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−−−驚く結婚式への執心ぶり−−−
【感想】結婚式にみせられ、手帳は予定でびっしり、
一日にかけもちして参加するほどの情熱ぶりをみせるジェーン(キャサリン・ハイグル)。
どちらかというと、心から祝福できる親友以外は「義務」がつきまとう慶事に、
冷めた態度で式を見つめる新聞記者のケビン寄りな自分としては驚きの連続だった。
愛していた上司が、モデルで美人の妹と結婚式をあげることになっても、
健気に奔走する姿は痛ましい。
ラブコメだから結局最後は「幸せ」を勝ち取るけど、
「27のドレス」の意味がラストのほんの一瞬だけのような気がしたのが残念だった。
タクシーの中で着替え、同時に行われている二つの式場を行き来し、
ドレスの裾を持ち上げ花嫁のトイレまでつきそうジェーン。
お人よしというよりは、使命感さえ感じた。
当事者から見ると花嫁思いの友人・知人となるだろうけど、もう一歩ひくと、
もう片方の方へいく時間を気にして気にして、落ち着かないくらいなら、
ひとつの式をゆっくり祝うべきではとなってしまう。ケビンのあきれ顔がよくわかった。
洋装なのもあれば、男装、インド式、映画コスプレなど、
式のバリュエーションにあったドレスには笑ったけど。
愛している上司と妹の結婚のために奔走する姿を観た時は、もうついていけなかった。
結婚式に対して真反対な考え方でいつも口論になるけど、
ケビンがいてくれる心強さがずっとそばにあったという設定はラブコメの王道だった。
嵐の中のハプニング、バーでの盛り上がり、モーニングからまた一悶着。
でも最後には。
幸せは勝ち取るものではなくて、気がついたらそばにあるものという設定は、
なごやかでいいけれど、現実はもっと厳しそうな気がする。
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