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1増3減

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桜はずんずん咲き始めてますが、まだヒンヤリする日。
ちょっとした集まりにキモノ着ていきました。

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じつはつい先日、衝動にまかせて、またしても十字絣の紬を買ってしまいました。
十字絣とか蚊絣が好きなんですけど、新品よりは骨董屋とかリサイクル店でみる古臭いのに惹かれます。
こういう単純な絣は、面白みに欠けるのか、中古となるといきなり値が下がってお客にも店主にさえも忘れられ、奥の方に埋もれてたりするんですよね。
なんだかその様子が気の毒で、「私が救ってやらねば!」みたいな気持ちになって買いすぎてしまうので、普段はできるだけそんなナゾの使命感や「好き」の気持ちを封印してるんですけどね。
・・・時々、押入れに無理やり詰め込んだ汚れモノが雪崩を起こすようにして、どーどーとあふれ出てしまいます。

たとえば、何かで偶然見た雑誌の写真とか、誰かが着ていた着物とか、ちらりとでも十字絣が目に入ってしまうと、それからしばらくはソレのことばっかり考えてしまうんですよ。

というわけで、久しぶりに衝動の十字絣。
生成りの十字は持ってないもんねって言い訳しながら、ヤフ○クでダメ元の値下げ交渉が成功して落札できました。

十字絣といっても、地色はもちろん、絣の大きさや間隔によっては、なんだかしっくりこない場合もあって、喜んで買ったもののいつのまにか着なくなって、あきらめて手放したものもあります。
だからコレも実際に着てみるまではわからないなあと思い、サイズ直しは必要ですけど、届いてすぐにとりあえず着てみました。

・・・ど、どうかな?

まだよくわからないや。








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一見すると無地に見えるくらい小さな絣なので、似合う似合わないとか、あんまり関係ないかもしれませんね。

丁稚か書生という雰囲気になりがちな十字絣ですが、そういうのが好きなんだから仕方ありません。
いざというとき(どういうとき?)には、そういうコスプレにも使えます(^^;。







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さて、「ちょっとした集まり」というのは、じつは「着物譲渡会」だったんでした。
もう何度か開催しています。
着なくなった着物や、もらい物などでサイズが合わない着物、帯や小物類を持ち寄って、似合う人に譲ったり、譲られたりするのです。
身近なところに着物好きが多いので、ひと声かけるだけで結構な人数が集まります。
お弁当やおやつを食べながら、かわるがわるいろいろな着物を羽織ってみて、あーだこーだ言い合って、仕立て直しやリメイクのアイディアを出し合って、着物談義に花が咲きます。


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私も、自分の着物と帯を少しだけ持っていきました。

好きで買ったのにいつのまにか気持ちが遠ざかってしまった着物は、なんだか「勝負がついてない」みたいな気がしてなかなかすっきり手放すことができないんですけど、身近な誰かが着てくれると思えば喜んで譲ることができるから不思議です。
さらに不思議なのは、そうして誰かの元へ行った着物は、私の持ち物だったことを思いだせないくらい、ちゃんと「その人の着物」になるんですよ。
裏返せば、うまく着こなせなかったり気持ちが添わなかったりして手放すことになる着物は、もともと「私の着物」じゃなかったってことなのかもしれません。

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というわけで、衝動の十字絣が増えたかわりに、着物が3枚減りました。

譲渡会で私がいただいたのは、この羽織紐。
値段は0円。

















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