マックノート彗星

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先ほどヤフーニュースに出ていたマックノート彗星が観測史上最大?という記事。

http://backnumber.dailynews.yahoo.co.jp/?m=2281443&e=astronomy


この記事に出ていたリンクの3番目

◇2007年接近のマックノートすい星(C/2006 P1)
・ [特集]マックノート彗星(C/2006 P1)の太陽接近 - AstroArts
・ マックノート彗星 (C/2006 P1) - フレッシュアイペディア
・ マックノート彗星(2006P1)写真集 - Starlight Cafe ←←←←←


えっ、Starlight Cafe!

あら、私のHPへのリンクじゃん。
ヤフーのサイエンス記事のリンクに使われるなんて、とても光栄だな〜。
なんか、すごく嬉しいっス(^^)

下の写真は海外のサイトの画像ですが
http://star.cafe.coocan.jp/sub-p/p/2006P1longtail.jpg
これを見ると、日本で見えていたマックノート彗星のテイルは南半球では全く見えていなかった部分のテイルなんですね。
私は南半球で見えている部分の一部が見えているとばかり思っていました。私の見たテイルは別物・・・ということは、テイルの総延長は何度だったんだろう?百武クラス?だよねぇ。
改めて、マックノート彗星・・・恐ろしや・・・。
 今月はマックノート・ショックとでも言おうか、とにかくマックノート彗星一色の月となりました。1月8日に初めて観測して以来1月15日まで連続8日間、さらにテイル観測で1月19日に観測、22日23日は観測できませんでしたが、11日間に渡り追い続けたことになります。今は南半球からの画像を見て羨ましく思う毎日です。
 あまり刺激が強すぎたせいか、最近は他の事をやる気がしなくて放心状態ですが、やっぱりマックノート彗星のことが頭から離れないのでステラナビゲータで遊んでみました。(笑
 最近のシミュレーションソフトは非常に優秀で、簡単に彗星や太陽系の空間的な位置シミュレーションなどを行うことが出来ます。宇宙空間の立体的なテイルの広がりなどはどうだったのだろう?こんな疑問からステラナビゲータでシミュレートしてみました。
イメージ 1
 第1図は1月20日の地球とマックノート彗星の空間的な位置関係を示したシミュレーションです。マックノート彗星の軌道要素をみると離心率 e =1.0000215 > 1.0 と発表されています。e > 1.0の軌道はこの彗星の軌道が双曲線軌道であることを示し、一度太陽に近づいた後は宇宙の彼方に消え去り二度と太陽に近づくことが無いことを意味します。また、このシミュレーション図でも判りますが、非常に興味深いのはこの彗星は銀河系の中心方向(図の右の方の白い雲のようなものが天の川銀河です)からやって来たことで、また再び銀河の中心方向に向かって帰って行きます。
 ダストテイルの広がりについて、マックノート彗星のダストテイルが地球と金星の間の空間に広がっていたことがわかります。海外からの写真で金星付近に広がるテイルを撮影したものもありましたが、実は金星はダストテイルのカーテンの向こうにあったわけですね。
イメージ 2
 第2図は彗星の軌道面と同じ平面上から地球軌道を見たシミュレーションです。彗星軌道は青い直線で表現されています。青いライン先の黄色いラインはソフトが示したダストテイル面、さらにその先のピンクのラインは実際に観測された写真などからダストテイルがソフトシミュレーション部分(黄色部分)の外側に大きく広がって見えるので、私が追記したラインです。今回、マックノート彗星は見事な弧を描く長大なダストテイルが観測されましたが、これには彗星と地球の位置関係が大きく影響します。もともとソフトが示したテイルの範囲の場合、地球からみたテイルの範囲は角度Aとなるはずですが、実際の写真には角度Bの部分にメインのテイル部分が見られ、ほぼ(A+B)の範囲に亘っていたと思われます。この場合、外側Bの範囲はAの範囲よりも地球に近くなり、より淡い部分まで観測可能となったと思われます。彗星核は太陽に近いため、1月20日の地球位置でもC地点の地球位置でも地心距離は然程変わりはありませんが、1月20日の位置の方が地球が彗星のテイルに近い分だけ、テイルの淡い部分まで良く見えるはずです。特にB範囲部分は今回地球に近い位置のテイルのため、より長大なテイルが観測される結果になったのだと思います。
イメージ 3
 第3図は黄道面の北極より見たシミュレーションです。地球と彗星の位置は同じく1月20日の位置です。今回の地球との遭遇がいかに絶妙のタイミングだったかを考察します。
 まず、地球がイ地点付近で彗星と遭遇していた場合、やはり今回と同じように素晴らしい姿を観測できたと思います。この場合は主に明け方の空に見えることになると思いますが、地球から彗星の軌道面を見る角度がどんどん小さくなりますので、テイルは時間とともに閉じていくことになります。
 次にロ地点付近(彗星軌道面と黄道面の交点付近)で遭遇した場合。これは最悪です。彗星やテイルと地球の距離は最短なのですが、ダストテイルは太陽方向に向かって伸びてしまうように見えるため、大彗星としては観測できないかも知れません。
 地球がハ地点だった場合。この場合も大彗星として観測されると思いますが、テイルと地球の距離が離れるために今回のようなテイルは観測できなかったかもしれません。
 このように考察していくと、今回の彗星と地球の遭遇タイミングがいかに絶妙だったかということが判ると思います。また、この彗星は黄道面の南側から太陽に接近してきて南側に帰っていく軌道のため、他の時期に地球と遭遇しても北半球からは良い条件では観測できません。

 ここまで考察してくると、もう少し私に想像力があったならば12月中にオーストラリア行きの準備が出来たかナァとか思ってしまいますが、今となっては後の祭りですね。

【注意】
 この考察はステラナビゲータを使った遊びの中で、私が考えた単なる個人的見解です。私の想像力の中での考えですので事実と異なる場合も多々あるかと思われます。こんなこと考えている奴もいるんだなぁ位で軽く流してください。また、この説を真に受けて被る一切の問題等について一切の責任を負いませんのであらかじめご了承下さい。m(_ _)m
今夕は昨日より天気が良かったので、マックノート彗星のテイルを写せることを期待して近所の観測地に向かいました。肉眼では少し眠い感じのモヤがありますが、星は見えてるので何とか写真に写せるような感じがしたのですが、実際に撮影してみると月明かりで薄雲が浮き出てしまいとても確認出来るような状況ではありませんでした。

イメージ 1
2007.1.23 18h11m08s 露出10s EF28mm(F2.8) EOS20D(ISO1600)

これだけ薄雲が写り込むと、テイルが写っていたとしても判別できないですね。
やはり月明かりがあると、テイルの撮影は難しいですね。よほど透明度が良くないと確認出来ないですね。事実上、マックノート彗星の追跡はここでジ・エンドかなぁ。

イメージ 2
☆朧月の枯枝
2007.1.23 19h07m21s 露出8s EF100mm(F2.0) EOS20D(ISO200)



☆彡9日から19日まで撮影したマックノート彗星の画像は私のHPにまとめましたので、そちらの方もご覧下さい。

今日は夕方天気が良さそうだったので、マックノート彗星のテイルを写そうと近くの観測地に出かけていきました。ところが、暗くなってくる頃から薄雲が広がってしまい残念ながらテイルを確認することは出来ませんでした。
写真は今日の月と金星付近。テイルが写ってないかナァと思いましたが、雲が多くてわかりませんね。月も明るいので淡いテイルを写し出すのは難しいかもしれませんね。

イメージ 1
2007.1.22 18h01m14s 露出20秒
Canon EF28mm(F2.8) EOS20D(ISO800)



☆彡9日から19日まで撮影したマックノート彗星の画像は私のHPにまとめましたので、そちらの方もご覧下さい。

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