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東進していくと小ピークを南から巻くように道が付けられている。 このもみじのどす黒くなっているのは緑が抜けていないのか。 今日はもう見納めかもしれないので曇天かつ緑交じりのもみじを眺めて行く。 小ピークを巻いた先、往路で辿った水根沢の右岸に水根地区までずっと伸びている地味尾根がある。今日はこの地味尾根で〆たい。 適当にトラバース気味に尾根に侵入すると低い笹藪の中踏み跡が続いている。破線路ではないのに植林沿いだから人が通るのか。マークもたまに。 475m鞍部に来ると両サイド広葉樹林で雰囲気が良くなる。 これは瀑泉さんがコメントくれたメグスリノキ? 紅葉はあるがかるい藪こぎっぽい雰囲気で尾根を登る。踏み跡は藪に消えていた。 14:14、500m小ピーク。 何もないが藪もない。 北側へとおりる尾根はツツジの間に道がある。 やはりかつては人の手が入っていたようだ。 藪の隙間から白木山展望スポット。 すぐに尾根がやたら細く岩の塊っぽくなった。 怪しいので右下を見るとどうもかなり急だが踏み跡のような。 尾根の右側へと巻いて下りるとやはり岩場。尾根が真っすぐ進めないところだった。 その先は安全な細尾根を行く。オレンジだがモミジはそれなりにいる。 鮮やかなのが出てきたところで一瞬の光が差す。 展望ゲットも雲の影。 500m小ピーク手前は藪化していたし、倒木が邪魔な場面もあったが大体のところこの程度の幅で踏み跡は続いて行く。歩くのに支障はない。 まだまだいい紅葉あるじゃないか、と油断していたわけではないのだが450mの下りで支尾根へ進みかける。まあここは何も考えず歩いて行くと尾根沿いに支尾根へ進んでしまうトラップなのだが。 地形図の岩場は現地でも岩場。支尾根を下りてトラバースは不可。 少し戻り20mほど急斜面を下りると主尾根が続いている。等高線の狭いところだが灌木が多いし下るのに恐怖感はない。 少し進むと岩場っぽい雰囲気だったが特に何もなかった。左右の眺めは良かったが。 鞍部からいい雰囲気の尾根を登り返していく。 400m平坦ゾーンで倒木を跨いで進むとここで休憩してくださいとばかりにすっきりとした岩場。14:49。時間もあるので三時までゆっくり休むことにした。 東側の展望が良い。往路に歩くはずだった尾根も見える。それなりの紅葉はあったろうが沢も面白かったからいいか。 15時を少しオーバーして歩きだす。 広葉樹に誘われて410m小ピークから北に進みかけるが駐車地に近い右側の支尾根へ移る。 植林帯なので適当に。 植林沿いの細尾根は林業作業のためか踏み跡明瞭で歩きやすい。 尾根の右サイドにちょろっとモミジが居るので尾根通しで行くか。 と思っていたが作業道が小ピークを巻いて左にいくのでそちらへ歩いて行く。心が弱い。 作業道は良い感じに舗装路へとそのまま導いてくれた。 最後ぼさりかけたが藪漕ぎなしで林道着地。15:22。駐車地へは徒歩一分であった。 温泉に寄って帰りたいところだが今日は平日だしうかうかしていると新4号が混みだすかもしれない。いや平日はどれくらい混むのか知らないけど。さっさと帰ることにした。そのおかげで2時間半くらいで帰れたが、やはり奥久慈は遠いのであった。 今回の軌跡
少し紅葉に遅いかなとも思っていたのだが大部分ではタイミングは悪く。午後が晴れていれば持って良かったが。
往路の水根沢、まあそれなりに面白かったがモミジ谷もろくにないしわざわざ行く必要はないだろう。この辺りの沢はどこもそんなものかもしれないが。 復路の地味尾根、なんで踏み跡がずっと続いていたのかと思ったが今昔マップを帰って来てから見てみると(見たのはみー猫さんの歩いた古道を確かめるためだったのだが)明治時代からの古道が通っていたようだ。今は破線路が地形図に書かれていないが80年代後半までの地図には破線が残っていた模様。いつ破線が地形図から消されたのかは知らないが比較的最近までは使われていた道だったのだろうか。わりと歩きやすい尾根だった。 奥久慈もこれで三回目だがメイン所で歩いてないのは生瀬富士くらいか。中武生の方はたそがれさんの記事で見たし。来年来るとしても妙なとこ歩かないとだめかなあと思っている。 |
茨城の山
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沢を離脱した僕は林道を南へ。沢を出てみると北風が冷たい。 すぐに白木山登山口にたどりつく。9:39。 登山道を登っていくと小さな葉の紅葉。 植林の狭間をぶらぶらいくとロープが出てきた。 登山道だしロープ掴まないでもいけるかなーと思ったが結構急なのであっさりロープに頼る。腕は疲れるが足が断然楽だ。 ルート上に綺麗なツツジがぽつり。右斜面にはモミジが散見されるが近づけない。 そんなので気を紛らわせつつせっせとロープを掴んで登っていく。 9:57、白木山山頂。登山口からコースタイム15分のはずだが時間がかかった。 展望もないので先へ。 高崎山方面への下りは少し下りると緩い下りとなり歩きやすい。 良い感じのもみじも散見される。 恋人峠を過ぎるとさらにいい色したもみじが増えてきたのでつい上を向き足をとめがちに。 北側は植林っぽいしここに紅葉はあまり期待していなかったのだがそれなりにカエデが生えており見頃のタイミングでもあったらしい。 舗装路が横切るところまで気分良く降りて行った。 舗装路手前で男体山をちら見。10:26。 舗装路を横切ると少し右に小さい標識があり高崎山へと導かれる。 尾根上に出ると北側が大規模な伐採地で遮るものもなく展望が良い。 でも風が強くて寒い。沢は暖かったなあ。寒いが景色がいいので足をとめた。 展望を楽しみつつ登っていく。振り向けば白木山。 白木山の先が紅葉が良かったため高崎山への尾根も期待したのだがこちらはカエデがほとんど生えていない。斜面の下とかにはいるのが見えるのだが。 最後は笹藪の中を通る道で一登りして高崎山、10:45。 展望も何もない場所だが腹が減ったので15分休憩。 ピストンを避けるべく東に歩いて行きたいところだが今日はあまり時間がないので舗装路まで引き返す。少しだけ見た東側は紅葉が良い感じにも思えた。 舗装路まで引き返す途中。どうも雲が西から迫りつつある。 舗装路に辿りついて11:13。 持方へと作業道を下りて行く。竹藪抜けて道路に下りる。持方から南へ竜神川沿いの道へ曲がるはずだったが道端の紅葉に引かれて西へ進みかけ慌てて戻る。 まあ西へ進んで大円地越へと行くのがポピュラーだと思われるのだがそういう生き方はつまらない。 上武生へ向かう舗装路を離れて実線林道へ。 466m地点付近を通過し南西へ少しずつ標高を上げつつ。 たまに紅葉も見られる。 11:55、554m地点北西の谷間に辿りついた。 ここから適当に谷間を歩いて554m地点へと向かうつもりだ。 もう少し南へ林道を進み谷間を上がると小草越に辿りつくのだが奇しくもそちらは日曜にみー猫さんが歩いたらしい。 踏み跡があるようなないような、でも昔の切り株はあったりする笹藪を通り抜け沢の右側を少し歩くと480m二俣。水は流れていない。 笹藪はあるが554m地点東の鞍部へは簡単に登れそうである。 笹密度は低いが肩くらいの高さの笹藪。適当にがさがさと進めば紅葉が見えてきて。 登山道に人はいないな?よし。 12:05、鞍部で登山道合流。554m地点へと登りかけると前方からハイカー。藪漕ぎ場面は見られずに済んだのでセーフ。道を外れた者に世間は厳しいからな。 紅葉も良い感じでわざわざ遠回りして寄った甲斐があったと言う物。 554m地点に12:11、2年前に歩いたはずだが展望の良さをすっかり忘れていた。 雲が出てきて薄暗くなってきたのが残念。 大円地越へ向かうが登り返す手前辺りにモミジが群生している。 その先も散見される見頃の紅葉を見つつ歩いて行く。 県境の紅葉と量を比べたら話にならないが質は悪くないか。 12:30、大円地越到着。 ちょうど人がいなくなったのでベンチに座りおにぎりを食べる。 しかしすぐにGB軍団が大挙して男体山から押し寄せてきてしまった。僕の昼休みは6分で終わった。 普段なら舌打ちするところだが今日は平日。 このGB隊は休日歩くサラリーマンハイカーと被らないように平日歩くことを心がけていると見える。だからベンチを譲ると僕はさっさと男体山へ向かった。12:36。 男体山へ向かって歩いて行くといくつものGB軍団が現れるが全て道を譲った。 550mを越えると紅葉ももう終わりに見えて人生先の長くない方々に敬意を示そうかと思ったのだ。まあ嘘だが。なんとなく今日は道を譲る気分だった。 紅葉は大してないが展望は良かったりするのでそれなりに楽しみつつ。道を譲ったりしたせいで強制休憩が入り足も疲れなかった。 13:02、男体山。 平日かつ昼過ぎ、天気も下り坂のせいか山頂には誰もいない。 ちょうどいいので祠の展望地からじっくり周辺を眺めた。 3分ほどで山頂を立ち去り縦走路を北へ。 東屋を過ぎて歩いて行くと斜面の紅葉はくたびれ気味だ。 いい紅葉も結構いるけど曇り空じゃ魅力半減だな。そう思いつつ歩いて行く。 二組ほどとすれ違った。 13:47、月居山方面と白木山方面の分岐路に到着。 2年前は月居山方面へ進んだが今日は白木山方面へ少し歩いて地味尾根帰りだ。 続く
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2018.11.20(火) 水根地区の奥 -水根沢 -水根沢大滝(仮) -白木山登山口 -白木山 -高崎山 -林道 -谷間 -554m地点 -大円地越 -男体山 -539m地点 -水根沢に囲まれた地味尾根(古道) -水根地区の奥 ふらっと立ち寄った沢の行く末は? 土曜はいい天気だが予定があった。 日曜は奥久慈に行こうと思ったが天気が曇りっぽいので家で寝ていた。 まあ土日でかけなくても僕には余裕があった。晴れ予定の火曜に年休申請する腹積もりだったのだ。 前日まで天気予報を注視したが晴れのようで。これならばと予定通り火曜は出かけることにした。 11/20、四時に起きて天気予報を見ると奥久慈は午後から曇り。モチベーションが下がるが二度寝するのもなんだしなあと5時過ぎに家を出る。 茨城県内なのに遠い。コンビニ寄っていくがこれは2時間ではつかないなと。 最近できたらしい奥久慈グリーンライン林道、これを水根地区沿いに月居山から南東へ進み南へ90度曲がるカーブ手前の橋前にある広い路肩に駐車。7時20分近かった。 準備をして歩きだす。7:31。 橋を渡って南に少し行ったところ、沢が二俣になっている。帰ってから調べるとこれが水根沢。まあ水根地区を通る辺りで水根沢と書かれているのでその先で分岐したこいつは別名の可能性もあるが。 対岸に早くも紅葉が見える。そして沢に水はなし。 当初の予定ではこの二俣中間尾根をぶらぶらと歩いて林道をまたいで白木山へいくつもりだった。 しかし沢に水がないとなればこの沢を遡行して行くのもありだな。 その方が面白そうだし。7:34。 深い考えもなくとりあえず沢に降り立つ。勿論林道沿いの左俣ではなく右俣へ入っていく。尾根上の紅葉が気になるところだが水のない沢を歩いて行く。 沢に入って三分後、水が出てきた。なんだこの沢ちゃんと水があるのか・・・。 淵は意外に50cm程の深さ。ちょろちょろしか流れていないのに。 奥久慈らしい岩。 ストックで落ち葉の下が水ではないことを確認しつつ端を歩く。 適当に小滝を越え、沢入りして6分後、行き詰った。 両サイドへつれる足場とホールドなし。つっぱりでいけない程度の幅。ストックつこうとしたら水深70cm以上。困った。 5分ほど気合でへつれないかとかすぐ横の土壁を登れないか悪あがきしたが諦めて少し戻り右岸の小尾根に登る。すると獣道トラバースで高巻けた。 淵の先の小滝ゾーンごとうまく巻けた。 淵と言うか水たまりというかをへつって避けつつ尾根上の紅葉を指をくわえて眺めつつ歩いて行く。巨岩の広場。谷の底。 河原・淵・岩盤の沢底。高巻きして以降は面倒な場所もないのでそのまま沢を歩いて行く。落ち葉トラップだけには注意。油断すると水深数十cmにドボン。 沢靴ならじゃぶればいいのだろうが登山靴で濡れたくないのと気を使う沢だ。 へつりからジャンプ気味に大股開きで突破する個所も出て来る。 簡単には巻けそうもない場所でへつれるか危うい。でも思ったより足場がありへつって越える。 なんとか越えたぜ、と思ったらついに突破不可能な滝が現れた。310m二俣。8:09。 進行方向が右俣ならば良かったのだが行きたいのは左俣。どうみても登れそうにない。釜は深いし。横の土壁もアウトだ。 滝の上の紅葉ゾーンに行きたい。 しかしこの辺り岩壁に薄く土が乗っているだけでとても登れそうにない。 諦め悪く土壁上に獣道が伸びているのを見つけてそこへ行こうとするがこの獣道トラバース、狭くて危険すぎる捉まるものもないし。3m程登り諦めて下りる。 結局7分ほどうろちょろした結果二俣手前のへつれるかなあ?の場所をへつって戻り右岸の小尾根に登ることにした。 20m程高巻いて沢を見下す。 このまま尾根を登って沢とはおさらば。とも思ったがトラバース獣道を見つけたのでこれを辿れば滝上に行けるのでは?と歩いて行く。 するとさっき沢から見上げていた紅葉ゾーンに。 ここの紅葉誰にも見られることなく落葉して行くんだろう。地味紅葉を救えた。 赤いからモミジかと思ったら違った。葉が大きいがツツジなのか。 誰の目にも触れない地味紅葉達を堪能。 もう少し日が差せばなあとは思ってしまうが。 紅葉を堪能したので沢に下りる。獣道を辿るとうまい具合に滝上に降り立った。8:28。 滝上もすぐ二俣だがここは右俣へ。 すぐに出てくる小滝は優しい。 1mくらいの深い淵を越えて、330mの二俣に8:35。 ここは右俣へ。 2mくらいの小滝だが手前に水が溜まっているので右から小さく巻いた。 小滝を登り軽くジャンプで淵を越えて行くとしょぼい2段の小滝が現れた。 下段はへつりから普通に登るが問題は上段。3mくらいの壁。 引っかかっている倒木が思いの外丈夫なのでまずそこによじ登ってからなんとか越えた。 倒木がなかったらつんでいた。 なんとか越えた小滝の先が左右逃げ場のない淵で泣きそうになるがギリギリへつれる。 その先は河原と小滝の平和なゾーン。おにぎり岩二つ。 8:50、375m二俣。 ここは左俣へ行くのだがなんだが倒木でごちゃついているので中間尾根で巻く。 右上の崖をイノシシファミリーがトラバースして行った。 倒木と小滝をまとめて巻き沢に下りるとなにやら大きな滝が? 近づいてみると2段合計で10mくらいありそう。水根沢大滝(仮)。 水量がないので見栄えはしないが。 当然登れるわけがないので中間尾根に戻って巻く。 巻く途中から気付いたが中間尾根のテラスから上段下へは下りていけそうだった。 尾根から沢底へ下りて歩いて行く。平和になったなあと思ったのも束の間、今度は400m二俣でまたしても進みたい左俣が小滝となっている。9:02。 高さは6mくらいか。垂直じゃないけど僕には登れない。 少し手前の土壁を灌木頼りに登り落ち口へとトラバースしていく。 下からでは分からなかったが実はそのうえに2mくらいの中段と1mくらいの上段があって。 結局こいつらも巻いた。 三段滝上も小滝が続く。 これくらいならと思ったら垂直2m小滝が登れず土壁を獣道で巻いたり。 まばらな紅葉をチラ見して、もう40mも登れば林道なので沢から離れようかとも考える。まあここまできたらと先へ行くが。 また一つ小滝を岩壁登って巻く。 430m辺りの二俣。ここが非常にわかりにくかった。 地形図では四俣っぽくなっており行きたいのは右から2番目。 結局目の前の二俣から右左両方行ってみて、右俣を少し進んだ先の左俣が行きたいやつだとわかった。まあここまできたらどこいってもすぐ林道に出るし、広葉樹で雰囲気のいい左俣の左俣にいっても良かったのだが。 で、とりあえず一番林道が遠そうなので進みたかった右俣左俣だが植林ゾーンに入り倒木だらけ。尾根を少し歩いてから沢に下りたが相変わらず倒木がおり、倒木がなくなったら藪に入った。さっさと林道に上がれば良かったかと後悔。 450mまでくると二俣となっており左に土管が見える。 もうここまできたらいいだろう。林道に上がることにした。 すぐ上に林道が見えていたのだがこの藪がなんとぶっといイバラ藪。チクチクというよりぶすりとささり本当に痛かった。 9:28、460mくらいで奥久慈グリーンライン林道に這い上がった。色々厄介な所はあったが最後の茨は余計だったな。 まあ沢屋が絶対にこないであろう地味沢を救えたので良しとしよう。 今日は気温が低いし道路に出たら風が吹いていて寒いのだが沢底は風が吹かないので汗びっしょりだ。風で乾かそう。 ザックを下して道路で休んでいると車が来たので急いで避けた。 8分ほど休憩して白木山登山道へと向かった。 よくわからない沢を歩いたのでここまでの軌跡。
続く
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加波山神社から未舗装林道をぶらぶらと歩いて行く。 整備された砂利道だ。 電波塔を横目に15分くらいだらだらいくと東屋。12:40。歩き始めから一度も座って休憩していないのでそろそろ休もうかと思案するが先は長いので雨引山のとの中間くらいの東屋があればそこで休もうかと考えた。この考えは甘かったと後で知る。 緩く下ってi-FMの基地局を横目に登り返せば燕山。12:45。 山名板がないなと振り返ると標識に書いてあった。 東屋なし。先に進む。 ここから雨引山まで標高を300m程下げて5.1km。冷静に考えると遠い。 急な下りが続くが木の階段が珍しく役に立ち滑らない。 ただ地面が露出したこういう感じの所はいかにも滑りそうで、やっぱり滑りかけて。 慎重に行くので速度は出せない。 30分ほど歩いて標高400mくらいまで下げた。するとまたバイクに抉られた嫌な感じの登山道になる。ツッパリやまだましなサイドによるがいつ滑るかとヒヤヒヤ。下りなのが嫌らしい。 344m地点を越えて登り返す。また少しえぐれていたりしたが370mくらいまで登り西→北と曲がるあたりに来ると地面が安定。まあ濡れているから油断はできないが。 13:33、北に向いて軽く下る所。流石にそろそろ休みたいのだが東屋がないので仕方なく先へ進む。 10分ほど進むと東側の展望が開けた。ここはパラグライダー練習場ではないようだが。林道が来ていないからか。 この辺りから雨引山まではGPSが測位しておらず正確にどの辺りだったかは定かではない。 地図も見なかったので365.1m三角点はスルーしてしまった。 その後はただひたすらに無心でぬかるんだ展望のない登山道を歩いて行く。両サイド腰上くらいの笹藪の間を通る登山道。まあもとより展望期待する天候じゃないからいいのだが、雨もそれなりに降ってきたし修行僧のような歩きだ。 14:10、よくわからない分岐にきた。右に入口と書かれているがさて。 相変わらずGPSは測位しないが恐らく392mピークの南側にいると思われる。 スマホアプリのコースのよれば左の巻き道が正しいらしい。 まあどちらでもいけるのだろうが楽そうなので左に進んだ。 緩く下り登り返そうとすると登山道が大分ぼさってきて大丈夫かと思ったが道はちゃんとあった。藪がはみ出ているが手摺りやロープで仕切ってある。 14:24、雨引観音と雨引山の分岐。392mピークの北西。 この辺りは雨引観音から岩瀬駅へ行く人が多いのか整備されている感がある。 ここで雨引観音にエスケープするか迷う。 雨引観音にもバス停があり15時くらいに筑波口行きが来るはずだ。 疲れたし雨も降ってるしどうしようかなあと迷うが雨引山0.5km、雨引観音1.7kmと見ると意外と雨引観音まで距離あるなあと。まあ岩瀬駅までは5km以上あるのだが。 しかしコースタイム的には雨引山から岩瀬駅まで1時間半かからないだし、岩瀬駅で16:22にちょうどいいバスがあるので結局岩瀬駅まで行くことにした。 軽く登って山頂か、と思ったらまだ少し先だった。平坦な道を行く。 14:36、雨引山(409.2m)。ようやく出会えた東屋にほっとした。机もあるので安心してザックをおろせる。なんで意地を張っていたのか分からないが歩きはじめから6時間ザックも腰も下さなかったのは初めてかもしれない。 疲れた。 流石に雨も降っており展望はかなり悪い。雨引山だからこれでいいのかもしれないが。 遅い昼飯を済ませ、14:50、御嶽山・岩瀬駅へと歩きだした。 階段を下り、地形図にもある電波施設の横を通る。 岩瀬トンネルの上近くまで来ると一瞬開けて何故か色づいた木々が少し。低山にも秋が来ようとしているのか。 その先で採石場を避けるように北西に一旦下るのだがそこの下りのぬかるみですっ転んだ。ザックで受け身を取ったもののズボンと手が泥だらけ。雨が降り続いている分一回目よりどろんこ具合が酷い。げんなりした。 気落ちしつつ下っていくと。木橋のようなものが見えた。 これはもしや?救いの光に駆け寄ると水量はしょぼいが沢。水源は採石場っぽいが手を洗うのには問題ないだろう。今回は比較的速やかにどろを洗い流せたので助かった。 さっぱりしたので心なしか足取りも軽く登り返し、採石場のフェンス沿いに咲く彼岸花を横目に15:32、御嶽山を通り過ぎた。 足尾山、加波山は三角点を通過するかそこに神社があったのでここもそうだろうと思っていたら御嶽山は三角点は登山道から少しそれている上、北に下った所に神社があるため何も考えないとスルーして神社に着いてしまうようだ。帰ってから気づいた。 まあわざわざ再度行く気にはならないが。 そんなわけでここは三角点見つからないな、まあいいかと神社内に存在するはずのない三角点と山名板を30秒探して本堂に手を合わせるとさっさと岩瀬駅へと下りにかかった。 神社から下る所、またぬかるんだ急な斜面がありこれはまずいなと思っていたら案の定滑った。御嶽山をスルーした報いなのか。 またべったりと泥まみれになったが三回目なのでもう特に思う事は無い。 駅のトイレで洗おうと思った。 しかし階段を西に下りて行くと天は僕を見はなしていなかったのか、水が引かれ滝行が出来るようになっていた。 本来であれば御嶽神社に参拝する人がここで滝に打たれて身を清めてるためのものであろうが、僕は下界に帰る前に身を清めることにした。 ザックカバーつけているので頭からじっくり滝に打たれて背中の泥を流し、ズボンと靴、手とストックも綺麗さっぱり清めることができた。 これでバスにのっても白い目で見られずに済むな。ずぶ濡れなのはスルーしてもらおう。合羽の尻を払えば座席は濡れないはずだし。 滝行を終えて歩いて行くとすぐに舗装路となり里に出た。 先に名前もなさそうな里山が見える。 踏切を渡り住宅街を行く。自販機でコーラでも買いたいがずぶ濡れの今ザックを開けて財布を取り出すと街の方の視線が痛い気もする。 仕方なく岩瀬駅まで歩く。 岩瀬駅までくればずぶ濡れハイカーも違和感がなかろうと財布を取り出してリアルゴールドを買い一気飲み。16:05。 バスがくるまで少し時間があるので改札前のベンチに座る。 実のところ、今日の旅の目的、本命はこの岩瀬駅だった。 前日、我らがドラゴンズが誇る鉄人・岩瀬が前人未到の1000試合登板を果たした。 この岩瀬駅と中日の岩瀬は漢字が同じだが縁もゆかりもない。ただデビューから応援し続けてきたドラゴンズ一筋の男に敬意を示したかったのである。浅尾も引退するが足尾山が一文字違いなので許してもらおう。 定刻通り16:22にやってきたバス、ヤマザクラGO(桜川市の市バスの名称)に乗ると、"声優のさくらがわめぐです!"などとアナウンスが始まり桜川市の名所やらを紹介し始めた。 名前からして桜川市のイメージキャラクターで架空の存在なのかな?と思ったが桜川市出身の櫻川めぐという実在する声優さんらしい。ある意味ご当地キャラだが。 西の吉野、東の桜川と呼ばれる桜の名所だとか桜川市豆知識のアナウンスを暇なので聞いているとバスは雨引観音に立ち寄る。山の中腹に寄り道なのでそれなりに時間がかかり、降車予定の桜井バス停まで30分ちょっとかかった。 16:58、雨の桜井バス停。 残念ながらここからみかげスポーツ公園まで雨の中2km程延長戦が待っている。 雨の中当然ながら人影はない。既に滝行で止めを刺されているので雨は気にならないが。 山に入る直前、田んぼに黒い影が見えたのでもしやとそちらを見るとイノシシ。カメラを取りだそうとするが、向こうもこちらに気付き目が合う。イノシシは一瞬固まったが、悪さしている所をばれた気まずさからかダッシュで藪へと帰っていた。 17:18、みかげスポーツ公園到着。誰もいないのでずぶ濡れの服を着替える。そうやく一心地つく。 何か食べて帰ろうかとも思ったが来る途中興味を引くような店もなかったなととりあえず帰ることにした。久々によく歩いた一日だった。 今回の軌跡。登山道なので概要。
悪天候の中歩いたので真っ当な感想は無いのだが天気が良くてもトレーニング以外で歩く必要性はないなと思った。神社とか史跡に興味がある人は別だろうが。 ただ一つ言えることはこの時期は雲の巣が非常に多いので虫が苦手な人はやめておいた方が良い。僕は虫は平気だが流石に数十回払いのけて顔にも引っかかりまくるとげんなりした。秋も深まる頃や冬だと歩く人も増えてましなのかもしれない。 今週末の三連休はみちのくや谷川の藪深い所にいくつもりだったが台風であえなく頓挫した。日月で通いなれた山域にでも行こうと考えている。
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2018.9.29(土) みかげスポーツ公園 -きのこ山 -足尾山 -加波山 -燕山 -雨引山 -御嶽山 -岩瀬駅 →バス→桜井BS -みかげスポーツ公園 雨降りで誰もいない登山道 へえ、こんなところにバスが通っているのか。 近場で縦走できるところはないかと調べていると偶然桜川市の市バスを知った。 今週末はテン泊にでも出かけたかったが台風のせいでテン泊どころか両日雨。 普段なら引きこもり確定だが、10月に向けて体力を落としたくないので多少の雨なら土曜は歩こうと決めていた。幸いここ数日気温は低いし低山登山道なら遭難の恐れもない。 安蘇の山はヒルがでるので瀑泉さんも天気の悪い日はトレーニングに利用していると言う難台山・愛宕山にしようかと考える。ただ笠間まで行くと半分水戸までいくような感覚で、茨城でも県西に住む僕としては近場という感覚が薄くなる。 それなら筑波山から北に続いている山々を上手く縦走できないかと考えていると桜川市の市バスが岩瀬駅から筑波山の麓まで通っていることが分かった。これはピンポイントで使い勝手が良い。駐車予定地からバス停まで2kmほど歩く必要があるがこれもまあトレーニングだろう。 久々に合羽を着こんで出かけることにした。 9/29、四時半くらいに目が覚める。当初の予定では昼過ぎから雨だったのに予報は午前も雨がぱらつくようで。やっぱり家で寝ていようかとごろごろしたが、ハイドレーションにスポドリを入れてしまったのでしぶしぶ家を出た。7時くらい。 だらだらと125号を東に向かっていくと2台前に50km制限の所を35kmで走るトラックでいて後ろが大渋滞。片側1車線なのでぬきようもなく。 これはただの嫌がらせだろうとストレスをためつつ片側2車線になったところでようやく解放された。しかしトラックは何故か右折もしないのに追い越し車線をとろとろと走り続けていた。ここまでいくるとイライラを通りこしてトラックの目的を確かめたくもなったが後ろをついて行くとやはりストレスを溜めるのは明白なのでさっさと抜かして先へ行った。 初見では絶対に読めない高道祖辺りまで来て北へ。この辺り月頭に来ているので記憶がある。コンビニに寄ると先ほどから降っていた雨が結構本降りでやる気メータががくっと下がる。立ち読み朝食をすませて帰ろうかと思ったがガソリン代が高騰するなか勿体ないので渋々登山口へ向かった。 桜川市に入り山方面へ。道を間違えそうになりつつみかげスポーツ公園の駐車場に停める。雨なので誰もいない。 初っ端から余裕の雨降りなのでカッパとザックカバーの完全防御で行く。8:50。 一台車がやって来ておじさんが広場をうろついていた。トイレに向かったかもしれない。車上荒らしの可能性も加味して一応ナンバーを控えて置く。まあ余計な心配だったのだが。 スポーツセンターの裏手に案内板に従い歩いて行くとちゃんとハイキングコースはあった。しかし蜘蛛の巣だらけでろくに人が歩いていないようだ。コガネクモ。払った先にまた蜘蛛の巣があるので結局何度も頭にかかる。この先記述はしないがこの日数十回以上蜘蛛の巣を払い数えるのが嫌になるくらい顔に雲の巣を引っ掛けた。 それはともかくすぐに散策の森と憩いの丘分岐。どっちにすすめばきのこ山に着くのやら。コンパスを見ると憩いの丘方面に進めば良いようだ。 蜘蛛の巣だらけの抜かるんだハイキングコースを歩いて行く。雑木林の中で展望は無い。土に埋もれかけた石段を登るが別に神社があるわけでもなかった。 林の切れ目から麓をチラ見にして歩いて行く。ハイキングコースらしく急斜面に細かくつづら折りに溝をほってあるが大して急でもないし枝や落ち葉が堆積しているので帰って無視した方が歩きやすく。 歩きだし8分で東屋についた。綺麗な東屋だがゴミが散乱しているのが残念。疲れてもいないのでさっさと通過する。後でたそがれさんが加波山-きのこ山を歩かれた記事を見直すとどうも加波山が見える東屋がこの辺りにあったようだがこの東屋とは違う感じがする。 東屋先の標識で林道、レフトハウス、恵みの森の三差路。恵みの森に歩いて行けばようだが道が細くて木の枝がかかり蜘蛛の巣だらけなのでハイキングコースというより作業道を歩いている感覚。 雑木林のぬかるんだ登りはトラバース道へと変わる。栗の木が豊富にあるが茨城に熊は居ないので安心だ。 丈夫そうな木の橋にやってくると対岸に標識が見える。こちらに見えるようには書いていない。この橋腐りかけ、渡るべからずだったら嫌だなと思いつつ通過して標識を見る。 "この先行き止まり 通行不可" じゃあ僕はどこからやってきたというのか。 理解できない。 腑に落ちないもやっとしたものを抱えつつ歩いて行くときのこ山、恵みの森、林道の分岐。どうやらさっきまで歩いてきた雑木林が恵みの森らしい。 トラバース道は終わりのきこ山への登りに入るようだ。9:06。 相変わらず蜘蛛の巣だらけとはいえハイキングコースだから濡れた藪漕ぎしなくていいのは気分が楽だな。整備されているしと歩いて行く。 しかしちょっと崩れ落ちて道が狭くなっている個所が出てきた。都合の悪いことに狭い部分がちょっと段差になっており濡れた地面はつるりとした土が露出している。 ここは慎重に行くかと思ったがそれが仇となる。 一気に行けば良かったものをゆっくりいったらつるっと滑った。手をついて左の斜面に滑り落ちるのは防いだが掌と足が泥んこまみれ。あーあ。 カッパ着てなかったら靴も終わっていたな。 帰りたくなったが歩きだし20分で帰るのも癪なので先へ進む事に。 しかしこの段差わりと手強い。雨の日限定の難所なのでロープもないし。無様にもう一度素っ転んで泥が追加されたが開き直って横の斜面に手を突き刺して登った。 もうここまで泥まみれになれば何も怖くない。もっと大粒の雨で洗い流してくれないかと思った。 両手が泥まみれになったので乾くまでカメラには触れないしストックも泥まみれで掴んでいるので嫌な感じだ。ため息をつきつつ歩いて行く。 9:22、きのこ山まで1kmの標識を見てそのまま通過。 急斜面の登り、沢みたいに溝状にえぐれてつるつると滑りそう。どうしたらこうなるのか。そんなに雨が降ると酷いのだろうか。しかし今も雨降ってるしなあ。 この酷くえぐれた溝の謎は後ほど解ける。 とりあえずまた泥まみれにはなりたくないので突っ張りで越えて行く。 ここはお手軽ハイキングコースのはずなのだが泥まみれで何をしているんだろう。手の泥はある程度乾いたので写真は取れるようになった。 きのこ山山頂0.7kmの標識を見る。つぼろ台なる展望台らしきスポットの案内もあったので 立ち寄ることに。一度林道を横切り歩いて行くとほどなく岩場に着いた。 土地勘は無いがどうやら足尾山や丸山が見えているらしい。風車らしきものも見えた。 林道を横切る所に戻り、さてきのこ山はどちらかと思ったら標識があった。 ぬかるんだ雑木林を抜けてたぶん整備されている木の階段で標高を稼ぐ。 辺り一面すっかり雲の中。階段が終わり倒木を潜ろうとしたら蜘蛛の巣の中。 こんな状況だからか人っ子一人いやしなかった。 林道を横切り稜線は近い。こんな天気でも筑波山には人がいるのだろうきっと。 そろそろ山頂かと思っているとパラグライダー練習場らしき所に出た。 こんな天気でも麓は意外と見えるものだな。低山だからか。 横を通り舗装林道に飛び出る。岩瀬駅へは北へ進むのだがきのこ山山頂がすぐそこのはずなので南に寄り道。きのこ山との標識は無いが。 軽く階段を登ると東屋。10:00。 裏手の小高い所が山頂のはずなのだがそちらに道は無い何故だ。 おかしいなあと少し南に進み回り込んでいくと濡れた笹藪で嫌な感じ。適当に進むと確かな踏み跡はあった。 まあ踏み跡はあっても濡れた笹がこんなに被っていては意味がない。 せめてダニはいませんようにと適当に進むと足元に三角点があった。藪の中で山名板は見つからないがまあここが山頂でいいんだろう。撤収。 東屋に戻ると案内板横の看板にきのこ山とかかれていた。すぐそこなんだから三角点まで整備しとけよと思わないでもない。舗装林道に戻る。 足尾山2.3だか2.8kmだか書かれた標識を見て北東へ歩いて行く。 普段なら舗装路にがっかりするところだがどろどろで滑るコンディションなので今日ばかりはアスファルト最高と言っても過言ではない。 ぶらぶらと歩いて行くと一台の車が追い抜いて行く。 こんな日に歩いている僕が珍しいのかわざわざ窓を開けてこんにちわと挨拶して行った。 桜川市と石岡市の境を忙しなくいったりきたりする舗装路をぶらぶらと一人行く。 濡れ鼠で泥だらけなのは変わらず。いっそ大雨が洗い流してくれればいいのに雨はぱらつく程度かやんでしまっている。 退屈しのぎにipodで音楽を聞いていたのだが使い古した安物のイヤホンはいつの間にか断線したらしく音が聞こえなくなった。1000円程度で3年くらい持ったから十分だけどこのタイミングでお亡くなりにならなくても。 ため息一つイヤホンしまい込み、無心で眺めもろくにない雲に巻かれた舗装路を歩いて行く。気分は修行僧。 30分ほど歩いて足尾山も近くなってきたかと言うところでまたパラグライダー練習場らしきところ。今度は道の両サイドにある。 さっき僕を抜いて行った車らしきものが停まり、練習場の様子を見ている人が二人。こんな天気で何をしているのだろう。僕もね。 10:37、一本杉峠2.2kmの標識の横に足尾神社の石碑。 舗装路は足尾山を巻いて行くようだが流石に足尾山を巻いては何しに来たのかと言うわけで寄っていくことにする。 少し登って鳥居を潜ると足尾神社。最近立て替えたのか新しい感じがする。 軽くお参りして裏手の石段を少し息を切らせて登ると足尾山山頂。10:47。 山頂の石祠も真新しい。 筑波山の方を眺める。晴れていれば麓も良く見えるはずだ。細切れの雲が流れて行く。 先は長いので腰は下さず進んでいく。山頂から下りて舗装路に合流。 カーブを曲がるとすぐにまたハイキングコースに入るのだが加波山はこちらとの標識は無い。この標識を見て籔っぽい方に迷わず入れと言うのか。 でも踏み跡はあるしなと進むと東屋があって安心。 その先で尾根を進む踏み跡と左から巻く踏み跡がありやはり標識は無いのでどうしようか迷うが左にだけテープがついていたのでそちらに進む。踏み跡明瞭ただし細い。 小尾根を巻くように下りトラバースに入ると雨水が小さな沢となり流れていた。天の恵みかと感謝して僕は泥だらけの手とストックをようやく洗い流すことができた。水流細いのでさっぱりするのに時間がかかったが。 ようやく不快感も和らぎ少しだけ足取りも軽く歩いて行くと舗装路合流。 そしてほどなく一本杉峠に着いた。11:14。 一本杉、例の孤高のなんちゃらと同類項だと思うのだが大して人気はなさそうである。 峠から丸山に向けて急斜面を登っていく。ここもまた溝状にえぐれてツルリと滑る土が露出しているためツッパリか両サイドによけて登っていくしかない。何故登山道でこんな苦労を・・・。 しかし雨降りの今日でもこの溝に水は流れてないし、自然にこうなったわけではなさそうだ。途中ハイキングコースにバイク・自転車で入らないでとの警告を何箇所か見たのだがそれから考えるとこの溝はオフロードバイクの仕業だろう。うざい。 どうせなら滑って後ろに縦半回転、一人バックドロップでも決めてくれたら笑って許すのに。しかし悪路を走るのが生き甲斐だと思われる彼らもこの日は姿を見せなかった。そもそも立ち入り禁止なんですけどね。 適当に歩いて行くとハイキングコースはどうも丸山に寄らず西から巻いて行くようだ。 仕方ないので西から丸山山頂へ無理やり登っていく。薄い藪、ナゲもどきあり。 最高点らしき場所に着くがだけで山名板はなし。少し南にいくと赤い箱と石柱。ここには三角点はないはずだ。面倒なので石柱に何か書いてあるかなとかは調べなかった。 雨降りの藪に長居したくないので適当に北へと崖を避けて下りて行く。踏み跡を辿ると風車の下に着いた。11:42。 風車の奥に採石場も見えている。 何か今にも壊れそうなぎこちない音を立てつつ動く風車。落ち着かないのでさっさと通過し舗装路に合流。すぐに加波山に向かう階段へと向かい舗装路とはお別れ。 苦々しいことに今日はずっと関東ぬれあいの道を歩いている。 急な階段とはいえ大した標高差もないので気は楽だ。 タマゴタケのようなものが結構生えている。あくまでようなものであって断定はできない。外したらあの世行きなので勿論放置。 傾斜が緩くなると広く刈り払われた道となり案内板。駐車場なんてあったかな。 自衛隊の殉職碑、旗立石と言ったモニュメントを通り過ぎていくと加波山一丁目との石碑。山頂は何丁目かな、三丁目かな。などと下らないことを考えていると加波山大神社に着いた。社務所の裏手に回り山頂との案内に従うと巨岩が並ぶ先にお堂。 結局山頂はどこだよと思ったら足元に三角点。結局ここが何丁目かは分からなかった。 12:14。 北に進むと今度は加波山神社。いくつお堂が出てくれば気が済むのか。 ちらりと見えた展望、アンテナがあるのは燕山手前のピーク? 意表をついて今度はたばこ神社。たばこ嫌いの僕には無縁の場所。僕は一生無煙で行く。 他にもお堂がまだあったが面倒になり撮影も適当に石段を北へ下りて行く。 今度は天狗のお面の置かれたお堂。12:25。 もうお堂はいいから手を洗える水道が欲しいんだけど。雨水で無理やり泥を流しただけなので綺麗な水で一度さっぱりしたい。 しかし里山とはいえ山頂近くの神社には水道は引かれていないようで。 雨の中結局加波山周辺には僕しかおらず。こんな信仰心溢れる人間に少しぐらい御利益があってもいいのでは。賽銭もめんどくさがりいれてないくせにそう思った。 続く
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