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 There is No Loss in you knowing that. 
知っていて損は無い、アメリカの有料道路

 Florida has more miles of toll roads than any other state in the US.
最も有料道路が多いのは、フロリダ州
図は、CostToDrive.comより借用

有料道路 Toll Road は何処にある? Where is the Toll Road?
 モーターホーム旅行に最適な南西部 4州 ユタ、コロラド、アリゾナ、ニューメキシコで有料道路に遭遇する事は稀。 しかし、ほぼアメリカ全土に有料道路がある。 最も有料道路が多いのは、フロリダ州。 記事「1/6」で書いた通り、州外からの自動車旅行者にとって厄介な地域。

 2015年時点で有料道路が無い喜ばしい州は、15州 ハワイ、アイダホ、モンタナ、ワイオミング、ノースダコタ、サウスダコタ、アイオワ、ウィスコンシン、アリゾナ、ニューメキシコ、アーカンソー、ミシシッピー、テネシー、ケンタッキー、コネチカット。

イメージ 1
 NB I-15 Arizona, Photographed on Oct. 24, 2011
Easygoing delightful driving in the state without toll roads
有料道路が無い州のドライブは、気楽で楽しい。
Google Maps Street View → https://goo.gl/maps/zptQ2jmqbdo

 西海岸ではカリフォルニア州南部に4+2路線、北部ベイエリアに8本の有料橋と多数の有料区間がある。 北西端のワシントン州にも3ヵ所。 南部ではテキサス州の大都市周辺、フロリダ州は有料道路地獄。 東部、中西部ではインターステーツの多くに有料区間が設定されている。 ハワイには無いが、プエルトリコにはある。

Toll Bridges around San Francisco, CA
サンフランシスコ周辺の有料橋
地図は、rentatoll.comより借用

 カリフォルニア州サンフランシスコ郊外の金門橋 Golden Gate Bridge等、多くの橋は郊外方向(又は片側車線)は無料だが市内方向は有料。 ニューヨーク州マンハッタン島へは、有料橋や有料トンネルを通り、行きは有料で戻りは無料。 但し、Red Bookで指定されている危険物を積載する車両は通れない。 即ち、○○を装備したモーターホームは通れない。 それを知らずに10車線近くあるゲートの左側(追い越し車線側)にいたらどうなるか? この経験談は、速報 #24で。(公開範囲限定)

Lincoln & Holland Tunnels and the George Washington Bridge are Toll Roads.
西側からマンハッタン島へ渡る3路線は、全て有料、一律料金。
現金払いで、乗用車はUS$15.0、リアがダブルタイヤだとUS$42.0
地図は、web.mta.infoより借用

Can RVs go through the Holland Tunnel?
写真は2013年に撮影したもの。 当時、乗用車はUS$13だった。
 Google Maps → https://goo.gl/maps/XY3nZxycoKu
RVでマンハッタンへ行くことは可能か?
 この答えは、ブログ記事「Route to Manhattan by RV  キャンピングカーでマンハッタンへ」で紹介。

 南西部4州 ユタ、コロラドの都市には、ほんの一部に有料パークウェイや有料レーンが存在する。 山岳レースで有名なパークスピーク Pikes Peakは有料道路で、トレーラーの牽引は禁止されている。

イメージ 2
Pikes Peak Hwy in CO, is a Toll Road
写真は、roadtripamerica.comより借用


有料道路の名称 Name of Toll Roads
 トールロード Toll Road 、トールウェイ Tollway、ターンパイク Turnpike(Tpk)、スルーウェイ Thruway(T'way)等がある。 エキスプレスウェイ Expressway(Expy)では、有料になっている路線が時々ある。 インターステートが前記の名称を併記され、有料道路になっている。

 コネチカット州にはTurnpikeという名称のインターステーツがあるが、料金所で大事故等が発生し為に1985年以降、有料ではなくなった。 Parkwayは乗用車専用の道路で、有料も無料も存在する。 原則RVやトラックは通れない。 トールレーン Toll Lane、エキスプレストールレーン Express Toll Lane、ホットレーン High-Occupancy Toll Lane:HOT Laneの名称で、一部の車線が有料になっている路線がある。

Toll Roads in the Northeastern and Midwestern
東北部、中西部は、ターンパイクの名称が多い。
図は、PrePass.comより借用

※enWikiの
両者共に掲載内容が古いので、注意。
1路線の無料エキスプレスウェイ Expressway(Expy)が、途中から有料のExpyになるルートがある。

例:シカゴを通過するインターステーツ90号線

 南からは、インディアナ州の有料道路 I-90 WB(Indiana Toll Road)でイリノイ州に入る。 有料のシカゴ スカイウェイ Skyway Toll Bridge (enWiki)が、次のExpyの連絡道路となっている。 無料のダンライアン エキスプレスウェイ Dan Ryan Expressway (enWki)を通り、シカゴからは無料の通称”ケネディ” John F. Kennedy Expressway (enWiki)となる。

 更に西へ進むと、有料のジェーンアダムズ メモリアル トールウェイ Jane Addams Memorial Tollway (enWiki)となる。 有料の区間は、WB:Devon Avenue Toll Plaza (EB:River Road Toll Plaza)から、ウィスコンシン州との州境 South Beloit Toll Plaza まで。

I-90 WB シカゴスカイウエイ(有料)方面へ進む。

インディアナ州最後の料金所。 料金はUS$1.80。
1マイル進むと、イリノイ州。 (Google Maps)

インターステーツ出口番号”0番”は州境(インディアナ州西端)の証。

イリノイ州に入る。 ”Welcome To Chicago”の看板。
”Welcome to Illinois”ではない。
反対車線の看板は、”Welcome to Indiana”。 (Google Maps)

有料のChicago Skyway Bridgeを渡る。

シカゴスカイウエイの料金所。 (Google Maps)

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I-90 WBはI-94と合流し、 Dan Ryan Expresswayとなる。

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中央車線側の4車線がDan Ryan Expresswayで、
一旦入ってしまうと出口が少ない。
途中で下りる場合は、事前に分離帯で区分された右側の通常レーンに入る。

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Dan Ryan Expresswayと通常レーンは分離帯で区分され、行き来できない。
EBとWBの間は近郊電車メトラが走っている。

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イリノイ工科大学(IIT)を過ぎると、シカゴの摩天楼が見えてくる。

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上空から見ると、上下車線を合わせ16車線以上ある巨大なハイウェイ
だと言う事が良く分かる。 写真は映画”Source Code”より借用。

インターステーツの高架橋からダウンタウンが間近に見える。 (Google Maps)

インターステーツ90号線の大渋滞は、定常化しているらしい。 

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シカゴのダウンタウンを過ぎると、
I-90は、John F. Kennedy Expresswayとなる。
通称”ケネディ” は渋滞で有名。
”How is Kennedy?”と言えば、「混んでる?」との意。

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John F. Kennedy Expresswayは、
シカゴ中心部とオヘア国際空港を結ぶルートの名称。
この先に約4マイルのExpress Laneがあり、
これに進入するとアディソン通りまで出口は無い。
(Google Maps Route of the Kennedy Express Lane)

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上下車線の中央にあるのがExpress Lane。
Express Laneは通常有料だが、ここは無料。
ここのExpress Laneは、朝夕で通行方向が逆転する
リバーシブルレーン(Reversible Lane)。
Reversible Laneについては、Toll Road #5 アメリカの有料道路 5/6を参照。

イメージ 11

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更にI-90 WBを進むと、看板に小さい
ETC非搭載車は、有料の印を見落として料金所を通らないと、後が面倒。

この後、I-90 WB/EBには料金所(WBはDevon Avenue Toll Plaza)が
設置されている。
※料金所の写真は、後述の”Diverging Toll System”を参照。
そこを通過すると全レーンが有料のジェーンアダムズ メモリアル トールウェイ
ルートはウィスコンシン州へ続く。

このルートもORT化が進んでおり、途中で下りる場合、
無人料金徴収(Unattended Ramp Plazas)となっている出口もあるので、
ETC非搭載車は後日インターネット経由で決済しなければならない。

<参考ブログ記事> アメリカ縦横断 20131108 #28 (公開制限有り)


料金設定 Tolls
 詳しく調べていないが、乗用車では1マイル当たり現金払いで 5〜10セント(4〜8円/km)くらい。 これに初期費用 約50セントが加算される。 日本の半額くらいか? ETC車載器装着車では、現金料金から25〜50% の割引が適用される事が多い。

 ニュージャージ州のGarden State Parkwayのように ETC車載器装着車でも現金払いと同額の路線もある。 時間や交通量により通行料を変えたり、ETC車載器装着車に対してのみ時間割引を適用する路線も存在する。 ※記事「1/6」の最後に2013年の現金払いの実績(Class2)を載せている。

イメージ 7
Comparison of tolls between the US and Japan

約3000km全て有料道路ではないが、
フロリダシティ〜ホールトン ETC料金 US$60.85 (JPY 7,000)
約2100kmの全てが有料道路
青森〜鹿児島 ETC料金 JPY 27,340 (US$227.83) Cash JPY 39,200
costtodrive.comの図を借用し、日本を同緯度で付け加えた。


料金の支払い How to pay toll roads
 殆どの有料道路は、ETC(電子料金収受システム Electronic Toll Collection System wiki)が導入されている。 日本の高速道路カードと同じ チケットシステムTicket Systemを採用している路線もるが、徐々に全自動に移行している。 支払ゲートがあれば、現金支払いが可能。 クレジットカードも使用出来る州があるが、フロリダ州は現金のみ。

 通過するだけで料金を徴収するETC専用のトールガントリー Toll Gantry(自動課金門)が増え、ブースのある支払ゲートは徐々に減っている。 有料レーンやフロリダターンパイクの一部は、トールガントリーのみ。 カリフォルニア州ロサンゼルス郊外の有料道路は全線トールガントリー Toll Gantryに移行した。

◇停止する事無く、料金ゲートを通過
  Open Toll System (Open Road TollingORT, Free-Flow Tolling)

Open Road Tolling, ORT Lanes with Tolling Gantry in Illinois
トールガントリーは、日本の速度取締器 Hシステムのようだ。

The ORT lanes at the West 163rd Street Toll Plaza,
going northbound on the Tri-State Tollway
near the Chicago suburb of Hazel Crest
トールガントリーは速度を緩めることなく通過でき、
フリーフローと呼ばれている。 写真はenWikiより借用。

Photo Enforcement System; Cameras capture violating vehicles
通信と同時に 車両前後のナンバープレートを撮影している。
天ぷらナンバー対策は万全か?

◇ETC対応、非対応車を走行レーンで分岐振り分け:Diverging Toll System
  ORT and Toll Booth (Through Lanes for ETC and Toll Booth Lanes for non-ETC)
  ETC対応車は前述のORT(Open Road Tolling)レーン、
  非対応車は側道の料金所を通る。
  アメリカで最も多い料金徴収形態で、この形態では料金不支払いが発生し易い。

インターステーツ90号線の有料道路 Jane Addams Memorial Tollway
Google Maps Street View → https://goo.gl/maps/yo9VAF3HMYs
ここでは、夜の写真を掲載。
昼間の写真は、Toll Road #1 アメリカの有料道路 1/6に掲載。

Jane Addams Memorial TollwayのToll Booth (Devon Avenue Toll Plaza)
照明ガンガンの日本と異なり、質素で暗い。
参考記事「アメリカ縦横断 20131108 #28」より (公開範囲限定)


◇入口でカードを貰い、出口で支払い:Ticket System (Closed System)
  アメリカではチケットと呼ぶカードは、有料道路入口でもらう。
  発券機の写真は、記事「1/6」に掲載。

ETC非搭載車は、”Ticket”方向へ

イメージ 3
有料道路の起点や途中の入口でチケットを受け取る。

イメージ 21
Exit of the Indiana Toll Road
インディアナトールロード Indiana Toll Road出口。
Google Maps → http://goo.gl/maps/ySTvP

イメージ 19 イメージ 20
Pay with cash or credit card using the toll collecting machine
アメリカで開閉バーがある出口は珍しい。
ここは、現金、又はクレジットカードで支払いが可能。
参考記事「アメリカ縦横断 20131108 #28」より (公開範囲限定)

フロリダターンパイク Florida's Turnpike (Alt Site) のチケットシステムは
ゴールデングレーズ〜ワイルドウッド間
参考記事「アメリカ縦横断 20131031 #20」(公開限定)

Florida's Turnpikeのチケットに印刷された料金表。
横方向に出口名とマイルマーカー、上から下へ車両クラス別になっている。

"1031 2322"、"Exit 88, Lantana Toll Plaza"
"Lost or Expired Ticket (12 hours) will result in maximum toll"
カードの裏には、ゲートを通過した日時とゲート名称が印刷されている。
12時間以内に有料道路を出なかった場合は最長距離の料金を請求する
と書いてある。


◇道路を堰き止める形態の料金所:Barrier Toll System

イメージ 16
Google Maps → http://goo.gl/maps/1joqw
シカゴスカイウェイ Skyway Toll Bridge入口の料金所 (US$4.50, 2015)
記事「アメリカ縦横断 20131108 #28」より(公開範囲制限)

イメージ 19
Google Maps Street View → https://goo.gl/maps/vZkdfdGR8ET2
カリフォルニア NB SR-73の料金所
(Catalina View Mainline 2013, US$6.00 enWki)
2014年5月13日、全線ORTにより料金所は廃止され、現在は存在しない料金所
SR-73 Catalina View Toll Both, CA, Photographed on Nov. 19, 2011
Since May 13, 2014, the road has been using an all-electronic,
Open Road Tolling system; cash is no longer being accepted
参考記事「アメリカ縦横断 20131119 #39」(公開範囲制限)


◇入口で料金を支払う形態の料金所

Google Maps → http://goo.gl/maps/1joqw
バージニア州チェサピーク Chesapeake Expressway入口の料金所
(US$3.00, 2015)
お姉ちゃんが ”Full Service” してくれる。(笑)
記事「アメリカ縦横断 20131103 #23」より (公開範囲限定)

July 07, 2015より借用


◇ETC非対応車はナンバープレートで料金請求
  Toll-By-Plate (FL Alt Site, PA, CA)

 
フロリダ州 FL Turnpike SunPass ”Toll-By-Plate”(Left)、
ペンシルバニア州”Toll By Plate”(Right)
どちらも現金支払いは不可。

イメージ 6
フロリダ州 Toll-By-Plateの請求書
ETC非対応車はナンバープレートを撮影され、車両所有者に請求書が郵送される。
クレジットカード又は電子小切手で支払いが可能。
現金振り込みを要求する請求書なら、それは詐欺。
写真は、turnpikeinfo.comより借用

カリフォルニア州 FasTrakの有料道路は車載器を使用するか、
ウェブサイトにてアカウントを作成してクレジットカード等で支払う。

 
 カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のオレンジ郡有料道路は
車載器が無くても通行でき、ウェブサイトOne-Time-Tollで、
通過日の5日前から5日後まで支払いが可能。
以前は48時間以内であったが、現在は5日以内に変更されている。
アカウント作成で、月締め後払い、日締めクレジット払い、プリペイド
3種が選択できる。


◇ETC対応車のみ通行可能
 料金所が全く無く、”トールガントリーのみ設置”された道路では ETCによる支払いが原則。 ETC非対応車で通過してしまったら、後日に有料道路管理会社で支払う。 支払方法の詳細は、Toll Road #3 アメリカの有料道路 3/6を参照。

イメージ 18
”No Cash / No Pay by Mail”となっていて、ETCでしか通過できない。
ゲートでの現金支払いや後日の料金郵送は不可
テキサス州ヒューストンの外環有料道路 Grand Parkway (enWiki)
Grand Parkway - SH 99 - TxTag (アメリカ以外からは、アクセス制限あり)
参考記事「アメリカ縦横断 20131027 #16」より (公開範囲限定)


料金支払いゲート Toll Booth
 Change Provided(お釣あり)、Exact Change(お釣なし)、Exact Coin(コイン支払) 有人又は無人ブースがある。 後者の場合、コインの投げ入れや自動精算器での支払いとなる。

Valley Toll Plaza, Garden State Pkwy, Township of Washington, NJ
ここはExact Change Coin Only(小銭のみの対応で、お釣なし)と、
Cash Receipts(現金)。

I-90 インディアナターンパイク西終端の料金所
ここは、現金又はクレジットカードで支払いが可能。
Google Street View → https://goo.gl/maps/HDRpbUoi2xK2

ルイジアナ州の自動精算器 Automatic toll Payment Machine (ATPM), Louisiana
車種を選んでボタンを押し、コインと紙幣で入金するか、
クレジットカードをスワイプ。
こんなにゴチャゴチャだと、払いたくない気分になる。
写真は、dotd.la.govより借用

イメージ 4 イメージ 5
有人ブース Staffed toll lanes の方が安心して料金が払える。



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