友達の話もためになりました。
また遊びに来てくださいね〜! 削除

2018/3/24(土) 午後 6:37 [ まさのり ] 返信する

> まさのりさん
わざわざコメントありがとぅございます
後半ダウンしてしまいましたが、とても楽しい時間でした。また、行きます

2018/3/25(日) 午前 9:49 [ 花屋のいちろー ] 返信する

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