Gekko!の登山用品の選び方

元登山ショップ店長が、実践に役立つ登山用品の選び方を解説、お薦め品の紹介。

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登山靴の選び方

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登山靴は登山において、最も重要なアイテム


特に初心者の場合、登山が楽しくなるか、つまらなくてすぐやめるかは
登山靴にかかっているといっても、過言ではありません。

それほど重要なアイテムですが
登山靴選びで100点満点は無い
ということを、まず認識しておくことが大切です。

どういうことか?

いくら適正サイズ、ワイズ寸法の合った登山靴であっても
足は痛くなるし、靴擦れは出来るものである。

もちろん、短時間のトレッキングや、空身に近い状態での山行なら
快適のまま終了することもあるでしょう。

しかし、数日に渡る山行の場合、卸したての登山靴なら靴擦れして当たり前なんです。
昔はよく言ったものです「足を靴に合わせるんだ」と。

だからといって、登山靴選びをおろそかにして、良い訳ではありません。
適正サイズの靴を選んだ前提で、靴擦れをしにくい工夫をしなければなりません。
靴擦れを防ぐ方法のいくつかは後述しますので参考にしてください。

適正サイズでも、靴擦れは起こるし、足は痛くなるのですから
サイズが合っていなければ、いったいどうなるか・・・
とても歩けたものではありませんよ。

登山靴だけは通販で買わないで


登山靴だけは、試し履きせずにネット通販で買うなんてことはしてはいけません。
私が登山ショップで働いていた頃は、靴の接客のときに必ず試し履きをしてもらいました。

お一人で5回6回と試し履きを繰り返すことも珍しくありません。
それでも適正サイズが無いこともあります。

散々履いていただいて、結局合う靴が見つからず
疲れ果てて、店を後にする・・・
そんな寂しい光景もあったりします。

普段の靴サイズが26cmだから、変換表で見るとこのあたりかな?
そんな安直な方法で注文したら、失敗の可能性大です。

このサイトでおすすめの登山靴を参考にし
近所の登山ショップで直に履いてみて、適正サイズを確認するようにしましょう。

試し履きのチェック方法


試し履きは、実際の山行に使う靴下を履いて、おこなってください。
まじめな登山ショップなら、試し履き用のソックスを用意してあります。
もし用意されていなければ、その店でまず、靴下を買ってしまいましょう。

さて、靴に足を入れて見ます。

足の指を伸ばした状態で、つま先が靴の先端に軽く当たるようにします。
その状態で、かかとと靴の間に、指一本入るくらいの長さの靴を選んでください。

再度かかとに足を戻した状態で、紐を前から締め上げていきます。
締め終わったら、靴の中で足を先端にずらすようにして
つま先が靴に当たらないかチェックします。

ずるっと簡単に靴の中で足が移動してしまうようではいけません。
紐の締め方がゆるいか、靴の幅が広すぎることになります。

靴の中で足を前にずらそうとしても、つま先が当たらないような靴を選びましょう。
次に足踏みしたり、しばらくそのまま店内を歩き回ります。

このときのチェックポイントは2つ。

1つ目は、甲・側面が圧迫されて痛くないか?
かなり圧迫感を感じるときは、もっと甲高か、幅広のものに換えます。

2つ目は、歩いていて、かかとがスコスコ浮き上がらないかをチェックします。
かかとが抜ける靴は、靴擦れの元です。

紐をしっかり締めなおしてみて、それでも抜けるようなら、サイズが大きすぎるかもしれません。

これをすべてクリアすれば、概ね適正サイズでしょう。
防水スプレーや、皮製なら保護クリームなどのメンテナンス品も一緒にそろえるようにしましょう。

あとは本番前でのインパクトを少しでも柔らけるため、出来るだけ履きこんでおくことをおすすめします。

山行で靴擦れを防ぐための小技


基本的に初卸しの靴は、靴擦れが出来るものです。
でもちょっとした工夫で、痛みを和らげることも出来るので覚えておきましょう。

靴の中で足が踊らないように、しっかり紐を縛ります。
30分くらい歩いて、緩んでいないか確認し必要に応じて閉めなおします。

靴下との相性も、いろいろ試してみるのもいいでしょう。
ただし最近は靴の性能が良くなったので、昔のように「厚手を2枚重ね」のような履き方はしません。
無雪期なら、登山向けの靴下を1枚履きで充分です。

歩いていると、靴の中で足は大量の汗をかきます。
通気性の良い靴で外に発散するか、靴下で吸収するかします。

湿気がたまりすぎると皮膚がふやけ、これも靴擦れの原因になります。
濡れたら乾かない綿の靴下はNGです。

ちょっと、かかとやくるぶしが痛くなってきましか?
それなら、早めに患部に絆創膏などを張り皮膚を保護します。

このように歩行中絶えず注意することで、致命的な傷みを防ぐことも可能です。
試してみてください。

注意しつつもついに、本格的に皮膚が破れ、激しく痛み出したら・・・
涙をこらえ、ただひたすら、犀のごとく歩んでください。
誰しもが通過する洗礼と思ってあきらめましょう。

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閉じる コメント(4)

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いつも面白楽しく拝見させて頂いております。
今回初コメです。
これからのご活躍も楽しみに、もちろん拝読させていただきますよっ!頑張ってくださいね。 削除

2008/6/4(水) 午後 8:57 [ はるか ] 返信する

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はるかさん、ありがとうございます。

2008/6/4(水) 午後 9:47 Gekko 返信する

試し履きして買ったはずの靴がどうやら合わないみたいで、
靴擦れもしますし、くだりでは前に足がずり出て、指がかなり痛いです。
靴下を厚くしたり、二枚にしたり、締め方をきつくしたりいろいろしましたが、やっぱり痛いです。
とうとうしびれてます。
これはもう合わないから使えない靴ってことですかね・・・。
あとはインソールをなんとか試してみようかと思っているところです。
やっぱり靴選びは難しいですね。
モンベルで買いましたが、いろいろなメーカーのある登山用品店で選んだほうがよかったかなーと後悔しています。
痛い出費ですが、勉強になりました。

2010/9/6(月) 午後 8:46 [ on ] 返信する

ONさんこんにちは。

「登山なんでも質問箱」記事本文でお答えしましたのでご参照ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/fs_bone/33212521.html

2010/9/7(火) 午後 0:10 Gekko 返信する

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