がいじんトーク

人生、迷ってばかり。死ぬまで迷っているのかもしれない。

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今回の登場人物(?)
           ならず者集団・黒猫軍団 隊長 シマシマ(雑種)
                        団員 クロネコ(前隊長)
                                                                         チビ(シマシマの子)
  イケメン猫   そら(アメリカンカール)
  忍犬(留守番犬)ワン吉(ポメラリアン)
 
 いつものようにベランダで昼寝をしていたら、向かいの小僧(ワン吉)の哭き声で目を覚ましてしまった。あいつは宅配便や郵便配達の帽子を被った人がやってくると吠える癖がある。少しは学習しろよと小僧に言いたいと思っていたけど。どうやら今回は違うようだ。黒猫軍団が小僧をからかっているようだ。
 クロネコとチビが小僧のドックランのフェンスの周りをうろうろしているのだ。小僧がフェンスを越えて来られない事をいいことに小僧を挑発して楽しんでいる。
 
 私の名前は「そら」アメリカンカールの血統書付で毛並とイケメンが自慢の8歳の雄猫である。昔は3拍子が揃った猫と言われたこともあったが、最近スタイルが・・・・。
ならず者たちとは違い「食べるもの差」で私は2拍子の猫にしてしまった。だからこうして昼寝をする時とごはんを食べる時が「幸せ」を感じ時間になってしまったのである。
私は猫であるから犬は嫌いである。ただ、あのならず者の集団だけは、性格的に許せないと言うか好きになれないのだ。あいつらは平気で外に出て、道端に落ちているものや小僧のおこぼれを平気で食べてしまうのである。そして所構わずおしっこやウンチをして廻る。私に言わせると猫としてのプライドが全くない外道だ。まだ、小僧の方が幼い時から見ている所為もあり、庇ってあげたくなってしまう。
 
クロネコとチビは、挑発を続けている。小僧は吠え続けている。クロネコとチビは小僧の目の前でウンチをし出した。この余裕、どうやらこの2匹だけじゃないな。周りに目をやったらブロックの上にシマシマの隊長が昼寝をする振りをして形勢を見ているではないか。2年前まではクロネコが軍団を引き連れていたが、ある日からシマシマが軍団を纏めるようになった。軍団も世代交代をしたんだろう。確かにクロネコぐらいなら私の一声でビビらす事が出来るだろうがシマシマは、そうはいかない雰囲気を持っている。ある意味立派な野武士の侍である。このぐらいのフェンスなら平気で飛び越えて小僧の眼に爪の一撃を与えることは容易いだろう。小僧はシマシマの実力をまだわかっていない。このままではあぶないな。助けてあげるか・・・・。「シャーッッ」とそらから大きな声が降りてきた途端、クロネコ軍団のやつらは一斉に小僧の周りから逃げ去ってしまった。
ひとり残った小僧は何が起きたか理解出来ていないようだった。       不動堂

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不動堂
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