Gekko!の登山用品の選び方

元登山ショップ店長が、実践に役立つ登山用品の選び方を解説、お薦め品の紹介。

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カジタックス (KAJITAX) LXB12

ピッケルとともに冬山登山に欠かせないアイテムがアイゼン。
アイゼンもピッケルと同様軽量化がすすみ、スチール製だけでなく、
アルミやチタン製のものが年々増えている。

もちろん軽いのはありがたいが、アイゼンは行動中の依存度としてはピッケル以上。
カンカンのアイスバーンをほんの数メートルトラバースするとき
アイゼンに神経のすべてを集中します。

そしてそのようなシチュエーションはバリエーションのみならず
縦走主体の冬山にも現われたりします。
アイゼン選びは絶対妥協してはいけません。

最近軽量素材の進化も目覚しいものがあります。
しかし、アルミ合金製のアイゼンの爪が欠けた話などを
耳にしたことも実際にあります。
軽量化は強度の犠牲によって成り立つと言うことを忘れないで下さい。

正しい使用方法(使用環境)を守れば問題はないのですが
今後さまざまな状況での使用が予想される方であれば
アルミやチタンは避けた方が良いでしょう。
これらは2本目の選択にとっておきましょう。

はじめの一個としては、絶対的な強度面での信頼度が欲しい。
そんなわけで、カジタックスのLXB12をピックアップしてみました。
我ながら、実に「無難」なところを選んだものです。

特殊ニッケルクローム鋼を使用した信頼度抜群の12本爪アイゼン。
薄板鋼板素材を効果的に補強し、現市販品中最軽量で最高ランクの強度を有し安心して使用できます。
またアンチスノープレートも標準装備。
これは雪が足裏に団子状になるのを防ぐためのもので、春山などのべた雪では必需品です。

用途は低山から3000mまで冬山にオールラウンドに対応。
LXB12は踵ビンディングに爪先バンドタイプのセミワンタッチタイプ。

私は最初オールバンドの10本爪を使用していました。
ガチガチのハードシャンクのブーツを購入したのを期に
セミワンタッチ式の12本爪のアイゼンに買い換えました。

10本爪も、時には使うだろうと保管していましたが
まったく出番はなくなりました。
前歯の2本が場合によっては邪魔なときがあるかも、なんて思っていたんです。
結局それは全くありませんでした。

岩場などで引っ掛けやすい気もするのですが、ほとんど違いは感じませんでした。
急登でキックステップを多用する時などは、圧倒的に前歯がある12本爪の方が楽です。

またアイゼンは状況によって行動中でも装着したりはずしたりと言う場面も少なくありません。
標高の低いところはアイゼン無し、高度が上がるにしたがってアイゼンを装着したり
歩き始めは深雪でワカンであるき、森林帯を抜けたあとはアイゼンに変更したり。

交換場所も快適でない場合の方が多いです、猛吹雪の中での作業もあるでしょう。
そんな時に装着の簡単なワンタッチ式のメリットは実に大きい。

ただし、ワンタッチ式はすべての靴に装着できるわけではないので
確認してから、購入するようにしましょう。

今回のカジタックスLXB12は踵ビンディング、前バンドタイプですが
前ワイヤータイプもあります。
私は前バンドの方がなんだか安心感があるので、こちらを使用しています。
装着時間は、この両者ではほとんど変わらないと思います。

オールラウンドに使用したい冬山初心者の方にお薦めの一品。

●重量:830g ●アンチスノープレート、ケース付

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