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(はやぶさが着陸の目印として投下した「ターゲットマーカー」がイトカワ表面に落ちていく
様子を撮影した写真も届いた。)
『宇宙航空研究開発機構(宇宙機構)は23日、小惑星「イトカワ」に着地できなかった
可能性の高かった探査機「はやぶさ」が、イトカワ表面に約30分間に渡り着地していたと発表した。
はやぶさが送信してきた降下記録を詳細に解析した結果、判明した。
ただ、主目的の岩石採取は、金属弾など必要な装置が起動せずに失敗した。
宇宙機構では未解析のデータがあることなどから、25日の再挑戦は微妙としている。
宇宙機構によると、はやぶさは20日午前5時40分ごろ、最後に追跡できた高度17メートルに達した以降も、秒速約10センチで降下を継続。地表で緩やかなバウンドを2回繰り返した後、30分間に渡りその状態を保っていたという。
はやぶさは着地と同時に、地表に金属弾を発射し、舞い上がった砂ぼこりを採取装置で取り込む
ことになっていたが、金属弾は発射されなかった。降下途中に何らかの障害物を検知したため、
採取装置が働かなかったと見られる。宇宙機構は採取装置が起動しなかったなどの理由で、
「着地できなかった可能性が強い」としていた。
機体に大きな損傷はないが、温度が100度を越えるイトカワ表面に長く接触していたため、
熱センサーの故障が予想され、点検が必要になっている。
また、宇宙機構は、世界88万人の名前を刻んだ着地点の目標となる金属球「ターゲットマーカー」が、地表に到達したことを示すはやぶさの撮影画像を公表した。』
(2005年11月23日21時21分 読売新聞)
宇宙機構発表HP http://www.isas.jaxa.jp/j/snews/2005/1123_hayabusa.shtml
『プロジェクトを率いる川口淳一郎・JAXA宇宙科学研究本部教授は「着陸が分かった瞬間、
プロジェクトチームは大喜びだった。今後の惑星探査の手本になってくれると思うと話した。』
(毎日新聞) - 11月23日22時26分更新
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