Gekko!の登山用品の選び方

元登山ショップ店長が、実践に役立つ登山用品の選び方を解説、お薦め品の紹介。

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モンベル U.L.ツェルト

ビバークなどの備えとして常備・携行できるツェルト。
強度も備えた皮膜のような素材を使用し、350ml缶ほどのコンパクト性を実現しています。
重量も230gと、超軽量で、常時携行するのも負担にならない。

ツェルトとは、あくまでも非常のために常備するものです。
あらかじめテント泊を予定するのなら、言うまでも無くテントを用意してください。

また、別売りのポールも用意されて折、写真のようにテントのような使い方も出来ます。
しかし私ならトレッキングポールを代用するか、ポール無しで使用します。
非常用装備に過度な快適感を求め、重量が増えるのはナンセンスだからです。

ツェルトはポール無しで、ただ被るだけでも充分機能を発揮します。

実際、購入しても、一度も使用しない人も、おそらく珍しくないでしょう。
それならそれで、安全登山に徹して素晴らしいことです。
「備えあれば、憂い無し」の精神で持参してください。

私が実際ツェルトを使用したことは、過去に2回だけあります。
1回は日帰りの冬山へ、テレマークスキー山行に出かけたとき。
険しい場所も無い、スノーハイキング的なものでしたが
途中から、吹雪いてきました。

その際に3人でツエルトを被って、昼食を食べました。
ただ被っているだけなのに、暖かく超快適でした。

もう1回は、登山を始めたばかりの頃、3人で、なんてことの無い低山での出来事。
帰り道で、尾根をショートカットして、近道して帰ろうということになり
道を外れて直接斜面に取り付いていきました。

この時点で、もう完全にド素人ですね。
実に恥ずかしい体験ですが、案の定道に迷ってしまいました。

あっという間に日が落ち、あたりは真っ暗に。
今なら有り得ないのですが、このときはライトも持参してませんでした。
とにかく足元もまったく見えない状態で、斜面を探り探り彷徨。

深夜、これ以上は危険と判断して、ビバークすることにしました。
季節は秋だったと思いますが、体が震える寒さです。

小枝で火をおこすも、ほとんど役に立たず。
ザックの中にポンチョがあったことを思い出し、3人でツェルト代わりに被りました。
たったこれだけのことで、外の寒さとは比べ物にならないくらいの暖かさでした。

このとき、ポンチョをツェルト代わりに使わなければ、相当に辛い時間だったことでしょう。
もしかしたら、寒さに耐え切れず、真っ暗闇の中で行動を起こし、事故につながっていたかもしれません。

ツェルトは使わずにすめば、それでよし。
万一のときは、この薄っぺらいシートが命を救うかもしれません。


人  数: 1〜2人用
収納サイズ: 6×6×12cm
素  材: バリスティツクエアライト(ナイロン/ウレタン・コーティング)
重  量: 230g
※ツェルトポールは付属しておりません

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