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 火成岩の奇妙な岩 
 
■約4ヶ月前、キノコ型をした奇妙な火成岩の場所を特定したくて、「グランドサークルの達人さんへ」と題して、記事を書いた。 その一編は、下図の通り。 
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 日本語では、日本人にしか分からない。 英語で書くべきだったか?
 
 
この奇岩の存在を知ったのは、約半年前。 ベルギー人のブログを見た時であった。 2012年5月、ブリュッセルを飛び立った彼は、カリフォルニア州ロサンゼルスへ。 彼等はアラモレンタカーでSUV”日産ムラノ”を借り、2週間の北米旅行を楽しんだ。
 
1※LA → ※Death Valley → ※Amargosa Valley → 2※Death Valley → ※Las Vegas → Lake Mead, Overtons → 3 Valley of Fire → ※Zion NP → ※Kanab → 4White Pocket → ※Page → 5 Smoky Mt RdStudhorse Point Paria River White Wave → 6※Page → Wahweap Hoodoos → Cottonwood Canyon → Tropic → 7 Bryce Canyon → Devil's Garden → Burr Trail!Upper Mully Twist Canyon →  Strike Valley overlook(Waterpocket Fold View Point)County Rd→ Capitol Reef NP → Torrey → 8 Cathedral Valley → Hanksville → 9 Dirty Devil Bridge(Lake Powell) → Four Corners → Canyon de Chelly → Chinle → 10 Canyon de Chelly → Blue Canyon → Coal Mine Canyon → ★Balanced Rock → ※Tuba City →  11※Sedona → Jerome → Watson Lake Park → Ehrenberg → 12 Joshua Tree NP → ※San Diego
(※印:僕も行った事がある場所、赤字:RVでは到達困難な場所)
 
全く 素晴らしいルートだ。 相当な事前準備があったに違いない。
 
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ここへの到達は4駆でも大変なのだ。 よくぞ行った!(拍手)
Waterpocket Fold, Capitol Reef NP http://www.panoramio.com/photo/8892393
 
■彼は、旅行記をオランダ語で几帳面に書いていて、動画もYoutubeへ多数投稿している。 ルート図も掲載されていて、流石、”何事もシッカリとやるゲルマン民族”と思わせるブログだ。 読者から寄せられたコメントに彼は、「自分も他の方が書かれた旅行記のブログを参考にした。 僕のブログも これから旅行する方の参考になれば嬉しい。」と返答している。
 
 
■上記ルートの★印 ”Blanced Rock”でキノコ型の奇妙な火成岩の写真が掲載されていた。 ルート図や 僕の独自調査で大まかな場所は分かっていたのだが、今一つ確証が無かった。 それにしても、当時は場所の調査に手間取った。 様々なキーワードを基に シラミ潰しにウェブサイトを漁った。 結果として見つけたのは、このサイトだった。
 
Traveling Luck”での位置情報
位置情報だけで、奇岩の写真が併載されていない。
 
 
■このような状況だったので、次回の北米旅行では、このエリアに行って この奇岩を探し当てようと決めていた。 グランドサークルで良く見る土柱(Hoodoo)とは 形も生成も全く異なり、写真を見るだけでは満足出来なくなっていたからだ。 マグマの熱で変成した頁岩(けつがん)が地中で球体状に固まり、その後の表土の浸食で地表に出現したモノと考えられる。 あまりにも ユニークで可愛い! こう思うのは、奇岩オタクの僕だけか?(笑)
 
■By any chance?という思いから、「グランドサークルの達人さんへ」という記事を書いた。 誰かが知っていれば、場所を教えて頂けるかも? 日本語で書いた僕の記事は、日本人の目にしか留まらない。 ブログのコメントを通じ、情報を寄せてくれる方は皆無だった。 (この時は、全世界サイトtripadvisor.comに投稿しなかった)
その後は、別件の調査中に情報が得られるかも?と思っていたら・・・、遂に!
 
■当初の記事の投稿から4か月。 北米旅行の準備も兼ねたBisti Badlandsの記事を書き終わり、”あの場所”をグーグルマップで見てみると、奇岩の写真がpanoramioで投稿されていたのだ。 即ち、僕が推測していた場所、正に”そこ”だった!
 
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早速、写真の版権者 Mr. Thomasに連絡し、写真の使用許可を頂いた。
奇岩に手を掛けているのがMr. Thomasだ。 ありがとう!トーマスさん♪
 
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この2枚と上の1枚は、panoramioに投稿されていない写真だ。
最近、以前より解像度が向上したグーグルマップの衛星写真でも、
この球体状の奇岩がゴロゴロしているのが 薄っすら分かる。
夫妻は、今年2013年2月12日に訪問したそうだ。
 
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この写真は、2013年5月14日にpanoramioに投稿され、6月4日現在の閲覧は4件だけ。
Thx! Mr.Thomas;galenbeck.de
 
 
<参考>
以前の記事で、この周辺に露天掘りの巨大炭鉱がある事を紹介した。
ブラックメと呼ばれ、大量の石炭が埋蔵されている地域だ。
このような地域なので、泥炭でもなく石炭にもなりきれなかった岩石が散在するようだ。
ここの東側 10マイルには、Coal mine canyon(炭鉱の谷)と呼ばれているエリアがある。
 
 
■さて、場所を再確認。
 
LA International Airport;LAX より I-15N→40Eを走り、目的地まで913km(567マイル、約8.5時間)だ。
途中、FlagstaffからUS-89Nを 62マイル(100km)北上し、US-160を右折しTuba City方面へ。
US-160Eを 10マイル(16km)走り、Tuba Cityの交差点でAZ-264を右折しする。
(この交差点を逆に左折すると、Monument Valley方向)
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AZ-264Eを 7.1マイル(11.5km)走り、左カーブの途中で右折して脇道に入る。
この道は、Indian Route 6710。 地平線に向って道が続いている。
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約1マイル (1.8km)奥に入ると右手に丘が見えてくる。 その丘に向かって更に脇道を入る。
 
火口のような状態になった内輪の西側に、その奇岩がある。
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Mr.Thomasの投稿写真が無くても、僕は次回の旅でコノ場所に行くつもりだった
有るか? 無いのか? そんなドキドキ感も楽しみだった。
 
Monument Valley訪問時、時間に余裕が有れば立ち寄ってね。
ここへはモーターホーム等のRVでも 行く事が可能。
広大なアメリカは、レンタルRVの旅が面白い! → ここでアレンジしてもらおう
 
 
このエリアはパブリックランドでは無い。 ホピ族の保留地なので、敬意を持って訪問だね。

<追記>2013/9/10に現地へ行って来た。→ http://blogs.yahoo.co.jp/fuji8888/32581718.html

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