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さて、赤唐辛子研究会の2日目です。 この日は、オートミールさんをガイドにお迎えしての浅草見物。 浅草ですから大衆演芸など観賞するのも一興ですが、それよりも何よりも、沖縄組の二人には「縁結び」の神様にお参りするという大命題があったのでした。 とにかく、前夜ホテルに宿泊した沖縄組+なっちさん+ここふじは、朝それぞれ着付けを済ませ、お互いの着付けも手伝ったりして、チェックアウトタイムぎりぎりまでバタバタしてたので、朝食は抜き。 おまけに、一応現在は関東(「北」だけど)在住者である私が、地下鉄の出口から地上に出たとたん方向を見失い、すぐそばにあるはずの待ち合わせ場所「雷門」を見つけられないという失態をおかし、皆さんには朝一番から大いに疲労感と不安を抱かせたりもしたので、ようやくオートミールさんに会った時の第一声は「私たち、お腹すいてます」。 そんなワケで、なにはともあれメシ!メシ!ってことで向かったのは、これぞ浅草の味と言われる天丼の店。 並ばなければ入れない有名店とのことでしたが、すきっ腹の勢いで昼時よりはかなり早く到着したので、そのまま入店、無事に席も確保できました。 もはやフタの存在意味なしと思われる、このボリューム! しかし、衣がしっかり吸い込んだタレの味を、蒸気ごとふんわりと閉じ込めるためには、このフタの存在は欠かせないんでありましょう。 ごま油の風味、黒々しいタレ、甘辛のしっかりした味。 てやんでぇ、これが江戸っ子の味ってもんだぜ。 ・・・あ、今、味を思い出しちゃいまいました。 ああ、また食べたい・・・・。 浅草に来たら何が何でも立ち寄りたい、履き物卸し問屋の長谷○商店。 ちょうどテレビか何かの取材があった直後らしく、女将さんも職人さんたちもどこかソワソワとして妙にご機嫌よろしく、いつにないテンションでありました。 同じくガイド役に徹して入口付近で遠慮がちにたたずんでいたオートミールさんに「これ新作じゃないの〜」と見せると、そのとたん、どうやら何かのスイッチが入ってしまったらしく、彼女の目に閃光が走ったのでした。 そう、これもまた東京名物「オートミールの男買い」の幕開けであります。 その鼻緒をガシッと握りしめ、下駄の台が並んでいる棚へ疾走するオートミールさん。 そうそう、今回「スイッチが入った瞬間急激に早口になる」という特性にもあらためて気づきました。 あ、そんでもって、この画像↑のは、私が誂えた下駄ですよ。 オートミール男買いの勢いに便乗して、やっぱり買ってしまったカラス表。 鼻緒はオートミールさんと色違いです。 いえね、オートミールさんがガシッと握りしめたその鼻緒に、女将が合わせてくれた台が、これまた思わず絶叫するくらいカッコ良かったんです(詳細はオートミールさんブログで)。 で、その興奮を引きずったまま、私も選んでもらったのでした。 いつもはこの女将と意見が一致することのほうが少ないんですが、この日は「これは?」と選んでくれる台がことごとく私好みで、思わずハグしたくなるほど(笑)。 ・・・あ、こんなことやって、すっかり我を忘れているあいだに、気がつくとすでに赤唐辛子さんもまさむさんもそれぞれの下駄を選び終わったところでしたよ。 なっちさんのほうは、どんな着物にも合う万能な下駄と鼻緒を、物静かに実直に、かつ厳しい眼で選び、その選択に女将も大きく頷いておりました。 寄る店ごとに、私物を物色する。 これもまた東京見物記念(?) ところで、この巨大ピーポ君たち出現のせいなのか、雷門前はいつになくごった返していて、なかなか並んで集合写真を撮るチャンスがなくウロウロしていたら、近くにいた親切なアベックが「撮りましょうか?」と言ってくれたんでありました。 とりあえず1枚撮ってもらい、そのお返しに、今度は私がそのアベックを撮ってあげようと、男性が持っていたカメラを預かったんでありますが、喧騒の中でのやりとりで、他のメンバーには事情が伝わらず、私のかまえたカメラに勘違いしたキモナー4人は、雷門を背にしてポーズしたままその位置を動かず。 で、困ったアベックは「じゃ一緒に・・・」と言って、苦笑いしつつキモナー4人と並んで撮ることになったんでした。 つまり、浅草見物にやってきた仲睦まじきアベックのカメラの中に、何の関係もない見知らぬ4人の着物姿との集合写真がまぎれているというワケ。 外国人観光客でもあるまいし、おそらく嬉しくも何ともなかったと思われ・・・いや、ま、旅の記念にはなったかな。 それとも、デジカメだから即座に削除されただろうか。 やっと浅草観光らしい光景ですね。 この時点ですでに忘れかけてましたが、これがこの日の主要目的地。 じっと手を合わせる沖縄組二人の姿に、並々ならぬ切迫感が・・・。 ダッチコーヒーが美味しい店です。 もちろん甘いモノも食べましたさ。 少しゆっくりしてから、早出の便に乗るなっちさんとはここでお別れ。 その後、仲見せのせんべい屋で試食しまくったり、呉服屋をのぞいたりしつつ、日暮れを迎えました。 車で来ていたオートミールさんが沖縄組の二人を空港までお送りするというので、私も便乗。 思いがけず、旅の最後は東京の夜景を眺めながらのトワイライト・ドライブです。 真ん丸な月が昇る湾岸をなめらかに走り抜ける車内では・・・疲れが出たのか、後部座席で赤唐辛子さんとまさむさんはうつらうつら・・・。 思い切りはしゃいだ後の子供のように、両手いっぱいにお土産を抱えて、頭をくっつけて寝てました。 二日間にわたる「赤唐辛子研究会」も、これで閉会です。 その研究成果は、なんだかうまく言葉にはできないモノばかりなんですが、ひとつ言えることがあるとすれば、赤唐辛子って、どんな料理の味も引き立ててくれる万能で絶妙な調味料であるらしいということです。 ぼんやり眠っていた味覚もドヒューンと目覚め、そして後味さわやか。 癖になる味です。 その後味をかみしめながら、帰り道で北京ダックをつまんだオートミールさんと私でありました。へへへ。 おしまい。
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ちゃこたむサマ:雷門の前にはピーポ君の他にも類似品みたいなのがたくさんいて、メス(笑)もいるのか?と気になって調べたのです。どうやら両親も祖父母もいるようですよ。しかもちゃんと全員の着ぐるみも製作されているところに、警察の並々ならぬ決意がうかがえます。しかし彼らの仕事はティッシュ配り・・・。
2009/12/7(月) 午前 0:21
オートミールサマ:ええ立派な東京名物です。あ、しかし他地域でも時々発揮されておりましたな。いずれにしろその現場に居合わせることができた時には、なぜか人に自慢したい気持ちになります。しかし、つられて自分も買ってしまうのが困りものですが。
2009/12/7(月) 午前 0:26
bethgomaサマ:新作なんですよ〜。私も結構頻繁に行ってるのでさすがにそろそろ飽きたかと思いきや、こうして新作が入るので油断なりませんね長○川商店。オさんの男買いを後ろでやんややんやとはやしたてながら、気がつくと自分も同じだけ買ってるんですよ。これもまた油断ならん。
2009/12/7(月) 午前 0:29
桜サマ:私でも行けるようになりましたから大丈夫ですよ。上野までいければ浅草も谷中も日暮里もすぐそこです。・・・と言いつつ、上野の西郷さんの場所がいまだにわからん(泣。
2009/12/7(月) 午前 0:31
長谷川商店の女将の機嫌がよろしくて、しかも客の意向をちゃんと汲み取るとは!!…取材、恐るべし。しかしまだ、『小売してないことになってる』と言い張ってるのだろうか(笑)
ピーポの妹がいることにも驚いたが、アベックは大変気の毒でしたねえ。だから三脚が必要なのさ。…ええ、出番はなくても1日目にはちゃんとかばんに三脚が入っていた私さ。
最後は羽田まで送ってもらえたんですね、車で。
沖縄組は至れり尽くせりで満足であろうのう。
2009/12/7(月) 午後 4:43
浅草を中心としたそれぞれの×生態が○性格が如実に表れて、楽しい物語でした♪浅草、長谷川商店はじめ自力で目的地にはたどり着けねど、この分なら何かしら新しいものが見つかりそうです。
レポート製作 A判定!
2009/12/7(月) 午後 10:25
ピーポ妹がぶ〜っとい指で非常に掴みにくそうにティッシュを掴み取り、せっかく掴み取ったソレを掴んだ尻から往来の人に配っていたのが気の毒で、思わず遠慮してしまいましたが、受け取ってあげたほうが親切だったかしら ̄m ̄*
北京ダックに「ちょっとー」と言ってる赤唐辛子さんも、いつの間にかソバも喰ってたのですか。。
喫茶店で「もぅおいとました方がいい時間ダ・・」とは何度も感じつつも、ここふじさんがお買い上げになった着物の話が気になって席を立ちがたかったわたくしでした(笑)
2009/12/7(月) 午後 11:09
お邪魔いたします。
「赤唐辛子研究会」で
大変お世話になりましたちびっ子まさむです。
ここふじさんには、電車の中で見守って頂いたり
髪飾りをプレゼントして頂いたりと
小学生の様な私をかわいがってくださり
感謝・感激でございます。
有難うございました。
今度は是非、沖縄でお会いしましょう!!
2009/12/8(火) 午前 9:21 [ mas*mu*120 ]
あすかサマ:まるで別人のような機嫌良さでした。「伝統の職人」みたいな内容の取材だったらしいですが、職人さんたちもいつになくおしゃべりでした。いつも私たちがホメちぎってあげてるのにさ、客の言葉よりテレビに言われるほうが心に響くんだな、ふん。でもやっぱりあの店は好きなんですけどね。そういえば2日目のメンバーは5人もいたのに誰も三脚持ってなかったです。でも何かと忙しくて(笑)写真を撮ることを忘れがちな1日でした。
2009/12/8(火) 午後 0:17
dariaサマ:やった!A判定だ。浅草はもっと見どころたくさんあるんですけど、いつも行く場所は決まってしまいますね。でも常に人の心を浮き立たせる浅草です。いつか隅田川沿いに並ぶ問屋街などもじっくり行ってみたいです。長谷川商店だけは迷わずに行けるはずなので今度ご案内いたしましょう(大丈夫か?)
2009/12/8(火) 午後 0:23
なっちサマ:ええ、警察の威信をかけた必死のテッシュ配りなのになっちさんに受け取ってもらえず、テレクラやサラ金のテッシュ配りバイトが味わうような屈辱を味わったことでしょうピーポ妹。私がピーポ君からもらったテッシュはまるで使用済みのようによれよれでした。
アンジェラスでケーキ食べたはずなのに、あの後せんべい山ほど試食し、蕎麦まで食べました。忘れかけてましたが、おいしかったです。
2009/12/8(火) 午後 0:29
まさむサマ:わぁぁまさむさんだ!まさむさんだ!
たくさんの知らない人にいっぺんに会って、帰宅後お腹壊したり、夜中にうなされたりしてませんか?
まさむさんはまるでシークァサーのように,小粒なのにたくさんの栄養素と清涼感と大きな存在感を持った人でした。赤トウガラシとの相性も抜群ですしね。お会いできて光栄でした。次回は沖縄でお世話になります(決意)。
2009/12/8(火) 午後 0:37
大黒やさんの天丼は{エビ天丼}
は亡き母と食べた思い出の味です。
最近ではいつも行列しているので
あきらめていました。食べたいです。
そのご甘い物やさん、
え、北京ダックまで!
もう栄養しっかりつきましたね。
仕事に精だしてねー。
ファンは楽しみにしていますよ。
2009/12/9(水) 午後 0:03
3話連続面白かったです(笑)
みなさん女学生のように楽しそう♪
一応東京に住んでいるのに浅草行ったこと無いんですよね。。。
2009/12/10(木) 午後 7:10
ねぇねぇ、サバランって何じゃろ?ケセラン、パサラン?
サバランさんの前のモンブラン、でかくない?完食したのはどなたでしょうか。。。。ジ〜。by甘党。
2009/12/11(金) 午後 7:10
Kimonoサマ:なるほど〜老舗なのでいろいろな人がいろいろな思い出を育んだ天丼なんですねぇ。正午すこし前に到着したので、すでに混んでいたものの、待たずに入れましたよ。
栄養は充分すぎるくらい摂ってるんですが仕事がねぇ・・・・(-_-
2009/12/13(日) 午後 7:50
くるくるKUBOサマ:女学生というより・・小学生の修学旅行並みのはしゃぎようと、酔っ払ったツアー客並みの統制のなさでした(^^;
えええ!KUBOさんが浅草行ったことになんて!お好きそうな下駄がたくさんありましたよ〜
2009/12/13(日) 午後 7:53
ポポットサマ:サバランはパンのような生地にたっぷりもうヒタヒタになるくらい洋酒(ブランデーだろうか?)を染み込ませて、生クリームを入れたお菓子です。私なんて匂いだけで酔いそうですが、赤唐辛子さんはフツーにぱくぱく食べてました。
2009/12/13(日) 午後 7:57
早朝カキコありがとうございました。久しぶりに『ここふじ』〜入ったらこちらに飛びました・・・懐かしいのぅ・・・・・
おぉ、浅草じゃ!!
超貧血で全身冷たくなっていますが、一瞬血がたぎりましたよ・・・
さ、動くかな?スイッチポンありがとうございます
2010/1/23(土) 午前 8:22
真之介サマ:もはや懐かしい存在になってしまったここふじです。浅草は枯れた世代も熱くさせる地、というか、歳を取ってからのほうが楽しく感じます。さあさあ、全身の血をたぎらせて、また下駄買いにいくぞ〜。
2010/1/24(日) 午後 10:35