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 車載専用なので、帰りは空荷 
Hauling a load of vehicles and Coming back empty

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Photographed WB Route 246 near Zama, Japan

 巷で見かけるキャリアカーは、空車が多い。 何故か? 日本では、車載専用車のキャリアカーは車輌しか運搬できない、から。 目的地で積載車輌を下ろすと、その帰り道は空荷になってしまう。 荷台が空いているからといって、他の荷物を載せて運搬する事は禁止されている

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車載専用車の長さ制限 (Japan)

 荷物を車輌に限定し「車載専用車」にすると、一般トラックの保安基準から解放される。具体的には、後軸中心から荷台後端までのオーバーハングを延長する事ができ、ホイールベース長の”1/2まで”から”2/3まで”となる。 また、車両積載専用トレーラーでは”セミトレーラの特例8車種”の1つとなり、連結装置中心から車両後端までを延長する事ができ、”12m以内”から”13m以内”となる。

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車載専用車でなければ、後方へのはみ出しは積車全長の10%までOK。
キャリアカー製造会社の中には、見た目は同じキャリアカーでも、
車載専用車一般貨物車2種類をラインナップしている会社がある。
写真は、taku40730氏のInstagram より借用。

 上記のメリットがある反面、積載する荷物は車輌に限られ、それ以外の荷物は運搬出来ない。 また、一般のトラックで一定寸法まで許容されている荷台の後方へのはみ出しは禁止となる。 (自動車検査証には、”車載専用車”と記載される)

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Low Loader Truck Car Carrier (Japan)
In Japan, Car Carriers must haul vehicles only.
日本では、”ローダー”と呼ばれている。

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Straight Truck Car Carrier (Japan)
日本では、”単車”のキャリアカーと呼ばれている。

積載専用車は、荷台からはみ出さない後煽構造になっている。

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Semi-Trailer Truck Car Carrier (Japan)
日本でキャリアカーと言えば、このセミトレーラータイプを示す場合が多い。

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特例8車種に属するセミトレーラでは、はみ出しはアウト。
写真は、tk10.1jzgte氏のInstagramより借用。




<参考サイト>
国土交通省 mlit.go.jp
自動車は、告示で定める方法により測定した場合において、長さ(セミトレーラにあつては、連結装置中心から当該セミトレーラの後端までの水平距離)12メートル(セミトレーラのうち告示で定めるものにあつては、13メートル)、幅2.5メートル、高さ3.8メートルを超えてはならない。

6 自動車(ポール・トレーラを除く。)の最後部の車軸中心から車体の後面までの水平距離(空車状態の自動車を平坦な面に置き巻尺等を用いて車両中心線に平行に計測した長さをいう。以下同じ。)に関し、保安基準第18 条第1項第3号の告示で定める基準は、最後部の車軸中心から車体の後面までの水平距離が最遠軸距の2分の1(物品を車体の後方へ突出して積載するおそれのない構造の自動車にあっては3分の2、その他の自動車のうち小型自動車にあっては20 分の11)以下であることとする。
7 次に掲げる自動車は、前項の「物品を車体の後方へ突出して積載するおそれのない構造の自動車」とする。
五 専ら車両を運搬する構造の自動車であって、次に掲げる要件を満たすもの
荷台床面は、中央部が開口形状、穿孔形状その他自動車以外の物品を容易に積載できない形状であること
ロ 後煽の高さが荷台床面から45cm 以上のものであること。
ハ 原動機等の動力を用いて荷台を斜め下方へスライドし、地面に接地させる機能を有する自動車は、側煽の高さが(煽の固縛金具、金具取付台及び支柱を除く。)荷台床面(自動車の最前部の車軸中心(セミトレーラにあっては連結装置中心)から最後部の車軸中心までの間に位置する床面に限る。)から15cm 以下のものであること。

自動車検査独立行政法人 naltec.go.jp
 審査事務規程の第62次改正 PDF(平成26年7月10日)
専ら車両を運搬する構造の自動車(積載した車両の車輪を支持する床板、道板又は車輪支持枠等の床面を有し、かつ、積載した車両を確実に固定できる緊締装置が取り付けられる構造の自動車をいう。4-26及び5-26において同じ)であって、次に掲げる要件を満たすもの

ア 荷台床面は、中央部が開口形状、穿孔形状その他自動車以外の物品を容易に積載できない形状であること。
イ 後煽は、積載した車両の一部が後方に突出しない構造であり、高さが荷台床面(複数階式の荷台を有する自動車にあっては各階の荷台床面。ただし、最後部の車軸中心から床面の後端までの水平距離が最遠軸距の2分の1以下の床面を除く。)から45cm以上のものであること。
ウ 原動機等の動力を用いて荷台を斜め下方へスライドし、地面に接地させる機能を有する自動車にあっては、側煽の高さが(煽の固縛金具、金具取付台及び支柱を除く。)荷台床面(自動車の最前部の車軸中心(セミトレーラにあっては連結装置中心)から最後部の車軸中心までの間に位置する床面に限る。)から15cm以下のものであること。

(昭和三十五年十月十一日政令第二百七十号) 「第二十二条第三号」
(自動車の乗車又は積載の制限)
第二十二条  自動車の法第五十七条第一項 の政令で定める乗車人員又は積載物の重量、大きさ若しくは積載の方法の制限は、次の各号に定めるところによる。
一  乗車人員・・・
二  積載物の重量・・・
三  積載物の長さ、幅又は高さは、それぞれ次に掲げる長さ、幅又は高さを超えないこと。
イ 長さ 自動車の長さにその長さの十分の一の長さを加えたもの(大型自動二輪車及び普通自動二輪車にあつては、その乗車装置又は積載装置の長さに〇・三メートルを加えたもの)
ロ 幅 自動車の幅(大型自動二輪車及び普通自動二輪車にあつては、その乗車装置又は積載装置の幅に〇・三メートルを加えたもの)
ハ 高さ 三・八メートル(大型自動二輪車、普通自動二輪車及び小型特殊自動車にあつては二メートル、三輪の普通自動車並びにその他の普通自動車で車体及び原動機の大きさを基準として内閣府令で定めるものにあつては二・五メートル、その他の自動車で公安委員会が道路又は交通の状況により支障がないと認めて定めるものにあつては三・八メートル以上四・一メートルを超えない範囲内において公安委員会が定める高さ)からその自動車の積載をする場所の高さを減じたもの

四  積載物は、次に掲げる制限を超えることとなるような方法で積載しないこと。
イ 自動車の車体の前後から自動車の長さの十分の一の長さ(大型自動二輪車及び普通自動二輪車にあつては、その乗車装置又は積載装置の前後から〇・三メートル)を超えてはみ出さないこと。
ロ 自動車の車体の左右からはみ出さないこと(大型自動二輪車及び普通自動二輪車にあつては、その乗車装置又は積載装置の左右から〇・一五メートルを超えてはみ出さないこと。)。

アメブロ Factry-Fのひとりごと 「噂は本当だった。」2014年09月12日
FC2ブログ 雨の日はきらい 「働く車(車載車)」2012年02月09日
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