彗星観測2008

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観測所での初写真ですが、雲が流れる天気であまり長時間露光には向かない空だったので、今明るく見えている彗星を狙ってみました。

●C/2006W3(Chistensen)

イメージ 1
現在ケフェウスの五角形の中を進行中。
撮影中に雲がたびたび通過していきましたが、なんとか写ってくれました。

●C/2006OF2(Broughton)

イメージ 2
こちらはやまねこ座を進行中。小振りながらテイルも出ているようです。
たびたび大風が吹いてブレまくりでした。結構明るそうな感じですね。

どちらの画像もトリミング有。LPS-P2フィルター使用。
EOS Kiss DX-SEO ISO1600

スライディングルーフとはいえ、やはり観測所の中は暖かいです。
でも大風はどうしようも無いですね〜〜〜

今日はダメでしたが、まだC/2008A1を撮っていないので、次は狙ってみたいです。今はほぼ真西なので、この方向なら観測所からも狙えそう。
近日点通過前の日本からの観測はそろそろ厳しくなってきそうなので、いつもの観測地まで車を走らせてきました。
昼間は透明度も良さそうな天気だったので、これはイケるかなぁと思ったのですが、やはりそうは甘くないですね。しっかり低空はモヤに包まれていました。
それでも、彗星自体大分明るくなっているのか、昇ってきた月の明かりも弱々しく見えるほどのモヤがかかっていましたが、なんとか写真に写すことができました。

イメージ 1
2008.5.21 20h13mより180s×3 FSQ106kai EOS KissDX-SEO(ISO1600)

このあと、ボアッティーニ彗星はいったん日本からは観測出来なくなりますが、6月24日に近日点通過(0.85AU)して、7月3〜5日位から、明け方のほぼ真東の空に姿を現わします。
この頃には、4〜5等級台の明るさになっていることも期待出来そうですが、近日点距離が0.85AUと結構小さいのでテイルが発達した美しい彗星になっていることを期待したいですね!
昨晩はT-Fixさんとご一緒して福島県古殿町の観測地に行ってきました。
T-Fixさん、お疲れ様でした。

さて、昨晩はボアッテーニ彗星と、M104に接近中の小惑星7番Irisを狙うつもりだったので、やや長めの焦点距離で撮ろうと思いTOA130を用意していたのですが、現地に着くと結構風が強かったので、念の為車に積んでいたFSQ106kaiを急遽組むことにしました。プレートなどは家でTOA用に組んでいったのですが、現地でバラしてFSQ用に組みなおしたため、セッティングに少し手間取ってしまいました。

途中望遠鏡が震えるような強い風も吹きましたが、なんとか22時前に撮影開始できました、が、この頃は結構彗星も西に傾いてしまっています。もう少し早い時間から撮影開始すべきでした。

イメージ 1
2008.5.6 21h53mより180s×4 FSQ106kai EOS KissDX-SEO(ISO800)

テイルが確認出来ないのが少し残念!
でも、この彗星は一旦南に去った後、近日点通過後にまた明け方の空に現れるようなので楽しみです。

さて、もう一方のイベントの小惑星IrisとM104ソンブレロ銀河の接近の様子です。
先日、spaceweather.comにこのイベントの紹介記事が出ていたので、狙ってみましたが、こちらは風が強すぎてガイドがブレブレ、しかもデジ一眼のスケールが小さすぎて面白くありません。
そこで、ガイド鏡のCCDで撮像したら結構いいイメージだったので、こちらの方で撮ってみました。

さすがにひと桁ナンバーの小惑星で、予報光度10.0等の明るさです。
30分の動きなのであまり大きくないですが、Irisの左下の星との間隔が広がっているのがわかると思います。

イメージ 2

イメージ 3

上の2枚をコンポジット。Irisが2重になってます。
イメージ 4
FS-60C ATK-16IC-M それぞれ露出30s
最初、自宅屋上からボアッティーニ彗星をFSQ106kai+EOS KissDXで狙ったのですが、霞がかった空と近隣光害によりほとんど存在も確認出来なかったので、急遽ガイド鏡にしていたFS60CとATK-16ICで撮像してみました。

イメージ 1
2008.4.29 21h20mより180s×14 ステライメージVer.5にてメトカーフコンポジット
FS60C ATK-16IC-M LPS-P2 自宅屋上にて(福島県いわき市常磐)

う〜ん、この方向は確かに光害があって苦手な方向なのですが、それにしても思ったより大分淡い感じだなぁ・・・。

透明度さえ良ければデジカメでも写せると思いますが、なかなか靄ってしまうと厳しいですね。デジカメ画像では確認が困難でしたが、さすがにCCDでは写すことが出来ました。

空の良い場所ではどうなのでしょうかねぇ。


【5/1 15:00追記】
 4/29に撮影したデジ一眼の画像をフラット補正の上メトカーフ法コンポジットしたところ、大きな彗星コマが写っていました。カメラモニターではほとんど確認できませんでしたが、しっかり写っていたようです。(しかも画角のド真中に写ってました・・・(*^o^*)ゞ でもモニター拡大して見てもわかんなかったんだよナァ〜〜〜)

イメージ 2
2008.4.29 20h42mより90s×12
FSQ106kai EOS KissDX-SEO(ISO800) LPS-P2

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これから明るくなると期待されているボアッティーニ彗星(C/2007W1 Boattini)をようやく撮影できました。月齢8.5の明るい月が近くにありましたが、この条件の下で自宅から良く写った方ではないかと思います。月明かりの影響で明るさは判然としませんが、順調に明るくなっているようです。

イメージ 1
2008.4.14 23h14mより90s×12コマ ステライメージVer.5によりメトカーフ法コンポジット
TOA130F レデューサーF6.0 EOS KissDX-SEO(ISO1600) LPS-P2 自宅屋上にて

Atik-16ICでも撮影してみました。
イメージ 2
2008.4.15 0h46mより120S×4コマ TOA130F レデューサーF6.0 ATK-16IC-M

1/3インチなので視野は狭いですが、それでも一応冷却CCDですね〜、結構写りました。(ってボケボケですが・・・(^^)ゞ)
この調子なら、7〜8等クラスの彗星でも中央集光がハッキリしていれば、なんとか彗星核追尾も出来そうですね。ATK-16IC-MとPHDGuidingで彗星核追尾が可能になると、1枚当たりの露光時間を延ばすことが出来るので、テイルが発達した彗星の描写も出来るようになるかナァなんて期待しています。(やはり恒星追尾画像をメトカーフコンポジットしても1枚当たりの露出をかければ分解能が落ちるしねぇ。)
この彗星は、来月には6等位まで明るくなることが期待されているので、とても楽しみですね。

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