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登山記録を6つためてしまったので時系列を無視して最新のアカヤシオ情報からまとめた。

前日アカシヤオを見に行ったはずがナゲ見に思ったので足尾へ向かった。
結構咲いてはいたもののこちらも霜にやられたアカヤシオ達の無残な姿が。
5月最初に花見に行くのであれば霜の影響を受けていない場所を探す必要があるのかもしれない。
詳細は下記
http://fu32miffy.livedoor.blog/archives/17969378.html
http://fu32miffy.livedoor.blog/archives/17978714.html
2019.1.27(日) 同行者:たくさん
銅親水公園 -バラクラ沢 -1201m三角点 -赤倉山 -大畑山 -茨倉山 -深沢古道-深沢大滝 -林道終点

稀に見る同行者数


僕は同じルートを歩くのが嫌いだ。
一度自分が歩いたルート、多くの人が歩く手垢にまみれたルート。よっぽどの魅力があれば別だが変わり映えのしない景色であるならば極力避けたい。
時間は有限なのにまだ歩いていないルートはいくらでもある。やる気がない時は別だけど、今週は歩くと決めたのであればやはり知らない場所へ行きたいのだ。飽きっぽいとも言う。

そんなわけでみー猫さんからたそがれさん達と赤倉山北西尾根を歩きに行きますがどうでしょうと連絡が来てもはい行きますと即答はしかねた。だって年末歩いたばかりだし。
メンバーはみー猫さん、とくちゃんさんを除いて会ったことがないたそがれさん、ハイトスさん・おKさんコンビにななころびさんだという。勿論会ったことはなくてもいつもブログを見ている先人なので一度お会いしたいと言う気持ちはある。これが福島・栃木の県境で藪開きとかだったら5秒でいきますという所なのだが、最近歩いたばかりの足尾の入り口となればあえてこのメンツで攻め込むような所かなあと思ってしまうのは僕だけだろうか。
ルートを一部だけ被るようにして顔合わせだけ済まそう。日光から足尾に抜ける、黒沢の方から適当に、などと色々考えはしたもののいまいち決め手に欠ける。やっぱ奥多摩に行こうかなあとかも考えつつ土曜日の夕方に明日足尾に行くことだけは決めた。

1/27、4時過ぎに家を出る。いつも通り50号を走り岩宿辺りで50号を離れるといきなり道が全面凍結していた。これは聞いてない。久々の雪道と言うか凍結路と言うか。勘を取り戻すのに時間が必要。コンビニで少し休んで6時近くなったので凍結した122号をいつもより大分慎重に走っていく。それでも6時半過ぎには銅親水公園についた。とりあえず装備を整えつつ先客の様子を窺うがハイトスさん達らしき人影は居なかった。どこかの山岳会っぽい集団はいたが。まあ集合は確か7時だし。

準備はできたがまだ7時にはならない。そして関係者はまだ来ない。結局のところみー猫さんには足尾には行きます、としか返信していないので今のところ僕の行動は縛られていない。暇だし先に行こうかな、違うルートで。そんなことを考えていると見覚えのある車がやってきた。とくちゃんさんだ。これで黙って一人出発と言うのは無くなった。せめて挨拶してからだろう。
そんなわけで到着したとくちゃんさんとしばらく話していると赤い車が一台やってきたので様子を窺う。僕には分かっていた、これはハイトスさんとおKさんだなと。でも自分から話しかけにはいかず出方を窺っているとハイトスさんがこちらにやってきてとくちゃんさんと会話を始める。とくちゃんさんとハイトスさんも初対面同士なので行き先を探ったりしつつお互いが誰かと言う事が分かったようだ。会話が途切れたところでハイトスさんにこちらから名乗ると驚かれた。まあ僕が今日来ることハイトスさんは知らないしね。とくちゃんさんと親子かなとも思ったらしい。

その後準備を始めるハイトスさん達を横目に僕は車に戻った。寒いから。そしてみー猫号にのったみー猫さん、たそがれさん、ななころびさんがやってくる頃には7時半前になっていた。凍結路に手こずって遅刻したんだなと聞かないでも分かった。とりあえずお馴染みのみー猫さんに挨拶してからななころびさんとたそがれさんに挨拶。
雪を見当てにか他のPTがきたりオレンジ装備のハンター軍団がいたりと寒いのに銅親水公園は割と賑わっている。7:35、出発。
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ゲートを越えて歩いて行くとしばらくは先行者の足跡があったものの皆中倉山や松木沢方面に行くらしく久蔵沢方面は足跡なし。大した深さではないが昨夜降ったばかりの新雪が楽しい。
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話しながら新雪の林道を行く。道端のミツマタにみー猫さんが足をとめたり。この期に及んで僕はもう顔合わせ済んだし、一人で中禅寺山方面に行くか1504mピークに利根倉沢からダイレクトアタックでもしかけようかと少し迷いがあった。
ただここまで来て一人で行きますね、とかやると何か空気読めてない感じが酷いなとこのまま赤倉山に行こうと言う気持ちに八割方傾いてもいたが。
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上桐久保沢を過ぎてしばらくいくと作業道が右に分かれる。これを歩くと先月歩いたルートと完全一致。どうしますか?と尋ねると傾斜的にバラクラ沢の方から取りつきましょうとなった。それならば先月と違うからまあいいかと思う。
850m地点辺りでアイゼン装着。久々にアイゼンを付けた結果まず前後を間違えた。致命的すぎる。その後左右も間違えて、直して正しくとりつけたはずだが何か違和感。少し手間取ったこともありここから僕は単独行動でいきますまた後で、という思いは捨てた。沢を渡って尾根末端に取りつく。結構強風が吹いて雪が舞い上がる。普通に寒い。
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赤倉山を西から行くとどこも尾根末端が急と言うのはここも例外ではなく。上に行けば緩やかになるのは知っているがしまっていないこの雪ではどうも歩きにくい。いや、一番の問題はアイゼンがずれはじめたことだったが。何が不味かったのかアイゼンがずれてなんと外れてしまった。この前長さ調節したはずなのに。やっぱりはき古した布の軽登山靴だとソールが柔らかい上に反っているから相性悪いのだろうか。布登山靴の雪に対する防御力はゼロなのでネオプレンソックスで防いでいる。
アイゼンが外れてつけなおすを何度もやるため隊列の真ん中あたりを歩いて行く。
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1050mを越えて傾斜が緩くなるとやはり歩きやすい。しかし無情にもアイゼンはやはりずれる。男体山がすっきりと見えないが歩き心地もスッキリしない。
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皆軽アイゼンの中一人チェーンスパイク装備のハイトスさんにチェーンスパイクどうですかと聞くと団子ができてどうしようもないということもないようで。僕はアイゼンからチェーンスパイクへと換装することにした。アイゼンとチェーンスパイク両方持ってきている辺り僕の優柔不断さが窺える。
今日も中倉山は寒そうだ。
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先月歩いた支尾根を合わせるがやはり雪があると雰囲気が違う。雪がなかったら流石に今回の焼き直しルートは歩いていないのでこれも巡り合わせか。
9:48、1201.4m三角点到着。
雪に埋まっていても三角点はすぐ分かる。先月位置を覚えていたからな。
たそがれさんが早速山名板というか標高板を取り付けた。
皆でワイワイしているとそこらの山岳会団体っぽい気がする。余計なことを考えずただ楽しめばいいのだがふとそんなことを思ったりもする。
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すぐ先の小ピーク辺りで展望を楽しむ。やっぱり雪があると景色が違うなあ。でも去年よりさらに雪が少ない。
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歩きだしは雲が多く思えたが10時過ぎた今は青空成分多め。予報通り。
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撮影するならこの展望地、といった所でとくちゃんさんがポーズを取り写真を取ってもらっている。皆さんは(自分を)撮影しないんですか?みたいなことを言われるが、この風景は人が入らない方が綺麗に思えたりもして。基本ソロ歩きだから自分の写真を撮る習性がないのも大きい。
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赤倉山手前ピークへの最後の登り。それなりに急でここにきてチェーンスパイクの威力不足が露呈。今更アイゼンに戻す気もしないが。みー猫さんの後をついて登っていたらやたら足が滑りこれはいよいよ不味いかと思ったらチェーンスパイクが無くなっていて焦る。でもみー猫さんと後ろにいたとくちゃんさんが探してくれてすぐ見つかった。
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箱庭的風景を眺めてから赤倉山へ。11:02。
さすがにたそがれさんの山名板は一月程度では劣化もなく。
三角点いつもどこらへんか迷うんだよなあなどと言っているとたそがれさんがあっさり雪から掘り出してくれた。やはりプロか。
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何故か僕先頭で大畑山へ。
一列縦隊を振り返る。七人だと七人ミサキみたいだなとろくでもないことを思いついたのはたぶんこの中で僕だけだろう。
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しばらく歩いて行くと突如現れる今日のものらしき足跡。赤倉山までは繋がっていなかったのに。ハイカーではなくハンターのものではないかとの意見に納得。
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景色を見つつぶらぶら歩いて大畑山へ。落ち葉の上に雪が乗った登りは良く滑る。地味に足に来る。
11:47、大畑山。たそがれさんの山名板がセットされた。
ちょうど昼なので昼食を取る。やっぱり雪があると時間がかかるなあと再認識。もっとしまった雪なら話は違うのだろうが。
煮卵やベビースターを頂くが本日持たざる者である僕はお返しに渡せるものがなかった。これが泊まりであれば余計なものを色々持ってきているのだが。
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12時半に歩きを再開。12:47、登り返して茨倉山へ。イバクラなのかバラクラなのか。鳥獣保護区の看板を掘り出して。たそがれさんの新山名板セット。
とくちゃんさんが皆の影と男体山をセットで撮影しようとしていた。僕はちいちゃんのかげおくりみたいで不吉だなあと思ったのだが、ちいちゃんのかげおくりを知っているのは僕だけだった。これがジェネレーションギャップかと思ったが地域教育の違いと言う事で誤魔化した。
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茨倉山から下り作業道で林道へ。ななころびさんからポケモンゴーの話を聞くが僕は開始2ヶ月でやめた飽きっぽい男なので既にして語れなかった。
しかしどうも最近僕の周りでポケモンゴーを秘かに再開している人間はそれなりにいるようで、ヒゲは近所の公園にまた人が増えていると言っていた。先輩なんかポケモン仙人に会うため春日部に行くとか良く分からないことを言っていたし。僕はビッグウェーブに乗り損ねたのかもしれない。

林道を古道へと歩いて行く。遠くにうっすら見える山はどこかなあと思っていたが帰ってからみー猫さんがブログに奥多摩と丹沢辺りの山々と書かれていた。ここからそんな遠くの山が見える気はしなかったのだが見えてしまうらしい。
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林道ショートカットしようとしたらちょっと面倒だったりしつつ古道へ。
流石にこの前歩いたばかりなのでどこが崩れているとかどこで沢に下りればいいかも覚えている。
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大分歩いてこの崖下が深沢大滝だったかなーという辺りにやってくる。いつも上から見るだけで正面から見たことはない。今日はこれが凍っているのを見るのも目的の一つらしい。ヤマレコで前日に氷瀑見に来た人の記録を読んでいたので凍っているのは知っているがどうやって行くかは適当にしか見ていなかった。植林から適当にトラバースしつつ沢に下りて行くんだろう程度だ。
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まあそんな適当加減でも踏み跡っぽいの辿ればどうにでもなるだろうと思っていたのだがそういえば昨夜雪降ったから踏み跡分からないのでは?という致命的なことに気づく。
案の定たそがれさんがここなのではというトラバース道の入り口っぽい所から雪の上に足跡は無くて。
とりあえず適当に進んでみるがこの先進むと滑って危ないかなあと思い適当にジグザクに下りて行く。するとどうもこのルートは違うようだと僕とみー猫さん以外は古道へ登り返していった。もう少し先から改めて下りてくるようだ。
僕は登り返したくなかったので適当にみー猫さんと下りて行った。倒木を潜り沢の方へと下りて行くと相変わらず踏み跡はないが最後6mくらいの急なところを灌木掴んで慎重に下りればなんとかなりそう。
先に僕が沢へと降り立ち、みー猫さんに後続どうですか?と聞くが下りてこないようだ。僕らとは違い正規ルートを見つけて下りてくると思っていたのだが。写真撮って来てと言われたとかいわれなかったとか。
沢には足跡がありどうも正規ルートはもっと下流に下り立つものだったらしい。帰りはこの踏み跡を辿ろう。
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少しまって後続が来るようすがないのでみー猫さんと深沢大滝に向けて沢を登っていく。
たまに氷を軽く踏みぬくのが怖い。しかし10分もかからず僕達は深沢大滝の前に辿りついた。一段登ればその上の方が見応えがありそうだが?
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見上げているとみー猫さんが一段登ってくると言う。
確かに登れそうではあるがアイゼンに履き替えて前爪ないと無理そうだし下りるのは結構怖そうだ。僕はみー猫さんの雄姿を撮影するため滝下に留まることを決意した。2段目の光景は後で写真もらおう。
みー猫さんは危なげなく登って行った。
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みー猫さん2段目テラスに立つ。
2段目の滝も上に登った痕があるらしい。滝前に続いていた踏み跡は一つで帰りの踏み跡がなかった謎は解けた。
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みー猫さんが慎重に滝を下りてから二人で沢を下っていく。
踏み跡は僕らが下りてきた場所からしばし下流へと続いて行く。
やはり沢からの最初は急斜面であったがそこを越えれば後は大分楽に古道へ繋がるようだ。道を逸れた所に石垣があるのは知らなかった。
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古道沿いの石垣、石灯籠の所で皆と合流。5人が来なかったのは僕らが先に下りて行ったものの正しいルートが分からなかったのが大きいようだ。まあ間違いなく正規ルートで下りなかったから最後危うい下り方したしどうぞこちらですと呼び寄せるわけにもいかなかった。僕は悪くない。雪が悪い。
そんな雪も下っていくにつれて段々減ってくる。そして最後は雪ではなく落ち葉に沈む。沢に沈んだら一大事だがそんなこともなく渡る。
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そして最後の1kmちょいが以外と長く感じる。これは道が凍結しているせいだ。あっさりと滑るのであえて足跡を外して新雪の上を行くとこちらの方が滑らない。
これは街中はいってもまだ凍っているのだろうか。
坂を下りれば足尾の街中というところにデポされたたそがれさんとななころびさんの車。当初の予定では街ナゲさんに挨拶するために一人銅親水公園まで歩くつもりだったのだが時間は16時半を回った。今日は寒いし諦めるか。大人しくお願いしますとたそがれさんの車に乗せてもらい銅親水公園に戻った。

銅親水公園に戻り所用があると言うななころびさんは一足先に帰られた。お疲れ様です。
残ったメンツでホルモン焼きを食べに行く流れになる。どうしようかなとここでも迷ったのだが、どうせ途中で肉食べて帰りたい気分だったのでそれならいいかとご一緒することにした。ホルモン焼きの相場は知らないのだがこの前会社の飲み会で行ったホルモン料理のバーと比べるといたく良心的な価格で満足度は高い。凍結していた道路も9割方溶けて運転も気楽。いい気分で家に帰った。

そんなわけで年末とほぼ同じルートの歩きではあったが雪があると全く違う光景なので中々楽しめた。一度お会いしたいと思っていた先人の方々とも一日過ごせたので満足。でもやっぱりこのメンバーならもっと良く分からない出たとこ勝負の場所を歩きたかったというのはある。今度はナゲも加えて一藪行きたいと思っている。
2018.12.24(月・祝)
銅親水公園 -上桐久保沢 -北西尾根 -1201.4m三角点 -赤倉山 -大畑山 -茨倉山 -神子内林道
-深沢古道 -街ナゲ -銅親水公園

赤倉山にベストタイミング?

土曜日、会社のいつものメンバーと雀荘で卓を囲んでいた。年末恒例行事である。
この日は数年に一度の流れが僕に来ていた。
六半荘で一位5回、三位1回。
思いがけず諭吉が手に入ったので久々にラノベを買い込んでしまった。

翌日昼間のうちに所用を済ませ年賀状も書いたので安心してラノベを読んでいるとうっかり日付が変わってしまった。三連休も最後の月曜日だけ。流石に出かけておきたい。
仮眠してとりあえず天気が良さそうなので何も考えず久々に足尾へ出かけることにした。

12/24、8時をそれなりに回って銅親水公園に着くと数台しか停まっていなかった。ざっと見た所宇都宮ナンバーしかない。知り合いはいなそうである。
完全にノープランできたものの風はそれなりに吹き冷たくて。夕方まで歩く気にはとてもなれない。
そうなると久々に中倉山かなと思ったがどうも雲が襲ってきているような?
それなら今年行ってない気がするし赤倉山にしようかなあと考えを変える。
8:24、歩きだす。
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実のところ赤倉山を歩き目的は一応あった。
たそがれさんのNEW山名板だ。
僕の予想ではこの三連休前半辺りに取り付けに行かれたのでは?と予想していた。もし今日取り付けに来ていたとしても恐らく深沢の方から行かれるだろうから鉢合わせすることもなかろう。時間も遅めだし気にしなくても良さそうだ。
もし鉢合わせたら今日は気恥かしいからと山名板もったままルートを変えられかねないからな。たそがれさんと会ったことはないが赤倉山に向けて歩いている時点でこちらの正体はすぐばれると思う。

まあそれはそれとして赤倉山へどのルートで行こうかと歩きながら考えた。
基本的に僕は尾根にしろ沢にしろ西からしか登っていない。何故だか深沢の方から行く記録が多いからだ。
今回も銅親水公園ススタートなので西からとなるが、まあ歩いたことのない北西尾根にしようかなと適当に決める。烏ヶ森さん、たそがれさんは確か茨倉沢の方から、きたっちさんは西からいかれていたから僕は南西支尾根を行ってみようかな。林道歩きが短いし。

上桐久保を越えてそろそろ取りつこうかなと思ったがどうも鹿フェンスで区切られた区間が延々と続いている。
隙間からはいっても奥でまた区切られているので引き返す羽目になりそうだ。
どうしたものかと分岐した林道を歩いて行くと上桐久保沢へ。
そういえば久々で忘れてたけどこれカーブして上流に向かうんだった。
まあいいかと上桐久保沢の右岸沿いに歩くことにした。前方の支尾根は登れそうかなと品定め。
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ぶらぶらと歩いて行くと鹿網がきれたので少し急だが取りついて見る。8:49。
急なので息は切れるが網も利用しつつ登って行ける。暑くなって分厚いダウンと上着を脱いで薄いダウンに変えた。
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10分ほど登っていくと雪が舞い始めた。結構寒い。
中倉山方面に行かなくて良かったなとか。
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15分ほど登ると傾斜が緩くなった。支尾根に出たようだ。
GPSを測位していないので正確な位置は分からないが特に問題はない。
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ぶらぶらと東へ歩いて行く。
こんな所に土砂崩れ防止の石堤がある。この下は急峻な谷間なのだが相変わらず足尾はよくこんなもの作ったなと言う人工物が多い。
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10分ほど歩いて行くと次第に傾斜がきつくなり、ついには急角度の斜面をよじ登る羽目になるようだ。
左は崩壊斜面、右は急峻なガレ沢を越えると小さな支尾根。そちらよりは真っすぐ行って木々を掴んで登った方がましに思える。直進。
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何も生えていなかったら泣きたくなるところだが幸いにしてしっかりとした灌木が生えており捉まりながら登っていく。下を見ると怖い。
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危うい所は長くは続かず。
急ではあるが二本足で歩けるゾーンを登っていくと9:33、恐らく1080m辺りで南からの支尾根を合わさる所に着いた。傾斜も緩くなったのでしばし休憩。
やっぱり動かなくなると風もあり寒い。
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そこから先は緩い傾斜の地味尾根となりなんなく北西からの支尾根を合わせる1170m辺りに着いた。9:45。
もう危険を感じる場所はなさそうだ。
ここから先はたそがれさん達も歩かれているルートとなる。特に問題はないだろう。
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何の変哲もない場所にある1201.4m三角点を越えて1220m小ピーク辺りへ行くとちょっと岩場っぽい。それなりに展望のある場所だ。
中倉山方面は雲が通り過ぎて行く。
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雪が少しあるが溶け残りのようだ。チェーンスパイクいらなかったなあとか。
南へ歩いて行くと左側は踏み跡ある代わりに滑り落ちたら即死ゾーン。
右へ回り込むように歩いて行くと緩い傾斜になっていた。
ピークらしくもない小ピークを過ぎると奥に赤倉山が見えてきた。
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鞍部から登り返していくが安全な地味尾根。
中禅寺湖側も雲が流れている。
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1300mを越えて薄く笹が生えてくるとゴールは近い気がしてくる。
1350mを越えると地面が凍結していてチェーンスパイクつけようかなあという気にもなる。まあ傾斜がそこまででもないのでつけなかったが2回滑った。滑り落ちることはないのだが。
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笹が深く、とはいっても冬なので勢いはない、そんな趣になると1430m級小ピーク。赤倉山へと考えつつ少し東に出ると展望が広がる。
すっかり一般観光地とし化した人気の中倉山と比べてあまりに地味な赤倉山だがこの眺めは好きだな。
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景色も楽しんだし赤倉山寄らなくてもいいかな、と言ったところだが山名板がとりつけられている可能性が7割くらいあるので山頂に向かう。
10:44、赤倉山。
NEW山名板発見。たぶん昨日か一昨日にとりつけられたものだろう。僕の読みは当たっていたわけだ。
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どうみてもたそがれさん作だが一応作者を確認するかと裏を見るが針金で四か所固定されている。下手にいじるのはやめさ方が良さそうなので木の幹で隠れていない部分の文字だけ読み取る。
"・・reG"
確か夏くらいには完成していたはずの山名板なので日付はどうしたのかなと気になっていたのだが20くらいしか読みとれない。7月辺りになってるから隠したのかもと邪推して見たり。
reGはたぶんtasogareGなんだろうな。
まあこの辺りは帰ってからたそがれさんのブログで聞くか。今日は帰ろう。
(たそがれさんのブログに裏側の写真あり)
どのルートで帰ろうか迷ったが久々なので茨倉山までは行くことにした。
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踏み跡を辿ったり辿らなかったりしつつぶらぶらと歩いて行く。
今日はさっさと帰るつもりだが時間的には余裕たっぷりなので振り向いてみたり景色を見たり。雲は多いが風が強いからか雲の流れも速い。晴れたり曇ったり。
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大畑山、茨倉山への尾根は地味にアップダウンあるよなとおもいつつ登りにげんなりしながら歩いて行くと11:27、茨倉山。
半月山方面から帰ろうかと思ったけど雲が向こうから流れてくるのを考えるとやめておこうと言う気になる。
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雪の上に足跡。
たそがれさんかな?と思った。帰ってからたそがれさんの歩いた記事を見ると違ったらしいが。
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未舗装林道に出てそのまま歩いて行くと舗装された半月道に出た。
普段なら少し北へ歩いて皇海山を眺めるところだが今日は雲に隠れて無理だろう。そのまま南下しよう。
しかし昼も近いし風が少しは壁で遮られそうなのでここで昼食する。結構風が冷たくてダウンを分厚い方にチェンジ。色は黒だがハンターも林道上では打たないだろう流石に。
11:41。
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10分休憩して先へ。
南は雲が少ないようで舗装路歩きも青空だと気分が良い。
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ふと空を見上げると中層と上層の雲が逆方向へ移動していた。
風向きが中層と上層で違うようだがよくあることなのだろうか。普段そんなにじっくり見てないしなあ。少し渦を巻いているようにも見える。
面白くて少し眺めていたが寒いので先に進む。
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深沢左岸尾根で帰るつもりだったがそういえば深沢古道を最初から歩いたことはないなと深沢古道で帰ることに。
入口はテープがいくつもついており分かりやすい。12:10。
入って見ると思ったより鮮明な道だ。まあ登山道だしな。
しかし5mと間を開けずひらひらしているのはどうにも。ちょっと間引いておく。
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七曲がりというらしい個所を下りて深沢へ。直接ここへ赤倉山方面から下りてくるのもありだな、なんて思っていたらたそがれさんがそれを歩いた直後だったらしい。最後は急斜面になるので谷に逃げるらしいが。
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深沢を渡り、崩壊地を巻いたりしつつ歩いて行く。踏み跡は分かりやすいがそれいじょうにひらひらが。
広場から見上げると林道法面が見えた。
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だらだらと歩いて行くと深沢を渡って左岸に移る所へ。ここから先は歩いたことがあるので新鮮味はもうないな。12:45。
まあ登山道なのでそもそも特筆すべきことはなかったのだが、歩いたことがないので写真は取っていないもののここまではそれなりに楽しかった。
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そういえば前も深沢大滝をじっくり見なかったがどこだっけ。そう思いつつ歩いて行くとると崖下にそれっぽいやつ。沢に下りて見に行くのは面倒だな。凍ってないし。パス。
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その後はだらだらと歩いて林道終点まで誰にも会わず。林道になっても人には会わず。
そのまま足尾の街に着いてしまった。13:43。
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後は足尾の知り合いに挨拶するだけだな。
あいつどこにいたっけ。最近会ってないからなあ。
記憶をたぐりつつ歩いて行くと知り合いがいた。街ナゲさんである。
無造作に道端に植えられている半野生のこいつであるが今年も夏を越えて冬を迎えられたようだ。冬になればこの辺りの方が山より過ごしやすいだろう。
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これで今日の目標は全て達成した。
のんびり帰るか。
しかし銅親水公園目指して歩いて行くと中倉山方面にすっかり雲がなくなっている。これは中禅寺湖方面も?下山すれば晴れると言うけど半月山方面から帰れば良かったかな。まあ今更過ぎるのだが。
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まあ今日は風も強いしさっさと帰ってくるのは間違ってないよなと自分を納得させつつ銅親水公園到着。14:11。
さて帰るかとストックをしまっていると対面の車の横の人が何か叫んでいる。
なんだろう。
"・・・ふみぃさーん!!"
叫んでいるのは僕の名前だった。

何だなんだと良く見たら叫んでいるのは某山アプリの知り合い、鳩胸さんだった。後ろにアインさんもいる。9月に白根山で会って以来だ。
挨拶しに行くと車の陰に拓パパさんもいた。こちらは2年ぶりか。
お久しぶりですと声をかけると登山する人には変な人が多いねという話をしていたらしい。今日は中倉山に登って来たがそこにも変な人がいたそうだ。
へえ、どんな人ですかと聞くとルパン三世のフィギュアを持参して撮影していたらしい。
あ、それ知り合いだ。8割方とくちゃんさんだろう。

それ知り合いです、と言ってみるとフィギュアの人は鳩胸さん達相手に自己紹介をされていてやはりとくちゃんさんであった。足尾は狭いなあ。
というか今気付いたが僕の車の隣に駐車している奴、あれたぶんとくちゃんさんの車だ。会津駒行った時に見た気がする。
とくちゃんさんはもう一人のハイカーと中倉山に北から登って来たと鳩胸さん達は言う。みー猫さんの車もないしtakaさんかな。ルート的に考えても。
どうも寒い季節になると足尾で知り合い遭遇率が大分上昇するらしい。
しばらく話してお別れした。とくちゃんさん達はまだ下山してこなかったがまあそのうち会うだろう。足尾かどこかで。
水沼温泉に寄るつもりがうっかり通り過ぎてしまいそのまま帰った。代わりに夕方の渋滞に巻き込まれなかったから良しとしよう。

そんなわけで久々の足尾は大したルートを歩かなかったのだがたそがれさんのNEW山名板を恐らく最速で確認できたので意味はあった。
さっぱり雪はなかったがどうも年末寒気が来ているようなので年明けには足尾でも雪遊びできないかなと思ったり。
28日は山に行くつもりだったが風がつよそうだなとあっさり辞めてしまい結局年内の登山はこれでお終い。明日から実家に帰省しないと行けない。
年始は3日以降に二回くらい山へ行けたらなあと思っている。
2018.10.8(月・祝) 同行者:みー猫さん
1847m幕営地 -三俣山 -シゲト山 -黒檜岳 -大平山東南東尾根 
-林道合流 -銅親水公園

霧中の足尾行進隊


普通に考えたら夜明けとともに歩きだすのがテン泊登山の鉄則だろうが、どうせ朝方は寒いしツェルトから出られないだろうと言うズボラな理由で日の出くらいに起きましょうと決めていた。
5時くらいに起きてしばらくゴロゴロした後みー猫さんが起きているのを確認。外はガスらしい。予報が外れたか・・・。昨日逆光の紅葉しか見られなかったから期待してたのに。
日の出が近づいたので外に出てみる。思ったよりは寒くない。去年の上越国境と比べると大分まし。
盟主は雲に隠れた。
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日の出は見られないかと展望地にぶらぶらと歩いて行く。
僕は雲海の上にいた。東の空が明るくなって来たが、これでは日の出は見られないな。
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のんびりと朝食を取り身支度を整えていると7時を過ぎた。7:14くらいにテン場を後にする。8時くらいが一番ガスがとれるはずだがむしろガスが濃くなってきている。まあ仕方がないかと三俣山へ向かう。昨日の疲労は抜けていない。鞍部先の急登がかなり足に来る。久々のテン泊、体力不足が響いたか。
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かつての登山道、今は鹿道か。笹の被さる踏み跡を辿っていく。
傾斜が緩んで左の樹林帯で笹藪を避ける。日が差せばそれなりの紅葉か。
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傾斜が出るとまた足の進みが遅くなる。みー猫さんに待ってもらいつつ7:56、2年ぶりの三俣山。ガスに覆われて展望は皆無。先に進む。雨はポツポツ程度。
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笹原に倒木の多い三俣山先、ここは三年前の記憶があった。
東へ歩いて行くと笹が薄く、もしくはなくなり歩くのが楽になる。ようやく普通のペースで歩けるようになってきたか。
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ナゲ誘いの大岩。東から来るとナゲ達に隠されて大岩の上にいることが分かりにくいわりと危険なところだ。左から巻くがみー猫さんが大岩上のナゲ達の様子を見に行く。あえてね。
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1928m地点へ向かいつつそういえば三俣山へ、の標識どこだったかなとみー猫さん。そういえばそんなのもあったな。さっぱり忘れていた。注意して行きますかとなるが見つかるわけがなかった。二人して忘れていたがあの標識はもっと三俣山に近い場所にあるのだ。既にして通り過ぎた。
そのうち標識のことは忘れて、松の実だけこげた不思議な現象を見つける。
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9:18、1928m地点。黒檜岳への標識はある。
倒木に腰かけて20分ほど休憩。
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この辺りも2年前に歩いているのだがあんまり記憶がない。あの時は小足沢左岸尾根のナゲの印象が強いからか。疲れて歩いていた気はするが。
ガスが少し流れた谷間、思っていなかった紅葉に驚く。
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足尾にもこんな色づく渓谷があるんだ。もっと光が差していればなあ。
しかしその思いもむなしくすぐに谷間はガスに隠されてしまった。
一度歩いた大して印象のない稜線でも季節を変えて再訪すれば違った顔を見せてくれる。僕は後何度足尾に足を運べばよいのだろうか。
よく知らないマークの掘られた石柱は答えてくれない。
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ガスの切れ目から日光側をチラ見して、ガスの中を行く。
オレンジ色の紅葉。
石祠に都合よく天気が良くなりますようにと手を合わせ、みー猫さんに笑われる。
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シゲト山の山頂っていつもよくわからないよな、と適当に登りあげるとちょうどシゲト山に着いた。10:14。
明治大ワンゲルの割れた標識をみー猫さんが持ち上げて合体させる。こんな山名板多かったかなあ。印象が薄い。
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ガスが薄くなるかなと期待しているがそんなこともなく霧中の行進。
那須辺りではいくらでもいそうなツツジの紅葉もここでは貴重に思える。
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キノコ博士の後輩が食べられると言っていたヌメリスギタケに似てるな。でも違ったら怖いので放置。
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1919m地点を巻いて楽しようとしたが思ったより標高を上げてしまいあまり楽できなかったりしつつ先へ進む。
ナゲ達が稜線を占拠しようと出張ってくると雨量計も近い。
ナゲ達の色艶は良いようだ。
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雨量計を越えて11:27、西の黒檜岳。
ここ電波入りましたっけ?入ったんじゃない、とうろ覚えだったが電波が入る。天気予報を見るが希望はぬえ。
南岸尾根を社山に行くには時間的にも微妙だし大平山東南東尾根で逃げるプランが僕の中で現実味を帯びる。
とりあえず昼飯ということでサラミを齧る。無駄に食料はあるが湯を沸かすのが面倒なので後はカロリーメイトで。
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30分ほど休憩して先へ。東の黒檜岳を過ぎ、なんか光もさしているので一縷の望みにかけるみー猫さんについて黒檜岳・大平山分岐へ。
しかし現実は非情である。僕らは雲の中にいた。
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まあこれなら仕方ないですねと大平山東南東尾根でエスケープ。
相変わらず笹深い場所だ。鹿道を外れると面倒なことになる。まあ下りだからいいけど。
雨が降ったのか濡れた笹で靴はすぐにびしょ濡れになった。
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しかし、笹深い上部から下りて行くと中層の雲の下に出かけているのか晴れ間も見えてくる。広葉樹が紅葉したラインもあり晴れていればとみー猫さんが唸る。
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また鹿道を外しました、などと馬鹿をやっていると雲の切れ間に出た。やはり明るい空は良いな。日が差すと白い雲が清しく思える。
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なんだか今いる尾根だけ雲が避けているように思えて愉快。
少し楽しくなってきた。
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今がチャンスとカメラを構えるみー猫さんを今がチャンス?となんとなく撮影する僕。
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しかし楽しい時間はすぐに終わる。標高を下げて下層の雲のなかへ。
このケルンは誰のものか。
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1557.4三角点が近づくと熊の気配が増す。
熊棚の残る木、そして熊糞の固め打ち。
去年この辺りで唸ってたあいつ、元気にしてるらしい。
あいにくのガスだし警戒を強める。
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13:47、1557.4m三角点。
熊熊しい領域なので先へ進む。
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その先で南東に行くか南に行くか確認。僕は去年南へ行った。みー猫さんも前南へ行ったと言うが、僕が見たみー猫さんの記録では南東から上がっていたはず。みー猫さんの言う末端の光景も南支尾根と違うし。
確かめましょうと南へ行く。
幼樹ゾーンは相変わらず面倒だなあと歩いて行くとトゲが刺さる。抜くのに手間取り、しかも結局抜けずみー猫さんに少し待ってもらう。
林道に下りた後やっぱりみー猫さんの記憶とは違う事が判明した。やはりこちらはみー猫さん歩いていなかったようで。14:26。
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後はひたすら長い長い林道を下るだけ。
靴がびしょ濡れなので足裏がふやけて歩きにくい。トゲはいつの間にか抜けていた。
1151m地点へと至るまでは何箇所か土砂崩れに寄り車が入れなくなっていた。まあ元よりハンターと自然保護関係の人しか入れないけど。
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やがて雲の下に出るがやはり紅葉は黄色ばかり。まあこれからなんだろう。
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その後は疲れた体に鞭打ってひたすら下る。何度疲れたと呟いたか。
ヘルニアの手術痕が疲れると疼く。開腹した切り傷が盛りあがっておりそこはいまだに圧迫されると疼痛がある。これはまだしばらく付き合っていくしかないのだろう。

林道が沢を横切る所でも靴を濡らすことなく(既に濡れているのだが)16:23、銅親水公園到着。
靴下を脱ぐとぴょんと大きめなマダニが飛び出してきた。どこに挟まってたんだお前。まだ取りつかれてなくて良かった。慌ててデコピンしたが撮影しとけば良かった。
他のダニも気になるのでみー猫さんと別れて水沼温泉へ。二日分の汗を流しさっぱりして帰った。
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今回の軌跡、小足沢部分。
他の場所は尾根沿いなので略。みー猫さんのブログに詳細あり。
ワープゾーンは健在だった。
この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平24情使、第26号)
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小足沢右俣は思っていたよりも遊べる小滝が多く僕レベルにはちょうどいい地味沢だった。水は綺麗だし晴れていれば光が差すので雰囲気は良い。奥二俣の右俣は出会いからちょっと上くらいまでは寄れば良かったかもしれない。その先は脆いらしいので嫌だが。奥左俣は危険個所は無いが最後は急になる。火山っぽい地層の二俣先右俣で水流復活後に水を汲むといいと思う。
県境尾根から先は今更特筆すべきことは無いのだが、釜北のコル南や、谷間の紅葉があんなに良いとは思わなかった。面倒なのでまた来年行こうとは中々ならないがいつかまた晴れた日に紅葉を見たいと思う。

翌週は天気が微妙なのと残業続きで疲れていたので家で寝ていた。
今週末はやる気はあるのだが土曜の天気はどうも午後が悪い。朝方だけでも歩こうか悩んでいる。
左俣も出合いは小滝というか1mもしない段差が連なっている。
そのためジャブジャブ進むが出会いからは見えなかった左にまがった部分は釜の深い小滝になっていた。へつるの失敗するとこの季節大惨事なので右の斜面から巻く。適当に登りふと左を見ると落ち口より上へ既に来ていた。トラバースして落ち口横の岩場へ。
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ふと出合いの上を見上げるといい感じに紅葉している木々が見える。地肌が岩のようなので行けないが。
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滝上を進むと崩壊斜面の横に小滝。釜が深いので横を巻く。
その先にプチゴルジュというほどではないが少し両岸が壁になった小滝ゾーンが。
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釜が深い小滝や濡れそうな小滝も左からささっと巻けるので安心。
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階段状で登れる小滝も多い。
空が曇ってしまい紅葉が映えないのが残念だ。
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遊べる小滝ゾーンが続き楽しんでいると左岸から顕著な支沢が入る。地形図にもあるやつだろうたぶん。12:57。本流の小滝は階段状で登れそうなのでへつってから取りつく。肘まで濡れると流石に冷たい。
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小滝はなおも続いて行く。
水苔が洗い流されたのか清潔感に溢れた下流部と違い、この辺りまで来ると水流が少ないのか岩が見るからにヌメっていたりする。登れそうだが大人しく横を巻く場面も。
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下流部と打って変わって小滝が多くなった。RRさんが小滝の多い沢といっていたわりに滝がないなと思っていたが上流部のことだったのか。
滝屋が見るべき大滝は無いし、沢屋がガチでいくレベルでもないから人気がないのは分かる。でも僕にはこれくらいの地味沢が程良く遊べて良いかな。
と、小滝をいくつか登りつつも油断していると前方に今までより大きそうな滝が見えてきた。もしやあれを登るのか?
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13:12、1570mの奥二俣に着いた。まあ最初は1550mの右岸支沢が流れ込むとこかと勘違いしたのだが。
ここまで近づくとよく見えないのだが、正面の右俣はこの上に滝が連なっている。
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やっぱり滝が連なっていると登るのが怖いので予定通り左俣へ。
左俣は水量が大幅に少ない。とはいえのっぺりしているので左から巻くか右俣を一段登ってトラバースするかだが・・・。
とりあえず右俣一段目に回り込んでみると登れそうで2m程度高さなので取りつく。しかし足を置く所が細かいしやたら脆そうなので焦った。急いで登りあげる僕を見てみー猫さんは左の方から高巻きにむかった。
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一段登ってから見る本流の右俣。
遠目に見た時は落差ありそうだし絶対無理だなと思ったが階段状で直登できそうだ。まあ岩がポロっといかなければの話だが。奥まで小滝が連なっている。
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奥の方をカメラで覗きこむとなんだかいい雰囲気だ。右俣を詰めないにしてもあそこまでいくのはありかなあとも思った。
まあ今日は記録のない左俣にどれだけ時間がかかるかわからないのでそのまま先へ進む。
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みー猫さんに先を譲り奥二俣左俣を行く。こちらも水量少ないが小滝が多段に連なっている。東面の沢なので午後になると日が差さないのが残念だが。
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棚状が連なり全部合わせると落差はそれなりにあった。のぼれないやつが出てきたら面倒だなと思ったがそんなことはなく。ただヌメりと岩が脆かったりするのが注意点。
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多段小滝は終わったがその先も小滝が続く。傾斜があるため岩があればとりあえず小滝になる。支沢が流れ込む所は確か右へ右へと進んでいった。
やがて小滝もなくなりただ傾斜があるだけな感じにも。
大分水量も細くなったがしぶとく生きている。出来れば稜線直下で湧いていて欲しい。楽だから。
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13:40、1690mの二俣に着く。左へ行くとダイレクトに1847m地点へいけそうだがすぐに土壁が立ち塞がり、右に行きますかと話しがまとまる。
この辺り参考記録もないので手探りである。
左はぽたぽたと水が垂れている程度、右もガレで水流は見えない。ちょうどこの二俣直下で水が湧いていたのでここで水を汲み大休止。
なんか急に火山チック地層に変わったが毒は入っていないだろう。たぶんな。
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小石の隙間から湧き出る清水。
500mlのペットボトルを突っ込むとわりと早く汲める。
土が入らないしこういう湧き方してる水場は高評価。冷たくておいしいのでとりあえず1L飲んだ。そして今日の夜分、明日分を考えて7L汲む。みー猫さんに呆れられる。
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40分くらい休んで14:18、稜線まで標高150m差くらいを詰めにかかる。
まあ大したことのない距離と標高差だが7L汲んだザックが馬鹿みたいに重い。みー猫さんの後をのろのろとついていく。
そしてよくあることなのだが涸れたと思っていた水流はほどなく復活。ガレで伏流していただけらしい。まあ一応数十メートル分地下で濾過されているしここまできたら本当の水枯れもすぐだろう。気にしない。
ナメ沢でもトウガン沢でも同じことをやった。
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重いし傾斜あるしでちっとも足が前に進まないが1740mの二俣。14:30。水は涸れた。
ここで右に行くか左に行くか迷うがさっさと稜線に出て楽をしたい僕の意向を汲んでもらい、鞍部に出る左へと進む。
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急な涸れ沢を登るとついに沢形は笹藪へと没する。地形図で確認できるすこしでっぱった小尾根へと左に回り込もうとすると鹿道らしきものをみー猫さんが発見。笹を掴みつつ小尾根によじ登った。
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小尾根で最後の標高差50mを埋める。傾斜はましになり笹は鹿が食べたのか薄いし獣道もある。でも7Lの重みに押しつぶされそうだった。
ひいひいいいつつみー猫さんに後れを取りながら県境稜線到着。14:54。
予定通り入渓してから5時間はかからなかった。最後水を欲張らなければもっとはやかっただろうきっと。ザックを下しぐったりとした。
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稜線に出ると思ったより雲は無く、でも風は多少強い。
テントは吹き飛ばされないだろうがバーナーの火が消えてしまいそうだ。
みー猫さんが荷物を置いて先にテン場探しに出る。
一呼吸置いて空身で復活した僕も1847m地点に向けて歩きだす。
少し進むと東の展望が良い場所に出た。
ちょっと休憩がてら秋の足尾を眺めた。
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一足先に1847m地点まで行ったみー猫さんが戻ってくる。風が当たらない場所があったらしい。ふと西斜面下を見ると二人分のツェルトは張れそうな平坦個所がいくつか。みー猫さんに吟味してもらうが風が北西から来るのでやめておく。
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みー猫さんが見つけたテン場へ向かう。1847m地点に取り合えず着。15:07。
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テン場確認の前に皇海山方面の紅葉が良いと言われるので笹藪を少し下りて確認しに行く。釜北のコルから南、西斜面が良い感じに紅葉している。那須とかと比べたらあれなんだろうが、見に来る人間がほとんどいないことを考えると僕には足尾の地味紅葉の方が好ましかった。今日はここまできて正解だったと。
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あれは峰山から南西に延びる尾根だろう。あそこも歩きたいと思ったが今年は無理だった。地形図を見て、山に行って、歩きたい場所は増えるが中々思うように消化できない。今年は怪我もあったが、天気の問題だったり、気が乗らなかったり、良い時期を考えすぎて季節が移り変わってしまったり。行きたい場所を行きつくす日はきっと来ないのだろうが、足尾だけでも心残りなく歩いておきたいものだ。
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頭だけ出した皇海山を眺めてみー猫さんのテン場を確認。狭いけど確かに風が来ない。今日だけは極上のテン場だと思う。ここに確定してザックを取りに鞍部に戻った。
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ザックを背負い戻る途中、またも展望地へ。先週歩いた裏筑波が見える。いつも筑波山だけ見てその北の山は意識してなかったからなあ。意外とこんなところからもシルエットはわかるものなのか。
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狭いけど2人分のツェルトなら余裕じゃね?と思っていたがいざ設営しようとするとやっぱり狭いものは狭かった。二人分縦に並べると左のツェルトは下に滑り落ちそうに微妙に傾斜しているのでL字にすることに。
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しかし張って見るとやっぱり僕のツェルトは左右が結構傾いていた。もう面倒だしツェルトごと落ちることはなさそうなのでセーフと言う事にした。
上下に傾いているみー猫さんもそれはそれでなんか妙な感じだろうきっと。
とはいえ風がこないだけで今日は文句ないのである。
住めば都といったかんじでゴロ寝。
ツェルトというかモンベルのU.L.ドームシェルター1型、これで計四泊目だがテントではなくこちらでも今のところ支障はない。この先もっと寒くなればきついとは思うが。4万近くしたがいい買い物をした。
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軽量化した分こういうものを持ってくるので負担は大して変わらない。
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いつも通りみー猫さんが餅を焼いてくれたりするので僕は麻婆豆腐で対抗して見たが試しに買って見たレトルトの辛口は思ったより辛かった。これは山椒の痺れる辛さ、麻。
家で麻婆豆腐を作る時は豆板醤で辛くして山椒はあまりかけないのが僕の好み。レトルトなんか食べないから味を知らなかった。まあ山椒が強すぎる以外味は悪くないのでパスタを茹でて辛さを和らげる。おいしく食べられたが次山に持ってくる時は中辛にしよう。
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パスタを茹でる時に気付いたのだが160g×2袋持ってきたはずが160gと500gを持ってきていた。他にも食料はあるしこれは2泊3日余裕だな。しないけど。
のんびりと夕飯を食べて後は寝るだけ。
県境なのに何故か電波が入るので天気予報を見る。明日の天気も良いようだ。これなら南岸尾根の紅葉も楽しめるだろう。
翌日の歩きを楽しみに眠りについた。
まあ結局のところ、翌朝になると天気予報は変わっていたのだが。
世の中そんなものである。

二日目に続く。

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