念に生きる 坂村真民・詩集

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「愛のまなざし」 坂村真民 

すべては
愛である
どん底に
落ちたひとを
救いあげるのも
愛のまなざし
千里万里を
飛びゆく
鳥たちの
あのまなざしを
見つめよう
強くあれ
優しくあれ
清らかであれ

心の目を開いて、本物の愛を知る-------杉本省邦著「心の薬」より

『人は一つの言葉によって救われることもありますが、一つの「眼差し」によって救われることもあります。その眼差しとは、この詩のような、「愛のまなざし」でありましょう。

「全ての星が消えても一つ残りて光たまう」愛とは、どんなに状況が絶望的に見えても、闇が深ければ深いほど、夜明けは美しい事を信じきる心、希望を捨てずに生きる心です。

この心を育てるには、眼に見えるだけの世界、現象に振り回されぬための「心の眼をひらく」事が大切だと思います。とても難しい事ですが、見えぬ根が大樹を育て、支えているように、人も見えぬ世界での努力、心を磨く事で、本物の愛の眼差し、愛を学べるのだと考えています。共にそこに向けて、前進しましょう。』(杉本省邦著「心の薬」より)

「桃咲く」 坂村真民

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病いが
また一つの世界を

ひらいてくれた


咲く

「苦しみは、心の眼をひらく、最大の機会です」-------杉本省邦著「心の薬」より

『年明けの厳しい寒さの中で、桃の木は硬い蕾を必死に育て、早春に、いっせいに花開きます。寒さは美しい、花の色を咲かせるために無くてはならぬものです。

「病い」に象徴される「苦しみの世界」も、この寒さのように、人が生きていく上では、新しい次元に人を導く為の、天からの(=神の)贈り物として、避けては通れないもののようです。

苦しみは人を鍛え、心を広くしてくれる働きがあります。なぜなら、自分の苦しみを通して、他人の痛みが想像できるようになるからです。

今まで見えていた世界が完全に一度、闇の中に沈んでしまう事は、一度「目を閉じる」事でもあります。

その絶望のふちから戻ってくるとき、世界は今まで異常に光り輝いて見えるはずです。

その時、初めて「桃咲く!」と心の目で全ての風景を感動しながら見る事が出来るのでしょう。』

私が「病い」で倒れた後、この真民さんの「詩」と杉本省邦さんの解説に触れた時、
全くその通りだと実感した。

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すべては光る    坂村真民 

光る
光る
すべては
光る
光らないものは
ひとつとしてない
みずから
光らないものは
他から
光を受けて
光る

「輝いて、光って、生きる」---------杉本省邦・著「心の薬」より

『真民さんは毎晩、午前3時30分寅の一刻に満天の星を仰いで、宇宙と地球の平安、
人類の平安を祈願していられます。この詩はそうした中からか生まれてきました。

星には自ら光るものと、他から光を受けて光るものがありますが、自力、他力は問題ではなく、
光ることに差別はありません。それぞれのあり方で、自らの存在、命を光り輝かす事の大切さを、
星達は伝えてくれているようです。

「他から光を受ける」為には、自らの狭いエゴ、プライドがあっては、光は入って来れません。
自らを捨て去り、空しくする謙虚さが逆にその人を生かし、光り輝かすことになる逆説の真理も
知ってください。地上の全ての生きとし生けるものが、欠けかけえの無い光る存在である事を知れば、
生命に対し畏敬の念を抱き、大切に出来ると思います。

「幸なるかな、心貧しきもの、その人は天国を見ん」、聖書の心貧しき人とは、謙虚に自らを捨て去った人の事です。その人は、マザーテレサのように、光の国、光る生き方を証してくれるでしょう。光、全身を包む、そして宇宙に光の交響曲となって喜びをさざめき、響かせてゆきたいですね。』
(杉本省邦・著「心の薬」より)

この「すべては光る」の詩は、「詩国」500号発行、記念式典で、真民先生が記念講演された時のテーマの詩でした。私もその時参加しましたが、深い感銘を受けました。

坂村真民先生の詩集「詩国」は、昭和37年7月13日、53歳の時に第一号を創刊され、
平成16年2月1日、95歳の時、500号が発行されました。42年間、一回も休む事なく、月一回発行されました。その信念、正に凄いの一言に尽きます。

充実と更新 坂村真民

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充実と更新   坂村真民

あかあかと
日は昇り
あかあかと
日は沈む
何億回という
くりかえしなのに
その新鮮さ
それゆえに
わたしは手を合わせ
その光を吸飲する
命の充実のため
心の更新のため

一日一生、常に自分を乗り越えてゆく意欲    杉本省邦

『「朝が来て、夜が来る」現象として同じことの繰り返しに見えながら、
太陽は常に爽やかな朝を用意してくれます。
「月、星、雨、風、虹」地球の生まれた時からあるこれらの存在も、いつも新鮮な姿を見せてくれます。こんこんと湧き出る清水のように、どうか「繰り返すものだけが新しい」という真理を忘れないで下さい。

 画家のゴッホは常に、「僕が今描いている絵が最上の絵です」と語ったそうです。
これは過去にとらわれず、常に、今ここを全力で生きて、描いたゴッホだからこその言葉でしょう。
常に過去の作品を乗り越えてゆこうとする、ゴッホの情熱と意欲。

生きることは、常に自分を超えてゆこうとする、自己超越の姿の中に見出されるのではないでしょうか。』(杉本省邦著 心の薬より)

「今」 坂村真民

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今    坂村真民 

大切なのは
かつてでもなく
これからでもない
一呼吸
一呼吸の
今である

『「今、ここ」の大切さが言われています。道元禅師は「而近(しきん)」という言葉で表現しています。人が変わろうとするならば、「今、ここ」をおいてしかありません。
決断は瞬間です。迷いを捨てて決断する心を、昔は剣にたとえて「一刀両断する」と言いました。手術中の医師は文字通り一瞬、一瞬が命がけの真剣勝負です。そのように、日常でも考え、行動できれば、充実した生き方になります。』(杉本省邦著「心の薬」より引用)

杉本省邦------坂村真民さんの詩を心より愛したドイツ語学者、
「心の薬」は2002.7.30発行の著書で、私は2002年7月7日、四国の「開花てい」で行われた
真民さんの「朴庵例会」で購入しました。


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