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大草原の帆船

 風をはらませた幌馬車が、大草原を行く!
 
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イメージ 2 写真は、http://www.elmonterv.com/より借用 
 
■ 18〜19世紀の植民時代、開拓者たちが北米の大草原を横断するのに用いた大型の幌馬車"Prairie schooner"という。 "prairie"は草原、"schooner"は縦帆式帆船という意味で、白い幌に 風をはらませ 大草原を走る幌馬車は 正に"大草原の帆船"であった。
 
こんな光景を思い描くのは、ハリウッド映画の影響が大きい。 ヨーロッパから移住して間もない時期、生活も決して楽ではないのに 夢を追い西部へ移動するのだから、想像を絶する苦労があったに違いない。 家族連れでの移動には、寝る場所と荷物の置き場が確保できる 幌付きのWagon (四輪車)が選ばれた。 このワゴンを牽くのは、馬では無く、多くの場合、牛であったという。 馬は早くてイイのだが値段が高く、馬泥棒に狙われやすかった。 そこで、遅くても力強く、いざと言う時には食料にもなる牛が選ばれ、人々は幌馬車ならぬ幌牛車で西部を目指した。 ハリウッド映画のように 誰もが馬で旅をした訳ではなかった。
 
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写真は、Oregon Trail History Libraryより借用
 
■元々、ワゴンはボートに車輪を付けた荷車で、ボディは青、ホイールは赤という配色であった。 西部への移動用として、障害物をクリアできるように車高を高くし頑丈で軽い構造にした。 材質はカエデ、ヒッコリー、オークといった硬材で、補強のために部分的に鉄が使われていた。 幌枠は、弓形に曲げたヒッコリーの枝で造られていたようだ。 ワゴン前後の上部の幌は、庇として飛び出ている。 ワゴンは車台、幌、荷台で構成され、簡単に分解出来た。 白い幌がかけられたことから"大草原の帆船"と呼ばれた。 その名の通り、川にさしかかると荷台がボートに様変わりする事もあったという。 当時、車軸の潤滑油は、松ヤニ。 その頃、既にジャッキも発明されていた。 勿論、木製の"Jack"だ。

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写真は、Hansen Wheel and Wagon Shopより借用
 
■幌馬車は、現在のモーターホームやトラベル トレーラー、フィフスホイール トレーラー等のRVに新化した。 ガルフストリームRV (Gulf Stream RV)社には、以前 "Prairie schooner"という名を冠したフィフスホイール トレーラー (Fifth Wheel Trailer)があった。 名前を聞いただけで ワクワクしてしまうのは、私だけだろう。(笑)
 
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それにしても 冒頭の写真に写っている幌馬車はデカイ!
こんな幌馬車を牽引して旅行したら、アメリカ中の注目を浴びるね ♪
 
 
参考にしたサイト http://www.tombstoneweb.com/

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    確かに大きい馬車ですネ(^^♪
    日本だと高さ制限で走れなさそうです(笑)
    トレーラーの名前はカッコイイのが多いです。。

    こじお☆

    2012/6/19(火) 午後 5:41

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    >こじお☆さん
    優に4.1mは超えているようですから、日本で牽くには通行許可申請と先導車が必要ですね! カッコイイ名前だけでトレーラーが欲しくなりそう!(笑)

    ふじ○

    2012/6/19(火) 午後 6:31

    返信する
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    ドリーバーデンのキャンカーがミニチュアに見えます。
    子供の足こぎカーみたいに…

    [ よんちゃん ]

    2012/6/19(火) 午後 8:38

    返信する
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    >よんちゃん
    こんなに大きな幌馬車を初めて見ました。コマーシャル用かもしれません。 ま〜アメリカは大きなモノが好きですからね。
    足こぎカーのポルシェはありますが、足こぎカーのモーターホームがあったら かなりマニアック!(笑)

    ふじ○

    2012/6/19(火) 午後 8:48

    返信する

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