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ブリヂストンのバレンシアテスト総括
シーズン開幕までのテスト予定
27/01/08 00:16

2008年仕様のタイヤに大きな変化はなし


1月22日(火)から24日(木)にかけてスペインのバレンシア・サーキットで実施された2008年第2回F1テスト。ブリヂストンは同テストに参加した10チームにミディアムタイヤを供給した。

初日と2日目は青空が広がったバレンシア。最終日は曇り空だったものの、3日間すべてドライコンディション下でのセッションとなり、ミディアムコンパウンドのドライ用ポテンザ・グルーブド・レーシング・タイヤが使用されている。ポテンザ・フォーミュラ1仕様のウエットタイヤが使用されることはなかった。

前回のヘレステストおよび今回のバレンシアテストで、各チームは2008年のレギュレーションに合わせた有益な評価作業を完了。

BMWザウバー、フェラーリ、Honda Racing F1、マクラーレン、レッドブル、ルノー、トヨタ、そしてウィリアムズが新車を投入すると同時に、前述の数チームとフォース・インディア、トロ・ロッソらは旧型車を持ち込んでいる。SUPER AGURIはバレンシアテストに参加していない。

2月1日(金)から3日(日)にかけてバルセロナで行われる次回のテストでは、ブリヂストンのハードコンパウンドが今年初めて使用されることになっている。

小林徹郎(ブリヂストン・テクニカルマネジャー)

「バレンシアはデータ蓄積に役立つ適度な長さのストレートを持つと同時に、低速および中速コーナーが入り混じるという、おもしろいサーキットでもあります」

「今回の3日間は悪天候による中断もなく、数チームの新車とわれわれのタイヤの相性を見る有益なテストとなりました。マシン規定が昨シーズンとほとんど同じであることから、チームやドライバーにとってはブリヂストンポテンザタイヤを最大に生かすことは、さらに重要となっていますので、この課題に取り組んだ新車の進歩を見ることはとても興味深いものだと思います」

「今回のバレンシアから次回のテストが行われるバルセロナに向かうわけですが、そこでは参加する8チームがハードコンパウンドのポテンザを使用する予定です」

「フェラーリとトヨタはバーレーンで作業を実施することになっており、2月4日(月)から6日(水)までと9日(土)から11日(月)までの計6日間、ミディアムコンパウンドでの走行を実施します。同地はヨーロッパより高温となりますので、その状況下での走行を見ることになります」

「その次は2月12日(火)から14日(木)にわたって9チームが参加して行われるヘレステストで、ミディアムコンパウンドを供給する予定です」

「その後、6チームがバルセロナに戻り、2月19日(火)から21日(木)まで作業に取り組むことになっています。バルセロナに参加しない、いくつかのチームは同じ日程で別の場所でのテストを選択しています」

「そして2月25日(月)から27日(水)まで全チームが参加するバルセロナテストが実施されることになっており、ハードコンパウンドを供給する予定です」

「多くのチームとは違い、われわれのエンジニアはテストもレースも両方出席するため、今の時期はとても慌しい時間を過ごしています。アルバート・パークで開催されるシーズン開幕戦まで50日弱ありますので、それまでに各チームとも多くの進化を遂げるだろうと私は確信しています」

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ブリヂストン浜島裕英 Q&A パート1
F1唯一のタイヤサプライヤーとしての1年
09/11/07 08:53

レースの現場で陣頭指揮を執るBS浜島氏


2007年はブリヂストンが単独サプライヤーとなって初めての年だったが、それでもなおチャンピオンシップの中でタイヤは重要な役割を果たすことになった。

シーズン中に4種類のコンパウンドが製造され、各イベントごとに2種類が持ち込まれた。規定の変更によって、柔らかめのタイプにはマーキングが施され、さらにレースでの使用も義務付けられたことから、タイヤの使い方を考慮することが戦略上の重要な鍵となった。

ブリヂストンMSタイヤ開発本部長の浜島裕英氏がインタビューに応じた。

Q:昨シーズンと比較すると、ブリヂストンにとって2007年の最も大きな変化は何でしたか?

浜島裕英:最大の変化は昨年の5チームに対し、ピットレーンの全11チームにタイヤを供給しなければならなかったことです。すべてのチームに対して、公平な供給を行わなければなりませんでした。公平性というのは、タイヤの供給に関してだけではなく、情報提供と技術的サービスの面でもです。

プレシーズンのテストで見られたように、以前からわれわれが供給を行っていたチームばかりでなく、ライバルタイヤを履いていたチームも速さを見せていました。この傾向はシーズン中も続き、特に3チームが素晴らしい競争力を発揮しました。そのうちの2チームは昨年、ライバルタイヤを使っていたチームです。2007年シーズンは、この点で非常に満足しています。

Q:来年に向けて、変更点というのはあるのでしょうか?

浜島:引き続きドライタイヤはハードからスーパーソフトまで、さまざまなコンパウンドレベルを用意し、ウエットウエザータイヤとエクストリームウエザータイヤは1種類ずつ供給するつもりです。これらのタイヤはおおむね、今年と同じものになるでしょう。もちろん今年のデータをチェックして、今の段階で必要な微調整があるかどうか調べていますが、仕様に大きな変更はないものと考えています。特定のグランプリに対し、タイヤコンパウンドの配分を変える可能性は若干ありますが、まずはシーズンのデータを見直してからということになります。

Q:ということは、グランプリによっては持ち込むタイヤレンジが変わるかもしれないということですか?

浜島:2007年の配分と、その結果にはおおむね満足していますよ。でも、常に改善の余地はあります。例えばカナダでは、スーパーソフトのコンパウンドが思ったほどのパフォーマンスを発揮しませんでした。来シーズンはこのコンパウンドの修正を検討しています。同時に、こうしたサーキットでソフトとミディアムを持ち込むという選択肢も考えられます。

また、トルコでは右フロントタイヤへのストレスレベルが思った以上に高いことに気付きました。2008年はトラブルを防ぎ、安全性を高めるためにドライタイヤのコンストラクションを改良しようかと考えています。

*「ブリヂストン浜島裕英 Q&A パート2」へつづく。

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100度を越えたタイヤ温度[詳細]
アメリカGP - ブリヂストン - 決勝
18/06/07 11:39

今年は問題のなかった厳しい13コーナー


灼熱(しゃくねつ)のインティアナポリス・モーター・スピードウェイを速いペースで戦い抜いたルイス・ハミルトンが、アメリカGPで圧倒的な勝利を飾り、ブリヂストン・モータースポーツの記念すべき180回目のグランプリの優勝者となった。スタートからの猛ダッシュで他を引き離したハミルトンは、今年最高とも言える路面温度まで上昇したコースを走り続け、トップの座を他に譲ったのはピットストップの間だけだった。ブリヂストンのミディアムとソフトの2種類のポテンザタイヤは、気温が上昇したバンクのきつい高速サーキットでも高い性能を発揮し、さまざまなエキサイティングなタイヤ戦略を可能とした。

先週末のカナダGPでF1世界選手権初優勝を達成したハミルトンは、今回、連続で2回目の優勝を手にした。2位となったチームメートのフェルナンド・アロンソはレースの最後までプレッシャーをかけ続けたが、ハミルトンはそれに屈することなく今回の勝利を手に入れた。各ドライバーが異なるタイヤ戦略をとっていたため、73周のレースを通してエキサイティングなオーバーテイクの場面が見られた。

フェラーリのフェリペ・マッサを追ってフィニッシュラインを越えたのは、チームメートのキミ・ライコネンで、それぞれ3位と4位の結果だった。上位のドライバーでミディアムコンパウンドでスタートしたドライバーはライコネンただ一人だったが、最終スティントではソフトコンパウンドを装着してレースの最速ラップタイムを記録し、チームメートにプレッシャーをかけた。ヘイッキ・コバライネン(ルノー)が5位、ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)が6位。マーク・ウェバー(レッドブル)が7位で2007年シーズン初のポイントを獲得、8位でフィニッシュしたセバスチャン・ベッテル(BMWザウバー)は、デビュー戦にしてF1世界選手権初ポイントを手に入れた。

現在、ハミルトンが58ポイントでドライバーズ・チャンピオンシップ1位。2位は48ポイントのアロンソ、3位は39ポイントのマッサ。一方、コンストラクターズ・チャンピオンシップをリードするのは106ポイントのマクラーレン・メルセデス、フェラーリとBMWザウバーがそれぞれ71ポイントと39ポイントで追う。

来週の火曜日から、ブリヂストン・ポテンザF1タイヤは活動を再開する。シルバーストンで開催される3日間のテストでは9チームがミディアムとハードを、ヘレスでは2チームがミディアムコンパウンドを使ってテストを行う予定だ。次回グランプリは7月1日にマニクールで開催されるフランスGP、その翌週にはシルバーストンでイギリスGPが開催される。

キース・ファン・デ・グリント(ブリヂストン・モータースポーツ オペレーション・マネジャー)
「ルイス・ハミルトンは素晴らしい結果でした。ブリヂストン・ポテンザの2種類のコンパウンドはどのような戦略にも対応できたので、タイヤがこのレース展開に影響を与えることができたことをうれしく思っています。ポイント圏内でフィニッシュしたドライバーたちも、最終スティントを全員が同じコンパウンドで走っていたわけではありません。1ストップ戦略で戦ったドライバーが一人いましたが、タイヤとは関係ない原因でリタイアするまでは、彼もポイント獲得圏内のフィニッシュが可能でした。われわれのタイヤを装着したクルマが、このサーキットで8回目の優勝を果たしたことに非常に誇りに感じています。一般用タイヤのみならず、レース用タイヤにも安全を第一とするわれわれにとって、カレンダーの中でも最も困難と言われるインディアナポリスのターン13を制覇することは、本当に達成感のあることです。厳しいバンクを克服するばかりではなく、タイヤの温度が100度を超えるという高い気温も乗り越えることができました。初めてのF1世界選手権ポイントを獲得したセバスチャン・ベッテルにもおめでとうと言いたいです」

(ブリヂストン プレスリリースより)

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タイヤは高温への対応が課題
カナダGP - ブリヂストン - プレビュー
08/06/07 22:12

モナコに続いて投入されるスーパーソフトタイヤ


ブリヂストンは今週末、F1世界選手権北米2連戦の初戦となる第38回カナダGPに臨みます。舞台はモントリオール市内ノートルダム島の全長4.36kmのジル・ビルヌーブ・サーキットで、ブリヂストン・レーシング・ポテンザのソフトとスーパーソフト両コンパウンドを使用する予定です。

このサーキットでは70周にわたる過酷なレースが展開されます。高速セクション、タイトなヘアピン、低速コーナーが混在するコース・レイアウトは、ハードなブレーキングを必要とします。特に、これまでも多くのドライバーたちを悩ませてきた最終コーナーでは、歴史的にワールドチャンピオンのマシンに多くのトラブルが発生しています。

ハードなブレーキングが必要であるということは、レース中ブリヂストン・レーシング・ポテンザが通常よりも多くの熱を発することになります。カナダGPの翌週に開催されるアメリカGPではミディアムとソフト・コンパウンドが使用される予定です。

キース・ファン・デ・グリント(ブリヂストン・モータースポーツ オペレーションマネジャー)Q&A

Q: 北米での2連戦はどのような挑戦があるのでしょうか?
グリント: 「ロジスティクス面では、すべてのタイヤと機器類を輸送しなければならない北米のレースは大きな挑戦になります。カナダ用のフィッティング機材一式はオーストラリアから、一方アメリカ用はマレーシアから発送しました。もちろん北米内では短距離の移動になりますので、通常の設備は必要ありません。大規模な組織運営になりますが、幸いその管理を行う大勢の優秀なスタッフがいますので、常に適正な機器が用意されます。北米では間に合わせで作業をするわけではありませんが、必要なものが違います。例えば、カナダでは、タイヤ・フィッティングエリアは湖の上の仮設浮橋に設置されます」

Q: ジル・ビルヌーブ・サーキットの課題は何ですか?
グリント: 「ブレーキの負担が非常に大きいので、チームにとってそれが大きな問題になります。高熱が発生するため、タイヤの中も非常に高温になると予想されます。モンテカルロと同じように、公道を利用するモントリオールは使用頻度が低く、非常にほこりっぽく滑りやすいコースです。そのためにわれわれはソフトとスーパーソフト・コンパウンドを選んだのです。このコースは高速であり、特に高温が予想される序盤はタイヤを持ち応えさせることが大きな課題になるでしょう」

カナダGPの豆知識:
モントリオールに送るタイヤ本数とスペック: 2,200本
2006年ポールタイム: 1分14秒942(F・アロンソ、ルノー)
2006年レース最速ラップタイム: 1分15秒841(K・ライコネン、マクラーレン)
2006年トップ3: F・アロンソ、M・シューマッハ、K・ライコネン

(ブリヂストン プレスリリースより)

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ブリヂストン、新たなマーキングをテスト
セパンで赤点と白線を試行
28/03/07 00:43

オンボードカメラには白線が映り、
観客からは赤点が識別可能な新マーキング


27日(火)のマレーシアテスト初日、ブリヂストンは次戦マレーシアGPとそれ以降のレースに向けて、“オプション”タイヤを視覚的に見分けられるよう新しい解決策を評価した。

オーストラリアでは3cmの白いマルがサイドウオールにつけられたものの、コース上やピットレーンでほとんど識別することができなかったこともあり、ブリヂストンはマレーシアでウィリアムズのアレキサンダー・ブルツと共に、あらゆる選択肢を試している。

おそらく最も効果的な解決策は、タイヤの溝の外側に白いカラーリングを施すことである。ブリヂストンは溝にペンキを塗ることと、チョークを使うことの2点を試したようだ。

しかし塗布作業を容易にするために、来週末のセパンで用いられる最も妥当な解決策は、サイドウオールに大きな赤い点を描くことである。ブリヂストンは1つ、もしくは2つの10cmの点を使用することを試みていた。

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