彗星観測2011

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とにかく重ねてみた

白昼のラブジョイ彗星の画像コンポジット数を増やしてみました。
多少テイルが見やすくなったようです。

イメージ 1

125コマコンポジットしました。
疲れた〜。。。

でも、手間がかかった割にはなんか・・・かな。
125コマって言っても1/4000×125=1/32秒だもんなぁ・・・。


◎どうでもいい話かもしれませんが・・・

ヤフーブログには天文学カテゴリがあって、ブログ投稿時にカテゴリを指定するのだが、ここの掲載にはタイトルにNGワードフィルターがかかるらしい。それは文字列でスパム投稿などを防止するものらしいが、「ラブジョイ彗星」はこのフィルターに掛かり易い。

たとえば、昨日投稿した

「ラブジョイ彗星の白昼画像」 → 「ラ・ブ・画・像」

となってNGワードに引っかかってしまうようだ。これは文字列のフィルターのようなので、文字が離れていてもダメらしい。
そこで、昨日はフィルターがかからないようにタイトルは意図的に「ラヴジョイ彗星」と表記した。アストロアーツの方もこの表記を使っているので、これでも良いかなと思い使ったが、でも現代ではあまり「ヴ」なんて使わないので、やっぱり「ラブジョイ彗星」の方が素直な感じだな。
昨日16日に太陽をかすめるように近日点を通過したクロイツ族の彗星、ラブジョイ彗星(C/2011 W3)を白昼、地上からデジ一眼カメラで捉えることに成功しました。

イメージ 1
2011.12.17 12h29m17sより1/4000秒×25コマコンポジット
TOA130F EOS KissX2(ISO100)


白昼の彗星を捉える事が出来たのはマックノート彗星(C/2006P1)以来になります。やったネ!(^^)v
LASCO C3の画像で、近日点通過後に暗くなるどころか増光している気配だったので狙った見ましたが、やはり写りましたね。

西側にテイルらしき流れもハッキリ確認出来るようです。


●追記(2012.1.20)
将来太陽近傍の彗星イベントがあった時に、この記事を参考に観測・撮影チャレンジされる方があるかもしれませんので注意点とポイントを記載しておきます。

・まず、何と言っても太陽近傍なので太陽光には十分な注意を払って下さい。
 私は先に自作したバッフル付きロングノーズフードを取りつけて撮影しています。予定位置まで望遠鏡を向けて太陽フィルターをはずしてから、対物レンズ方向より接眼方向を覗き込んで太陽光が接眼部に当たっていないことを十分に確認してから撮影しています。

・白昼撮影のポイントは、何といってもピントです。
 恒星が見えない状態なので、夜間撮影と異なりこれが一番難しい。運良く比較的大きな太陽黒点があったので、アストロソーラーフィルターを付けて何度も入念にピント調整しました。アストロソーラーフィルターは以前日食対策で金星を使ったピント実験を何度か行いましたが、装脱着でのピントの移動が無いので日食が無い時期でも常備しておくと役に立ちます。

・自動導入は太陽を基準に行ってます。
 太陽フィルター装着で導入してから自動導入しています。やはりこれが一番確実に位置導入出来ます。

・撮影は露出を決めたら(ISO100程度、最高速シャッターで良いと思います。)雲の流れを確認し、クリアなところでひたすら連写します。

・カメラモニターに何も写って無くても諦めないこと。PCでベイヤーファイルを開くと中央に写っていたりします。
PCでレベルを詰めてみたりしながら存在確認してみること。
C/2011W3(Lovejoy)ラヴジョイ彗星は16日に太陽表面からわずか12万kmの近日点を通過し、消滅するのではとの予想を跳ね除けて無事生き残ったようです。


朝からSOHO画面を注目していたのですが、なかなか画面更新が入らずヤキモキしました。
でも太陽の向こう側を回って、明るい彗星核がブルーミングしながら生き残ってきたのですから大したモンですね。近日点通過後のブルーミングの程度は過去の木星の合付近の明るさと同じくらいなのでおそらく−2等程度の明るさだと思います。

SOHO LASCO C3とC2のダウンロード可能なデータを繋いでアニメにしてみました。



彗星のテイルが太陽の左側に置き去りになっているようです。
このあと南半球でどんな見え方をするのでしょうか、大変興味深いですね。


●追記(12/17 1:47)
今LASCO C3を確認したら、新しい画像が更新されていました。
な、な、なんと、新しいテイルらしきものが伸び始めているぞ〜〜〜。
しかも、少し明るくなっているようにも見える・・・。

これは・・・またグレートコメットを南半球に持っていかれたかな?

(アニメにも画像を反映させました。)


●追記(12/17 9:14)
過去のC3の惑星画像です。明るさ比較の参考にして下さい。
1.木星(2011.4.1 -2.1等)
イメージ 1

2.金星(2011.8.29 -3.9等)
イメージ 2

これらの画像と比較して、やはり−2〜−3等ありそうですね。
昨晩撮像した78P/Gehrels 2です。

イメージ 1
2011.11.21 21h44m〜 300s×6
FSQ106kai ST-8300M(-25℃) LPS-P2+BaaderLフィルター


画像処理していて気付いたのですが、なにかアンチテイルのようなものが伸びているね。
そこで上記画像をレベルを詰めてハイコントラストにすると
イメージ 2

やっぱり前方に伸びてますね。
次は25cmで撮ってみます。
今日は薄雲が広がってダメみたい。
本日11月17日夕方に撮像したギャラッド彗星(C/2009 P1)の画像です。

イメージ 1
2011.11.17 17h38mより5m×6コマ(変則露光してます。)画像右側が北 
FSQ106kai ST-8300M LPS-P2+BaaderLフィルター併用

大分高度が低くなってきたので自宅脇に横たわる電線越しの撮像ですが、L画像はまずまずの写りでした。
RGBは電線の影響が出ているみたいですが、後程カラー処理してみたいと思います。

地球からの位置関係でしょうがかなりイオンテイルとダストテイルか角度がついて幅広くなっています。イオンテイルが大分発達してきているようですね。この先しばらく撮影条件が良くありませんが、透明度次第ではかなり見栄え良く写せるのではないでしょうか。


●画像追加(11/18 15:20)
カラー画像を作成しました。
画像の1つ1つをチェックすると、やはり電線の影響が出てしまっている画像が数点あったのでその画像は排除しました。

イメージ 2
2011.11.17 17h38m〜18h29m L:5m×4 RGB:各2m×2 合計32分露光の画像より作成 LRGB合成
FSQ106kai ST-8300M LPS-P2+BaaderLRGBフィルター併用 

L画像を試写した段階でイオンテイルがかなり伸びている印象があったのでこのような構図にしたのだが、FSQの画角ではもうテイルの末端まで入りきりませんね。淡い末端部分はどこまで伸びているのだろう。
これより焦点の短い筒やレンズだと、自宅では電線が邪魔で使えないと思うので、やっぱり遠征するしかないのかなぁ・・・でも良い場所がなかなか無いなぁ。。。

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