Gekko!の登山用品の選び方

元登山ショップ店長が、実践に役立つ登山用品の選び方を解説、お薦め品の紹介。

全体表示

[ リスト ]

イメージ 1


正月に燕岳登山を計画。
このときは30代前半で、まだ登山ショップ店長となる以前のことである。
そのため、装備は概ね20代のそれと大差はない。

ただ写真を見ると、レインウェアが今までのエントラントから、ゴアテックスにランクアップしている。
別に金回りが良くなったわけではない。
友人の「お古」のモンベルのレインダンサーをもらったのだ。
こんなもらい物でも、ゴアテックスはやっぱり「抜け」がいいなあと実感できたものである。

メンバーは、僕と、友人とその彼女の3人である。
こういう構成は、あまりよろしくないものの、貴重な登山の機会を逃したくなかったので、参加することにした。

重荷を背負っての長い車道歩きに、嫌気をさした頃、中房温泉に到着。
ここから樹林の急登が続く。

混み入った樹林の道は、展望も利かず楽しくない。
楽しくないもうひとつの理由は、同行のバカップルである。
いい年してイチャイチャと、まったくペースが上がらない。

雪が増えたところで、アイゼンを装着するのだが、バカップルの女が、男に付けてもらっている。
放り出した足の前にひざまずき、うやうやしく装着する姿は、まるで女王様とそのしもべのようだ。

(自分で付けられるくせに、なぜ付けない!)
心の中で、そう叫びながら、仕方なく終わるのを待つ。
すべてがこの調子で、僕はいらいらし通しである。

またしばらく歩いて、間が開いたようなので、立ち止まって二人が来るのを待つ。
いくら待っても来ないので、心配になって戻ってみた。
するとベンチに座って、バカップルが二人で楽しそうにピーナッツをほうばっている。

ああ、腹立つ。
別にピーナッツを食べたっていいけど、モット早く歩け!
僕は一人で先に行くことにした。
付き合っちゃいられない。

今日のテント泊予定地の合戦小屋にひとり到着。
しばらくしてバカップルと合流。

友人のダンロップテントを、冬季閉鎖中の合戦小屋の前に設営。
陽が落ち、晩飯の準備をしていると、テントの外から声がした。

「すみませんが、泊めてもらえませんか・・・」

男性の単独行のようである。
テントを忘れたのか、燕山荘泊まりの予定だったのか、経緯は忘れてしまったが、珍客あらわるだ。

断る理由も無いので、招き入れる。
その夜は珍客を交えての酒盛りとなった。
これはこれで楽しい思い出である。

夜明け前に起き、ご来光を眺めてから出発。
アルプス三大急登の一つに数えられる合戦尾根も、いよいよ大詰めである。

イメージ 2


吹きっさらしの尾根は、かなりの強風だが、天気は良い。
絶景の中、燕山荘に到着。

ここから30分ほどで燕岳山頂に立つ。
北アルプスが一望できる。
尾根伝いに目をやると、すぐ間近に槍ヶ岳の雄姿。

風で吹き飛ばされ、薄く張り付いた雪と、むき出しになった花崗岩の奇岩。
燕岳ならではの風景を堪能。

そんな素晴らしい景色を眺めながら思った。
いささかいらつく場面もあったが、来てよかった。

イメージ 3


イメージ 4

この記事に

閉じる コメント(3)

顔アイコン

こんにちは

心の隙間を埋めてくれるホームページです。

ここで、リフレッシュして下さい。

ご迷惑でしたらスルーして下さい。 削除

2008/7/12(土) 午前 2:14 [ シマリス ] 返信する

今年は真冬の燕に登りたいです!
傑作ポチさせてくださいね☆

2008/7/12(土) 午前 9:02 takao 返信する

顔アイコン

急登ながら、アプローチの短さは、魅力ですね。絶景も素晴らしい。

2008/7/12(土) 午前 10:20 Gekko 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事