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( 写真は、2008年5月20日 朝の散歩時に撮影 )
毎朝の都府楼跡までの散歩の帰り道、坂本八幡宮から少し歩いた所に、国指定の重要文化財になって
いる貴重な「青銅印」が出土した場所があります。散歩の帰り道、その場所まで足を伸ばしました。
「御笠団印」
奈良時代の律令制下、地方に置かれた軍団の青銅印。1927年(昭和2年)、太宰府市のこの場所
(当時、桑畑であった)で、発見されました。今は、「東京国立博物館の所蔵品となっていすますが、
「九州国立博物館」が三年前開館の時、展示貸し出しが許可され、「里帰り展示」として話題となり
ました。現在も、4階の展示室に展示されています。
御笠軍団は、奈良時代の律令国家が地方に置いた軍団で、兵士は公民から徴集されました。
九州域内には、筑前四軍団、筑後三軍団、豊前二軍団など十八の軍団があったといわれています。
1軍団は、1000人程度の規模で、成人の三人に一人が徴発されたとの事でした。
昭和2年、太宰府市坂本の桑畑から農作業中に偶然発見された後、所有権をめぐって紛糾、
紆余曲折を経て、東京国立博物館保管に落ち着いた経緯があります。
三年前の「九州国立博物館」開館時、この印の里帰りについて、
当時の西日本新聞(2005年3月16日付け)記事が掲載されていました。
http://www.nishinippon.co.jp/news/museum/collections/050316.html
今、九州国立博物館の展示解説ボランティアとして、この『御笠軍団印』の実物を目の前に出来る事、
太宰府・都府楼跡周辺との『縁』の深さを痛感しています。
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