Gekko!の登山用品の選び方

元登山ショップ店長が、実践に役立つ登山用品の選び方を解説、お薦め品の紹介。

全体表示

[ リスト ]

イメージ 1
ブラックダイヤモンド サイボーグプロ

冬山登山のバリエーションのひとつにアイスクライミングがあります。
通常の縦走登山では雪壁を攀じるということはあっても、
氷壁を攀じることはまずありません。
ここで言うアイスクライミングは氷壁を攀じることを指しています。

また、アイスクライミングはアルパインクライミングの一部として受け入れる場合と、
純粋にアイスクラミングだけを楽しむ方法の二つに分けることも出来ます。
前者は言うまでもなく、総合的なクライミング能力が要求されます。
経験を積んだベテランクライマーが対象といっても良いでしょう。
後者の場合は、エリア次第で初級者でもトライすることが可能です。

一度アイスクライミングを体験したいという方は、
プロガイド主催の初心者対象の体験コースなどもありますので、
利用してみるのも楽しいでしょう。

このようなプロガイドの講習は、
事前にロープをセットし、上部からトップロープで確保した上でクライミングに望むことが出来るので、
高い安全性の中、体験することが出来ます。

アイスクライミングの装備ですが、
アイスアックスは通常の縦走用のピッケルと兼用するのなら、
グリベル エアテックエヴォリューションのようなベントシャフトタイプがおすすめです。
ピックを突き刺して体重を掛けたときの安定感が良いのです。
ストレートシャフトと比べるとかなり実感できると思います。

でも、本当はアイスアックスは縦走用とは別に購入するほうが良いと思います。
軽すぎると氷に打ちつけたときに、上手く力が伝わらなかったり、
グリップの安定感もかなりの違いが出てきます。
アイスクライミングの楽しさを味わうのなら、専用のアイスアックス。
けっして安くはありませんが、思い切って購入してみるのもいいでしょう。

総合力を必要とする冬のアルパインクライミング敷居が高くとも、
アイスクライミングだけなら、初心者にも門戸は開いています。
駐車場から1時間以内で氷壁に到着できるようなエリアもあります。

このようなところを選んでスポーツクライミング感覚でアイスクライミングを楽しむ人もいます。
夏はフリークライミング、冬はアイスクライミングで、いわゆる登山はしない、なんて人もいますからね。

話がそれてしまいましたので、用具の話に戻します。
アイススクリューなどのプロテクションやロープなどの兼用品は他人任せとして、
とりあえず初心者が揃えるものはアイスアックスのほかに、ヘルメット、そしてアイゼンです。

アイゼンは前部に向かって前ツメが出ているタイプのものなら、冬山縦走用のものでも使用できます。
縦走と違って、ガンガン氷に打ち付けるので、丈夫な素材のものが必要です。
軽量が利点のアルミ製などは不向きです。

ブラックダイヤモンドのサイボーグプロはアイスクライミングに適したアイゼンです。
特徴は前詰めが「縦向き」についているところ。
私Gekkoはこの「縦向き」の前ツメアイゼンは使用したことがありませんが、
氷に打ち込んで立ちこんだときなどに、かなり安定感が良いようです。
(縦走主体の登山には水平(横向き)の前ツメのものを選びます)

靴へのセットは、ワンタッチ式の「プロ」、セミワンタッチ式の「クリップ」がラインアップされています。
使用する靴がしっかりと前コバのあるタイプなら「プロ」がおすすめ。
使用する靴は、プラブーツかレザー製のアルパインブーツ。
どちらにしても、ガチガチの靴でないとだめですよ。

私(Gekko)の経験から言えば、アイスクライミングは初心者ほど、ギアの力に頼る割合が高くなります。
中途半端な道具を揃える位なら、専用のギアをレンタル出来る講習を選んだほうがいいと思います。
そして、「面白い!」と思ってから、専用のギアを購入する。
これが一番ですね。

ABS(アンチスノープレート)付属
●サイズ:ワンサイズ(23〜29cm)
●重 量:1,140g(1ペア、ABS含む)

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事