おれをこきつかえ!政治家フジノ39才

「福祉のまち、横須賀」をめざして、今日も全力活動中(横須賀市議・2期目)

横須賀

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(2009年3月17日(火)の活動日記その3)

● トウキョウサンショウウオもタヌキも生息した里山への「誇り」を守る為に

 予算案と関連議案についての採決が終わると
 『所管事項』についての質疑です。

 教育委員会・経済部・上下水道局については
 何を質問してもOKというガチンコバトルの30分なのです。

 そこで、昨日の活動日記で書いた
 (http://blogs.yahoo.co.jp/fujinohideaki/24879783.html

 市長の記者会見での発言について
 どうしてもフジノは質しておきたいと感じました。

 現在、YRPを担当している経済部に対して
 フジノはその想いをぶつけました。

 *テープ起こしの為、正確な議事録ではありません

  (2009年3月17日・教育経済常任委員会でのフジノの質疑)
 <フジノの質問>
  経済部に質問をします。

  YRPとYRPの立地元であった長沢の自然について
  部長のお考えをうかがいたいと思います。

  まず、井上元助役が書かれた本の中から
  YRPの建設と環境問題について
  ちょっとだけ読ませていただきたいと思います。

  「YRPの建設にあたっては特に環境問題について
   大きな配慮がなされた。」

  「トウキョウサンショウウオ、ヘイケボタルなどの
   水辺の小動物が生息する
   多様性のある、比較的良好な生態系が保存されていた。

   YRPの開発にあたり、この湿地帯が消失することに対して、
   保全、再生への要望が地元や自然保護団体などから強く出され、

   またYRPの開発についての市・県との協議、
   特に神奈川県環境影響評価条例に基づく
   アセス手続きを行なう中でも
   この湿地の保全について求められた。」

  その公聴会も1993年に行なわれていまして
  僕は大学1年生だったのでよく憶えているんですけれども

  この地域というのは、自然の豊かな地域だったと思うんですね。
  非常に重要な地域だったと思うんです。

  けれども、本市の産業構造転換という大きな大事な目的のもと
  そして、企業誘致を進めていくという目的のもと
  開発を進めていったという風に僕は認識しているんです。

  ただ先日、市のHPで発表された
  市長の2月16日に行なった定例記者会見を読みまして
  認識を質したいなと思ったところがありました。

  それは、法人税が12%アップしたことについての市長の感想を
  記者から聞かれた時に市長はこのようにお答えになっておられる。

  YRPが立地された地域を指してですね、

  「昔は単なる山でタヌキが出るとかただの山だったのですね。
   それが一転して、ああいう大きなビルがどんどん建って
   優秀な人材がどんどんここに通ってきて
   そういう地域に一転をしました」と。

  当時の状況をよく憶えている人間として
  「単なる山林で、ただの山だった」というご認識は

  「大きな目的の末に払われた犠牲」という想いがある立場からすると
  (市長にとっては)「ただの山だったのか...」という想いが
  強くあります。

  記者の方から褒められて口が滑った
  ということなのかも知れないのですが

  単なる山林でもただの山でもなく
  横須賀にとって自然というのは本当は大事なんだよ
  という価値観を
  市長は共有できているのか

  ということを
  ぜひ経済部長にお聞きしたいと思いますが
  いかがでしょうか。

 <経済部長の答弁>

  今ご発言にあったように、
  たぶんYRPという最先端の産業拠点との対比を
  適切かどうかは抜きにして、そういう風に言ってしまった、
  ということだと思います。

  ただ、おっしゃるとおりYRPのエリアというのは沢があって、
  今、私はそこまで詳しく知らなかったのですけれども
  サンショウウオが出る、ホタルもいる。

  私もこどもの頃、あの辺りに行ったことがありますので
  よく知っております。

  ご存知の通り、そういった自然を活かす、残す為の努力も
  YRPでは非常に行なっておりまして
  ものすごく緑の残っている量もありますし、
  池も残っている、ビオトープもやっている。

  そういった意味では、
  今の最先端の産業とか開発拠点ともともとあった自然との、
  十分かどうかということは答えられませんけれども、
  そうとう良い形での調和を意識して残っていると。

  また立地企業さんも、
  例えばdocomoさんもものすごく緑化をして
  確か神奈川県で表彰をされた優良事業所となっております。

  結果的に言うと、

  あそこは素晴らしい最先端の技術開発と
  それまであった豊かな自然の一部をしっかり受け継ぎながら
  いい立地が受け継がれていくと
  そういう風に私は思っております。

  これからもあのエリアは自然も含めて大事にされていくと
  そういう風に思っております。

 <フジノの質問>
  経済部長、ありがとうございます。
  まさに同じ想いです。

  自然と経済との「共生」とか「調和」ということを
  ものすごく先人の方々が意識されたのが
  YRPなんじゃないかなという風に思っています。

  ビオトープにしても
  野鳥がまだ来る池にしてもですね。

  それが口が滑ったにしても
  「単なる山林でただの山だったのです」と言われてしまうと
  先人のご努力まで否定されてしまうような気がします。

  経済部長の認識は
  同じ認識を共有できているとよく理解できましたので、

  ぜひ市長にもそういったご発言にご注意いただけるように
  部長からもお話していただきたいと思います。

  ご所見がいただけたらお願いします。

 <経済部長の答弁>
  そういったご意見があったことと、
  その意見は一理あるということも含めて
  お伝えしていきたいと思います。

 (引用おわり)

 この質疑のあいだ、他の議員から
 フジノへの応援なのかヤジなのか

 「それは市長に答えさせろ」

 「経済部長じゃなくて、市長に聞かなければダメだ」

 という言葉が聞こえていました。

 ふだん委員会の場に出席しているのは部長までですが、
 委員会全体の同意があれば
 必要に応じて
 市長にも出席を求めることができます。

 結局フジノはそこまで要求しなかったのですが
 本当は市長に答弁させるべきだったのかもしれません。

 いずれにしても、あの長沢の自然は
 決して無価値なただの山なんかじゃないということを
 改めて確認することができました。


● 政治家の失言を見逃しては絶対にダメだ

 市長の『失言』に対してフジノがその真意を質したのは
 今回が初めてではありません。
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2006/nov3.html#terriblegaffe

 その時にも周囲から

 「フジノは発言に細かすぎる」
 「市長に厳しすぎるのではないか」

 と批判されたことがあります。

 しかし、政治家にとって『言葉』というのは、
 とても大切なものです。

 ふとした瞬間に漏れるひと言というのは
 実は、本音であることが多いのです。

 だから、日頃は「横須賀の自然を守る」と語っていても
 本音の部分では自然環境を軽視しているのかもしれません。

 そうした「ふと漏らしたひと言」を
 絶対に聞き流してはいけないのです。

 特に、42万人の暮らすまちのリーダーである市長の
 その言葉が軽いものであっては絶対にいけないのです。

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私の子供は里山保育で取材やら教育委員会が視察に来る保育園をこの春に卒園します。
野ウサギや自生するクレソン、サンショウウオ、ヘイケボタルを生で知っています。
地元の人でさえ、そこに里山があることを知らないのですが。
いろいろ視察が来るけれど、
裏からは宅地造成が始まり、
園長が私財を投じて守っているのが実情です。
一度失われたら戻らない日本の原風景が其処にあります。

2009/3/20(金) 午後 5:48 [ kurorine ]


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