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踏み入る先にあるものは
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書庫福島・栃木県境の山

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6月上旬に恒例の裏那須藪開きに出かけた。
4人の藪仲間と行く県境尾根は仲間が多いからか藪が薄いからか例年より楽に歩けて。
天気には恵まれず早めの退散だったが計画通りのコースは歩けた。
計算違いだったのは沢登りが堰堤登りになったことだろう。

貝鳴山から北西へ。
木々の隙間から見える雪山。雪のない部分が多いがみー猫さん曰く朝方白かったのが溶けたとのこと。そんな早くとけるのかなあと僕は半信半疑だったが同じ山なのか違う山なのかは分からなかった。
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でかい岩を左から巻きたまに生き残っているカエデを見ながら歩いて行く。
平坦な1210m圏の端の方で綺麗なモミジ集落が生き残っているのを見つけここにしましょうと休憩。貝鳴山登山に誰か来るかと思ったが誰も来ないため結局今日の紅葉は僕ら二人で独占してしまった。12:49。
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20分ほど休んで下りに入る。
13:16、すぐに1196.8m三角点についた。前後で綺麗な紅葉を見つつ。
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そこから先一気に急斜面で標高を下げる。
貝鳴山から麓へは一応ハイキングらしいのだが登りではきたくない傾斜だ。
落葉した木々の隙間から見える山々はやはり広葉樹林が多いように見える。
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1000mぐらいまで下りてくると殺風景な晩秋の光景から艶やかな秋へと季節がリターン。
急斜面の下りで少し疲れたのもあるがちょっと進みがゆっくりに?
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紅葉と黄葉の両雄並び立つ。
思わずみー猫さんは陽射しが出るまで粘った。
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800mくらいまで下りてきても中々雰囲気が良い。
こうもカエデが居ると黄色も悪くない。
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最後踏み跡を辿っていくと民家の裏に出そうだったが別の踏み跡でトラバース気味に進むと隠し林道へと繋がっているようで。
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14:04、みー猫号の待つ駐車地到着。
道の反対側に植えられている何かの木も良い色している。
裏手の名もなき山もいい色している。
横川から南会津にかけての紅葉は凄い。
勝手に紅葉が凄いだろうと夢想していた県境辺りであったが本当にすごく、満足の一日であった。
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その後レガシィを回収しみー猫さんと中三依の温泉へ。
芝草山が見えるとのことだったが露天風呂ではなかったのは残念。
帰路でみー猫さん御用達のラーメン屋に寄ろうとするも営業時間外。
他の店も半端な時間なのでやっておらず。まあ早めに登山を切り上げるとこうなる。
ただ温泉入っている間にどんどん空が曇ってきたし14時過ぎに下山完了した判断は間違っていなかったのだが。
まあ来年もこの辺りに紅葉見に来ると思うからその時で良いだろう。きっと。

今回の軌跡
この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平24情使、第26号)
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ガスガスの出だしでどうなることかと思ったが予想以上の紅葉が続き想定外に楽しめた一日だった。みー猫さんにご同行頂き展望がないことは薄々分かっていたので紅葉も外れたら申し訳ないなあと思っていたのでこれは良かった。
しかしどうしてこうもカエデの類が多いのか。植林が少ないだけなら分かるがそこは不思議だった。来年以降も周辺の地味尾根を歩いてこの辺りはどこもカエデが多いのか確かめたいところだ。
余りに良すぎたからもう今年は余所で紅葉楽しめないなあ。そんな副作用に蝕まれ翌週は軽く鳴神山を散歩して終わってしまったのであった。
8:34、山王峠を後にし県境尾根を東へ。
相変わらずカエデメインの不思議なエリア。
もみじ谷とかは聞くけれどこうもモミジが続く場所は初めてだ。
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赤・黄・オレンジと紅葉に囲まれ続けている。
今日楽しめているのはいいがこの先生半可な紅葉は楽しめなくなるのではと後遺症を心配している。
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しかし解せないのはこれ程までに見事な紅葉なのにあまりこの県境尾根の紅葉を話に聞かないことだ。皆熊が怖いのだろうか。
まあ確かにこの辺り確実に熊はいる。何度か熊糞を踏みそうになった。
ただ熊密度で言うと奥鬼怒温泉の裏と比べたら1/10くらいだろう。
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960mから1010mにかけての登りが急で真っすぐ木々に捉まりながら登っていくと足にきた。
途中から踏み跡らしき斜めのルートを行くと途端に足が楽になる。
傾斜が緩くなりぶらぶらと尾根を北東へ行くようになると尾根上の紅葉が減り結構落葉したのかなとスッキリした感じに。
やれやれようやくカメラをしまって歩きがはかどるなと思ったがこの尾根はそんな甘くなく。尾根上は普通に赤いのが居るし相変わらず右側斜面を覗くと赤やオレンジのカエデがびっしり生えていた。楽させてくれないらしい。
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とはいえ1050mも近くなるとやはり落葉が増えてすっきりしてくる。
僕はモミジの種類や色づき落葉する順番は詳しくないのだが、どうも最後に残るのは赤いカエデらしい。
見返りみー猫さんの頭上に鮮やかな赤い奴。
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紅葉にどっぷり浸るならさっきまでの方が良かったが鮮やかな赤い奴狙い撃ちならこの辺りの方が良いか。
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尾根上がすっきりしたので歩きが早くなる。右斜面に突っ込めばいくらでも撮影できるだろうが今日はもういいかと言う気分。贅沢になったものだ。
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1074m地点で9:25くらい。
鞍部への下りはちょっと慎重に。落ち葉が滑りそう。
何かまた色とりどりの紅葉に捉まる。
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しかしまあ不思議なのはこの県境尾根、山王峠から東も相変わらず藪が薄く非常に歩きやすいと言う事だ。
先人の記事で藪が薄いことは知っていたが今でも人が入るのだろう。地元の人だけは毎年紅葉を楽しんでいるのかもしれない。
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水上山からの尾根が合流し県境尾根が北へ向かう1100m小ピーク。9:47。
公共と書かれた石柱の他に苔むした古い石柱もあり。
昔看板の棒だったのかもしれない四角い杭のなれのはてもあった。
やはり昔から人が入っているようだ。
ここでみー猫さんと午後は天気も下り坂のようだしこの先の1188.1m三角点へは行かず貝鳴山への分岐から貝鳴山へ真っすぐ行く方針を確定した。県境の先はまあ来年以降で良いだろう。10分ほど休憩。
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鞍部に下り小ピークから東を望む。
木々の隙間からちらりとしか見えないがやはり周りの山々もいい色をしている。
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1070mを越えており紅葉も寂しくなると思いきや風通しが悪いのかわりと黄葉も生き残っている。
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しかしそれも1100mを越えると大分寂しくなって。
すっきりとした尾根を歩いて行くと木々の隙間から西に雪を纏った山々が。みー猫さんが会津駒から北への稜線ではないかと言う。4月に歩いたところだがここからでは僕に同定はできなかった。
この尾根の欠点として自然林が続き、枝の隙間からしか展望が得られないことが挙げられる。
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南南東の日留賀岳から鹿又岳辺りの稜線が見えたと思うのだがもくもくと雲がこちらに進出しようとしている。どうやら午後から天気が崩れるのは本当らしい。
この辺りもたまに薄暗くなったりする。
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10:32、そろそろ貝鳴山分岐かな、と思ってから微妙に時間がかかったが貝鳴山分岐にたどりついた。境界見出標現る。流石に1180mになると晩秋の趣。
休憩するかどうかとなるがそのまま貝鳴山方面へ歩いて行く。
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こちらの尾根に入るとすぐに境界見出標や杭が断続的に続き驚く。こちらはもう少し藪があるのかと思ったが笹藪さえなくて歩きやすいし。
ただ尾根上の植生はカエデより他の広葉樹が増えた気がする。
まあ横や頭上を見上げると綺麗なのが居るのだが。
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ブナだかなんだか知らないがカエデ以外の落葉広葉樹は大分枯れ葉レベルになっており撮影しなくていいので楽。空も曇ってきたしきびきび歩くかと小ピークは右の踏み跡から極力巻こうと小賢しい動きに移ったり。
しかし晴れていたらここもまた気分良く歩ける地味尾根だろうなあと思う。苔がいいアクセント。
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1100mから標高を下げて歩いて行くとまた紅葉が良くなってきて。
県境尾根と比べるとカエデ密度は下がっているのだが普段の地味尾根と比べるとこれでも十分だ。たまに綺麗なのがあると上を見上げる。
左下の斜面を眺めるとカエデ集落があることも多い。
何故かまた青空。
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1060m小ピーク辺りの紅葉が鮮やかなので15分休憩。11:20。
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尾根上は大分落葉、左の斜面は紅葉な尾根を鞍部に下りて登り返していく。
貝鳴山は近いが小ピークを2つほど越えなければならない。
今日は大した距離も標高差もないはずだが小さくアップダウンを繰り返したせいかわりと足に来ているのでじわじわ登る。
じわじわ色づくグラデーション。
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一つ目の小ピークは右から少し巻いて。
何かのねぐらか。
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1100mを越えて二つ目の小ピークへ。
落葉が進みすっきりとしてこれはこれで気分が良い。足は重くみ〜猫さんから少し遅れを取る。
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木々の隙間からろくにない展望を求めつつ。こうして見るとわりと面白いそうな地形もあるがカメラではうまく撮れない。
1150mを越えて貝鳴山まで後一歩になると何故か軽く藪めいて。なんで県境近くの山奥の方がすっきりとしているのか。
山頂に着いた!→まだ少し先でしたと騙されたりもしたが12:36、貝鳴山。山名板はない。
休憩しますか、となるが展望も紅葉もないのでもう少し先へ行くことにした。
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続く
2018.11.4(日) 同行者:みー猫さん
横川P -県境稜線 -山王峠 -県境稜線分岐 -貝鳴山 -路肩P

思いつきで出かけた県境であったが?


10月末、みー猫さんが荒海山に行った記事を見て何だまだ県境辺りは紅葉間に合うのかと驚いた。みー猫さんが荒海山に行こうとしていることは知っていたが、今年はもうやめたかなと思っていた。しかしこれならご一緒しますと言っとけば良かったなとも思った。
まあ過ぎたものは仕方ないがもうちょっと標高の低い辺り、山王峠近辺なら週末紅葉ちょうどいいのではと推測。電車を使うという手もあるのだが一人で行くと熊と会う気がするのでとりあえずみー猫さんに県境どうでしょうと打診をした。

県境の紅葉、実のところ去年も考えていた。だからプランも5つほどある。あるのだが実際の紅葉がどのレベルかは不明。元よりこの辺りを歩くハイカーはほとんどいないため紅葉の情報はないのだ。ようするにでたとこ勝負で。展望は期待できなさそうだが。
展望は期待できず、紅葉も良く分からない、ついでに激藪となったらみー猫さんに申し訳ないので烏ヶ森の住人さんの記録を見る限り藪も大してなさそうな山王峠少し西から県境を東へ行き貝鳴山へ、時間があれば1188.7m三角点までピストンを提案。ものは試しで行ってみますかと言う事になった。


11/4、眠いなあと思いつつ三時過ぎに家を出る。道の駅たじままでは何回か行っているので迷う事もなく。
しかし三依の辺りがガスガスで嫌な予感。今日は14時くらいまでは晴れるはずなのだが。山王トンネルくぐると急にガスは消えた。でも歩きだしは栃木側なんだよなあ。
道の駅たじまにつくとみー猫号がちょうど到着したような感じで。
当初道の駅たじまに一台デポ予定だったが、みー猫さんが貝鳴山登山口辺りに隠し林道を発見したと言うのでそちらにみー猫号をデポ。
横川Pにレガシィで移動するが相変わらずガスガスである。幸先は悪い。
裏手の東屋横の紅葉は綺麗だがこれが今日一の紅葉にならないと良いですねと乾いた笑い。6:05、歩きだす。
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とりあえず裏手から支尾根を北西に登っていく。
初っ端から急登でつらいが支尾根に乗り歩いて行くと紅葉はしている。しているがガスガスで大して見栄えがしない。
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朝からじめっとしていて嫌だなあと思いつつ登っていくと思ったより藪がない。この支尾根の情報は当然皆無なので警戒していたのだが。地元の人がキノコか山菜でも取りに来るのか薄い踏み跡があるようなないような。まあ歩きやすいのはいいことだ。
尾根上よりも谷間の方がカエデが集まっている。しかしガスで見えないのでなんだか残念歩きである。
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どうもしょっぱい所にみー猫さんをお連れしてしまったなと思いつつ歩いて行くが950mを越えるとガスが薄くなってきた。980mまで来ると雲海の上だ。どうも雲は低層にいるだけらしい。
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6時40分を過ぎると周りが明るくなってきた。ようやく太陽が向こうの尾根を越えて顔を出したようで。そして1020mを越えると紅葉がやたら良くなってきた。
朝日に照らされているのもあるがすごくいい感じだ。
意外に良い場所じゃないですかとみー猫さんもニヤリ。
まあこの先もこんなんだといいんですけどね。自分の提案でここに来ておいてなんだが、まだ僕はこの辺りの紅葉を信用していなかった。
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1030mで平坦な場所に着くと県境は近い。北の方に稜線の南側が見える。僕のスマホGPSは調子が悪く未だに現在地を補足していなかったが。
ブナの枯れ葉が多くなりやっぱ現実はこんなものかと思ったがすぐにカエデが多くなったり。落ち葉も雰囲気が良くなる。
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北へと歩いて行くと木々の隙間から荒海山が。
しかし枝や葉が邪魔でよく見えない。
平坦に県境にたどりつくはずだが何故か鞍部への下りとなる。というか思ったより県境まで距離あるな。
ここでテープが散見されるようになったがいったいどこから急に現れたのか。
ブナか何かが落葉し寂しい尾根を鞍部へと下り登り返していくと左の斜面が鮮やか。尾根より斜面の方がカエデが多のは残念だがカエデが多いのは確か。雲海の上と言うのも悪くない。
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7:01、県境に着いた。と思った。
しかし何かへんだなあとコンパスを見ると北を向いていない。何故だとようやく補足したスマホGPSを見ると既にして県境尾根には到達しており西に160m程歩いてしまっていた。やってしまいましたなあ。どうせGPS受信してないし県境につけばわかるだろとスマホ・地図もろくにみなかったのが仇となったか。まあ多少展望もあるしいいけど。どうりで地形図にはないはずのアップダウンがあると思った。その時点で気付けと言う話だが。
謎の建物は雨量観測所。急に現れたテープもこいつをメンテナンスする人達が山王峠から
つけているのではないかと考えた。恐らくこの先県境を東進していくとずっとついているだろう。
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やれやれと東進し本当の県境合流地点に戻る。
そこから北東へ県境を歩いて行くとカエデが非常に多い。普段の地味尾根はたまにカエデが混ざっているなあという感じなのだがここは主成分がカエデ。しかもそれが延々と続いている。色がオレンジ中心なのが惜しいなと思っていたが次第に赤い軍団も現れてきて。
この県境、ろくに歩く人もいないわりに紅葉の名所なのでは?
二人占めするのが申し訳なく思えてきた。
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途切れたと思ったらまた出てくる紅葉軍団に中々足が進まない。
最初はガスガスでがっかりさせた雲も上に出てしまえばいいアクセントで。
朝日差すのも相まって尾根の右側ばかり写真に撮っている。
普段ならもっと下まで斜面を下り写真をとりまくるところだがこの辺りはすぐ次が出てくるのでちょっといい構図で取れたら先に進めばいい。と、言いつつ足を停めている。
尾根の左側はスラブっぽくなっていたり、遠くに雪山が見えてあれはなんだとなったり。
計画当初では想定していなかったレベルで秋のこの尾根は良い。
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1060m級小ピークから山王峠へ標高を下げて行く。
1050m上だと赤い奴意外が落葉していてちょうど良かったりする。
普段なら赤いのがいたらそれだけで満足なのだがこれだけ数がいて、雲海の上となるとそれと組み合わせて撮影したくなる。
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何も考えず見上げるだけでも満足できるが。
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標高を下げて行くと他の紅葉も混ざるがそれはそれで悪くない。
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でも近づいてみるとやはり赤いモミジが一番いいなとなる。
しかし撮影ばかりで本当に歩くペースが遅い。もう1188.1m三角点まではいかなくていいんじゃないかな。早くもそう考えていた。
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去年奥多摩の丹波天平に紅葉を見に行ったら時期が早くてそもそもの丹波天平に寄りもしなかったことがあった。その際に期待していたのが紅葉のカエデに囲まれること。
今日この場で叶ってしまった。
去年みー猫さんは僕の少し後に丹波天平によって紅葉を見られている。こことどっちが良いですかと聞けば良かった。
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1010mから北東の支尾根が岩岩しく横壁がスラブなのでドキっとしたが進むべき方向は南東なのでほっとする。こちらも急だなと慎重に下りると踏み跡は手前から巻いていたらしい。僕達は紅葉が見たいので律儀に尾根上を歩いて行ったが踏み跡は小ピークを巻いたりすることが多かった。
踏み跡を撮影するために撮った写真なのにカエデが大量に写り込んでいた。カエデに対する感覚がマヒしてくる尾根だ。
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南に派生する支尾根も紅葉続いてそうだなと思うがスタートに戻ってしまう。
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本当に今日は紅葉に溶け込んでいるな。
既にして来年もこの辺りきましょうかとみー猫さん。プランはまだいくつかあるので毎年この辺りにくるのは悪くない。
970m辺りからの下りで右側が植林になるのだがカラマツなので雰囲気は悪くなかった。
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木々の隙間から貝鳴山らしきものが見える。向こうも秋色。この辺り植林地帯を避ければどこでも楽しめそうだ。
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ふと足元を見ると今度は右側の尾根にスラブっぽい岩壁が露出していたり。紅葉に気を取られてあまりふらふらするのはよくないらしい。
相変わらず栃木側は雲が滞留している。
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カラマツゾーンでやけに地面がしっとりしているなと思ったら風の通り道で雲が流れて行った。少し寒い。
925m辺りで北側に作業道とピンクテープが続いていた。雨量計測所のメンテナンスはこちらからはいるようで。その先に石仏。たそがれさんが好きそうですねと話す。
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ぶらぶらと山王峠へ下りて行く。切り通しからどうやっておりるのかと思ったが右側に踏み跡があり。この辺り道の横だから伐採でもされているかと思ったがそんなことはなく。
むしろこの辺りもカエデが大量に生えていてすごくいい。
旧道を歩くだけでも紅葉が満喫できるのではと思った。
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山王峠、8:17。みー猫さんが朝食希望で僕もお腹がすいてきたので食事休憩。もしベンチがあったら大分ゆっくりしてしまったと思う。
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続く
最近仕事が忙しく山の記録はまとめないわ、コメントは返せてないわとさぼり気味な僕であるが山には出かけている。体力が落ちるから。
先日のみー猫さんが荒海山に行った記録を見て県境の紅葉をそのうち見に行こうと考えていたことを思い出した。
ルートは考えてあるが問題は紅葉タイミングが合うかどうか。まあ何かは見られるだろうとみー猫さんを誘い出かけてみた。
登り始めは霧の中で幸先が悪かったが標高を上げて行くと雲の上へ。そして思った以上に紅葉が良い。この辺りカエデがこんなに多いとは。
カメラをしまう暇もなく続いて行く紅葉に僕らは足止めを食らい続けた。
標高をあげて1100mを越えて行くと枯れ葉が多くなるが逆に赤い紅葉だけ残っていたりしてそれはそれ。足止め食らわなくなっていい場合もある。
予想外の紅葉の良さに来年もこの辺り来ようかな、なんて考えなくもなかった。
詳細はそのうち。

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