Gekko!の登山用品の選び方

元登山ショップ店長が、実践に役立つ登山用品の選び方を解説、お薦め品の紹介。

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スカルパ ゼログラビティー65XCR

登山においての最重要アイテムといえば、間違いなく登山靴。
良い靴と悪い靴は何が違うのか?
ものすごくわかりやすく言うと、悪い靴は足が痛くなります。
良い靴はそれを極力抑えることができます。
(足が痛くならないとは言いません)

登山というスポーツは、ただひたすら歩き続けるわけで、
足が痛くなるということは致命的。

具体的には、マメができる、皮がむける、足の疲労が高まる。
といったあたりでしょう。

ではなぜ、このような傷みが出るのか?

靴の中で足が「遊ぶ」からです。
ホールド感の悪い靴は、靴の中で足がズリズリ動いてしまうため
靴擦れが起こりやすくなります。
しかも、登山行動中は、足も大量の汗をかくため
靴内が蒸れて、皮膚もふやけ損傷を受けやすくなります。

この2点を特にピックアップして対策を考えるとすれば
まず、靴の中で足が遊ばない靴を選ぶ。

次に、蒸れにくい靴を選ぶ。

スカルパ ゼログラビティー65XCRはその2点に対してしっかりと対策が講じられた靴です。
昨今、足が痛くならないためにワイド化が進んでいます。
しかし、ホールド性を無視して、幅広甲高のものを選んでしまうと、
先ほどの「遊び」が原因で靴擦れになる可能性が高まります。

スカルパ ゼログラビティー65XCRは、爪先にゆとりを持ちつつ、
甲の高さを適切に保ち、履きこむ程に足に馴染むよう設計されています。

また、ゴアテックス素材をインナーに使用することで
防水性を高めつつも、蒸気を外へ逃がす機能を持つため、
靴内の蒸れを最低限に防いでくれます。

また、片足640gと、大変軽量に創られているのも魅力。

私Gekkoは、夏山でも固くゴツイ靴を好んで履いていますが、
これから山を始めようという方は、軽い靴の方が疲れが少なくていいかもしれません。
また、布製靴は皮革性に比べ、足に馴染み安いということもあり、初心者に好まれます。

ただ、どんな靴でも卸し立ての靴で重荷を背負って長時間歩けば、
靴擦れになる可能性があることも、お忘れなく。

登山ショップに勤務している頃に、あったクレーム。
靴を購入したお客様が後日ご来店されました。

「登山で靴擦れになったから不良品だ、交換してくれ」

こういうとき、私は心の中でいつもこう言っていました。

「まず、そのやわな足を鍛えなおしてから、出直して来い!」

もちろん口には出しませんよ。
でもこれは本心で、昔は「足を靴に合わす」なんて表現もありました。
繰り返し登る事で、いつしか靴擦れはしなくなります。
靴が足にあってくるし、足も山用に鍛えられてくるのだと思います。

良い靴は「痛くならない靴」ではなくて「痛みを軽減してくれる靴」
そう考えた方がいいかもしれません。

ただ靴によってその「軽減度」は大幅に異なることも事実。




素  材: 
●アッパー:コーデュラ/クロスタ 
●ライニング:ゴアテックス
●ソール:ビブラム・ハイトレイル  
重  量: 640g(サイズ42/片足) 

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