Gekko!の登山用品の選び方

元登山ショップ店長が、実践に役立つ登山用品の選び方を解説、お薦め品の紹介。

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前回紹介したタブス フレックスALP22 はタブスのラインナップ中、
最も高機能を保持する「バックカントリー」カテゴリー。
それに対してウイルダネス25は「デイハイキング」カテゴリーに位置づけされています。

両者の比較においてはタブス フレックスALP22は、
よりシビアなシチュエーションにも対応するようデザインされています。

具体的には爪(クランポン)の形状が大きく異なります。
ウイルダネス25のほうが浅めの設計で、タブス フレックスALP22 にあるような、
両サイドのレール状の爪がありません。
また急な登りに便利なヒールリフターがありません。

急な斜面や堅雪などの走破が想定される場合は、タブス フレックスALP22 のほうが安心です。
しかし、緩やかな勾配が続くスノーハイキング的な使い方には
ウイルダネス25でなんら問題ありません。
むしろタブス フレックスALP22 では宝の持ち腐れと言えます。

今回下記リンクのタブスウィルダネス25はとてもお値打ちプライスに設定されており、
値段的のもかなりお勧めですよ。
タブスのスノーシューが欲しいけど、高価で手が出ないという方は、
この機会に検討してみてはどうでしょうか?

さて、このウイルダネス25でどのような楽しみができるのか?
スノーハイキングの魅力を私Gekkoがお伝えしましょう。

スノーハイキングのステージは林道や樹林帯など、緩やかな勾配が続くところ。
私の場合は細身のテレマークスキーとレザーブーツの組み合わせで楽しみますが、
スノーシューでももってこいのシチュエーション。

一度北八ヶ岳の樹林帯を歩くツアーに出かけたときは、
クロカンスキーを使用したのですが、参加メンバーの一人はスキー未経験者でした。
私は歩くだけだから大丈夫だろうと、たがをくくっていたのですが、
実際は歩くだけでも結構大変でした。
ましてやわずかでも斜度が付くと、すぐに転倒。

このような経験から、全くスキー未経験の方にはスキーよりスノーシューをお勧めします。
余計な体力や気を使わず、心向くまま自然が楽しめるようにしたいですから。

私がスキーハイキングに出かける場所は極普通の林道だったりします。
先の北八ヶ岳のようなメジャーな場所へはめったに出かけません。
他のツアラーにあったり、トレースがあったりするのはつまらないからです。

冬になると積雪で閉鎖されるような林道が狙い目です。
私のテリトリーの中部地方で言えば、奥美濃方面だったり、御岳方面だったり。
探せばいくらでもあるのが、林道スノーハイキングのいいところ。

ここでスノーハイキングのコース探しのヒントをひとつ。
スキー場のそばを探すのが手っ取り早いんです。
スノーハイキングは雪が無いことには始まりません。
その点スキー場のそばなら、積雪の可能性が高いし、
現地までの道路は通行が可能になりますのでアクセスも楽なんです。

スキー場自体はなるべくさびれた小さいところが良いですね。
今のスキー場は音楽をがんがん流したりDJが叫びまくったりしています。
せっかく静けさを求めてアウトドアに出かけてのに、
こんなBGMなんかが風に流されてきたら興ざめですからね。

林道といっても雪に覆われた姿は、実に美しい。
美しすぎて、本当にここ林道なの?って思うこともしばしば。

雪が音を吸収するので、あたり一面静けさが立ち込めています。
雪を踏む音だけが響き渡ります。
天気がよければ、もう最高です。

スノーハイキングの楽しみの一つにアニマルトラッキングがあります。
現地の野生動物が雪の上に痕跡を残していきます。
そう、足跡ですね。

ミニ図鑑なんかを持参して、動物の種類を調べながら歩くのも楽しいでしょう。
へえ〜こんなところにもたくさんの野生動物がいたんだねえ。

きっとあなたが驚くほど、野生動物の痕跡がみつかるはずです。
アニマルトラッキングには御岳方面より、奥美濃方面のほうが向いているかもしれません。
白山界隈などは野生動物が多いので、アニマルトラッキングにはとても楽しいエリアです。

うさぎやカモシカたちが、実際にその姿を見せてくれることも珍しくありません。
静けさの中、白銀の世界を駆け抜ける野生動物との出会いは素晴らしい体験です。

適当な場所でランチも楽しみましょう。
携帯ストーブでラーメンを作ったり、コーヒーを楽しんだり。
こんな時間は私にとって至福のときです。
下界では決して味わうことのできない素晴らしい時間です。

スノーハイキングの魅力が伝わりましたか?
面白そうだな、と思った方は、地図を開いて探してみてください。
意外と身近に手付かずの自然があなたを待っていますよ。

最後に、
スノーハイキングは難しい技術も無く誰でも楽しむことができます。
しかし、装備だけはしっかり持参しましょう。
私はスノーハイキングでも通常の冬山登山と同様の装備で出かけます。
地図、コンパス、防寒着、非常食…。

東海自然歩道だって、遭難するときは遭難するんです(私のこと)。
自然をなめると手痛いしっぺ返しがありますよ。
急な悪天候などにもしっかりと対処できるだけの装備は持参しましょう。

また地形によっては雪崩の危険がある場合もあります。
シーズンオフの林道は全く管理されていないということを肝に命じておきましょう。

まあ、登山ブログで今さら初歩的な注意事項を書いていてもきりがないし、
興ざめなのでもう止めます。
フィールドに出たらすべて自己責任なのは、言うまでもありませんからね。

◆フレームサイズ/20×65cm
◆材質/アルミニウム、ナイロン
◆適応総体重/54〜91kg

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