Gekko!の登山用品の選び方

元登山ショップ店長が、実践に役立つ登山用品の選び方を解説、お薦め品の紹介。

全体表示

[ リスト ]

イメージ 1

グリベル モンテビアンコ ピッケル

永年使い込んだ山道具に愛着を感じる方は少なくないでしょう。
私も5年10年と履きこんだ靴、何度も丸焼けになりながら生きながらえているストープ、ベコベコに凹みあとが付けられた水筒…。
自分の登山の歴史が刻み込まれた道具類は年月と共に思い入れが深まるばかりです。

ピッケルの話。
私のピッケルは20年以上の付き合いになる。
山道具の中でも最も長い付き合いの道具に入ります。

しかし他の道具類に比べ、ピッケルには年季が形になって現われません。
確かに全体の擦り傷、ラバー部分の磨耗、とよく見ればその片鱗はうかがえるものの
所詮鉄とゴムです、味わいが深まるという感じではありません。

それはしょうがないし、だから悪いわけでもないのですが、「せっかく20年以上も使ってきたのに…」そんな思いが無いわけでありません。
ひとつの道具を20年以上使うことなど早々あるものではありませんからね。

使い込むほどに味わいが増すのが、ウッドシャフトのピッケル。
ニッカズボンを愛し、テレマークではプラブーツと共にレザーブーツも使い続ける。
シャツはペンドルトンのウールシャツが最高、と信ずる私はどうもクラシック趣味があるようです。

ウッドシャフトのピッケルっていいだろうなあ…
そんな憧れを持ちながら、結局買わずに来てしまったのには理由があります。

ウッドシャフトへの強度に不安がありました。
20年使ったはいいが、材木が劣化によって折れてしまったなんてことはないのだろうか?
急斜面でのグリセードのときなど、シャフトにはかなりの荷重がかかります。
このときの動作は、まさに「ピッケルのシャフトを折るための荷重」と言ってもいいでしょう。
グリセードのときに折れてしまっては、大きな事故につながる可能性もあります。

しかし今回、そんな不安を払拭するピッケルを発見しました。
それがグリベルのモンテビアンコ。

ヒッコリー木材の内部に2枚のカーボンプレートをサンドイッチしてあるんです。
それにより、強度はCE基準で保証済みの頑丈なシャフトが完成しました。
外見は美しいウッドでありながら、カーボンで補強がなされた、まさに理想の逸品です。
木目を浮かび上がらせたヒッコリーと金属ヘッドとの組み合わせも実に美しい。

オイルを塗りながら、使い込むほどに味わいが増すことでしょう。
シャフト長は65cmと75cmのラインナップ。

重量:650g(65cmの場合)

関連記事⇒ピッケルの選び方

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事