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There is No Loss in you knowing that.
知っていて損は無い、アメリカの道路
■ハイウェイとは What is Hwy? (enWiki)
ハイウェイ Highway;”Hwy”とは、街と街を結ぶ道路。 アメリカでは州間高速道、国道、州道、郡道の4種類に大別される。 (enWiki) 市街地の道路に比べ制限速度が高く設定された路線は、高速道路となる。
※Google Mapsでは、州間高速道と国道以上をHighwayと定義しているようだ。
ルートオプションでAvoid Highwayにチェックを入れると、
国道ではなく州道が優先される。
下記に示す似たような単語があるが、いずれもハイウェイに含まれ、道路構造や用途により分類されている。
◇フリーウェイ Freeway;”Fwy”とは、
信号や停止標識が無く、専用出入口が設けられ、上下線が分離された道路。 日本の高速道路のような構造で、一般道と隔離されているので高速移動が可能。 州間高速道の全てと、国道、州道の一部がハイウェイに相当する。(enWiki) ※有料路線Toll Wayに対し、無料路線Toll-free Wayの略としてFreewayを使う事は稀。
※ドイツのアウトバーンのような速度無制限Speed-Limit-FreeのFreeでは無い。
◇エキスプレスウェイ Expressway;”Epwy”とは、
出入口を少なくし、短時間移動を可能にした有料道路。 ◇スルーウェイ Thruway or Throughway;”Thru”も、Epwyと同様。
◇ターンパイク Turnpike;”Tpk”又は”Tpke”は、Epwyと同様。
一部無料のTpkもある。
◇パークウェイ Parkway;”Pwy”又は”Pkwy”とは、 郊外のレジャー用道路を示すことが多い。 有料のPwyもある。 乗用車専用になっていて、州によっては、 RVやトラックは通れない。(enWiki) (enWiki) 首都ワシントンDC近郊の立体交差 (Google Maps)
こんな道路を走るのもアメリカ旅行の醍醐味。
■有料道路 Toll Road
アメリカのハイウェイは全て無料だと思っていたら、それは間違い。 有料道路の存在や仕組みを知らないで走ると、僕のように痛い目に合う。 詳しくは、下記の記事リスト「Toll Road アメリカの有料道路」へ
▼無料を連想させる”Freeway”という名称▼失敗談▼失敗をしない為に
▼道路の名称▼料金設定▼支払い方法▼支払いゲート
「Toll Road 3/6」 ▼ETC区間を突破したら▼レンタカーとETC▼レンタカー会社からの請求
▼ETC各社と車載器▼車載器の使用範囲▼ETC料金支払▼車載器移設
▼有料レーン HOV&HOT▼リーバーシブルレーン▼マネージドレーン
▼有料道路の場所や情報が分かる便利なサイト▼路線図リンク▼スマホアプリ
■制限速度 Speed Limit
道路の構造、地域、州によって制限速度の設定は様々。 殆どの州は、車種別の速度制限を設けていない。 昼と夜で別設定にしている路線もある。 制限速度の概略は次の通り。
州により異なるが、通常の制限速度は時速55マイル(約89km/h)。
郊外を走る州間高速道路の最高速度は、時速70マイル(約113km/h)。
人が住んでいない区域のの最高速度は、時速80マイル(約129km/h)。
都市近郊有料道路の最高速度は、時速75マイル(約121km/h)。
SR-28 Plains, Montana モンタナ州の対面通行道路。(Google Street View)
このルートは昼間と夜間、また車両の種類により 制限速度が異なる。
写真は、旅行記事「アメリカ縦横断モーターホーム旅行7-(2)」より転載。 ■ハイウェイのランク(上から順に) と名称
Jurisdictional Levels and Name (enWiki)
◇州間高速道:インターステーツ Interstate Highway;I-□□□ (enWiki)
◇国道:ルート US Route or US Highway;US-□□□ (enWiki)
◇郡道:County Highways;
道路名称は州によって様々で、数字やアルファベット (enWiki)
ハイウェイとフリーウェイ、インターステーツ、国道、州道、
有料道路の関係を表した円交差図
国道や州道には、ハイウェイに属さない一般道もある。 ■ハイウェイの番号表記 Odd/Even numbered Route
偶数は東西、奇数は南北に走る路線 (道路が曲がりくねって方向が変わっても道路番号は変わらない)
例外として、偶数番号だが南北に走る路線がペンシルベニア州にある。 有料道路のターンパイク I-476。 出入口やレストエリア(サービスプラザ)の表示は、北行きNorthbound又は南行きSouthboundとなっている。 ■道路番号の増減 (原則として) Hwy Numbering
インターステーツは、東のI-95から西のI-5、南のI-10から北のI-90
国道は、東のUS-1から西のUS-101、南のUS-98から北のUS-2
※インターステーツと国道では、東西南北で数字の増減が逆方向
州道や郡道は、州により其々。
■道路番号の桁数 Number of digits インターステーツは、二桁までが幹線(enWiki List)、三桁が支線(enWiki List)
アメリカ東部では支線とは言え、幹線並みか、それ以上の走路規模や交通量。
国道は、1、2、3、・・・・10、11、・・・・98、101まで幹線、
以降の三桁が支線(enWiki List)
インターステーツも国道も 支線の下二桁は基となった幹線道路を示す。
■全米高速道路網 NHS:The National Highway System (enWiki)
経済、軍事、移動において重要な高速道路が、1995年に全米高速道路網に指定された。 指定された道路は、全インターステーツと国道、州道、港湾や空港への道路、軍用道など。
道路全長は、全米道路長合計の約4%で 約16万マイル(約25万7千キロメートル)。 全米高速道路網の利用率は、高速道路Freeway全体の40%以上を占める。
全米大型トラックの走行距離は75%以上、旅行者は90%が全米高速道路網。
■主要インターステーツ Principal Interstate Hwys
東西 I-10 2,460 miles (3,959km) from Los Angeles, California to Jacksonville, Florida
I-40 2,555 miles (4,112km) from Barstow, California to Wilmington, North Carolina
I-70 2,153 miles (3,465km) from Cove Fort, Utah to Baltimore, Maryland
I-80 2,900 miles (4,667km) from San Francisco, California to Teaneck, New Jersey
I-90 3,021 miles (4,862km) from Seattle, Washington to Boston, Massachusetts (Longest)
南北
I- 5 1,381 miles (2,223km) from San Diego, California to Blaine, Washington
I-15 1,434 miles (2,308km) from San Diego to Sweet Grass, Montana
I-35 1,568 miles (2,523km) from Laredo, Texas to Duluth, Minesota
I-55 964 miles (1,551km) from New Orleans, Louisiana to Chicago, Illinois
I-65 887 miles (1,427km) from Mobile, Alabama to Gary, Indiana
I-75 1,786 miles (2,874km) from Miami, Florida to Sault Ste. Marie, Michigan
I-95 1,920 miles (3,090km) from Miami, Florida to Houlton, Maine
I-73 12 miles ( 20km)
from Emery to Greensboro, North Carolina (Shortest)
■対向する車線(上下線)を区別する呼称 Divided Lane Name
偶数(東西)路線では、西行き Westbound;WB、東行き Eastbound;EB
奇数(南北)路線では、北行き Northbound;NB、南行き Southbound;SB (ルートの途中で道路が曲がりくねって方向が変わっても路線方向の表示は変わらない)
■場所を示す数字 Mile Marker (Interstaterestareas.comを参照) ハイウエイでは場所を示す数字としてマイルマーカー Mile Marker;MM (又はMilepost)が用いられている。 1マイル毎に道路脇に緑の縦看板が立っていて、数字が書いてある。 (enWiki) この数字は、その道路の起点からの距離をマイルで示している。 起点とは道路の出発点、又は州境。 数字は西から東、南から北へ進むにつれて大きくなる。 多くの州でレストエリアやハイウェイ出口は、この番号 マイルマーカーが用いられている。 同じマイルポスト間に複数の出口がある場合は、数字の後にアルファベットが付加される。 ハイウェイ上の事件や事故で911に電話したら、「Interstate 15 Northbound Mile Marker 63」と伝えれば場所が分かる。 文字表記では、NB I-15 MM63となる。
例:Call Box 看板(Google Maps)に「15 632」と表示されているのは、インターステーツ15号線 63.2マイル地点の意。
Alternate Route:代替ルート
Sper Route:ハイウェイがら外れ、目的地に向かうルート
Sper Road:舗装されていないSper Route
”Business”は、良くある表示。 旅行中はどちらのルートを選択するか、迷う。 Byway (FHWAを参照)
(2002年国交省資料pdfも参考になる)
■その他
◇インターステーツの建設費及び維持費
Costs of Road Construction, Maintenance and Repair
ほぼ100% 自動車用燃料に賦課された税金が道路建設費に充てられる。
2015年現在、ガソリン1ガロン(3.8L)当たり18.4セント、軽油24.4セント
この他に大型車両の販売時と毎年の重量税や大型タイヤ販売時の税金。 Federal Excise TAX on Gas and Highway Trust Fund (NHSF) 上記を連邦政府が道路信託基金としてプールし、
道路建設の補助金として州に交付している。
参考サイト: 有料道路研究センターのブログ ”アメリカの道路財源の動向” 2015年7月 5日
◇有料道路建設及び維持費は、上記のNHSFからの補助金+投資家からの融資。
NHSF補助金無しや官民パートナーシップ PPP(Public–private partnership)で
建設された有料道路もある。
ロードプライシング(Road pricing)=”道路課金”等により
建設費が回収され、維持費が賄われる。
◇上記以外のハイウェイ建設及び維持費は、 州が自動車用燃料に賦課した税金と州基金が約半々。
(モンタナ州交通局の全米調査資料 westerntransportationinstitute.org等を参考)
◇ホブレーン:HOV Lane 多人数で乗り合わせた車(High-Occupancy Vehicle)だけが通れる車線。 カープールレーン Carpool Lane、又は専用車線を表す菱形マークから
ダイアモンドレーン Diamond Laneとも呼ばれている。
1人乗りSOV(Single-Occupancy Vehicle)よりも 乗り合せのHOVを増やし、 ラッシュ時の渋滞緩和を目指している。
常は2人以上(HOV2+)、又は3人以上(HOV3+)乗車していないと
通る事が出来ない。
◇ホットレーン:HOT Lane = 有料のHOV Lane HOT Lane:High Occupancy Vehicle Toll Lane又は
エキスプレスレーン Express Laneと呼ぶ。
1人乗り車両は有料だが、多人数で乗り合わせた車は
ETC車載器があれば無料になる。
無料になる条件は、2人以上 HOT2+であったり、
3人以上 HOT3+であったりする。
地域によっては、1人乗りのハイブリッドカーや電気自動車も
HOVやHOT Laneを通る事が可能。
単車は無条件でHOV通行可だが、
単車は車載器不要になった。
カリフォルニア州のHOV Lane通行許可ステッカー
(Clean Air Vehicle Decal 低公害車用黄色〜2011年)
写真は、DOT.CA.gov, hybridcars.com”・・・For Plug-in Hybrids To 2019 And EVs To 2025”より借用 HOV、HOT Laneについては、「Toll Road 5/6」で詳細を説明。
White CAV Decals for EVs and FCVs, Green CAV Decals for HVs and PHEV
白は完全な無公害車、緑はハイブリッドカー用 ◇縁石の色
州によって意味が異なる。
大概、赤色は駐車禁止、黄色は商業車のみ、白色は短時間の駐車のみ等。
縁石の近くの標識で、その意味が分かる。
時間帯によって制限が変化する地区がある。
ブログ記事「US Highway #2 アメリカの高速道路」へ つづく。
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