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今年に入って新天体が立て続けに発見されますね。先月はさそり座の2新星が発見されたと思ったら、今月ははくちょう座新星、へびつかい座新星といずれも日本人による発見です。発見者の方々には本当に敬意を表したいですね。 今朝は薄雲とモヤが広がって時折木星とアンタレスすらも光を失うようなあまり良くないコンディションでしたが、かろうじてEF100mmの画角の端にへびつかい座新星を捕らえることができました。新星の位置は木星とM8の中間位の位置なので本来間違えそうも無い位置なのですが、薄雲で背景の星が全く見えなかったのと、写野に木星を入れると強烈なゴーストが出るので外すことばかり考えていたらずいぶん違った方向を撮影していました。それでも画角の端の方になんとか新星が写っていました。 2007.3.23 04h22m 露出90S EF100mm(F2.0→3.5) EOS KissDX改 LPS-P2 2×2後トリミング ステライメージでの測光ではだいたい8.7〜9.0等の数値になります。画像のイメージから見て8.8等の明るさと判断しました。 今年はいきなり1月にマックノート彗星が現われて度肝を抜かれましたが、来月にかなり明るくなりそうな新彗星(C/2007E2 Lovejoy)も発見されました。4月中旬頃から天の川に沿ってどんどん北上して明るくなるようです。ステラナビゲータで4月22日午前2時30分頃の予報位置を作成してみました。昨年のSW3のようなイメージで見えるかもしれませんね。非常に楽しみです。 それにしても、最初この彗星の名前を見た時には冗談かと思った・・・(笑)
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新星・変光星
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画像の処理が間に合わない・・・のですが、取り急ぎアップです。光度測定はしてないので後日。 γ星を中心の構図にしてみました。 2007.3.21 03h41mより300s×3 PENTAX-A200mmED(F2.8→4.0)EOS KissDX LPS-P2 3/22 9:55 追記 ステライメージが KissDX のベイヤー対応をしたので、早速ダウンロードして撮像画像をベイヤーで開き測光して見ました。ただ、基準星の取り方でかなりバラツキがあるので、各基準星毎の光度比較結果を出してみました。 2007.3.21 03h04m 露出60S TOA130F(F7.7) EOS KissDX改 7.31等星との比較結果 7.951等 7.32等星との比較結果 7.795等 7.71等星との比較結果 8.109等 8.32等星との比較結果 8.282等 8.62等星との比較結果 7.395等 この結果からすると、7.71よりは暗く8.32よりは明るい。各比較結果とイメージから判断して8.2等と判断しました。ステライメージの画像測光も光度差が開くと誤差が大きくなるように思います。また、一度に基準星を複数選択した場合も対象と光度差がある標本が入ると誤差が大きくなるようです。1対1の個別比較測定結果より判断するのが一番間違いないように思います。
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はくちょう座新星(V2467 Cyg)の今朝の画像です。ステライメージの測光で7.9等前後の値になりました。写真でも分かるようにかなり赤いです。眼視では写真より暗めの等級で報告されているようです。 2007.3.20 01h14m 露出60秒 TOA130F(F7.7) EOS KissDX改 LPS-P2フィルター使用 青い数字は比較星の光度 2007.3.20 01h27m 露出180S×5枚のコンポジット PENTAX-A200mmED(F2.8→4.0)EOS KissDX改 LPS-P2フィルター使用 もう少し高度が上がるまで待ってから撮影すれば散光星雲も良く写ったはずなのですが、さすがに睡魔に勝てませんでした。(^^) 色はこちらの画像の方が良くわかります。レベル調整とサイズのみの処理です。
2007.3.20 01h05m 露出30秒 TOA130F(F7.7) EOS KissDX改 LPS-P2フィルター使用 |
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昨日アップしたはくちょう座新星画像に、デネブのゴーストが明るい輝星のように写りこんでいたので、フォトショップを使って取除き処理を行いました。 普段はフォトショップをほとんど使ったことが無いのでマニュアル本を片手に、また、バージョンも5.5と古く16bitの処理が出来ないので、一旦画像を8bitのtifファイルに変換してから処理を行いました。 たまたま構図確認のために同露出時間の別構図の画像を撮影していたので、ゴーストが出ている付近をコピぺして修正しました。別画像を撮っておいて良かったです。 ゴースト部分がほとんど分からず、自然になったと思います。フォトショップってやっぱ凄いわ。(って達人の皆さんからは今頃何言ってんだと笑われそうですが・・・) |
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岡山県の多胡昭彦氏が3月15.787日(UT)に撮影された画像から7.5等の明るい新星を発見したとのニュースが入ってきました。位置を調べると、はくちょう座γ星とデネブの間という、天体写真で最も撮影されているような場所で、KissDX改造カメラのテスト撮影にもってこいの場所とわかり早速撮影してみました。 2007.3.18 03h40mより180s×5枚のコンポジット EF-100mm(F2.0→3.2)EOSKissDX改(ISO800,RAW) LPS-P2フィルター 新星付近の等ピクセル拡大 コンポジット前の単画像ではかなり赤く写ってます。ステライメージがKissDXのベイヤー対応してないため、RAW画像をカラー現像で開いたあとの画像での測光値ですが、6.725〜7.024等との結果を得ました。基準星の取り方で誤差が大分ありますが、6.8〜6.9等程度の明るさになっているようです。
はくちょうγ星付近の散光星雲と同一写野でやや長めの焦点距離で狙っても面白いかもしれません。 尚、この画像にはデネブのゴーストが星のように写りこんでます。最初はこれが新星かなと思ってしまいましたが、別構図の画像では構図を直すたびに移動して写っていました。(^^)ゴースト明るすぎ! |





