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踏み入る先にあるものは
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二日目は御来光を見た後、日本百高山らしい旭岳に登った。
旭岳は白馬岳より気に行った。
行きで見かけた雷鳥が帰りには増殖していた。
テントを片付けて天狗山荘へ向かう。相変わらず荷物が重くて足取りは重い。
杓子岳は展望が良かったが白馬鑓に行く途中でガスに巻かれる。
するとすかさず雷鳥が湧き出てきた。
白馬鑓ではガスが晴れて展望を楽しむ。
重い荷物に耐えて辿りついた天狗山荘のテン場はまだ空きが多くゆったりとテントを張れてのんびりできた。雪解け水の水場も冷たくておいしい。前日と打って変ってゆったりとした時間を過ごせた。

最終日は下山するだけ。
テントの中で横になったまま御来光を眺められるという最高のテン場を後にした。
白馬鑓温泉から下りて行くとトラバース道で横切る沢が涼しい。
しかし杓子岳の後は大きな沢はなく暑かった。
バスが一時間後までない空白の時間帯に猿倉荘に到着。
乗合バスは事前に予約しておいた方が良いようだ。
荷物は重かったがそれなりに気分の良い稜線歩きが出来た。
次は人のいない所に行こうと思った。

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盆休み前半はみー猫さんと白馬三山へ行った。
初日から久々のテン泊装備の重さと高山病に苦しむ。
白馬大池までは天気も良く気分は良かったがその後はガスガスと疲労・頭痛でモチベーションは低下の一途。白馬岳に大した感慨もなく雷鳥も何か久々に見たな程度の感想で。
テン場は無駄に混んでおりぐっすりとは眠れなかった。

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GWに帰省した際の登山記録。
詳細は下記


この後GWはみー猫さんと残雪歩き、
5月半ばは日光・前日光でヤシオ見物、
5月後半はみー猫さんと沢初めに行ったり一人でナゲの巣探しに行ったりと登山自体はしているのだがどうも仕事が忙しく記事をまとめる気力もなく放置している。
6月初週で気持ち的に一区切りついたのでさっさと歩いた時期と記事をまとめる時期の乖離を埋めて行きたいところだ。
2019.2.17(日) 同行者:みー猫さん
車坂峠 -トーミの頭 -黒斑山 -蛇骨岳 -仙人岳 -Jバンド -鞍部 -前掛山 -火山館 -不動滝 -浅間山荘

みー猫さんと三週連続で行った雪山縦走第一弾


三連休を怠惰に過ごした僕は今週末こそは真面目に雪山に行こうと心を入れ替えていた。
そんな中みー猫さんからのお誘いが。当初は赤城山周辺だったがやっぱり四阿山、もしくは八ケ岳とかという話になるが天気予報から浅間山(前掛山)はどうかと候補が移行して行く。
浅間山周辺は3年前にM崎君と出かけたものの、大して雪はないし天気も微妙なので黒班山にいって帰るという消化不良に終わっていた。なお雪山シーズンになってM崎君から誘いが来るかと思ったが仕事が忙しいのか音沙汰がない。あまりにさぼりすぎて雪山に行く体力がなく、その体力をつけに適当な山に出かけるにもやる気がない。そんな感じなのかもしれない。赤城山に雪が増えたら声かけようと思っていたら結局雪が大してないままどんどん溶けているので僕からも誘いそびれてしまったのだが。
ともあれ今回の浅間山は車二台なのを活かして車坂峠から黒班山、蛇骨岳を経てJバンドから下りて前掛山に寄って浅間山荘へ下りると言う縦走をすることになった。
快晴っぽいから楽しみだなあと思っていたが、どうにも風が強いらしいのには後から気づいた。しかし今更だしなんとかなるだろうと取りあえず寝た。

2/17、寝たとは言うものの寝不足で眠い。2時半くらいに家を出たが念のため途中高速のPAで二回ほど軽く仮眠を取った。
待ち合わせの6時前に浅間山荘に到着。みー猫号を置いて一路車坂峠へ。
車載気温は-12℃。ジャージのまま少し散策すると体の芯まで冷えてしまった。馬鹿である。

寒いから歩きたくないなあとテンションを下げつつだらだらと準備をしてようやく歩きだす。6:48。
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ホテルの横から夜明けの街を見下してから車坂峠の登山口へ。
流石人気の山だけありよく踏み固められているので最初はアイゼンをつけずにとりあえずそのまま行く。
すると早速縮こまっていつにもまして地味で貧相なイキモノが現れた。
雪に埋もれし藪のモノ、シャクナゲさんである。
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そういえば3年前に来た時もそこかしこにナゲ達が居たなあと思いだす。
とりあえず大人しくしているのでスルーして先へ。雲の上にいる。
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まだアイゼンをつけるような時間じゃない、とそのまま歩いて行くが下りは滑るので怖い。それならばと尻で滑り降りた。
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鞍部から少し登ったところで滑るのが面倒になったので大人しくアイゼンをつけることにした。みー猫さんはまだそのままで行くらしいが。
アイゼンをつけて登っていくが体が重い。よっぽど寝不足が響いているらしい。後は寒すぎて体が動かないのもあるか。みー猫さんは汗をかいていないからじゃないですかと言うが。
すぐ傍の水ノ塔山や少し離れた四阿山が綺麗に見えるとテンションは上がってくるが我が体一向に軽くならず。じっとナゲを見る。
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とはいえじりじりと歩いて8:15、槍ヶ鞘。
前回は雲に隠れて全体が見えなかった浅間山だが今日は綺麗に見えている。しかし雪が少ないようで結構黒い。
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一度鞍部に少し下りて浅間山を見るが、本来この季節は木々も白くなっているものではないのだろうか。
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相変わらず体重いなあと思いつつトーミの頭に8:28。
振り返れば遠く雲の上に浮かぶ山がある。
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これから歩いて行く浅間山の外輪。黒班山から先はどうなっているのかよく知らないので楽しみだ。
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黒班山へと歩いて行く。
下から見た木々は雪がついていなかったが尾根上では雪がついていた。
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8:50、黒班山。
浅間山と外輪を見渡しつつ一休み。ここでドーピング(アミノバイタル)で調子を上げることにする。まあしばらくは緩い下りだから体も軽くなることだろうたぶん。
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黒班山まではしばらく樹林帯を歩いてきたので展望は無かったが、黒班山からしばらく歩いて行くと稜線右側が拓けて景色を眺めつつ歩けるようになった。こうなると体も軽くなってきた気がしないでもない。
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そういえば針葉樹は凍りついてるのにナゲ達は凍りついていない。実はナゲ達の葉っぱは暖かいのか?等と思っていたが稜線の凍てつく冷風に負けたのか、ついにナゲも凍りついた。これでも暖かくなると解凍されて元通りなのだからしぶといイキモノである。
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9:31、蛇骨岳。
ここから先は森林限界なのか風が強いせいなのか知らないが背の高い木々か生えていない。そのせいで強い風がもろに当たり凍える寒さ。でも展望は素晴らしい。
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北側の展望も開けて四阿山や白根山方面も。展望のいい稜線歩きはやはり良い。
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歩いて行く稜線。
岩と氷の世界だと少し怯えてしまうのだが、人気の登山道だしそう危険はないのだろう。たぶん。
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景色を見ながらぶらぶらと歩いて行く。こんないい景色を見ずに帰ったとは3年前は勿体ない事をした。まああの時は天気微妙だったからこんなに気分良く歩けたかどうかは怪しいが。
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9:46、仙人岳。2319.7三角点ピークだがそう特徴があるようには思えない。
そのまま先へ。
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北東に見えるのは浅間隠山とかだろうか。雪がない。
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先に歩いて行くみー猫さんと比較すると山のスケールがでかい。
こうして見ると前掛山まで結構距離があるように思えてしまうが実際はあまり時間がかからないようで。不思議だ。
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基本的に右側が崖。近づいてはいけない。
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歩いてきた稜線を振り返る。
トーミの頭辺りから草滑りと呼ばれる登山道で下へいけるはずだがとても歩けるルートがあるようには思えない。
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ぱっと見怖い、歩くとそうでもない稜線を歩いて行くと10:06、Jバンドについた。
ここからの下りが今日の核心らしい。実のところわりとビビっている。
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少しトラバースしてから斜面を下りるのは分かっているがやはり高度感があるので怖い。
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幅もあるし普段ならどうということもないトラバースだが踏み固められた雪が斜めになっているのでわりかし怖い。岩を掴みつつ慎重に。
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トラバースが終わったらいよいよ急斜面の下り。最初の数mが一番急に見えて怖かった。硬くて脚を沈められないようだし。ピッケル使うか迷ったがここはピッケル使わずに下りれる場所らしいので慎重に下りた。
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核心を下りて見上げる。
高度感もあるし足跡なかったら下りようと思わない場所。
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その後も急斜面の下りはしばらく続いているが最初があまりに怖かったので後はそれほど怖いと思わなかった。
時々斜面からナゲ達が顔を出しているものの、掴んでロープにするには踏み跡からずれており役に立たなかった。
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大体安全地帯まで下りてきて見上げる。岩壁の威圧感。
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とりあえず平坦な雪原の岩の所まで歩いて休憩することにした。
10:35、大岩の横。風が冷たくて岩でも遮られていないが何もないよりはましか。腰をおろして休憩。カロリー補給。
今日の核心を終えて後は消化試合のようなものだがここまできて前掛山に寄らないのも変な話で。一休みしてから予定通り前掛山へと登り返すことになった。
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一休みし、さてシャクナギのタルへ出るかと思ったが北を見ると紅葉の先にススキの原が広がっている。あの斜面登って景色を見るのも良さそうだな。
どうせ帰りにシャクナギのタルは通るので少しでもピストンを減らそうと適当に歩くことにした。
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それなりに急なススキの原を登っていくとやはり展望が良い。ただこれは登山道からも見えるのでは?という懸念もあった。まあ気にしないことにしてじりじりと登っていく。
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一瞬樹林帯に入るがまたススキの原を登り登山道が大分近くなった。
一般ハイカーに目撃されないようにこそこそと登山道に合流を図る。二人程通り過ぎて行ったが見て見ぬふりをされた。
稜線に出て南西を眺めるがアルプスとか見えてるのだろうか。
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ここも富士山がお目見え。ただ逆光なのでカメラではうまく撮影できない。
富士山が綺麗に映るようにすると手前の山が暗くなってしまう。
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登山道に合流したしもう消化試合かなあと思いつつ歩いて行く。
笹に埋もれた石仏を見たり脇に逸れて景色を眺めたり。下方のカラマツは紅葉には早いらしい。
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牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ一気に登ろうと思うのだが振り返れば富士山、そして南東には雁ヶ腹摺山も見えるので中々足が進まなかったり。
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とはいえ意外と先は長く時間との闘いなので牛奥ノ雁ヶ腹摺山へペースを上げて11:56、到着。結構人がいたがすぐに何人か立ち去り少し空いた。
不思議なアクセントのハイカー二人組から黒岳はどちらですか、と聞かれる。西に下りる標識しか無くて黒岳への標識がないと。
何言ってんだこいつ地図を見ろと思ったがここは登山道。地図ではなく良く分からないガイドブックしか持っていないようなので僕の地図を見せて説明してあげた。
逆光だけど富士山が綺麗に見えたので人にやさしくなれる。
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一息ついて小金沢山へ向かう。この辺りはピストンになるが仕方がない。
笹の中を通る一本道、さすが登山道だ。結構人通りがあるものの僕と同じ方向に行く人間はいないな。
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樹林帯に入り今年あまり見ていないツツジの紅葉に出会う。
その先でGB軍団×2に出会うがツツジに免じて僕は藪に入り道を譲った。
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まあ反対から来る奴は藪漕ぎして横を通ればいいだけだから楽なんだよなと思っていたが
1985m北の鞍部でついに同じ方向へ向かうGB隊に追いついてしまった。
振り返れば富士山が綺麗に見えそうだからここはしばらく後ろをのんびりついて行くかと思ったが、気配がばれて先へ通されてしまう。
見返り富士を急いで撮影し先へ。
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一足登り返すと緩い傾斜で一気に小金沢山まで行けそう。この辺りのツツジは痛んでいないなあと歩いて行くと12:32、小金沢山。
うわ・・・この山頂人多すぎ・・・。
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ここで昼飯の予定だったのに困ったなと所在なげな僕の耳に"しゃくぅ・・・"と葉ぎしりが聞こえてくる。おや?と思い山名板の奥へ進むといつものイキモノがハイカー達に無視され嘆いている。
今日もそこらの雑木扱い、シャクナゲさんである。
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相変わらず一般ハイカーは先住民に対する敬意もなく嘆かわしいな。
やれやれとナゲを何匹か撮影し空いてるスペースはないかと考えていると"・・・ツアーの方5分後出発しまーす"などと引率ガイドが言っている。
ここってガイドツアーで来るような山なのだろうか。こんなに立派な登山道はあるしルートを選べばバスも利用できる。高い金払って行動束縛されて・・・何が楽しいのか。

人の生き方はそれぞれだが何か嫌な気持ちになったので東尾根に少し下りてみると岩場や木陰にナゲ達が繁茂していた。なんだ先に避難していたのか。
ナゲ越しに見る北方面。牛の寝通りはどれだろう。一昨年少し歩いているのだが。
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ナゲ横の岩場には誰も来ないのでここでゆっくりすることにした。ツアー客が遠くに行くまで時間をつぶすことにしよう。幸い富士山も逆光だけど見えるし。
にょろづくイキモノをつついたりしてのんびりした。
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ツアー客も消え大分人が減ったので山頂に戻る。
山名板をようやく邪魔なく撮影できる。バックにすっと写り込むイキモノ。これでいい。
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13:00、小金沢山を発つ。
往路では人がいてのんびりと撮影できなかった個所を撮影しつつ牛奥へと戻っていく。
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30分ほどで牛奥ノ雁ヶ腹摺山に到着。そのまま通り過ぎてシャクナギのタルへ。
大分疲れたのでのんびりと下りて行く。
シャクナギのタル周辺はススキの原でナゲ達の影も形もなかった。どういうことか。
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かつて伐採で刈り払われたのかそれとも元々居なかったのか。まあ岩場もないしナゲ達はもとからいなかったんだろうと結論付けた。
あんまり紅葉ないなあと思いつつ南へと登り返していく。足は重いがゆっくりなら意外と動くなと思いつつ。こちらへと下りてくる人が何人か。
川胡桃沢の頭についたのは14:06。ピーカンだった朝と違い少し雲が浮いている。
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まだまだ先があるので休まず行く。
少し先の一角にカエデが固まっており紅葉準備中。グラデーションがどうこういえば恰好がつく。
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色づき途中でもこういうのが続けばいいなと思ったが現実は厳しい。針葉樹メインとなりオブジェとして佇むは巨木の根っこ。
どこか見慣れた光景を淡々と歩いて行った。二人組に道を譲られる。
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大峠分岐を見送り14:32、黒岳。
ここでツアー客に追いついてしまった。20分以上ハンデあげたのにやる気あるのか。実のところ大分疲れており休憩したかったのだがツアー客の何こいつみたいな視線が痛く休むわけにいかなくなり先へ。
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まあ大峠へ下りても良かったのだがぶなじろうさんの記事でこの先にある白谷ノ丸とやらが富士見の名所と知っている今はそこをスルーするわけにいかない。最後の寄り道と南へ下りて行く。黒岳の広葉樹林と看板がある辺りは色づき始めだが紅葉が良い感じ。
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登り返しつらいなと思いつつ重い足を動かすとさほど時間もかからずに14:44、白谷ノ丸。
確かにここの展望は素晴らしい。
黒岳まできてここに寄らないのは損だな。
先客一人と周りを見渡す。
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富士山方面に続く尾根も歩いて行きたいがあいにく車は大峠。近未来自動運転が進化したら向こうの登山口に移動するよう指示を出すところだが。
今日はこの先のちょっとしたスポット、白谷小丸で引き返すつもりだ。
鞍部へと下りて行くがススキの原から見る富士山は風情がある気がしなくもない。
白谷ノ丸を振り返るとツアー客が占拠しており危ないところだった。
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14:51、白谷小丸。ここだけ砂地っぽい。
まあツアー客もここにはこないだろう。最後の休憩とのんびり。
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向こうの尾根に下りてみたいところだが果たしてうまく林道に出られるか未知数なので疲れた今はやめておく。
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大峠へと下る尾根と雁ヶ原摺山。
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コースタイムから逆算すると15:15にここを歩きだせば日没までに大峠に着けるらしい。そんなわけで20分以上だらけていた。
名残惜しいが富士にサヨナラ。
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白谷ノ丸へ登り返していくと真横をのっそりと鹿が歩いて行く。人間に対する警戒心はゼロ。野生動物としての本能はどこに。
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白谷ノ丸へ登り返すと途中で抜かした二人組が。白谷小丸にはいけるのかどうか聞かれたので行けますよと言う。抜いて行った僕が登り返してきたのを奇異に思ったのかルートを聞かれたので大峠へと言うと納得された。二人組は湯ノ沢峠らしい。ゴール近くていいなあと思ったり。富士山バックに撮影を始める二人と別れて僕は一人黒岳へと戻る。
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15:36に黒岳に登り返し後は下るだけと一安心。
疲れてるけど下りならねと舐めていたが気付いたら道が無くなり倒木で埋もれていた。
そんな馬鹿なとGPSを見るがしっかり尾根上を歩いている。まあ尾根から外れるわけもないのだが。何か酷いありさまだった。
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なんで登山道でこんな苦労を・・・と思いつつしばらく倒木を乗り越えて行くとまともな登山道になり一息。帰ってから調べてみると去年の台風のせいらしいのだが。今年の台風で倒木追加された可能性もある。
紅葉はあるけど色づきも日当たりも微妙だなとスルーして行く。やがて足が疲れ切ったので5分休憩。最後の急傾斜を下るだけの体力を回復させる。
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疲労困憊の足に鞭打ち16:41大峠。
朝はあんなに車が居たのに今は僕以外に一台しかない。
三脚構えたおじさんは向こうからお疲れさまと声をかけてくる気さくな人だった。

とりあえず着替えて僕も夕暮れの富士山撮影するかと思ったらおじさんが名古屋から来たの?と声をかけてくる。いつものパターンなので茨城住みで・・・と答えるとなんと僕の住んでる市はおじさんの奥さんの出身地らしい。なんだそうでしたかと何だか気安くなる。
そこで何で朝と比べて夕方は富士山撮影の人が少ないのかと気になったことを聞いてみると夕焼けに染まる富士山は条件そろわないと難しいからとのことらしい。
おじさんは写真撮影のために山にも登るらしく今日はこの後大峠に泊まり明日黒岳の方に登って夜明けの富士山撮影だとか。
西上州は地味だけど実はいいとかそんな話を聞いているうちに日没の時間が迫ってくる。
でもおじさんは日没前にカメラを片付け始めた。もうすぐに日が落ちて良い写真がとれなくなるらしい。その道の人が言うならそうなんだろう。僕はおじさんに別れを告げて帰ることにした。
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しかしこの日はここからが長かった。
陥没個所をよけて林道を通過し市道に出るとなんと大渋滞。中央道に超のろのろ運転で近づくことさえできず。おまけに電光掲示板には大月-小仏トンネル渋滞30kmと。
カーナビの表示を見ると大月IC先で故障車2ヶ所、追突事故2ヶ所とろくでもないようで。覚悟を決めて下道で高尾までいったがICが近づく度に下りてくる車のせいで詰まり、なんと高尾までいくのに大月から3時間かかった。ぐったり。
八王子JCより先は空いているので何事もなく。PAで二回休憩を取って帰ると22時半を過ぎていた。もうこの時期の中央道にはいかないことにしよう。そう思った。

今回の軌跡
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石楠花沢は本当にどうしようもなく地味であり遡行価値はほとんどない。ただ紅葉のタイミングが合えば確実に一人占めできるので静かに紅葉を楽しむのであれば悪くないかもしれない。
登山道個所も富士見の名所は確かに富士山が良く見えるし歩きやすくていいのだがその分人が多いのは難点で。ツアー客までいるとは思わなかった。
雁ヶ腹摺山から先林道に下りて行くまでの区間は人も少なく静かに歩けていいかなと思ったが富士山は見られない。石楠花沢使わないと林道歩きが長くなるし難しいところだ。どうせ林道歩くなら小金沢山東尾根までいくのもありだろう。僕はしばらく行く予定はないが。
中央道が渋滞しないようになったらなあ。全てはそこに集約される気もする。

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