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 最近販売された レトロなRV 
Retro RVs that are actually new

■Heartland RV社は、2009年に倒産したFleetwood社からトレーラーブランドの全てを取得し、”Prowler”や”Wilderness”を復活させている。 そして、2017年に”Terry Trailer”を復活させ、1960年代のテイストを盛り込んだ”Terry Classic”として販売を開始した。 受注は順調で、ハートランドRV社は生産に1工場を引き当てている。

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(21ft long x 10' high x 8' wide 5,150 lbs)
rvbusiness.com Heartland Terry Classic Taps Retro Fad Feb. 10, 2017
基になったのは、
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left:1958 New Moon Hallmark 35×8 by Redman Trailer
Right:1953 New Moon in the film ”The Long, Long Trailer stars
写真は、tincantourists.comtrailerlife.comより借用。

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1961 Holiday House
写真は、tincantourists.comより借用。

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Left:1959 Traveleze
写真は、tincantourists.comvintagetrailercamp.comより借用。
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Heartland RV社は、2010年に”MPG(mile per gallon)”という名称で
小型軽量1軸のレトロなトレーラーを製造販売したが、2年ほどで終了。
ミニバンでも牽引でき、空気抵抗を減らして燃費がいい事を売りにしていた。

■SNSに投稿したトラベルトレーラーのレストア写真が反響を呼び、Shasta RV社の”Airflyte”が復活する。 写っているのは、Forest River社(兼Shasta社)の社長 マーク ルーカス氏。 2014年8月、シャスタRV社は1961年式”エアフライト”のレプリカを生産すると発表し、3日間で限定1,941台を完売した。 1941台は、シャスタRV社が創業した年に因んで。 レプリカには当時の部品が80%使用されており、価格は US$14,998〜。 詳しくは、以前のブログ記事 アメリカ キャンピングカー博物館 #4を参照。

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1960 Cadillac convertible & New retro trailer ”1961 Airflyte”
写真は、retrorenovation.comより借用。
参考ニュース記事は、RV BusinessココYoutube動画

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限定台数で生産されるエアフライト
写真は、Facebook ”Shasta Airflyte 1961 Re-Release Retro RV”より借用。
基になったのは、
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1960年代のShasta Airflyteのカタログ写真
写真は、tincantourists.comより借用。

■元はレストアを生業としていたJerry Labron Ragon氏が2015年にCH Campers社を発足。 (CHとは、Canned Ham)  前述のシャスタ社に似たトラベルトレーラーをUS$8,800〜で販売。 残念ながら2017年以降は販売しておらず(ホームページも削除され)、Ragon氏はビンテージトレーラー用部品の販売をしている。

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vintagetrailertalk.freeforums.net CH Camper selling the business!
yelp.com CH Campers

■2010年に創業したParadise Coast RV社はレトロなトラベルトレーラーのみを生産販売している。


■Gulf Stream社は、2016年に”Vintage Cruiser”の発売を開始。 1950年代の雰囲気を盛り込んだ最新のRVで、外装は木目をあしらったエステートワゴンに合わせたり、屋根は前面から後端までファイバーグラスでラミネートした1枚板を採用したり、内装は懐かしい配色にしている。 このタイプを発表した後の1年間で、販売ディーラーが125店舗も増えたとの事。

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■Riverside RVs社は、多くのレトロ調RVをラインナップしている。

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白黒ブロックチェック柄の床が、1950年代のダイナーを彷彿させる。


■Forest River社のR-Podは、レトロな外形にスライドアウトやポップアップ機能を盛り込んでいる。



■オーストラリアのGidget Retro Teardrop Camper社は、内外装にレトロなデザインを施したお洒落なティアドロップトレーラーを生産販売していた。 残念ながら2018年2月に会社は清算され、新車は入手不可。 細部まで拘った造りになっていたので材料費が高額となり、応分な限界利益を確保できなかったのでは? そんな理由なら未だ良いが、債務不履行で経営者Glenn Stuart Wills氏の有罪(罰金と補償金で約1億円)が確定したからだ。 米販売会社のサイト(gidgetusa.com)は、まだ閉鎖されていない

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Gidget Retro Teardrop Trailer with a slide-out
写真は、gidgetusa.comより借用。


■1935年製Bowlus teller社”Road Chief”のレストアで火が付いてしまったGeneva Long氏が、商標”Bowlus”や”Road Chief”の意匠権を買い取り、2013年にRVメーカー”Bowlus Road Chief”をスタートさせた。 ボウラス・テラー社の”ロード・チーフ”は1936年にエアストリーム社が意匠を引き継ぎ、暫くは”Clipper”として生産していた。

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光り輝くシルバーボディにゴージャスな内装で、価格は2千万円超。
Porsche PanameraやBentley Bentaygaで牽引する方々のRV。
基になったのは
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1935 Bowlus Road Chief Trailer
ボウラス・テラー社については、下記ブログ記事に解説あり。
写真は、ブログ記事 アメリカ キャンピングカー博物館 #3より転用。

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1935 Bowlus Road Chief trailer towing with a Tatra T87
写真は、tincantourists.comより借用。


■アーウィン・ハイマーグループ・ノースアメリカ社が今年3月にラスベガスで発表したNew ”ERIBA Touring”。 1958年、ドイツで発売されたエリバ社”Ur Troll”から続くデザインで、レトロ感を残している。 ボディパネルの構成数を減らし、車両重量を従来比で約20パーセント削減して2,500ポンド(1,134kg)以下に。 (エリバ社は、1980年に独ハイマー社と合併し、以来、エリバはハイマー社トラベルトレーラーの1ブランドになっている。)

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New Hymer Touring GT (Eriba Retro towable trailer)
under 2,500 lbs (1,134kg)
基になったのは
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Left:1960s Eriba Puck (t-online.de)
Mid:1990 Eriba Puck touring, Right:Eriba Troll 540GT


■大型トレーラーを販売するエアストリーム社は、ファイバーグラス製の軽量トラベルトレーラーJay/1Sを開発していたNest Caravans社(2013-2015 Oregon designer)を2016年に買収。 ファイバーグラス製の小型軽量トレーラーを自社ブランド”Nest”で2018年より販売を開始する。



■ティアドロップトレーラーが専門のLittle Guy Trailers社が、ルーフがポップアップするトレーラー"ミーアキャット(MeerKat)"を2015年から販売している。


■元はミシガン州のRoy氏が1960年代にデザインしたトレーラー。 同氏は生産販売しようとしたが、途中で放置してしまう。 この遺産をクレイグリストで知ったワシントン州のJayne Barocela氏が買い取った。 2015年にRelic Trailers社を創立して、”Relic Trailer”の生産販売を開始。 正に遺産 relicで始まった会社。



■2014年創業のカナダ Armadillo Trailer Mfg社と2017年創業のHappier Camper社。 アルマジロHC1の両車は、1960年代のBoler trailerを意識したレトロな仕上がり。 しかし、装備は現代ならではのアイデアが盛り込まれている。

(Youtube channel Armadillo Trailers)

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C$24k (without a propane system)〜C$33k(fully loaded)
(13.5 ft long x 8' high x 6' 6" wide, 3500lbs, 1588kg)
※サイクルトレーラーにもアルマジロがある Armadillo: the cart that is not only a cart

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Happier Camper HC1 since 2017 (ホープス社が輸入)
基となったのは
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1960s Boler trailer
旧車VWビートルのように 人気があるビンテージトレーラー。
写真は、customrodder.forumactif.orgより借用。
詳しくは、tincantourists.comboler-camping.comを参照。

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■自走式RVでは、2014年にウィネバゴ社が復刻版”Brave”(とTribute)を発表。 2015年に26Aとスライドアウト付きの27Bを生産販売している。 ブレイブは1966年にデビューした伝説的なRVで、”eyebrow”(眉)がデザインされた同社初のクラスAモーターホームだった。 単語”Motorhome”は、この時にウィネバゴ社が創っている。

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Winnebago Brave Then & Now (US$97,896-122,927)
with ”eyebrow” design and “Flying W” sidewall logo
エルクハートのRV/MH Hall of Fame Museumにも展示されている。

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for 33' and 38' Class A (under GVWR 26,000 lbs)
復刻版”Brave”が電気自動車だったら、更に話題になったハズ。


■日本にもレトロなキャンピングカーを生産販売するメーカーがある。 創業当時はトラックキャンパーを専門にしていたMYSミスティック社。 数年前より同社はバンやキャブコンも手掛け、2015年からクラシックな雰囲気を持つ”アンセイ”を生産販売している。

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MYSミスティック社アンセイエ (Anseie:ポルトガル語で’松’の意)
2015年9月25日 町田の独り言 ANSEIE
似ているアメリカのRVは、
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1971 Monaco by Caribou Mfg (now Monaco Coach)
2011年にロサンゼルス郊外で見かけたビンテージ モナコ
(同社は2009年に破産してNavistarに買収される。現在はREV Groupの子会社)

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Junction City Times (Oregon)
monacocoach.com Monaco RV History
写真は、oregonencyclopedia.org Monaco Motor Coachより借用。


前のブログ記事

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シャスタファンは、サイクルトレーラーもシャスタ。

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1966 Winnebago Trailer with “Flying W” sidewall logo
写真は、flickr.comより借用。

<参考ブログ記事>

<参考サイト>
tincantourists.com
fiberglassrv.com

 アメリカで初の水陸両用トラベルトレーラー 
これまでオーストラリアやヨーロッパにはあったが、アメリカには無かった。

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Land and Sea RV displayed
(Missouri, January 12-14, 2018)


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Photos from their facebook

2017年にミズーリ州で創業したランド&シーRV社
社名が一般的過ぎて、サイバー空間では埋没してしまう。
(’Land and Sea’は、レジャー用品等の展示会の名称に用いられる)

Amphibious Caravanについては、下記ブログ記事を参照。


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