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昨晩は夜半過ぎころから雲が取れ始め、М44プレセペ星団に接近したルーリン彗星の姿を捉えることができました。 すでに西に大きく傾いていたので、今回は無理をせずEF100mmレンズのみで狙ってみました。 2009.3.5 01h01h22m〜90s×1+60s×3 EF100mm(F2.0) EOS KissDX-SEO(ISO1800) LPS-P2(FF) カメラレンズの時は自作のメモリシールの数値を見てピント出しをしていますが、メモリ間隔以上に実際のピントはシビアのようで、ちょっと甘いと星に赤の滲みが出来てしまいます。 今回も画像処理前の元画像はこんなに赤滲みが出ていました。 ●元画像 そこで、ステライメージVer.6のスターシャープ機能を使ってこの赤滲みを除去しました。 この元画像をRGB分解すると、 ●R画像 ●G画像 ●B画像 RGBの3つの画像を見比べると、R画像がひどくボケた画像なのが分かります。 そこで、R画像にスターシャープ処理を施します。目安としては、明るい星がG画像位の大きさになる位に強めにかけます。 今回の処理では 星像の大きさ 0.3 しきい値 0% 半径 3ピクセル でほぼG画像位になりました。 ●R画像スターシャープ処理後 R画像のみ処理したRGB画像を合成します。 ●RGB合成後 かなりスッキリした画像になります。 並べて比較すると効果は一目瞭然ですね。 この処理後の画像を元にしてフォトショップで仕上げたのが最初の画像です。赤滲みがほぼ完全になくなってスッキリ画像になりました。 EFレンズのピントがしっかり来ていればこのような処理は不要なのでしょうが、彗星撮影などはピントを確かめている余裕が無いことが多いので、このような後処理で処理するのは有効だと思います。
でも、これに頼ってばかりではいけませんねぇ。 きちんとピント確認しないと・・・(^^) |
ルーリン彗星
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昨晩3月2日に撮影したルーリン彗星(鹿林彗星 C/2007N3)の画像です。 昨晩は初めて行く観測地に撮影に行きました。広野町にある五社山という所です。 到着した頃は、まだ月があってよく晴れていました。ここの観測地には初めて行きましたが、自宅からの道路のアクセスが意外と良くて1時間程で到着することが出来ました。 月没が23時位であったのと、天気予報では夜晴れの予報が出ていたので安心して時間に合わせて機材設置していたのですが、月没の頃から上空にうす雲がかかりはじめ、曇って晴れて最後はベタ曇りと、思ったような成果を上げることができませんでした。 2009.3.2 23h22m〜180s×1 FSQ106kai EOS KissDX-SEO(ISO1600) フィルター無 彗星核追尾 五社山の山頂駐車場は、車がおよそ10台位は停められる様な全体に正方形のスペースです。トイレも駐車場のすぐ下に隣接しています。なかなか暗い空で良さそうな場所ですが、少し低空の視界が悪いのが難点です。南天はうさぎ座位までの高度以下はダメ、北天は北寄りの場所では北極星が見えなくなることのあります。東西南北とも30度以下の視界が無く、どちらかといえば中高緯度の天体向けの場所です。 また、天頂〜北〜西はかなり暗そうですが、南〜東は雲が出た時にはいわき方面の光を反射しているのがわかりましたので、空のヌケが悪い時には影響がありそうです。 夜間はまず車が来そうにもないような道路(途中ガードレールが無い崖の道路もあるので怖いかも)なので安心して撮影には集中できるかもしれません。 空のレベルとしてはいつも行く古殿のポイントの方が標高も高く上だと思いますが、天気予報などを見て自宅より北側の天気が良い場合などに使える観測地として今後重宝しそうです。 最近はグーグルMapの航空写真で観測に使えそうな場所を探しています。
やはりいろいろな条件別に使える観測地をいくつか知っておきたいものですね。 |
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今朝3月2日未明に撮影したルーリン彗星(鹿林彗星 C/2007N3)の画像です。 昨晩は夜半前は曇空で天気予報も曇りとのことでしたので、0時頃には就寝していました。 午前1時半頃に、ちょっと目が覚めたので外を見ると、予報に反して晴れているじゃないですか! しかも快晴です。 早速起きだして観測所へ登り準備を開始しました。 前日遠征していたのと、またすぐに出かけられるようにと赤道儀のプレートを外してあったので、プレートのセットから準備です。 なんとか準備が整い撮影しましたが、ルーリン彗星も大分西に傾いていたため、観測所の西側にある電線に少しかかってしまいました。 まあ、それでもなんとか撮れましたので良かったですが・・・。 2009.3.2 02h37m〜480s×1 FSQ106kai EOS KissDX-SEO(ISO1600) LPS-P2(48mm) 彗星核追尾 2009.3.2 03h05m〜180s×1 PENTAX200mm(F2.8) EOS20D(ISO1600) LPS-P2(72mm) 彗星核追尾 それぞれの画像の右下の黄色っぽい影は、電線が写りこんだものです(^_^)
あえてトリミングせず掲載・・・。 |
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昨晩2月28日の夜に撮影したルーリン彗星(鹿林彗星 C/2007N3)の画像です。 昨晩は市内の水石山の山頂駐車場に撮影に行きました。いつもならばすぐ近くの湯の岳に行くことが多かったのですが、天気予報を見ると夜遅くには曇り始めることと南より北の方が天気が良さそうだったので、ちょっと北側の水石山に行きました。 実際、撮影中に湯の岳を見ると山頂全体に雲がかかっているのが見えたので、この判断は大正解でした。 この2つの山はほんの数キロしか離れていませんが、湯の岳の方は雲の通り道に当たっていたようです。 月初めに行った花立山以来で、一人で行く撮影では久し振りの遠征です。 最初到着した時にはややモヤった感じの眠い空でしたが、セッティングをしているうちにだんだん透明度も良い空になってきました。ところが、昨日は確認用のアイピースを忘れてしまい、ガイド鏡を彗星に向けるのに思いの外時間を食ってしまいました。 さて、一通りセッティング完了、さあ撮ろうと思って空を見上げると雲がたくさん沸いている・・・ あちゃ、しまったなぁ・・・ 天気予報では夜遅くには曇ることがわかっていたので、雲が流れる中撮影を開始しました。 撮影してしばらくすると、また雲が無くなってきて透明度も上がってきて、20〜30分位良い状態が続きました。 その時に撮ったのがこの写真。 2009.2.28 21h14m〜300s×4 FSQ106kai EOS KissDX-SEO(ISO1600) LPS-P2(48mm) 彗星核追尾 トリミングなし1000×666にリサイズ 最初うす雲があったので、雲の街明反射を嫌ってLPS-P2を付けていたのですが、せっかく山に来たのだからやっぱり外していれば良かったなぁ。バックの暗さが自宅観測所で撮影するのとは雲泥の差で暗く、ヒストグラムもずっと左よりでした。露出の感覚が自宅での撮影に慣れ過ぎていたようです。 しかし、これを撮影するとまた雲が多くなってきました。 カメラレンズでも撮影しておきたいと思い、急ぎ200mmレンズをセットしますが、さらに雲が多くなって雲の切れ間での撮影になりました。 雲の合間を狙って露光しましたが、切れ間が1分持たない状態です。 数コマ撮影しましたが、だんだん状態が悪くなり、ついには切れ間も無くなってベタ曇り・・・。 その中で一番マシな1枚がこの写真。 2009.2.28 21h45m〜90秒×1 PENTAX200mm(F2.8) EOS20D(ISO1600) 彗星核追尾 トリミングなし1000×666にリサイズ もう少しカメラレンズで撮影したかったのですが、とりあえず撮影出来たので良かったです。 元画像を見ると、やっぱり遠征で写した画像は写りが良いですね。 最近は観測所に慣れていましたが、ヒストグラムがずっと左寄りなのには改めて驚きました。 ルーリンも月が来るまでのあと2〜3日かな?
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今朝は3時頃まで粘ったのですが、晴れそうもなかったので就寝しました。 が、なかなか寝付けなくて4時半頃に外を見たら、なんと晴れているじゃありませんか!西の空を見ると低空に間もなく沈みそうなしし座でルーリン彗星とレグルスのランデブーが見られました。ラッキー!! 2009.2.28 5h01m〜120s×1 FSQ106kai EOS KissDX-SEO(ISO1600) LPS-P2 このすぐあとの画像 2009.2.28 5h04m〜120s×1 FSQ106kai EOS KissDX-SEO(ISO1600) LPS-P2 近所のさはこの湯の屋根に隠れていきました。 ふぅ、ギリギリセーフだぜ〜 (^。^)y-.。o○
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