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1970年の怪獣映画で、知る人ぞ知るカルトな作品で、「ゴジラ対ヘドラ」というのがあります。
幼少の頃から特撮映画好きだった私はこの作品をリアルタイムで劇場で観ていますが、今までとても娯楽性に富んで単純で分かりやすかった東宝の作品がこれにおいては、当時としてとても難解でアバンギャルドな作品に変貌していたので、強烈にトラウマになり驚かされました。
その当時は映画界もヨーロッパ映画のシュールレアリズムやアメリカンニューシネマのリアルで前衛的な作風が隆盛していて、日本でも追従する様にATG映画がその超個性的な画像を全面に押し出していました。
この作品も子供向けの怪獣映画とは思えないシーンの連続で今までとは全然違和感を持たされた作品でした。
監督の坂井義光も、ヨーロッパの映画の作風に準じたと言っていますようにマニアの間でもかなりのカルト作として語り継がれている作品です。
で、問題はこの作品、下の様な不可思議なアニメーションが数度、挿入されるのですが、、。
最近の坂野監督のインタビューで判明したのですが、このアニメーション制作をこの監督はつげ先生に何度も依頼していたのだとか。
なんでも3回依頼して、3回とも断られたそうです。
これにはびっくりしました。このアニメーションをつげ先生がやっていればもっとシュールな内容に(ねじ式みたいな)なっていたかもしないし、これはとても惜しい事だと思います。
でも3回も断られたのだから、先生もよっぽどやりたくなかったんでしょうね。
逆につげ先生のセンスが入ればもっとこの作品も味のある作品に昇華したのではないかと思うと惜しいことしきりです。残念。
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