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−−−最初からきちんと渤海を目指していれば・・・−−−
【感想】最近、韓国の大河ドラマにはまり、そのスケールや内容の深さに驚きの連続だった。
ならばと映画を借りてみたくなったのも、最近のことで、
この作品をはじめ何作かをまとめ借り。結果はさんざんだった。
ワイヤーアクションを駆使している所は譲歩したとして、
最後に超人的な強さになってしまうのは、映画では完全な裏切りとしかとれない。
あれだけ強いのなら、なぜ世間から隠れる必要があったのかも含めてすべて矛盾する。
契丹の侵入によってすべての王子が暗殺された渤海は国滅亡の危機に陥る。
すでに渤海の最後の希望は幼い頃政争に巻き込まれて追放された
王子デジョンヒョンに託される。
当代最高の剣の使い手ヨンソハが最後の王子を無事に渤海に
帰国させるという重大な任務を受け、デジョンヒョンのもとへとやってくる。
しかし、契丹の親分グンファピョンと彼の腹心メヨンオクの追跡が続く。
家門の復讐と野望のために祖国を裏切って契丹の家来になった
契丹の武将グンファピョンは必ず王子を捜して暗殺しようと復讐心に燃える。
王子とヨンソハの出会いから、ともに戦い渤海を目指す内容なら良かったのかもしれない。
幾度となく、ヨンソハをだまし、逃げ回るデジョンヒョンを観ていると、
「もうほっといてもいいんじゃないか」と思ってしまう。
後半は、弱輩とばかり思っていた王子が凄腕の剣士に変貌し、
ヨンソハとともに助け合いながら戦うけど、時すでに遅しで、
ここまででけっこうだれてしまっていた。
むちゃくちゃなラストをして、後味はかなり悪い作品だった。
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