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 アメリカで、エキサイティングな体験をしてきた! 
2013年秋 モーターホーム旅行を振り返って
 
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航行距離:193mile (301km)、航行時間:2hrs just
飛行軌跡は、Canon  GPS Receiver GP-E2より ロード 
 
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Unlimited Aviation社 Robinson R-44 Helicopter と Tower Butte
雨の朝を迎え、諦めていたフライト。 しかし、雲が切れて、陽が射してきた。
 
 
■2013年9月8日(日) アリゾナ州ページ空港は曇り時々雨。 暗雲が垂れ込む中のヘリコプター チャーターフライトになる。 空港には、フライト予定時刻の1時間半前に到着。 事務所にて、乗員の体重(ポンド又はキロ)を申告する。 パスポートの提示や所持については、不要と言われた。 米国連邦航空局(FAA)の規定は、無視?

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■雲の様子を伺いつつ、飛行前にパイロットとルートの打ち合わせ。 雨雲や雷雲の動きを考慮し、当初予定していたコースを逆回りに飛ぶ事になった。 観光ポイントも減らす。 安全が最優先なので、パイロットの意見を尊重する。 雲が切れたところで、ドア全て外し 予定より53分早く離陸。 パイロットとパセンジャー3名、計4名が2時間の運命共同体に。

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イメージ 12■シートベルトは前席 4点、後席 3点式。 ヘッドセット(ヘッドホンとマイク)は、スイッチを押すことでマイクが有効になる。 前席助手席のマイクスイッチは左足元のフロアマットの下。 左足でマットを踏んでONする。 後席は、センターコンソールのモーメンタリープッシュスイッチ。 パイロットと僕の交信は英語、後席の二人へは日本語で話す。 ”何処を飛んでいるか”を ガイドしながらの、初空撮だ。 最初はゆっくりと 標高 1,309mの Page空港 滑走路に沿って飛び、次第に高度を上げて行く。
 
 
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■地上からの高度は約100m。 30階建てビルの屋上から見下ろす感じの風景。 キャビンから手を出した時の風圧から推定すると 飛行速度は100km/hくらい。 離陸後の低高度時はストレスを感じないが、上空で この速度はスローに感じ イライラする。 徐々に速度を上げる。 ドア無しフライトではキャビンに風が巻き込むので、乗員の安全を考えると約160km/hが限度なのかもしれない
ページレイクパウエルキャンプグラウンドの上空を通過して 郊外へ。
 
 
■最初は、ホースシューベンド。 ヘリの高度と 谷の深さとが相まって、ダイナミックな景観だ。 平坦な地上の飛行とは違い、複雑な高低差や旋回時の機体の傾きに 初体験の方は要注意。 へり初体験のJoanは、放心状態に。 僕は待ってました!とばかりに、シャッターを。 地上の観光客は望遠レンズで捕らえる事が出来る。

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イメージ 38■ドア無し、そして気流の乱れから、飛行速度は100km/以下に。 地上高度は40m。 エコークリフに向かって南下。 今年2月末に崩壊したUS 89号線の現場へ。 飛行前、「ここは見ても つまらない」と パイロットやフライトマネージャーに言われたが、僕にとっては重要なポイント。 この通行止めで、旅行コースを制限せざるを得なかったからだ。 切り立った崖付近は気流の乱れが大きく、崖に近寄れない。 US89は現在も通行止めが続き、今後 2年を要する大規模な復旧工事が行われる。 地質調査や 復旧方法が決まった直後なので、現場に人影は無かった。
 
 
コロラド川を遡り、標高1,100mのグレンキャニオン空港、ナバホブリッジリーズフェリーのキャンプ場を通過していく。 ここからは、バーミリオンクリフスだ。 カラフルなフォーメーションは雨で湿り、曇り空でパッとしない。 残念。

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■ここからコロラド支流のパリアキャニオンへ。 この谷は絶景だ。 初めて知った。 テントを担いで数日間トレッキングをする人の気持ちが分かる。 谷の両脇の標高は1,530m。 この高度で西に向かう。 やっと撮影に慣れてきた。

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■予定には無いスチームボートを一周して、メインのThe Waveへ。 見えて来た! あの方向だ。 ブレインロックを通過する。 キタ〜〜〜〜ァ !!! (The Wave 空撮は、別途記事に。 勿体ぶってスイマセン)

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イメージ 46■The Wave の西側空域を3周。 陸上で撮影された写真は、The Waveの一部。 上空から見るとダイナミックな波と 渦の連続だ。 バスケットボールコートのサイズの中心地は、ともすると見逃してしまうほど。
The Waveの標高は1,590m、へりの地上高度は 僅か18m。 この上空に留まりたいが、風が強く トップロックアーチの山に近付けないらしい。
何周もさせられ、流石にパイロットは飽きれていた。 トップロックアーチに別れを告げ北上し、東へ向かう。
 
 
■次第に激しい霧雨になってきた。 気温もグッと下がったり、上がったり。 パイロットに暖房をお願いする前席は風が巻き込まないので快適だが、後席は暖房の恩恵が希薄。 雨水が溜まった大地を通過。 ここはカナブとページを結ぶUS89沿いに広がる平原。 平地の標高は1,250m、ヘリの地上高度は1,500m。 バッドウォーター ビジターセンターの恐竜オブジェを見て、北上。 ここからは、ケパロウィッツ台地の際を飛ぶ。

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■台地の際は崖。 レイクパウエル西岸の絶景ポイント。 また、雨が激しくなる。 憧れの停泊地、アルストロムポイントが見えて来た。  先週からの雨でワーウィープ川が増水し、スモーキーマウンテンロードは通行止め。 ここも上空から見るだけになってしまった。 アルストロムポイントと同じ標高 1,420mで飛行。 ナバホマウンテンは雲に隠れているが、個性的なガンサイトビュートが見える。 このガンサイトビュートの凹んだ所を突っ切って北上。 晴れていれば・・・なのに、残念。

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■湖面標高1,130mのレイクパウエル上空は、天候の変化が激しい。 雨が降っている所、晴れている所、目まぐるしく変わる。 気流は安定しているようで、高度1,400mで 速度を約200km/h近くまで上げている。 湖面上なので速度は早いと感じない。 そして、谷へ突入。 まるでスターウォーズや インディペンデンスデイのワンシーンのようだ。 機体を左右交互に傾けながら ナバホマウンテン方向へジグザグに進む。 見えてきたのは、レインボーブリッジ。 周囲の崖に 沢山の滝が見える。

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■再度レイクパウエルの上空に戻り、南進。 休憩地 タワービュートを目指す。 霧雨でホワイトアウトする事も。 パイロットのカール氏は意外と冷静。 計器を見ている訳でもない。 クールな彼も 晴れてくると表情が和らぐ。

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タワービュートの隣は雨雲。 かろうじてビュートに雨は降っていない。 大接近、そして、着陸。 標高 1,609m。

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■エンジンを止めて、暫しの休憩。 360度のパノラマを楽しむ。 崖っぷちで ヨロメイたら、天国行き。 雷が落ちたら地獄行きか? 遠くから聞こえる雷鳴が、スリリングな場所を 一層スリリングに! ランドマークのナバホ石炭火力発電所の煙突と煙が良く見える。 この休憩時間はフライト時間に含まれない。 なので時間を気にせずBBQだって出来るかも!(笑) エンジン近くの高温になったヘリ外装で、冷えた手を温める女性陣。

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■空模様が怪しくなってききたので、離陸。 この時点でリミット2時間に対し、残り 9分。 タワービュートから急降下して加速。 バスタブ現象が美しいナバホキャニオンアンテロープキャニオンの下流を横切って ページ空港に帰還。

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■そのまま着陸すると思いきや、なんと地上すれすれで旋回。 着陸は、なんと台車の上。 旋回しながら見事に着地、いや着台! 離陸時 乾いていた滑走路は、雨で濡れていた。 正に 雨を掻い潜ったギリギリのフライトであった。 パイロットにチップを弾み、事務所へ。

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■支払は、飛んだ時間分を後払い。 事務所でフライトマネージャーのクリストファー ラージ氏にマスターガードで支払う。 2ヶ月前からメールでシツコク運賃交渉をしてきたので、フライト前にも 「予算は幾らですか?」と尋ねられていた。 ピッタリ 2時間のフライトで、ナバホフィーや税金等合わせ US$1,450。 少々コストが掛かるが、日本で乗る金額の1/5くらい? 滅多に無いチャンスなので、ヘリのチャーターフライトを企画して乗ってみた。 通過するだけなら小型プロペラ機の方が圧倒的に安く、コストは1/2くらいだ。
 

 
Unlimited Aviation社の入っている建屋 レイクパウエルジェットセンターは、外装の貧弱さに比べ 内装にお金が掛かっている。 象嵌大理石の床、お洒落なトイレの手洗い、ホーンシープの剥製等、トータルデザインに一貫性が無いのがちょっと残念。

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 「こんなハズじゃ・・・」に ならないように 
 
■本文中に留意事項を赤文字で記載したが、他にも重要な項目がある。(ドア無しフライトの場合)
 
 ・ヘリの速度は体感速度よりも速い
 ・特に後席は風の巻き込みに対応した服装や髪留めを
    (女性にお勧めなのは、右図の様なモノ。 これが無いと カメラ撮影も困難だ)
 ・キャビンからカメラを出す場合は、風圧に耐える腕力を
    (単車でサーキットを走った事がある方は、ご存じかと)
 ・上空の気温低下や 風による体温低下に対し、長袖長ズボンを
 ・綿密なフライトが必要なら、自分のGPSでパイロットに指示を
 ・曇り空では方向感覚を失うので、ヘリ搭載計器のコンパスでチェック
     (フロントウィンドシールド上部中央にある)
 ・前席と後席では、圧倒的な差がある。 乗員3人での割勘時は2:1:1の比率か?
 ・機外落下させないように、全ての持ち物は紐付きに
     (貴重品は、後席シート下に収納可能)

 
 

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    さすがに、実際の写真を見るといいですね、ホント。
    レインボーブリッジは興味ありませんでしたが渓谷の景色は綺麗そうで興味が湧きます。

    The Waveはヘリの巡航速度だと通り過ぎるのに1秒程度しかかからない計算ですね。だからこその低速飛行/ホバリングできるヘリなのでしょうが、気象条件には敵わないですよね。岩山に切り立った崖のある地形では、気流の乱れは大きいでしょうから、特にサンダーストームが近づいている気象条件では操縦も困難だったに違いありません。

    The Waveの写真も期待してます^^。

    戯言♪

    2013/9/25(水) 午後 11:22

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    >戯言さん、こんばんわ。コメントありがとうございます。
    晴れていれば下手な僕でも綺麗な写真になったのですがね。
    レインボーブリッジは陸地から見るよりも 断然空からの方がいいですね。 雨ならではの滝もあって、良かったですよ。

    天気が悪くThe Waveの写真が撮れなかった、と言う事は、もう一度来い!というお達しですね。(笑)

    このヘリのパイロットは、全く不安を感じさせない素晴らしい操縦で、我々を楽しませてくれました。

    The Waveの写真は、期待しないで下さいね。 残念な気持ちを忘れた頃に記事にします。(涙)

    ふじ○

    2013/9/26(木) 午前 3:00

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    これはたまりませんなあ〜
    いいないいなあ
    乗れたらめちゃくちゃはしゃいじゃいそうです♪

    かわちゃん

    2013/9/26(木) 午後 11:01

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    >かわちゃん、おはようございます。未だ北米時間で、今起きたばかり。(汗)
    コメントありがとうございます。

    今回の旅行の中で、実現までに最も手間とコストが掛かったイベントです。
    苦労が実り、最高のチャーターフライトでした!

    生憎の気象条件でしたが、これも滅多に体験できない事。日本では、こんな悪天候、且つドア無しでは、飛んでくれないでしょうね。

    僕はThe Wave抽選に何回も外れたら飛ぼうと考えていたのですが、アメリカに行く前から彼女達が「乗りたぁ〜い♪」と言うので決行しちゃいました。

    彼女達は僕の言う事も聞かず、乗る前から大はしゃぎ。何も分かっていないから、風圧と寒暖差でお灸をすえられていましたけど・・・

    ふじ○

    2013/9/26(木) 午後 11:58

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