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マルタ・アルゲリッチや犬や珈琲やMr.Childrenです。
2019年3月16日(土) 東京シティ・フィルハーモニー管弦楽団 バルトーク「ピアノ協奏曲第2番」他(東京オペラシティ)

書庫マルタ・アルゲリッチ

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全国的に初夏を超えて真夏日になった5月20日、
大分県の別府市で恒例の「別府アルゲリッチ音楽祭」がありました。
あの世界のマルタ・アルゲリッチが毎年日本の別府へやってくる日が来るなんて考えもしなかったのに、今ではこれが当たり前になっている・・・・慣れって怖いですね。

僕がマルタ・アルゲリッチの音楽に触れて魅了されたのが中学2年生の時だから、もう30年以上の大ファンをキープしております。魅力は増すばかり。彼女の何がいいの?ってよく訊かれるけどそこを説明するのがとても難しいんです。
言葉で表現できれば一番いいんだけど、「大切な物は言葉では表現できない」ので。

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初めてマルタの生演奏を聴いてのは、大学4年の時。
熊本の県立芸術劇場で、アレキサンドル・ラビノヴィチとのデュオでした。

モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」
ラフマニノフ「交響的舞曲」
ラビノヴィチ「ポピュラー・ミュージック」
ラヴェル「ラ・ヴァルス」というプログラム。

今でも覚えています。
アンコールにはドビュッシーの「夜想曲〜第2曲祭り」
鮮やかでした。

ずうずうしく楽屋へ押しかけたらちょうど楽屋から出たところ、思わず手をさしのべたら彼女は快く握手してくれました。思った以上に大きくて柔らかい手。感激で涙がこぼれました。

そして運命のマルタ初大分公演となる、その年明けの1月、
彼女がかねてからしたかったという「室内楽コンサート」が大分と
あとは東京で開催されました。
伊藤京子さんとのデュオでラフマニノフの「組曲第2番」のほか
チェロのマイスキーもやってきてベートーヴェンの「ソナタ第5番」、
そしてお得意のシューマン「ピアノ五重奏曲」!
さらにアンコールでは再びマイスキーとシューマンの「幻想小曲集」を全曲!

そしてこのあとも図々しくも楽屋へ押しかけ、僕は彼女と初めて写真を撮りました★

あ〜よみがえるマルタとの想い出。。。。

一生涯忘れられないマルタとの想い出。

今回の音楽祭で彼女はソロを4曲も弾きました。
ピアニストなのにソロを弾かないで有名な彼女なので
ソロを弾くだけで大事件なんです!
特にシューマンの「幻想曲〜第1楽章」と「予言の鳥」は
次元を超えたすばらしい演奏。
そしてリスト編曲の「献呈」も羽が生えて飛んでいくような
希望に満ちた愛に満ちた音楽でした。

あぁ〜 マルタ★
ラヴェル最後の大作となった2対の「ピアノ協奏曲」のうちの、俗にいう「両手」といわれる協奏曲は、マルタ・アルゲリッチが若い頃から得意としている演目の一つで、異演盤も多数存在しています。

①1959年1月録音
 シャルル・デュトワ指揮ローザンヌ室内管弦楽団
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マルタとデュトワの初共演の演奏で、マルタは本番まで人前で第2楽章を弾かなかったっていうような話です。この頃からすでにナイーヴだったのね・・・第3楽章のテンポが速過ぎて、ファゴット奏者がブチ切れたってのも有名な話。

②1967年5〜6月
 クラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
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第7回のショパン・コンクール優勝後初のメジャー・レコーディングがお決まりのショパンではないっていうところもマルタらしい。プロコフィエフの「第3番」もこれ以上ないほどの名演!

③1984年
 クラウディオ・アバド指揮ロンドン交響楽団
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 70年代のラヴェルがないのが残念ですが、DGが進めていたクラウディオ・アバドとロンドン交響楽団の「ラヴェル作品集」の録音の一環としてマルタが登場した名演。「左手」には当時マルタが付き合ってたミシェル・ベロフが起用されました。この頃、ベロフは右手が使えなくなっていたが、その原因はまさにマルタ本人。詳しくは彼女の生き様を描いた「子供と魔法」を読まれて下さい。
 このラヴェルは60年代のマルタから遙かに進化した深みが増した演奏、特に第2楽章のあたたかさは格別です。

④1985年12月
 ガリー・ベルティーニ指揮ケルン放送交響楽団
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80年代マルタは頻繁にこの曲を取り上げていました、その時のライヴ録音の一つ。

⑤1998年
 シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団
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詳しい録音時期は不詳ながら、マルタが大きな病気を患って、そこから無事に生還したあと、デュトワと積極的に行った録音の一つ。なぜか日本国内でしか発売されておりません。

⑥2011年6月
 ヤシェク・カスプシク指揮 スイス・イタリア語放送交響楽団    
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ルガーノでの「マルタ・アルゲリッチ・プロジェクト」でのライヴ録音。たどたどしいオケの伴奏を尻目にひたすら楽興のまま突っ走るマルタのピアノがとても爽快な1枚で、個人的にはこれが一番好きです。それまでつけてこなかったところにアクセントを強烈に加えたり、第2楽章の歌もとても穏やかで深い。

その他、映像でもアルド・チェッカート指揮やシャルル・デュトワ指揮のもの、さらにユリ・テミルカーノフとのライヴ演奏もあります。YOUTUBEではさらに今年リッカルド・シャイーと共演したものもUPされてます。
さらに若い頃、小沢さんとのリハーサルの模様、これはとてもおもしろいです!

Birthday!

遅くなりましたが
  

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マルタさん,
お誕生日おめでとうございます!
いつまでも若々しく素敵な演奏を繰り広げるあなたに
まだまだ メロメロです

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好天に恵まれた今日、大分県別府市に今年5月オープンした「しいきアルゲリッチ・ハウス」での写真展を見に行きました!

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ちょっと見づらいけど道の上に点々と黄色い「道案内」があり、これを辿って行けば,迷いません!

なんと!
別府駅西口を出たら歩道にこのような
かわいい「道案内」が!
別府公園の中へ続いて,優しく案内してくれました。

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しいきアルゲリッチ・ハウス

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今回はアルゲリッチの初来日から現代まで来日公演のチラシやプログラムなどが展示されておりました。中は撮影禁止なので写真がありません

ただ、アルゲリッチのサインがあり、これは撮影OKだったので、いただきました。

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いずれはここでアルゲリッチの演奏会なども行われる予定。150席は狭すぎると思いますが……。

お昼は近くの「青山コーヒー舎」でサンドイッチのバイキング!結構まんぞくでした!

ということで、滞在わずか2時間の別府でした……来週はピアノ弾きに再び別府を訪れる予定です。

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今日は「協奏曲」演奏会の日。

久々に車で大分まで行きました。
なにしろ宮崎と大分の間がついに高速で繋がったからです。
でも,実際走ってみればそこはやはり高速。
しかも殆ど対面通行なので,前を大型トラックとこが走ってれば,その都度流れも悪くなって,結構イライラ……

それでも3時間もかからないで宮崎-大分を行き来できるのはまぁいいでしょう。僕はもうこれに懲りてやはりこれからはJRを使わせてもらいます!

さて,大分着いたらやっぱり五車堂のランチ!今日は「チキンビジネスランチ」にしました(800円)。いつもながら美味かった!

そうこうしているうちに開演時間も迫って大分のグランシアタへ行きました!

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そのグランシアタの向かいには立派な美術館もオープンしておりまして,こんなことならもっと早くに着いて美術鑑賞も良かったなぁと思いました。

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さて,今日は「室内オーケストラ・コンサート」。高関健さんの指揮,紀尾井シンフォニエッタの演奏でした!

エルガー「弦楽のためのセレナーデ」
ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第2番変ロ長調op.19」

モーツァルト「交響曲第40番ト短調K.550」

結論から言えば,
Marthaのピアノは先日のショスタコーヴィチよりも増して絶好調!
細かい「閃き」に満ち,音楽がキラキラと跳ねて跳んで,キャッキャキャッキャと喜んでいるそのもの。第1楽章のカデンツァをここまで自在に奏でる人がいるだろうか,第2楽章のこの深みはなに!?第1楽章とは打って変わって彼女の呟きを聴くようでした。そして,第3楽章はもうMarthaの土壇場と化し,やりたいことを全部自由にやらせてもらいました的な奔放さ!

そしてそんなMarthaと呼吸を合わせ,同じ方向性で持って音楽をしっかり構築していた高関さんの手腕は世界的に見ても見事!まるでMarthaが1人で自由奔放に駆け回ってるように聴こえながらも,決して彼女だけが飛び抜けて勝手気儘にやりたい放題している印象を受けないのは高関さんががっちり脇を固め,時に対話し,時に自由に羽ばたかせ,時にしっかり繋いで,決して「オケの伴奏」に陥らないそこ実力の高さ。今日のベートーヴェンの大成功の半分は高関さんにあると云いきれます。

だからMarthaがあれだけ自由に弾けたんだと僕は思っています。稀に見る名演奏でした!

ただでさえソロは弾きたがらないMarthaだから、何も期待はしていませんでした。去年のヴェルヴィエでもデュトワに促されて,かなり嫌々ながらアンコールでソロを弾いてましたから,別府が彼女にソロを弾かせるはずがない……と思ったら,えーーっ!?まさかのアンコールでシューマンの「夢のもつれ」!!感動。

後半モーツァルトでも,高関さんはリピートごとにニュアンスを変えて,久々にモーツァルトを聴いた!って感を与えてくれました。

「別府アルゲリッチ音楽祭」はあと18日の東京公演を残すのみですが,僕はそれには行かないので今日のこれで今年の音楽祭は終了。
マイスキーとのデュオにベートーヴェンにアンコールのソロ演奏と今年も充分にMarthaの素晴らしさを堪能しました。ありがとうございました

また来年

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