|
−−−盲目の女性と容疑者の男の「奇妙な同居」−−−
【感想】一軒家に一人で住む盲目のミチルのもとに、同僚をホームから転落死させたとして
容疑のかかっている中国人男性アキヒロが忍びこむ所から
物語が急展開していくのがすごく絶妙。
人気作家乙一原作の映像化で、細部などは微妙に違っていたけど、
小説で表現しにくい部分などを見事映像で表現していて最高の出来だった。
映像で観たいけど、映像にすると幻滅しそうで敬遠していた人がいるならば、
この作品に関しては絶対に観て欲しい作品。
原作を知らない人でも、独特の世界観に引き込まれること間違いなしの作品だと思います。
父親が急死するまでのエピソードが印象深い。
物語の展開上、いきなり亡くなってしまわなければ、核心となる「次」に進めない。
でも愛情を注がれて育った愛娘で、しかも娘も絶大の信頼を寄せていたと描いていなければ、
なんとも薄っぺらい物語になってしまう。
たいていの監督なら、目をつぶってさらっと通り過ぎていく所を、
ちょっとした心遣いの台詞や、娘に点字での「誕生日おめでとう」など、
わずかな登場だけど、そこに愛情な優しさがにじみ出ている父親を巧みに描いていた。
ミチルが「一人」から「独り」になる物悲しさに間そっと入り込んだアキヒロ。
部屋の片隅でミチルとの奇妙な同居生活をしながら、
窓からずっとホームの様子をうかがう場面。
容疑をかけられている自分への心配と・・・(サスペンス要素なのでここは敢えてふせます)
入り混じった感情は「小説」だけど表情はやはり映画ならでは。
主演のチェン・ボーリンの意味深な演技は良かった。
ミチルを演じた田中麗奈の素晴らしさは言うまでもない。
「居場所って言うのは、場所じゃなくて、自分の存在を許してくれる人がいるってこと」
この作品で伝えたかったことはすべてこの言葉に詰まっていると思います。
めちゃくちゃいい作品なのでぜひ観てみてください。
|
こんにちは、これは本で読みました。
実際まだ一度として観てない作品なのですが妙に惹かれるモノを感じました。
今度、レンタルで観てみようと思います
2008/6/5(木) 午後 6:53
>Rayさん 原作とは少し設定が変わっているところがあるけど、
雰囲気はこわさず、映像として観るとまた楽しめる作品に仕上がってました。
2008/6/6(金) 午後 3:42 [ abecobe ]
はじめまして┏(<:) ペコチョン♪
今日この本を読んで記事を上げたら、「こんな記事も〜」と紹介されていたので来て見てビックリしました。
映画化されてたんですねー!!
今度探して借りてきます。
それでは・・┏(<:) ペコチョン♪
2008/6/17(火) 午前 0:00
>優希さん 乙一原作の小説は結構映画化されてますよ。大々的な宣伝はないので、自分もよく、レンタル店で見かけて気づくことが多いです。
2008/6/17(火) 午前 2:09 [ abecobe ]