久しぶりに、ニックニューサのベスト盤(再レコーディング!!)を聞く。20周年記念で、レコーディングメンバーは、Ds;「A2c」と表記、斉藤敦(2代目ハリマオメンバー) B;「MITUO」中川三男 G;「NOBU」山本伸幸 KEY:小山実かな 「NOBITA」 と表記。オリジナルメンバーはボーカル「SHU」田中さんということになる。
この方の作品を聞くときいつも、初めて出会った「ニックニューサ」との瞬間を思い出す(聞くようになったのはここ1年前からなのですが)。彼らのように出会いを思い出させてくれるというバンドは、珍しい。普通は、自分の過去へタイムスリップし、自分の思い出とイメージが結びつき、走馬燈のようにあの昔の出来事の記憶を思い出すのであるが、そこまでこのバンドの曲は聞きこんでいないので、過去に酔いしれるわけではない。
初めて聞いたのは、多分中学3年、ベストテン番組で、スポットライト。学生か、若者かわからない、ジーパンの全くビジュアルを意識していない5人で、素人みたいな雰囲気であったが、演奏が始まるとあまりにも、プロのスゴミのある、そのギャップにびっくりした。演奏のレベルはクリエーションの♪ロンリーハート♪と同じ印象。ただ聞きながらその時、感じた違和感は、「これは、ロックなのか」という疑問? それが、25年以上たっても、覚えていた記憶ということなのだろうか。
実はデビュー曲がそこそこに売れ、レコード会社の対応もよく、そのまま活動を続けていく中で、どうもレコード会社と本人の進めていきたい音楽性にはかなり溝があり、絶えずその狭間の中で作品を発表していたのかもしれない。「ザ・芸能界」に身を置いたので、ロック音楽雑誌で彼らのインタビューを見た記憶が一切ない。
また、久しぶりにアルバムを出すような情報をきいた。嬉しい。期間があくにしても作品を出し続ける、意味では、「フリクション」と変わらない(笑)
(つづき)
このバンドのメンバーチェンジの多さは、パンクバンド「ザ・スタークラブ」や「(ザ・)スターリン」と変わらないのではないかと思う。アマ時代は、「クリスタルキング(同期かな)」や「ザモッズ(の先輩)」に関わった方がいたり、田中さんは、GS時代に一度プロデビューをされているし、他に「トランザム」の後藤司さんも在籍した時期がある。「アルフィ―」や「RC」と活動期は一緒ではないかと思われる。古株のバンドである。詳しいプロフィールが知りたいバンドである。
では、2000/11/22発売、シュウタナカ&ニック・ニューサGRCE-1008「2923」についての宣伝から、スタート。
孤高のグループである。いわゆるコアな歌謡曲/演歌の世界に身を置き30年、彼等はそのジャンルとは必ずしも相容れない、バンド・サウンドによる音作りに拘り続けている。例えオリジナル・メンバーがヴォーカルの田中収一人になったとしても、だ。 本作では生のホーン・セクション及び黒人コーラスとの競演が実現。収さんのソウルが炸裂、飛ばしまくっている。それを暖かく受け止める杉本真人&NOBITA両氏の楽曲がまた素晴らしい。
曲の紹介 ↓
1 YO−KO−SU−KA
♪横須賀―横須賀―ENKA(「演歌」)だね。(自分が聞きわけて?演歌と聞こえる)♪ というさびで、エレキギターの泣きがさく裂する。歌詞を変えれば、渋いロックナンバーになるはずだが。なぜ、♪ENKA♪とさけぶのか? それが、このバンドが、歌謡グループと勘違いさせる一旦のように思えるのだが…。
2 生きる(曲;杉本真人)
ブルースナンバー、ボーカルは確かに上手い、でもコブシが入りすぎて、演歌に聞こえる。バンドで演歌を演奏しているのか。
3 しやわせかい今は…?
以前きいた、昭和40年代の佐川満男の曲(佐川は久しぶりに紅白出場曲のようだが)に似ている。アレンジは、軽めのブルース? クレジットには、作曲NOBITAとある。
4 放かされて 5 せつなすぎるボサノバ 6 サヨナラ上手
スナックで歌いたくなるナンバーが続く。自分がそのような発言をするようになったことにも驚きであるが…。6は歌い方によっては、おしゃれな感じになる気がする。井上陽水あたりが歌うとおもしろそう。一連の発表曲を聞き、このアーチストが何を歌いたくて、歌っているのか、自分にはわからず、考えさせられる曲が多い。このバンドは、一体どこに向かおうとしているのか?わからない。だが、その不安がこのバンドの魅力なのかもしれない。ファンをどこへ連れ行こうという気なのか?
7 Be Mine Again (曲;杉本真人)
デュエット曲で、 ゲスト MITSUKI SEIJIMA(このシンガーは誰かは不明です)とある。女性の声がコブシがはいらないので、ポップでききやすい。田中氏の声とブレンドされても、なんとかさわやかさはキープ。
8 涙のドアチェイン(曲;杉本真人)
さわやかな出だし、ききやすい、演奏。間奏で「ロックンロール」とシャウトする。間奏で今まで我慢していたのか、ギターソロがさく裂する。売れそうな曲と思うのは、自分だけか、KA・NA・SI・I。完成度は高い!!昔から自分が好きな部類の楽曲と思う。
9 鬼やんま(曲;杉本真人)
日本人が、ロックをすると結局、客観的にみると「ニュックニューサ」のような展開(音)になるのではないかとこの曲を聞きながら思ってしまった。全世界に紹介したいロックバンドは、「ラウドネス」や「矢沢永吉」ではなく、この路線のバンドだと確信する一瞬!!である。この辺のバンドは、「ザヤンキース」や「M―バンド」だろうか、彼らのとの違いは、恐らく、ハコバンを経験しているかどうかということかなー。80年代以降のバンドが、ライブハウスで活動できた時代の良さがあるのだが、「ニックニューサ」には縁がなかったのでは。
自分には、「二ック・ニューサ、ワールド」は大学生や高校生には、あまりに向かない世界 と思う。自分が、高校時代、大学時代に聞くことがなかったのもうなづける。もし、飲み屋のバイトをしていれば、多少の経験より、この世界がわかるかもしれない。 不幸な女が出てくる。堕ちていく女が出てくる。裏通りの劇場だ。ロックが好きな彼らは、生きるため、歌謡曲を演奏し、同じ道を歩みつつ、音と同じに自己体現してしまったのか。「演歌」の枠組みに彼らは居つつも、自分達で演奏することにのみは、こだわったと聞く。
10 お祭りさわぎ
ヒット曲!! アレンジを変える。さらりと演奏する。8と9の方が、印象に残る。
11 クリスマスフォーユー
山下達郎が歌いそうなナンバー。演歌アルバムに陥らない、このアルバムに幅を持たせている。コブシを入れないほうが、もしかしたら、田中さんの持ち味が出せるのではと思ってしまう。レイ・チャ−ルズ(失念 違うかも)が好きで、歌い始めたと聞く。生活のために、歌って行く中で、ハコバンでの歌う中で身に付いてしまったコブシ(癖)が、このバンドの運命を変えたのではないだろうか。
12 サチコ(ライブバージョンぽい演出)
このバンドのライブアルバムを聞きたくなる。ファンをどのようにのせるのだろうか。11で終わらずに、12を持ってくることで、バンドのデビュー曲でしめくくる。自分もまた、このバンドを初めて聞いた時の瞬間へタイムスリップさせられ、30年たってしまったことを実感するのである。
二ックニューサについては、ブディさんのHP「これを買いました」でこれまでのシングルやベスト盤を紹介している。ぜひご覧ください。いつか、ここで抜粋で紹介するかもしれません。
とにかく 新作が待ち遠しですねー。
シングルCDが9月から発売されているようです。詳しことは、またの機会に!!
1stアルバムでは、田中さんが、加賀テツヤさんのGSに在籍と記載がある。別情報ではディ&ナイツのギターを担当したとも聞いていますが、真相はいかに。
シングルはある程度、リーサーチ済み。アルバムが、まだ不明なものがある。
(追加2)
1987年の「よた話」というアルバム(ベスト盤なのか、新録盤か不明)を聞く。
アルバム名の曲ははポップでいいが、他はすべて よどみすぎ。ここまでよどむのも
すさまじい。聞いていてドーンと落ちていく気分。
ボーカルは、このころは全編でこぶしが入っていない。
♪大阪で生まれた女♪ ♪ラブイズオバー♪ もきける。歌はうまい。演歌とし
ては、いい出来のアルバムである。 これもすべて自分たちで演奏していると思うと脱帽だ。 演歌グループで、演奏までしっかり自分たちでやっている方々はどれぐらいいるのかな。
でも。13年後に出した「2923」の方が、自分には心地よい。 ロックしてるし。
(追加3)
最新作シングルCD「言い訳」を注文中。「2923」のアルバムのギターの方の曲を
田中さんが歌っている。 届くのが、楽しみです。
NHKに出演する時など、田中さん自身が「ニックニューサ」とゆうネーミングで出演しているみたいです。 天下のNHKでは バンド名の方が、後々の仕事にもつながり、いいのかもしれません。
(追加4)
11月10日(水)にシングルCDが届く。
レコーディングは、田中さんとギター山本さんだけでしょうか?田中収&ニックニューサ名義ではあります。
ギターとボーカルがうまくからみ、心地よさのあるあたたかい曲です。特に後半のギターがかっこいい。
1歌入り 2ギターインスト 3カラオケ の3曲です。使用したギターが書いてあります。
山本さんのギターは、なぜかザ・ルースターズの花田裕之さん(大好きなギターリストです)を思い出させてくれました。 これからも、山本さんのからむ、「ニックニューサ」を応援します。ライブもあるみたいです。
いい曲に出会いました。ありがとう!!