Gekko!の登山用品の選び方

元登山ショップ店長が、実践に役立つ登山用品の選び方を解説、お薦め品の紹介。

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山は静かな方がいい。
ということでGW明け、春の穂高山行を計画。
いつもの通り単独行。

ゴールデンウィークの直後の平日ということで
予想通り登山者は少ない。

山の楽しみは人それぞれ。
たくさんの登山者の中で歩くことが好きな人もいるだろう。
にぎやかでないとなんだか寂しいという方もいるかもしれない。

僕は人込みの中を行く登山が大嫌いだ。
「こんにちは!」とひたすら叫び続けるのは懲り懲りである。

1日のうちに1人か2人通り過ぎるときにかける言葉だから
なんとなく人恋しさも手伝い、「こんにちは」の言葉が心に響くのである。

こちらが一人で道を譲って待っているとき、団体登山者が通り過ぎるときなど、ひどいことになる。

全員が、僕に「こんにちは!」と言ってくる。
相手が30人のツアーなんかだと、僕は立て続けに30回答えなければならない。

「こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!こんにちは!」

最後には「キーッ」となってしまう。
もう冗談ではない。

どうやら今回も静かな山を楽しめそうだ。
僕はひとり横尾へ続く道を歩きながら思った。

上高地からのこのコースが僕は大好きだ。
明神、徳沢、横尾と変化するパノラマが飽きないし
何より清冽な梓川が心を癒してくれる。

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横尾から徐々に雪が増えてくる。
横尾谷も雪に埋まり、雪上の歩行となる。

視界が広がり、穂高連峰が目の前に現われると涸沢も近い。

涸沢ヒュッテに着き、缶ビールを買いのどを潤す。
雪のテント場には幕営痕がそこかしこに残り、
ゴールデンウイークの混雑振りが伺える。
今日の涸沢は、ほとんど誰もいない美しい大自然は僕の貸切である。
テラスで飲むビールが実に美味い。

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もっとビールが飲みたいところだが、今日はこの先
穂高岳山荘まで行かなければ行けないので、一本で我慢。

休憩を終え、小豆沢を詰める。

上部は急になるので、アイゼンを引っ掛けないよう一歩一歩慎重に歩を進める。
しばらくして目的地穂高岳山荘だ。
僕にしては珍しく、今回は小屋泊まりにした。
穂高岳山荘は2度目の泊となる。

宿泊客は僕を入れて4人。
山の話で盛り上がり楽しい時間をすごした。
これもオフシーズンならでは。

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翌朝空身で奥穂ピストン。
ところどころ、ルートがはっきりしない箇所もありるが特に問題ない。

山頂付近で、登山者に出会った。
西穂から縦走してきたそうだ。

年のころ60近いおっちゃんは、
ルートが恐ろしくて場所によっては四つんばいになって通過したりしたそうだ。
挙句の果てに、進むのが困難になり、ジャンダルムの脇でビバーク。
無事朝を向かえ、なんとかここまでたどり着いたそうだ。

「朝起きたら、頭のすぐ横にライチョウがおっての〜」

全く恐ろしい経験なのだが、このおっちゃんが話すと笑い話のようで
大いに盛り上がった。

おっちゃんの武勇伝で一盛り上がりして、小屋をあとにする。

小豆沢の下りは斜度が緩むと、アイゼンをはずしグリセード&シリセードで涸沢までかっ飛んだ。

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