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[ オガワ ]

2010/6/10(木) 午前 0:03

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初めまして。オガワと申します。とても興味深い内容なので、いつも読ませていただいています。
口をはさむのは失礼とは思いましたが、Shujiさんとつうくんさんのやりとりを読んでいて疑問を感じたことがあります。
一つは、針葉樹の枝打ち後の樹冠長25〜30%では少なすぎるような気がしますが、成長に影響はないのだろうかということ。
もう一つは、病虫害予防のために枝打ちをするということはないのだろうかということ(ドイツは乾燥していて涼しいからあまり被害はないのでしょうか)。
以上の2点について教えていただければ嬉しいです。

[ つうくん ]

2010/6/9(水) 午前 6:11

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ドイツでの枝打ちコストはどれくらいなのでしょうか。
また6m打ち上げるのに、何回枝打ちに入るのでしょうか。

[ Shuji ]

2010/6/8(火) 午後 10:33

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ドイツでは樹冠長を針葉樹で樹高の25〜30%、広葉樹では75%になるようにシャフトの枝打ち、手入れをします。広葉樹では無節の主幹は樹高30mで6〜10m程度です。その上の10〜20mの節ありの幹は工業用材にします。針葉樹では6mの無節材が余裕で2玉とれるくらいです。
枝打ちのついでにスポット状に間伐してその隙間に耐陰性の強いブナなどの落葉広葉樹の苗を育てられれば、土壌を豊かにして林床に下層植物、昆虫、鳥、小動物を呼び込む第一歩が踏み出せるんですがね!

[ つうくん ]

2010/6/8(火) 午後 7:14

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よく考えれば、そうですよね。おかしなコメントをしてしまいました。枝うちをして、無節をつくるという考えが日本だけだという勝手な固定概念がありました。
しっかり管理され、枝うちされた檜林が周りにはほとんどなく、手遅れ林の枯れ上がった枝の状況をみる場合がほとんどなので、林床に光を届けててやりたいという目で見てしまいます。
今年、10haほど枝うちが間に合う林分がありましたので、行いました。生育もよいので、将来付加価値に高い林分にしたいと考えています。

[ Shuji ]

2010/6/8(火) 午前 0:18

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つうくんさんへ。若木が8〜15mくらいの時期に行う枝打ちは、もちろん、価値の高い主幹を持つ将来木をつくるためです。ドイツの森は基本的にブナなどの落葉広葉樹が混交されていますから、下層植生を豊かにするために枝打ちすることはありません。風倒木や枯死倒木は、林床および森林生態系を豊かにするために生かされています。
ただ、日本のようにスギやヒノキの単相一斉林では土壌を豊かにする広葉樹の落ち葉がありませんから、枝打ちで生じる枝葉は林床を裸地化しないために有効利用する必要があるでしょうね。

[ Shuji ]

2010/6/7(月) 午後 11:44

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こんにちはikohcさん。ドイツは雨も少なく、冬場は氷点下20度にもなることがあり、日本のように植物にとって良好な環境ではありません。南ドイツはやせた赤色砂岩に覆われた地域が広がり、北ドイツでは氷堆積モレーンが至る所にあります。さらに1970年代の急速な工業化による大気汚染が原因の酸性雨の影響が今もあり、州森林局は管理する州有林に、今でも年に数回、ヘリコプターで石灰を散布しています。そんな状況ですから、日本のように針葉樹だけの単層林で、皆伐をしてしまうと、貧弱な土壌環境と劣悪な怒り環境、さらに、イノシシ、シカなどの食害にさらされる生態環境になってしまいます。
そんなわけで森の母であるブナを中心とした落葉広葉樹を入れた針広混交林化して林内を豊かな土壌環境にするように努めてきたわけです。この50年間の林内土壌環境の改善があって、初めて現在の天然更新が可能になっています。
日本のようなササはドイツでは見られませんが、シダや雑草に覆われた場所はたくさんあります。それでも落ち葉が豊かな土壌環境をつくっていれば、その間から発芽して成長した天然更新が必ず、見られます。

[ つうくん ]

2010/6/7(月) 午前 7:29

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本ブログを拝見するようになるまで、ドイツでも枝うちすることを知りませんでした。ドイツでの枝うちについて、もう少し詳しくお教え願えませんか。
檜林における下層植生のため枝うちの重要性をもっと理解し、具体的に説明できるようになりたいです。

[ ikohc ]

2010/6/6(日) 午後 7:17

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こんにちは。北海道の大学で林学を学んでいるものです。
ドイツの森林管理についての記事は、すごく勉強になります。大学ではこんな話題にはあまり触れないので。

「自然に適合した森林管理」の理念には共感するのですが、北海道の森林を見る限りは難しいと感じてしまいます。
北海道では、多くの森林でササが林床を覆っていて、天然更新が不良となっています。そのような森林で伐採をしたことによって疎林化してしまった森林がいたるところにあります。
もちろん、場所によっては更新が良好なところもあるのですが、大半の森林では難しいと思います。「大半」というのが実際にどれだけの割合を占めているのかはわかりませんが、そうした森林が少なくないのは事実だと思います。

そこで質問があります。
1 ドイツには天然更新が不良な森林はないのでしょうか?
2 もしあるのなら、そうした森林ではどのような森林管理を行っているのでしょうか?

答えていただけると幸いです。

[ Shuji ]

2010/5/23(日) 午後 11:55

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こんにちは、greeeeenさん。テレビで岡山県西粟倉村の林業を生かした村の活性化のことを報道していました。村が多くの所有者に分かれた林地を一括して管理する説明会をやって、参加者30数名の内で同意してくれたのがたった二人でした。同意しなかった森林所有者もじきに代替わりになり、不在地主もさらに増えるんでしょう。管理、施業の状況で固定資産税や相続税の割合が変わるようにあひなければこの状態は続くでしょう。環境問題への貢献が大きければ非課税にするぐらいの動きを草の根の市民運動でやらないと変わりません。

[ greeeeen ]

2010/5/23(日) 午後 2:53

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はじめまして、新潟で林業に従事しているものです。
「自然に適合した造林、森林管理」は確かに魅力的ですが、山林所有者の中には、未相続や不在地主方が少なくないですし、過疎化による後継者不足の問題もあって長期的管理は個人では難しいです。
面積の集約するにもこれらのこともあって、境界確認などうまく進みません。不在地主の問題がうまく解消できてばいいのですが。

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