Gekko!の登山用品の選び方

元登山ショップ店長が、実践に役立つ登山用品の選び方を解説、お薦め品の紹介。

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カリマー クーガー50〜75L

数ある登山用品ブランドの中、
カリマーはちょっと異色な感じがします。

世界のトップクライマーとともに
永年にわたり登山用品を開発してきた老舗メーカー。

ここ数年、ザックの機能、デザインも大きく変化してきました。
ウェアと同じで、「今風」のデザインというものがあるようです。

現在は見かけも大切で
おしゃれで、かっこいいものが増えてきています。

こんなことを言うと怒られてしまうかもしれませんが
カリマーは基本的なデザインに変化が無いような気がします。
少なくとも、ここ10〜20年で言えば、
「パット見」大きな変化は無いのではないでしょうか。

もちろん、年々開発されるファブリックをはじめ
実際は数々の進化を果たしているですが
「パット見」2009年モデルも20年前のモデルも
そう大差ないような気がするのは私だけ?

決してけなしているわけではありません。
むしろ、褒めているつもりなんです。

「世間の流行の動きに左右されない、頑固一徹のいぶし銀の魅力がカリマーにはある」

そう言いたいのです。

例えば、ファブリック。
ザックは絶えず磨耗に晒され、
生地の違いによって、耐久性に大きな開きが出てきます。

カリマーの生地は一言で言えば「ゴツイ」。
二言で言えば「硬く、丈夫」。

昨今のファブリックに見かけるような
美しく、しなやかという感じではありません。

「質実剛健」という言葉がぴたり。

ザックを下ろす時に、
放り投げるようにしたって、びくともしない強さを持っています。

山岳ガイドなどのベテランクライマーに
愛好者が多いのもうなずけます。

また、カリマーのザックは
背負い感も独特。

後ろから見るシルエットに比べ、
内容量が少な目と思われるかもしれません。

これも背負い感につながるのですが、
比較的厚みを抑えたデザインになっています。

ザックに荷物を満タンに詰め込んだとき
厚みのあるザックは重心が体からはなれ
背負い辛くなります。

カリマーのザックはこれを防ぐために
あえて厚みをあえて抑えてあるのです。

重心が背中に近く、フィット感もよいため、
背負うというより、「着用する」という印象を持つかもしれません。

背負い感についてのこだわりはまだあります。

私は常々、大型ザックは腰で背負うということを意識しています。
肩に食い込むような不快感、痛みを防ぎ
重荷に対する負担が少なくなるからです。

カリマーのダイレクトリンゲージヒップベルトがこの役目を担います。
ヒップベルトに直結した2本のフレームが
荷重を肩から腰へ的確に伝達するのです。

3Dシェイプのフィット感の良いヒップベルトは
プラスチックプレートを内蔵し、しっかりとザックの荷重を支えることが出来ます。

この機能によって、重荷で行動する
長期間にわたる山行においてにおいての
身体的負担が大幅に軽減されるのは
言うまでもありません。

徹底的に機能にこだわった
ヘビーデューティーなザックをお探しの方は
是非カリマーのクーガーも検討してみてください。

カリマーのザックは「シブイ」!

ちなみにここで紹介したのは50〜75Lの容量。
積雪期を含め、オールシーズンのテント山行に対応します。

●容 量:50-75リットル
●サイズ:79×35×26cm
●バッグレングス:40〜53cm
●重 量:2,200g
●素 材:KS-420e/KS-P300BRS
●カラー:バーントオレンジ

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