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 どのルートを通り、どこに停泊するか? 

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Track of my journey around the US in 2013
45日間 ∞形にアメリカを周遊 (走行距離 約26,000km)
ここをクリック → Google My Mapsで表示する

アメリカ大陸長距離ドライブを計画する時、キャンピングカーを検討する方も多いでしょう。 宿泊場所の自由度が高くて大自然を満喫できますが、初心者には難しい選択です。 フックアップやダンプと称する給水排水や電気の接続など、事前に勉強を必要とする事が沢山あります。 日本でアメリカ製キャンピングカーを所有したり使用した事のある方は問題ありませんが、知識に乏しいと戸惑ったり現地のルールを破り兼ねません。 知らない土地での旅行は、乗用車又はSUVの方が気楽なのは確かです。

 
左:フックアップ、右:ダンプステーション
写真は、下記ブログ記事より転用。

少人数でのキャンピングカー旅行は、高額なレンタル代と燃費の悪さゆえ、一人当たりの出費は乗用車旅行よりも割高になります。 4人以上なら、レンタル代/ガソリン代増分と停泊地代は、モーテル2部屋分と相殺できるようになります。 一部の観光名所や東海岸の都市部では大型車体やLPガス積載が災いして、橋やトンネルが通れなかったり、駐車場所が目的地から離れた場所になったりします。 大人数で車内就寝できるメリットもありますが、大型車両特有のデメリットも数多くありますので注意が必要です。

経費の大部分は、モーターホーム代とガソリン代です。
乗用車のレンタカーと異なり、キャンピングカー乗り捨ては簡単に契約できません。 アメリカ全土でチェーン展開する大手レンタル会社でも、ハイシーズンは契約困難ですし、数ヶ月前の予約が必須です。 また、高額な料金設定になっています。 キャンピングカーレンタルの基本は、借りた店舗に返す、です。 時々、ローシーズンにキャンピングカーの元貸出先店舗への返却を条件に、割引レンタル料金が設定されたりします。 これがアメリカ大陸を横断するルートで、且つ、貴方の旅行日程にマッチすればラッキーです。

オフシーズンのモータホームレンタル会社駐車場
写真は、2011 今日はノンビリ移動 より転用。

キャンピングカー旅行が楽しいのは、RV大国、アメリカならでは。 幅広くて無料の高速道路を走り、無数にあるキャンプ場やRVパークに停泊します。 グランドキャニオン等の人気エリアを除き、予約は不要です。 夕方は隣のRVerと交流したり、夜は満天の星や野生動物の遠吠えが楽しめます。 また、砂漠や森林などの辺境地でも、文明から隔絶した停泊が安全に楽しめます。 体が不自由でも、アレルギー等で食物摂取に制限があっても、キャンピングカー旅行なら車両から降りずに自炊で食事できるのも魅力です。

Horsethief Campground near Dead Horse Point SP, UT
写真は、2013 アメリカ旅行記 【5日目】より転用。

■さて、アメリカ大陸を横断したり、縦断したり、更には周遊したりする際、そのルート設定に頭を悩ませる事態に遭遇します。 どこを訪問し、どのルートを通り、どこに停泊するか。 旅行前の準備でも、旅行中でも、これが最も重要な事柄です。 乗用車の旅行では大手スポーツ用品店等でレンタルしているテントを携行すれば停泊地の選択肢が広がりまが、キャンピングカー旅行では乗用車を遥かに凌ぐ停泊地の自由度があります。

人気の観光地(セドナやディズニーランドなど)にもRVパークがあります。
写真は、2010 ページからセドナへ より転用。

■乗用車旅行で宿泊するモーテル/ホテルの殆どは街にしかありませんし、テント宿泊では悪天候や野生動物、ハエや蚊などの害虫に悩まされる事があります。  其れ故、宿を背負って走るキャンピングカー旅行は多種多様な停泊地が選べて、ルート設定し易くなります。

キャンプ場ではない砂漠に停泊。 月が地平線に沈む。
写真は、モハベ砂漠 ケルソ砂丘に登る より転用。

■とは言え、広大なアメリカ大陸で数多くの観光地や景勝地を旅行しようとすると、立ち寄る場所を事前にリストアップして、その場所を効率的につなぐ一筆書きのルートを検討する事になります。 グーグルマップでは、出発地点と目的地の2ヶ所を結ぶルート検索ができますが、複数の目的地がある場合は自分で立ち寄る順番を考えねばなりません。 最近、話題になっているAIなら、将来、上手にルート設定してくれるでしょうね。

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Road trip stopping at major U.S. landmarks
アメリカ全州制覇ロードマップ

ルート設定前と後の大切な作業は、自分好みの場所を調べる事でしょう。 予め知っているから、そこへ行ってみたくなるのですが、道中には未だ知らない立ち寄り地があるはずです。 近くを通るのに、知らずに見過ごすのは勿体ないですよね。 最近のグーグルマップでは、近隣で撮影された写真を表示してくれるので、景勝地等を探す手間が省けて便利になりました。 動植物の分布を表した地図や動物の鳴き声を集めたサイトやジオツーリズム(地質学的な見学)のサイトも役に立ちます。 史跡や歴史的な品物、美味しいレストランや有名なショップも見逃せません。

Ah-Shi-Sle-Pah Wilderness Study Area, NM
場所は、King of Wings, NMを参照。

■自ら運転して移動する個人旅行ですから、ツアー旅行とは異なり、ガイドさんの道案内や説明はありませんよね。 そんな時に役立つサイトが、アメリカの立ち寄り地を集めたサイト、ロードサイトアメリカ(Roadside America.com)です。 インタラクティブな地図で瞬時に立ち寄り地を表示し、その説明(英語)もリンクしています。 余りに登録地点数が多いので、立ち寄り地の候補が増えすぎてルート設定が更に難しくなってしまいますから要注意です。

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ロサンゼルス周辺だけでも、こんなに沢山の登録地がある。
画像は、Roadside America.comより借用。

■予め主な立ち寄り地のみを決め、シンプルなルート設定の方が運転しやすいのは言うまでもありません。 立ち寄り地を盛り込み過ぎると、天候や交通状況、旅行者の体調次第では大きな重荷となります。 無理をせず、適宜ルートや立ち寄り地を変更しましょう。 立ち寄らなくても、日本では見られない風景を楽しむだけで僕は楽しいです。

アメリカ南西部の旅 6泊7日 2,500kmのルート

■さて、立ち寄り地やルートが決まったら、知らない土地で迷子にならないように準備します。 紙の地図は俯瞰するのに便利ですが、運転手にとってはGPS(カーナビ)が強い味方になります。 長期の旅行ならGPSをレンタルせずに購入した方が何かと便利です。 前もってルートや立ち寄り地をデータ化してGPSに転送しておけば、旅行中の大切な時間を浪費しません。

量販店WalMartで販売されているGPS(カーナビ)は
Garmin又はTomTomで、US$90〜US$250。

■スマホはナビとして使うよりも、通訳/翻訳や調べ事に特化した方が良いかもしれません。 また、多くのGPSにはロガー機能が内蔵されていますので、後日ダウンロードして走行軌跡を確認したり、GPS機能の無いカメラで撮った写真の撮影場所を特定する材料にもなります。 冒頭の地図は、ロガーデータをグーグルマップで表示したものです。 グーグルマップで見られるようにしていますので、僕の超人的な走行距離、迷子の様子、通行禁止での迂回、停泊した場所等が詳細に分かります。

日本でGPSにデータをインポート、帰国後に走行データをエクスポート。
写真は、Grand Canyonまで9,173キロ より転載。

GPSが役に立つのは、大都市圏や辺境地での走行です。 大都市のハイウェイは、片側3〜10車線もあったり、複雑な分岐や合流を繰り返します。 事前に複数ある走行車線の何処を走るかを考えながら進行しないと、計画したルートから外れてしまいます。 また、砂漠や森林等の辺境地では目ぼしい目印が無いので、右/左折して進みたい道路を通り過ぎてしまいます。

2台のGPSとiPadでナビゲートしても、ルートミスしてました。
ドライブレコーダーがあるとタイムラプスで面白い映像が撮れる。
 
 こんな時、GPSは音声や画面で事前に通告してくれますので、余裕をもった運転操作が可能になります。 地方の町から町への移動はフリーウェイの一本道ですから、高速道路の出入口さえ間違わなければGPSに頼らなくても問題ありません。 残念ながら、都市部で増えつつあるORT(Open Road Tolling)の有料道路や有料車線を避ける事は、安価なGPSでは出来ません

No tollways in 15 states, marked in blue
 有料道路が無いのは、15州 (青) 
ハワイ、アイダホ、モンタナ、ワイオミング、ノースダコタ、サウスダコタ、アイオワ、ウィスコンシン、
アリゾナ、ニューメキシコ、アーカンソー、ミシシッピ、テネシー、ケンタッキー、コネチカット

■アメリカ縦横断を含む5回のモーターホーム旅行で様々な体験をし、疑問に思った事柄を調査して、下記のブログ記事を書いています。 リンク付きのリストにしていますので、これから旅行する皆さんの参考になれば嬉しいです。


次のブログ記事は、


<関連ブログ記事>
僕のモーターホーム旅行記 (計5回)

  (アメリカ縦横断 20131012 #11125 #45 お友達限定記事)

出費について


停泊地や道路情報

 Dry Camping キャンピングカー旅行での倹約術


 Free Camping in the 14-Day Area 無料でキャンプ出来る場所の1つ
 Quartzsite, AZ 14-day Camping AreaやLTVAに触れた記事





アメリカのRV事情


ルートの参考情報



カーナビを使いこなす

<参考サイト>

  • ふじ○さん、こんにちは〜〜

    本当です。これからアメリカ一周旅行をキャンピングカーで
    計画している人には最高の資料とアドバイスですね。
    これほど綿密に旅程を練って実行する人はいないと思います。

    ぼくもふじ○さんたちと同じ年の同じ季節の頃にアメリカを
    一周してますが日にちは33日間、走行距離は15,000km程
    でした。レンタルした車は15人乗りのバンで乗員6人の
    グループだったので後ろのシートは外して荷物を楽に積めるようにしました。ぼくの体長は完ぺきではなかったけどこの時に
    行っといて本当に良かったです。今の自分の体調は申し分
    ありませんがそれから5年近経った今では歳とりましたよ(笑)

    どうですか、ふじ○さんはまだまだお若いので体力的には
    あと数回もアメリカ一周旅行が出来そうですね。でも一回に
    つき200万円もかかるのなら大変な出費ですよね。
    またの機会があれば出費軽減に誘ってみてくださいね。

    マチス

    2018/4/29(日) 午後 0:55

    返信する
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    >マチスさん、こんばんわ!
    お褒めの言葉、ありがとうございます。

    僕の旅行は、出発前の下調べや旅程づくりで、旅行全体の大部分が終了してしまう感じです。 綿密過ぎると疲れますね。 まるで刑務所の仕事のような旅行になってますよ。(笑)

    一方で、日本の国内旅行はずさんな計画で、時には計画なし。

    2013年のアメリカ長距離旅行は、家内の休日が旅行直前になって確保できたので、一週間ほぼ徹夜で旅程をでっち上げたのです。 なので、ルートは検討不足。 工夫すれば、全州制覇ができたかも、です。 こんな機会は滅多に無いので、心残りです。

    マチスさんがブログを留守にして旅行されてた時は、その年のアメリカ南西部旅行は決まってました。 その時トーランスに行ったらお声がけしようと思っていたんですよ。 でも旅行中で、事前の連絡が出来ませんでした。 で、アメリカから帰って来て1ヶ月後に再度渡米し縦横断。

    2013年はアメリカ周遊旅行の練習だと思って、次回は余裕をもって楽しみたいですね。 こんな僕でよければ、ご一緒させて下さい。 実現したら、楽しそう!!!

    ふじ○

    2018/4/29(日) 午後 11:22

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