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 ドイツから中国へ 67日間のキャンピングカー旅行 
Reisemobil Tour von Düsseldorf nach Peking 67 Tage
RV tour from Dusseldorf to Beijing for 67 days
This topic is NOT about Fuji-maru’s RV-journey.
※All photos are reprinted with permission
from the author, Mr Konstantin Abert.

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砂漠の砂が道路に溢れてきそうだ。 (Google Maps)
タクラマカン砂漠東端、新疆ウイグル自治区トルファン
写真は、abenteuerosten.deより借用。

■「キャンピングカーで大陸を旅行したい!」 キャンピングカーに乗っている人の多くは旅行好きだから、こんな想いを抱いている方もいるのでは? キャンピングカーなら、ホテル等の宿を確保する必要がなく、テントキャンプで苦労する気候、天候、野生動物への対応も容易。 テントの設営作業も無く、郊外でも荒野でも気軽に停泊が出来る。 集落や都市に立ち寄りながら、それらを隔てている大地や大自然も楽しむ旅は、キャンピングカー旅行の醍醐味の一つに違いない。

参考ブログ記事 Refer to the following articles


 2013年、僕はアメリカ大陸縦断〜横断をレンタルキャンピングカーで実現する機会に恵まれる。 文明社会から地理的に隔絶された地域を旅行する道具として、キャンピングカーが備える機能を存分に享受した。 熊やコヨーテが出没する森林、平原が延々と広がる極寒の地、砂と岩だけの灼熱砂漠での停泊。 夜間の遠吠えに怯えながら、窓ガラスの内側まで凍り付く寒さに耐えながら、ボイラーオフでも温水が出る酷暑に呆れながらキャンピングカーで旅行した都合5回の体験が懐かしい。

参考ブログ記事 Refer to the following articles

 一方、日本でのキャンピングカーは、旅行で利便性を感じる反面、大型クラスでは経済的な負担が大きく圧し掛かる。 何処へ行ってもあるコンビニエンスストアや気軽に楽しめる温泉、車中泊に寛容なお国柄や治安が良い点は評価が高い。 しかし、有料の高速道路や大型キャンピングカーお断りのキャンプ場、出先では諦め状態に陥る汚水タンクの排水。 燃費の悪さや高額となる維持費ゆえ、経済的に余裕が無いとキャンピングカーは所有出来ないし、レジャーにも使用できない。 キャンピングカーのサイズやRVを取り巻く環境は、日本とアメリカでは全く異なる。

Owning an RV may seem like more of a liability than an asset
Refer to the articles;MPG & Cost, Gas Price Breakdown

 キャンピングカーが本領を発揮するのは、近隣に宿泊施設が全く無い地域。 即ち、過酷な環境ゆえに人を寄せ付けない辺境地の旅行だと思う。 そこには、開発され尽した島では見る事が出来ない風景がある。

■今から約40年前、僕が通っていた高校の教諭が辺境地旅行の経験を世界史授業の余談として紹介してくれた。 世界史、地理、数学の教諭らが、夏季休暇中に中国から中東まで四輪駆動車を駆ってシルクロードを旅行。 授業を脱線して話してくれた体験談が面白かった。 灼熱の砂漠では熱くなったジープのフロントフードで直接食材を調理し、寝袋に入り星空の下で就寝。 当時も政情不安定で国境越えに苦労したそうで、現在は渡航禁止になっているアフガニスタンの首都、カブールも旅行したと聞いた。

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 アメリカ大陸よりも遥かに広大で原始的な地域が広がるユーラシア大陸。 多くの国や民族、多様な言語や文化。 過酷な地理的環境や想像も出来ない気象状況。 そんなルートをキャンピングカーで旅行できるだろうか? 辺境地で車輌用燃料や食料を調達できるだろうか? まともな道さえ無いかもしれないし、悪路走行で車両が故障するかも。 言葉や文字が分からないと困った時に苦労するのは必至。 更に、車輌の一時輸入手続き(カルネ)や現地ナンバープレートの取得等、分からない事が多い。

■多くの方々は、こんな不確実で手間や大金を要す旅行に不安を覚え、尻込みしてしまう。 旅行というよりも冒険に近いから。 しかし、上述のキャンピングカー旅行を実現する方法がある。

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Camper durch die Taklamakan Wüste (塔克拉玛干沙漠, Taklamakan Desert)
タクラマカン砂漠に停泊するキャンピングカー(Google Maps)
写真は、abenteuerosten.de より借用。

プロのツアーガイドが引率するユーラシア大陸横断キャンピングカー旅行。 ヨーロッパには、こんなサービスをするツアー会社がある。 ドイツのアドベンチャー・オステン(AbenteuerOsten)社と シーブリッジツアーズ(SeaBridge-tours)社が共同で企画運営するツアーが最も有名。 ツアーガイド付きの旅行で、ガイドの車両に案内されながら、各自のキャンピングカーでデュッセルドルフから北京を67日間で走破する。 コースは毎年変更され、2017年は下記通り。 (ドイツ語のPDFパンフレット 2017年版)

 SeaBridge Tours, Ihre Reiseleiter für Ihre Wohnmobiltouren, 
Düsseldorf nach Peking entlang der Seidenstraße
SeaBridge Tours, your tour guide for your RV travel
from Dusseldorf to Beijing along the Silk Road

イメージ 28 旅程で計画された停泊する主な国や都市
  往路:ドイツ、リトニア、ラトビア、ロシア、カザフスタン、
      ウズベキスタン、キルギス、中国
   デュッセルドルフ→ベルリン→ワルシャワ→リガ→モスクワ
   →ヴォルゴグラード→アストラハン→ブラハ→タシケント
   →タシュラバン→カシュガル→タクラマカン砂漠→敦煌→西安→北京

 nach außen:Deutschland, Russland, Kasachstan, Usbekistan,
         Kirgistan, China
  Düsseldorf→Berlin→Warschau→Riga→Moskau→Wolgograd
  →Astrakhan→Buchara→Smarkand→Taschkent→TashRabat
  →Kashgar→Taklamakan Wüste→Dunhang→Xian→Peking

”地獄の門” (The Gates of Hell, Turkmenistan, Google Maps)
過去のツアー写真を見ると、ここにも寄っている。(トルクメニスタン ダーバザ)
 
 復路(オプション):中国、モンゴル、ロシア、ベラルーシ、ポーランド
  北京→ウランバートル→イルクーツク→ノヴォシビルスク→オムスク
  →エカテリンブルグ→モスクワ→ミンスク→ワルシャワ

 ptionale Rückreise:China, Mongolei, Russland, Belarus, Polen, Deutschland
  Peking→Ulan Bator→Irkutsk→Nowosibirsk→Omsk→Jekaterinburg
  →Moskau→Minsk→Warschau→Berlin→Düsseldorf

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Google My Maps by Fuji-maru 青:往路赤:別途料金となる復路


 走行距離:約15,000km
 価格:約65万円(5,600ユーロ)×2名=130万円 (2名1台が原則)

 ドイツ出発日:2017年4月20日(木曜日)
 北京 到着日:2017年6月23日(金曜日)
  第6回北京RVショー見学:2017年6月25日(日曜日) ここまで都合、67日間
   第六届中国国际房车展览会(All in Caravaning AIC 2017)
   参考ブログ記事 中国 RV事情

 参加者は、自分のキャンピングカーで参加する。 海外からの参加者へは、車両を国際船でドイツ又はリガ(Riga, Latvia)まで運搬する手続きをサポートする。 北京からはオプションの帰路(6月26日〜8月8日 44日間)を運転して帰るか、或いは、上海まで行き車両を船積みした後に航空機で帰る。 (料金別途) 

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Wilden Osten社ホームページ冒頭に掲載されている参加車輌 (2009年 #35)
四輪駆動のキャンパーが殆どだが、中にはエクスペディションRVで参加する方も

提供するサービスの概要
 旅行前の説明会(2017年2月 食事なし)と組織のサポート
 ツアーガイドの車両による独語圏でのツアーグループの引率と ツアーのガイド
 各国での経験豊かなガイドと通訳
 ロシアから北京へのボランティア含むエスコートチーム
 行政と物流の問題(スペアパーツ、病気、他)のドイツ人によるサービスサポート
 全キャンプ場と駐車場料金(希望するホテルに滞在する場合、宿泊料は対象外)
 中国旅行パッケージ
  全ての個人的な許可証、中国での運転免許証
  車両登録やナンバープレート、一時的な車両輸入の保証
  通行証取得、新疆ウイグル自治区やその他自治区への特別入場許可取得
  ドイツ語圏での旅行補佐メンバーと現地ガイド、主要観光名所での入場料
  西安と北京滞在中のホテル宿泊(4星)
 様々な劇場やショーの観劇
 様々な自然と触れ合う遠足やハイキング
 政治や経済制度に関する特別ツアー
 専門家を交えたパネルディスカッション/ツアー/講義
 北京見本市でのライブショーツアー:プレミアムツアー
 少なくとも10都市における市内観光の送迎
 少なくとも5回の遠足における送迎
 美術館や観光名所への各種入場
 少なくとも8種類の郷土料理
 旅行終了時の送別会
 ロードブック
 全通過国の詳細道路地図
  (旅行専門家の地図、利用又は使用可能な場合は各国が発行する独自の地図)
 ナビゲーションデバイス用の追跡/記録またはルート設定可能な地図
 各地の電話用SIMと 必要ならばその使用サポートとセットアップ
 旅行中の外貨両替
 倒産保険

ツアーガイドのリーダー

イメージ 25ロシアにおけるモーターホーム旅行の実績は、20年間で30万キロ以上。 現地人のみ知る未開地の知識や多様な旅行経験と幅広い人脈でユニークな冒険旅行を実現し、旅行参加者を素晴らしい風景に誘う。 ドイツ語は勿論のこと、ロシア語と英語も流暢で、中国語も学習している。 旅行本も執筆していて、定期的に東ヨーロッパや北アジア旅行に関するレポートを発行している。 1967年生まれで、現在50歳のドイツ人。 詳しくはGruß von AbenteuerOsten へ。

 次のRV旅行計画は、2017年8月31日から2018年7月31日までの335日間で、ベルリンから陸路オーストラリアまで走破!
※一連の記事に掲載している写真は、アバート氏とEメールをやり取りし、使用許可を得る事が出来た。


■気が付かれた読者もいらっしゃると思う。 このツアーの出発日は、今日 4月20日。 旅の進行状況は、コンスタンティン・アバート氏のフェイスブックにも掲載される。 また、来たる8月26日にデュッセルドルフで開催されるキャラバンサロン(RVショー)の屋外マルチビジョンでも今回の旅の映像が流れる予定。 参考までにFacebookのタイトル画像は、トルクメニスタンの”The Gates of Hell”で撮影した写真(Asien 2016 #12)が使用されている。

 
イメージ 26 イメージ 27
Facebook @AbenteuerOsten (xity.de 13.000 Kilometer in 10 Wochen)
参加者39名が10週間で1万3千キロの旅に出発

現在進行中の最新旅行記リストは、ココ
Google translation of articles 2017 from German into English, is Here
More understandable than Japanese translation
for those who can comprehend English.

Konstantin Abert氏の自社サイトabenteuerosten.deに掲載されているツアー日記には、上記ツアー中の様々な出来事が記述されている。 それらを読むと、このツアー金額(一人約65万円)は、支払う価値が十分あると感じる。 更に注意深く読み進んで行くと、シルクロードでユーラシア大陸を横断する時の留意点が分かって来た。 下記に幾つか列挙し、次の記事 #2 以降では、過去10年の旅行記リストやピックアップした写真を掲載したい。

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You cannot, as foreigners, drive through China
without Chinese number plates and driving licence,
plus without your official guide.

 
例えExpedition RVでも 故障やスタックは避けられない。
車輌が大型になると、その分だけパンク修理や救出が大変になる。

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舗装されていても凸凹だったり、こんな橋もある。

イメージ 2 イメージ 3
未舗装の道路はあって当然だが、舗装がズタズタで走行不可の道路もある。

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細かいメッシュグリルで小石や蚊の大群からラジエーターを守る。

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こんな標識もある。 其々の意味は、後の記事で紹介。

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燃料貯蔵量が減る農繁期は農業用を優先し、車両用には販売しない事もある。

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食料調達、特に肉は、飼育現場の草原や道路脇になる地域がある。

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洗濯や入浴は、湖や河で。 時々、洗濯物が乾くまで足止めとなる。

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知らない虫は無視できない存在。 無害ならいいが、
毒があったり、かまれたりするかも。

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ドレスコードに注意。
(イスラム圏で女性は頭にヒジャブ、男性はへそから膝まで隠す)


その2 へ続く


<参考情報>
 シーブリッジツアーズ社は、顧客車両を海外搬送して行うRVグループツアーを世界全土に展開している。 その多種多様さは、ドイツ語のPDFパンフレット 2017年版(全67ページ)を参照。

 上海船積みでヨーロッパまでのRV海運費用は記載されていないが、約50万円くらい。 ドイツからアメリカまでのRV海運費用は、約33万円 (全長約7mのRV1台 片道)
ハンブルグ出荷費用(195ユーロ)+ボルチモア通関と港湾費用(300ドル)+1台約50M3×単価(47ユーロ)。 輸送時間は2〜3週間で、船便は毎週有り。

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シーブリッジ社 2016年デュッセルドルフ キャラバンサロンの出展ブース

<参考ブログ記事>
 国交45年になる中国とドイツはキャンピングカー製造事業で関係が深い。 キャンピングトレーラーの製造を中国企業に委託しているメーカーもある。 こんな理由もあり、上述で紹介したユーラシア大陸横断の旅は中国国内でも報道されている。


<参考ウェブサイト>
 AIC(All in CARAVANING)を主催するメッセデュッセルドルフ社はドイツと中国の合弁企業で、両国の交流活動を企画、推進している。 その一環として、2017年6月23日、ドイツ人のアバート氏が率いるRV旅行団をキャンピングカーショー AIC 2017に招待し、RV旅行の体験談通じ中国とドイツの交流を促進する。 彼らはデュッセルドルフを2017年4月に出発し、シルクロードを通り北京までやって来る。 中国国内の旅行日程は下記通り。

 All in CARAVANING 2017, CIS 2017 中国キャンピングカー見本市は、北京エキシビションセンターで6月23日から25日まで開催される予定。



 ドイツ人RV旅行者のアバート氏は、過去数十年間にヨーロッパから中国へのRVによるグループ旅行を10回開催している。 彼は今年のCARAVANING 2016に出席し、ドイツやスイス人旅行者の中国国内でのRV旅行の楽しみ方を「美しい中国でのRV旅行 - 新しい旅の方法」と題し、2つのルートを紹介しながら教えてくれる。
 ルート1:雲南省から新疆ウイグルのカシュガル
 ルート2:内モンゴルから北京、西安、青海、敦煌を通りカシュガル

 
Kostya Abert to Deliver a Speech at AIC 2016

 デュッセルドルフで開催されるキャラバンサロン(RVショー)を紹介した記事。 この中にアバート氏が数ヶ月前に北京RVショー AIC2016で講演した件と写真が掲載されていた。 デュッセルドルフのキャラバンサロンでも彼のRV旅行が紹介される件も報じている。

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 杭州RV屋外展示にドイツ人RV旅行ガイドを招待し、ユーラシアRVキャンプ旅行の講演を行った。

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Im Wohnmobil durch die Wüste (砂漠を通るキャンピングカー) rp-online.de Aug. 27, 2016
 2016年8月、デュッセルドルフで開催されたキャラバンサロン(RVショー)の屋外マルチビジョンで2016年にコンスタンティン・アバート氏が行ったアジアツアーが放映された。


青海省(チベット高原の北東部 標高4千m弱)に停泊するキャンピングカー

 このウェブニュースには、アバート氏の紹介と壮大なRV旅行の概要が掲載されている。 内容は次の通り。

 タクラマカン砂漠は最も美しいとコンスタンティン・アバート氏は確信している。 「そこは正真正銘の砂漠です。」 と49歳の彼は熱く語る。 「幅1200キロ以上にも及び、世界で最も急峻な砂丘があります。 風がつくった砂の紋様は、息を呑むほど美しいです。」  この素晴らしい感動を人々に実体験してもらう為にアバート氏のチームは、中央アジアで広さ第二位の砂漠をガイド付きツアーで引率している。 本日からデュッセルドルフ見本市会場にて開催されるキャラバンサロンでは、ツアーガイドが中東と極東を通る日毎のルートを紹介する。

 18歳の時、運転免許証を取得するためにアバート氏は乗用車ではなく、古い郵便バスを購入。 90年代初頭、当時のソビエト連邦やその領土であったユーゴスラビアを自動車旅行し、フィンランドとソ連国境から黒海やコーカサス地方を通過した。 「それは非常に危険な旅だった。」と彼は回想している。 「燃料は最悪で、ナビゲーションデバイスも無い上に、道路は壊滅的な状態だった。」 それでも道中、彼は常に前向きだった。 「そこにあったのは、本当の冒険だった。」 とアバート氏は笑いながら述べている。 彼は旅行への愛情をずっと持ち続け、そうこうしているうちに 彼は妻と3人の子供と共に全大陸を旅行してしまった。 勿論、キャンピングカーで。

 アバート氏はツアーガイドとして、昨年は約300日間も旅行している。 今年は既に150日間になっている。 シベリア、モンゴル、ゴビ砂漠を巡り、ヒマラヤ山脈の高地を通るシルクロード170日間の旅を含め、中国へのグループ旅行に携わって12年になる。 これまで、2名が乗車した19台のキャンパーを引率したのが最大規模の旅行。 「旅行に参加するのは、定年退職して時間に余裕のある60歳以上の方々がほとんど。」とアバート氏は述べている。 経済的にも余裕がなければ参加できない。 食料とガソリン代を除いた一人当たりの旅行費は、約1万4千ユーロ(約164万円)。

 2〜3名のヨーロッパ人や現地人のツアーガイドが、旅行グループに同行する。 その一方で、アバート氏は出発前にあからさまに必ず伝える言葉がある。 「旅は過酷。 苦難の連続は、暴力的でもある。」 500キロを1日で引き返さねばならない事もある。 何と言っても中国における都市交通の過密さは凄まじく、100キロの距離は田舎道の数百キロ走行以上に大変な努力が必要になる。 「何日かは、夕方になると疲れてベッドに倒れ込んでしまう。」とアバート氏は述べている。 車で2日も走行すると、旅行参加者達は中国の万里の長城等の観光地を見ようと急ぎ始めるのだ。

 これまで事故らしい事故は無かった。 「旅行における最大の挑戦は、感動を得る事」だとアバート氏は考えている。 「非常に短い期間で全く新しい体験ができるので、あなたはこれらを消化できるようにならなければなりません。」 多くの事故は、対処できる範疇のものだった。 しかし時には、思いがけない事が起きる。 例えば、インドでは、横断歩道でサンダルを履いていた旅行参加者の一人に向かって、一頭の牛が向かって来た。 彼は転倒して太腿を骨折してしまった。 彼は4週間の療養の後、旅行グループに復帰した。

 タイヤを交換したり、無秩序なアジアの交通と関わったり、渡航許可取得で当局と交渉したり。 他の人から見れば苦難に思えても、ツアーガイドには見過ごせない事項。 「あなたは旅行中、その国やその国の人々に非常に近づいている。」と彼は言う。 「生きることの意味が分かります。」 アバート氏に安全への懸念は無い。 特に中国では何の問題もない。 彼にとっては、ヨーロッパの方が不安だ。

 夢のような旅行がデュッセルドルフキャラバンサロン(RVショー)で紹介される。デュッセルドルフから北京までキャンピングカーで走破する。 こんな事が出来るのだろうか? 「出来るとも!」そう答えるのは、コンスタンティン・アバート氏だ。 彼は過去30年に渡り、未知の東アジアを放浪してきた。

 キャンピングカーによるデュッセルドルフから北京には、途方もなく多様な冒険が待ち受けている。 常に東へ進路を取り、昇る太陽に向かって進む。 東欧諸国、ボルガデルタ、カザフスタンの草原、悠久の道シルククロードに沿って走ると、東方貿易で栄えた町、ヒヴァブハラサマルカンドカシュガルを横切る。 更に幾つかの砂漠、高山、草原を超え、わずか2ヶ月で北京に辿り着く。

アバート氏が紹介したルート

 careiwo.deで紹介された時の記事で、タイトルや内容は上述の記事と同様。



Weite Welt im eigenen Mobil 自分のRVで世界を巡る (promobil.de)
 ガイド付きRVツアーの紹介記事(メリット等の記述)
 世界の果てには非常に魅力的で刺激的な場所がある。 しかし、そこへ行く旅行には多大な手間や経費が掛かり、その不確実性から多くの人が敬遠してしまう。.ガイド付きキャンピングカーツアーは、これを比較的容易に実現する手段だ。

 

ドイツ国内の会社が主催するガイド付きRVツアーの例 (近場のツアー)
◾Römer in und um Trier (ADAC Campingreisen)
◾Weihnachtsmärkte im Erzgebirge (Dracula Tours)
◾Bacchus + Lukull on Tour (I.N. Touristik)
◾Ostsee, Landschaften & Berlin (Paynes Reisen)
◾Oberschwaben & Bodensee (Siwa Tours)
◾Bibertour mit Schützenfest-Feeling (Siwa Tours)
◾Knaus Campingparks - vom Pfälzer bis zum Bayerischen Wald (Wilste Reisen)

 キャンパーを事務所に用いながら、様々な旅行記をウェブに掲載しているヘインズ・バック氏。 世界中をRVで旅行する冒険家の一人として、コンスタンティン・アバート氏も紹介している。



Life on the road Chaina Daily Asia July 18 2016
 中国全般のRV事情について、AIC2016の開催に合わせて書かれた記事。

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 今回(2014年)のツアーは、25台のキャンパーを従え、陸路でアジアを横断してオーストラリアへ。 そこからニュージーランドへ渡り、更にアメリカへ。 45,000kmを走破する旅は、世界最長の陸路ツアーでは? 運転の疲労が骨に滲み込むようなツアーガイドは、コンスタンティン・アバート氏くらいだ。 そして、久しぶりに自宅へ帰って来た。

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国房车旅行家Konstantin Abert旅行记 lvyouw.net 2011年09月16日
 世界中をRVで旅行するドイツ人 コンスタンティン・アバート氏を紹介する記事。

 世界中をRVで旅行するコンスタンティン・アバート氏を紹介する記事。
アバート氏曰く、Die Welt ist besser als ihr Ruf!  世界は、その評判以上に素晴らしい!

記事の下書き (非公開)
END

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