おれをこきつかえ!政治家フジノ39才

「福祉のまち、横須賀」をめざして、今日も全力活動中(横須賀市議・2期目)

市民病院改革

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(2009年2月27日(火)の活動日記その3)

● 回復期リハビリテーションが市民病院に!?

 前回に続いて、杉田さとる議員(新政会)が
 市長へ行なった質問のうち、フジノが関心を持った部分を紹介します。

 市民病院を民営化(指定管理者制度に移行)するにあたって
 市立うわまち病院との位置づけや、
 どのような機能分化をしていくのか、
 という質問がなされました。

 それに対する市長の答弁を、まずは読んでみて下さい。
 衝撃的な内容ですから...。

 (以下、市長の答弁です)
 *インターネット中継からのテープ起こしの為、正式な議事録とは異なります。
---------------------------------------

 市民病院への指定管理者制度への移行に関し、
 市民病院をどのような医療機関として位置づけるのか
 という点でございます。

 市民病院は、西地区において中核的な役割を果たしておりますので
 移行後も引き続き、急性期病院としての医療機能を
 維持することといたします。

 具体的にはご質問にありました
 救急・小児・周産期医療等の政策的医療の他に

 公的病院として求められる
 災害拠点病院、
 感染症指定病院などの機能、

 また市民病院の特色であります地域医療支援病院として
 地域医療連携を推進する機能についても維持をしてまいります。

 さらに西地区は老健施設等が多く
 入院期間が長期化する傾向がありますことから

 急性期を脱した患者を一定期間受け入れる
 回復期リハビリテーション機能も新たに加えて

 市立病院としての役割を担っていきたいと
 このように考えております。

 (引用おわり)

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 本会議場で、フジノはわが耳を疑いました。

 「マジかよ、信じられない!
  市民病院が『回復期リハビリ病棟』に乗り出すのか!」

 自席から立ち上がりそうになるくらいの衝撃でした。

 これまでフジノは
 市民病院についてのあらゆる審議会を傍聴してきましたが
 公の場で市長が『回復期リハ』について触れたのは初めてのはずです。

 かねてからこの提案があらゆる方々から出されましたが
 (フジノもその1人です)
 今までは否定的な答えしかありませんでした。

 もしも事実ならば、本当に素晴らしいことです。


● リハビリテーション医療の流れ(3つのプロセス)

 『回復期リハビリテーション』とは一体どういうものか
 みなさまに知っていただく為には

 その流れをとても分かりやすく記してある
 『京都府リハビリテーション支援センター』のHPをご覧下さい。
 (http://www.pref.kyoto.jp/rehabili/nagare.html

 特に、こちらのPDFファイルは
 すごく分かりやすいのでぜひご覧下さい。
 (http://www.hide-fujino.com/pdf/2009/feb/27process.pdf

 PDFファイルが開けない方の為に
 簡単に説明しますと...

 リハビリテーションはケガや脳出血などが起きてから
 どれくらいの時期なのかによって、内容が違ってきます。

 発症1ヶ月以内→急性期リハビリ
 発症2ヶ月〜6ヶ月以内→回復期リハビリ
 発症6ヶ月以上維持期リハビリ

 (『京都府リハビリテーション支援センター』のHPより)
画像1枚目参照

 このうち、回復期のリハビリテーションでは、
 障がいの内容や程度に即して、

 ご本人のふだんの生活を細かくイメージしながら、
 いろいろな種類の集中的なリハビリテーションを行ないます。

 回復期リハは、発症から2週目〜3ヶ月間の期間で
 長くても6ヶ月間に相当します。

 その理由は、発症〜3ヶ月間は、
 リハビリテーションの十分な効果があるのですが

 逆に、その後の改善は少なくなるからです。

 急性期(発症直後〜1ヶ月)に引き続いて、
 機能障がいの回復をはかると同時に、

 基本動作能力、歩行能力、身の回りのことや
 家事動作、その他趣味活動、仕事などについての可能性・目標を見極めて

 実際にご本人がこれから送っていく生活を
 一緒に考えながら、リハビリテーションを進めていきます。

 この回復期リハなのですが、日本では2000年4月から、
 回復期のリハビリテーション専門の病棟ができています。
 (回復期リハビリテーション病棟と呼びます)。

 この病棟になる為には、
 リハビリテーションをより充実して行えるような病棟としての
 一定の基準を満たさなければ指定を得ることができません。

 市長の答弁どおりならば、
 市民病院がこの『回復期リハ病棟』の指定を受ける、ということです。

 実現すれば、これほど素晴らしい事はありません。
 切れ目の無い地域医療の実現に向けて
 大きな第1歩となります。

 日頃、フジノが政府に対して怒りをぶつけている
 『慢性期の療養病床カット』という愚策を取り戻す為の方法は
 2つあります。

 1つは、慢性期の病床カットをやめること。
 これによって、行き場を失なってしまった方々が救われます。
 (これは政府が方針をやめればすぐできます)

 けれども、より長期的に見て
 本質的な意味があるのは
 第2の選択肢としての回復期リハの充実です。

 急性期の段階から、ご本人の将来の暮らしを見据えた支援を行なうことで
 たとえ慢性期になっても寝たきりにはなるべくならないように、

 その人らしい暮らしにつながるように
 しっかりとしたリハビリを行なうのです。

 僕は自分の父が受けられなかったリハビリに対して
 長い間、知識が無かった自分への怒りと共に

 もし知識があったとしても
 身近な地域にそれが可能な施設が存在しないことに
 いつもいつも憤りを覚えてきました。

 それがこの市長の答弁によって
 救われたような、光がもたらされたような気がしました。

 これでこの先、横須賀市民が僕の父のように倒れても
 現在の父のような植物状態で苦しむ人々は減るだろう。

 市長の答弁に、フジノは感動すら覚えました。


● 市長の言葉は、ただの構想だった...

 そこで、本会議終了後、すぐに
 病院管理部の関係者にヒアリングに向かいました。

 「市長の答弁にあった
  回復期リハビリテーション機能の導入についてですが
  本当に実現できるのですか?

  県に対して、ベットの転換などの申請や
  根回しは始めているのですか?」

 すると、

 「フジノ議員、申し訳ありませんが
  あくまでも答弁は、構想の段階を申し上げたのみです。

  県に話したり、ということは現段階では一切ありません。
  実現の可能性は今の段階では完全に未定です」

 との答えがかえってきました。

 (その時のフジノのメモ)
画像2枚目参照

 なんてことだ。

 あまりのことに、呆れてしまった。

 ただ市長は「できれば、こうしたい」という想いを
 語っただけに過ぎないなんて...。

 ひどい。市長の答弁が、そんなに軽いものでいいのかよ...。
 実現可能性が無いのにそんな答弁をするなんて...。

 期待させられただけに、落胆はあまりにも大きい。

 フジノは一人で期待に胸をふくらませて、
 その30分後には、再び一人で激しく絶望したのでした。

閉じる コメント(4)

身近な地域にそれが可能な施設が存在しないことに>>

これほどもどかしいことはないですよね。

「できれば、こうしたい」といったような発言を、
それをすることが可能な人が
ただ言うだけでは、なんのためのマツリゴトなのでしょう。

市民のため、という信念を持てば、
自ずと方向性はひとつになると思うのですが…。

2009/2/28(土) 午後 9:01 [ kurorine ]

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>kurorineさん

コメントありがとうございます。

それを実行できる立場の人間(=市長です!)が
実行すべきことを実行しないことの不幸に

もっと多くの市民のみなさまが
気づいてほしいとこころから願っています。

みんな、自分の身に降りかかるまでは
想像力が働かないのが現実であることも理解しています。

だからこそ、こうしてブログを書いているのです...。

もどかしいですね。

2009/3/1(日) 午前 4:44 [ 政治家フジノ39才 ]

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横須賀に住んでいる友人が2人います。また、祖父が軍人だったので母は横須賀で生まれ育ちました。
ですので、私にもなじみのあるところです。

市長さん、こちらのブログを読んでいるといいですよね。
メールしときましょうか?

2009/4/4(土) 午前 6:50 [ kyaz ]

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>kyazさん

きっと市長は読んでいなくても、たくさんの部局長が読んで下さっていると思います。

コメントありがとうございました。

2009/4/4(土) 午後 1:27 [ 政治家フジノ39才 ]


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