Gekko!の登山用品の選び方

元登山ショップ店長が、実践に役立つ登山用品の選び方を解説、お薦め品の紹介。

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超メジャーな山なのだが、なかなか行く機会が無かったのが白馬岳。
名古屋圏に住む僕にとって、とにかく遠いのである。
憧れを残したまま、月日は経ち、ついにそのチャンスが巡ってきた。

今回も単独行である。

早朝猿倉から白馬尻を目指し、樹林を歩く。
この樹林帯は、ブナが目に付く、とても気持ちの良いコース。
大方の登山者は、白馬大雪渓を目指すあまり、猿倉から白馬尻間のこの樹林帯は、心留めることなく通過してしまうだろう。
僕は、短い距離ながら、この猿倉から白馬尻間の歩行は、とても強く記憶に残っている。
この地域特有の原生林は、森の息吹が漂うようで、心が洗われるようだ。

白馬には、そうそう来れるものではないので、心行くまで堪能しようと意気込んでいたので
歩き始めから、気持ちはかなりハイになっていたのかもしれない。
初め良ければ、たぶん終わりもよいのだ。

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白馬尻につくと、いよいよ大雪渓がはじまる。
大雪渓入り口の小屋では簡易アイゼンのレンタルをしている。
僕は10本歯のアイゼンを用意していたが、結局使うことは無かった。

真夏の大雪渓は、ひんやり冷気が立ち上り、とても気持ちが良い。
長い道のりを一歩一歩、歩を進める。

時々左手の沢から、小さな落石が起こる。
上部ではかなり意識するようにるほど、たびたび起こっていた。

最後の急登を乗り越え、今日の目的地、村営頂上宿舎へ到着。
ここの宿舎の裏手にテント場がある。

テントを設営し、荷物をデポして、空身で白馬岳山頂へ。
時間はたっぷりあるので、雲上の景色をしばし楽しむ。

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ちなみの、このときの僕の装備をチェックしてみよう。
靴は、ヌバック皮にゴアテックスをライニングしたイタリア製の軽登山靴。
デザインが気に入って購入したのだが、あまりいい靴ではなかった。

初めてゴアテックスライニングの靴を買ってみたのだが、、防水性は満足いくものではなかった。
金属製のゴアテックスのエンブレムが付いていたが、ブーティー仕様ではないのかもしれない。

さらにソールが柔らかすぎるのも気に入らない。
ガレ場で安定しないのだ。
僕はやはり、ソールの固めの靴が好きだ。

Tシャツはメッシュの速乾素材を用意した。
これは極限まで速乾性能を高めたものだが、これもしっくりこない。

メッシュであることが、ざらつき、皮膚に優しくない。
ザックのショルダー部分が、摺れるようで不快なのである。

下半身はラテラのストレッチフリース素材のパンツ。
これは薄手の速乾素材で、尚且つ伸縮性が高く、快適。
利用頻度は大変高いウェアとなった。
約10年ほどボロボロになるまで愛用している。

ギア類はトレッキングポールにレキのショートタイプ。
ザックはジャックウルフスキン。
容量は50Lくらいだったと思う。

ついでのテントにも触れておこう。
当時ラテラから新発売された、シングルウォールテント。
これは「張り」もよく、設営もスピーディー、採光もよく気に入っていたのだが、あることがきっかけで手放した。

通気性に於いて、致命的な弱点があったのだ。
もちろん、ベンチレーターも付いていたのだが、あまり意味を成さなかったようだ。
その弱点が露呈したのは、雨天時である。

晴れの日は問題なく使用していたのだが、雨天の際通気に問題が出る。
以前、海外で購入したシングルウォールテントで、やはり雨天時に同じ経験をしていたのでピンと来たのだ。

詳細については、長くなるのでまた別の機会に記すことにする。
そんな理由でこのテントは2〜3度使用しただけで手放すことになった。

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翌早朝、鑓ヶ岳に向かって縦走開始。
360度のパノラマの中を歩くのは縦走の醍醐味。
ピストン山行では、この楽しさは味わえません。

杓子岳は頂上をパスして、トラバース道を通り、先を急ぐ。
なぜ急いでいたかというと、この日は鑓温泉の露天風呂に入ることを楽しみにしていたのだ。
今日はそのまま下山する予定なので、風呂に浸かってもまた汗だくになるのだが、それでも高所の露天を味わいたかったのだ。

雲ひとつ無い快晴の中、稜線をかけるように進む。
鑓ヶ岳の山頂から、今まで歩いてきた稜線を振り返る。
ペースも良く気持ちよく歩くことが出来た。
ここからは稜線からはずれ、次第に樹林帯となる。
パノラマビューも見納めだ。

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少し下ると鑓温泉に着く。
お待ちかねの露天風呂だ。

「あっ!!!湯が無い!」

なんてことだ、露天風呂にまったく湯が無い。
掃除中で湯がすべて抜かれていた。

このときの落胆ぶりは、ひどいもんだった。
横丁の風呂屋に行くのとは、訳が違う。
次いつ来られるかもわからないのに・・・

よほどがっかりしたのだろう、ここから猿倉への道中の記憶はほとんど無い。

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僕も今度行ったときはこの温泉に入りたいです!
傑作ポチさせてくださいね☆

2008/7/17(木) 午後 8:49 takao 返信する

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私のいつかここからの素晴らしい眺めを見ながら、湯に浸かりたいものです。

2008/7/17(木) 午後 10:09 Gekko 返信する

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