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書庫尾瀬・奥鬼怒・会津辺りの山

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7月末の話。
1月以上登山をしていなかったのでこの週末こそはと思っていたらまたも雨。
仕方ないので会社をさぼって気楽な山へ出かけることにした。
ロープウェイまで利用してお気楽登山な筈が箕輪山から東、三角点へのルートが藪に埋もれている。踏み跡を足で辿って歩けるので見た目ほど大して時間はかからないが某山アプリにルート図載せるような一般ルートではない。何故ルートが乗っているのかは不明。
まあ灌木オールスターズと戯れることが出来たのでいいかと帰った。

2018.7.16(日) 同行者:みー猫さん
1046m地点テン場 -窪ノ沢出合 -西ノ沢出合 -取水堰堤 -大幽沢出合 -黒谷川林道駐車地

三日目はもはや帰るだけなのだが昼前くらいにはゴールしたいと考えていた。
そのため3時半に起きて朝食を取る。
するとツェルトの外から鈴の音が。
みー猫さんかな?と思ったがみー猫さんも僕の鈴の音かと聞いて来る。
もしや大幽沢で遭難した亡者のものか?とツェルトを出てみると三人組が下流から上がってきた。足は生えていた。
どうやら少し下でテン泊して今日丸山岳に登る様子。
生者であることを確認したのでツェルトに戻った。

ツェルトを片して二日間世話になったテン場を後にする。5:00。
少し下流にタープとその中にテント本体発見。さっきの人達のものだろう。
この連休丸山岳にこちらから向かったのは僕達とこの人達だけか。
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往路はどうやって登ったのかと記憶を辿りつつ段差や少し深いところを下っていく。
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往路では下を走り抜けたスノーブリッジ、入口が少し崩れていた。
もう下を通る気がしないので左から上に乗る。
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反対側で下りられるか心配だったがうまいこと壁との隙間に滑り降りることができた。
冷気が漂っている。
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6:26、窪ノ沢出会いに到着。15分休憩。
下りはまたサブウリのゴルジュを行くか巻き道を探すか意見が分かれたがみー猫さんが垂れ下がっている残置ロープを発見しそれで巻き道へ行くことに。
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チェーンスパイクはつけたものの重装備ではロープがないと取りつきの岩場が怖い。
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一段登るも藪化しており上へ行くべきかトラバースするべきか。
傾斜があるので上へ行くかと少し巻き上げられてしまう。これ以上上へ行くのも何なので踏み跡は怪しいがトラバース開始。
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しかし岩場にぶつかりトラバース停止。一段降りて岩場のバンドで通り過ぎる。同様のことを何回か繰り返し岩場ゾーン突破。
危うくてあまり写真を取る余裕がなかった。
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すると細い凹みに出くわす。どうもここ往路で下りた場所と似てるな。ただみー猫さんのロープもないしトラバース先に進む道も見えない。
そこで一段降りてみると残置ロープあり。
結局のところ巻き道に入ってから上に上がり過ぎていたようだ。
ロープを回収し先に進む。一度歩いた箇所はわりと踏み跡が分かりやすいので楽。
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サブウリのゴルジュ、手前のスノーブリッジをまとめて巻いて沢に帰還。
結局30分くらいかかった。
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崩壊雪渓を越えて最初のスノーブリッジへ。
ここを上に出られるか心配だったが壁をけったら意外とあっさり上に乗れた。
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上に乗ってすぐは下が薄いので走り抜ける。
出口方面はやはり冷気が漂っていた。
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その先の河原でちょうどいい長椅子があったので15分休憩。7:30。
流木が集められており誰かが焚火の準備をしたらしい。
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その先は悪場もなかったはずなのでのんびり花なんて見つつ。
西ノ沢出会い近くの巨岩はどうやって登ったのかやはり記憶になかった。
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9:04、西ノ沢出会い。ここで最後の大休止。
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15分ほど休んで下っていく。
巨岩を抜けてプチゴルジュへ。今日は往路より水深が浅くなっており特に苦労することもなく。
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後はだらだらと河原を歩いて10:16、黒谷川本流・大幽沢出会いに到着。
やはり二日前より水に勢いがない。
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行きで下降した場所は登り返したくないので下流へ進んでいく。
微妙にへつって林道行き止まりより下流に進んでから林道へ登り返した。
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後は1km程林道を歩くだけ。暑い。
僕は面倒なのでそのまま沢靴で行ったがみー猫さんは足袋だと足裏に砂利を感じて痛いため靴を履きかえるという。
そのため僕は一足先に林道を戻って行った。空が青い。
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10:42、駐車地帰還。
車載気温は30℃越え。道理で暑いはずだ。
着替えてクーラーを付けてみー猫さんを待つ。
しばらくしてみー猫さんも帰還。
未舗装の黒谷川林道を邪魔な石どけつつ突破し深沢温泉 むら湯へ。
46℃なのでぬるいかもしれませんと温泉に書いてあったが普通に熱かった。
ついで昼食を取ってから帰途に就いた。

三日目の軌跡は初日とほぼ変わらないため略。

ずっと沢通しのため雨を気にした行程であったが幸い天候に恵まれて予定通り完遂できた。何度も来る予定はないので山頂で晴れるかは運次第であったがこれまた最高の天気になってくれて。熊は余計だったが。
雪が少なく暑い今年でもスノーブリッジはあったので相当雪が少ない年でないと7月中旬はスノーブリッジを覚悟するべきだろう。メジロアブをほぼ見なかったのは僥倖。
なんだかんだ一日の行動時間は短いが二泊三日かかると思う。

最近沢ばっかりだしそろそろ尾根歩きでも、なんて考えていたがあまりの猛暑にやる気をなくしこの土日は引きこもっていた。アルプスでさえ陽射しがやばくてつらいらしいのでまた沢で涼を取るしかないのかもしれない。早く秋が来ないかなあなんて思ってる始末である。
ちょっとどいてろ、とナゲ達を掻き分けるとすぐに三角点が見つかった。
丸山岳山頂に9:50。
山名板はない。たそがれさんが登る時にでもお願いしよう。
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山頂の西側は池塘と花畑でいい雰囲気である。
会津朝日岳方面へ接続する尾根は確認しなかったがまあいくこともないだろうしいいか。
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東峰方面を眺める。
草原とネマガリ・ナゲ達の住み分けはどうやって決まっているのだろうか。
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大幽山に行きたいと思ったこともあるがこの辺りの藪を見るに沢利用しないとつらいだろう。なにより黒谷川林道をもう一度運転したくないのでお蔵入りか。
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折角なので草原で記念撮影。
なんとなくヘルメットは被ったままだった。
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みー猫さん草原に立つ。
風があるので稜線は涼しい。
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平なのが見えるから平ヶ岳だな(適当)。
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北西奥の山は何だろうか。
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会津朝日岳。
普通は会津朝日岳から丸山岳を見て登山意欲が出るものらしいが僕は会津朝日岳に行ったことはない。
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座って一休みしようとしたのだが南の雲が取れて燧ケ岳や三岩岳-会津駒の稜線が見えたので撮影しに行ったりと忙しない。
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早く下山したら昨日より下流に移動してテン泊する予定だったのだがついのんびりしてしまい山頂に50分くらいいた。まあ昨日とと同じテン場で良いか移動も面倒だしという気分になる。
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とはいえテン場までもそれなりに時間がかかるのでそろそろ下山しますかとなる。
熊を警戒しまたも北斜面で。
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東峰へ向かう。
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ここから朝日岳見る方が木に邪魔されない。
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往路でも撮影したはずだが雲も取れたしキスゲも合わせてもう一枚。
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花が咲いている方が見栄えはするが花が咲いていなくても草原はいい。藪漕ぎしなくていいからな。
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気が向いたら会津朝日岳もいつか行こう。でもアクセス遠いから余り行く気になれない。
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なんだかんだ東峰でもゆっくりしてしまったが11時過ぎにまた藪へ帰る。
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下りなだけで精神的に藪が楽な気がする。
途中で暑さにうなだれていた萎れナゲ。
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最後はネマガリをガサって行きと同じ沢形に戻ってきた。チェーンスパイクつけているので急斜面も安心。
ここで沢を間違えて丸山朝日沢や窪の沢に下りてしまうと遭難必至。
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途中でフェルトに履き替えて沢を下りて行く。
往路より天気が良くて陽射しが暑い。沢で良かったと思える瞬間。
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下りだと手間取るかなと思った所もすんなり下りられた。
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みー猫さんは御神木でうまく下りるが僕は面倒で最後ジャブった所。
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途中の休憩で余りに暑いので水にタオルを浸して首を冷やした。
残雪の横、こんな季節にふきのとう。
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テン場には14時半過ぎに帰還した。
夕飯まですることもないので暇である。取りあえず水汲みと薪集め。
みー猫さんが虫よけの網でイワナを取ろうというがまあ無理でしょう。
結局魚影も見つからなかったらしい。後で僕が水汲みに行く時は見かけたが。イワナも邪心が分かるらしい。

昨日より早めに薪に着火。慣れたので火を大きくするのも早い。
その薪を利用することもなく夕飯を食べる。まだ17時前だが。
こういうのんびりしたのでいいんだよとみー猫さんは笑顔。
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暗くなったら寝るだけだし明日は昼前くらいに駐車地に戻るつもりで3時半起き5時出発とした。

二日目の軌跡
この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平24情使、第26号)
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続く
2018.7.15(日) 同行者:みー猫さん
2日目
1046Pテン場 -稜線 -丸山岳 -ピストン -1046Pテン場
三日目に続く

予定通り4時に起きて5:20、出発。
すぐに西俣・南俣出会いを過ぎて西俣へ。
最初の滝は右から巻く。
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河原の多かった昨日の渓相とは異なり小滝が続く急な感じに。
どんどん標高を上げて行く。
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振り向けばテン場は朝もやの中。
山頂は晴れているといいのだが。
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小滝の連瀑を越えて行く。
登りは良いが帰りは慎重に下りた方が良さそうで。
トイ状の小滝はバンドで越える。
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6:50、1360m辺りで休憩。
陽射しを背中に浴びるようになると暑い。
この標高では沢でもないと干からびるだろう。水は綺麗。
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稜線が見えるようになるが雲が多くて心配。
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次々と現れる分岐を右へ右へ。
間違ったルートを選ぶと酷い藪漕ぎになりそうだ。
次第に水流は細くなる。
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みー猫さん曰く東北では縁起が悪いらしいタニウツギ。
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1500mくらいともなるといよいよ水流が細くなり藪の中を沢形が通っているのが見えるのみ。
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1550mくらいで水が涸れそうなので冷たい水を汲んで一休み。7:36。
しかしその先伏流から水が復活していた。まあ細いからいいけど。
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1600mくらいからいよいよ水もなくなり藪トンネルを登っていく。
先日の刑部沢を思うと藪に還っていくのではとヒヤヒヤするが足元はお留守のまま沢形を登っていけた。
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30分くらいで頭上の藪は消え開けた感じに。
山頂まで後標高20mくらいというところで沢形はついに消えた。
ここで靴を履き換えようかと思ったが傾斜があるのでやめておく。
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さてここからどうすすむか。一応破っているが溝っぽいところが正面にあったので底を進む。地が滑り急なので軽くずるりといったり怖い。だましだまし灌木ゾーンまで行くと安心。
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しかしその先お約束のモンスターネマガリダケに捕獲された。蔓も混じり厄介。
相変わらずめんどくさいなあと思いつつかき分けて行く。雲も薄れてきたか。
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8:50、稜線(の藪の中)に出た。1765mくらい。
ここで僕はハイパーV、みー猫さんは登山靴に履き替える。
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人気のルートだし踏み跡続いているだと思ったがあくまでマイナーメジャー。ここ数年はいっている人間が少ないこともあってか踏み跡は一部しか見つからず。見つかってもまた藪に消えたり。二人して歩きやすところを探しつつ藪を漕いで行った。
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すると20分くらいでポン、と草原に飛び出る。さっきまでのネマガリが嘘のようだ。
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昭和53年に会津朝日岳からここまで作られたはいいがそのまま討ち捨てられたという登山道跡、おそらくこいつだろう。これでようやく楽できると喜ぶ。
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窓明山方面の稜線も雲は薄れかけて。
あちらは登山道が開かれた過去もないので稜線を無雪期に行くのは相当辛いだろう。
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楽できると思った登山道跡は藪に埋もれて行った。
まあ足元楽な所を探せば見つかるだろうが面倒になり右斜面に下りる。
遅くまで残雪が残るせいか藪が育っておらず楽。
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雲が流れて行く。
青空へ向かっていく構図が好きだ。
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軽く巻いて稜線に戻った。
丸山岳の東峰ともいうべき小ピークへ向かう。
雲が晴れて梵天岳も良く見えた。
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東峰は草原となっておりニッコウキスゲが咲いている。
ここだけネマガリもなくて不思議な感じ。
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誰もいない秘境の花畑。
いいところじゃないですかとみー猫さんも笑みを浮かべる。
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花畑の中にうっすらと残る踏み跡の向こう、ようやく丸山岳が見えた。
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南西方面、新潟の山はよくわからない。
よく分からないがこの光景は好き。
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東峰の西面は湿地帯でワタスゲ達の向こうに会津朝日。
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池塘の向こうに丸山岳。
池塘を見ると濾過すれば飲めますねという会話が出てくる僕たちは重症だ。
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丸山岳は目前なのだが中々にいい雰囲気で足が停まる。
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それでも休憩したいし山頂行きますか、となる。
しかしここでアクシデント発生。なんとみー猫さんが熊発見。
僕も残雪左下辺りから藪にかけこんでいく熊をばっちり見てしまった。
全力でクマホイッスル。
みー猫さん曰く2匹いたらしい。
直前に撮った写真には黒い点しかなかった。
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ちょっとこれ、稜線歩く気になれませんね。いつ藪から熊が出てくるものか気が気ではない。
仕方なくまた右斜面に下りた。
雪渓の上で僕はチェーンスパイク装着。右斜面を巻いて山頂手前で稜線へ行く作戦だ。
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丸山朝日岳源頭は雪渓に埋もれている。
この時期の遡行はつらそうだ。
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ハクサンコザクラを観賞しつつ巻いて稜線復帰。
熊に襲われることは無かった。
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やれやれ、なんとか無事山頂まで来れたなと思っていると、
"おう、こっちこっち"
山頂手前のみー猫さん横、何時の間にスタンバイしていたのかいつものイキモノが待ち構えていた。
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続く

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