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(2009年9月28日(月)の活動日記その1)
● 特別養護老人ホームの待機者を減らす為に/介護保険運営協議会へ
今日は『介護保険運営協議会』を傍聴しました。
(介護保険運営協議会とは:http://www.yokosuka-benri.jp/g_info/l100050483.html)
この協議会は横須賀市の高齢者福祉の在り方を定めていく機関です。
しかし、実態を言えば、『形式』だけの機関に過ぎません。
ほとんど全ての内容は、事務局である横須賀市が作りますし、
議事に対して協議会メンバーの質疑はまずありません。
(このメンバーに対しても毎回、出席報酬が税金から出ています。
本当にもったいない、ムダなのではないかとフジノは考えています)
傍聴者もフジノの他にわずかに1〜2名いるかどうかで、
この協議会をチェックすべく
毎回傍聴しているのはフジノだけです...。
もちろん市議会の審議はあるとは言えども
こうしてこのまちの高齢者福祉はノーチェックで決まってしまいます。
現在の仕組みにフジノは強い疑問を感じています。
(今日の協議会のプログラム)
画像1枚目参照
さて、本題に入ります。
高齢の方々の福祉に限らず、
あらゆる福祉は今、
施設に入所するのではなく、
住み慣れた地域で暮らし続けられる在り方こそ求められています。
しかし、福祉政策を推進する政治家としてフジノは
冷静に今の横須賀市の高齢者福祉を分析する限り、
わがまちの特別養護老人ホームの待機者を減らす為には
入所施設である『特別養護老人ホーム』を増やすしかない
という結論です。
『施設』=『悪』という考え方は
確かに分かりやすいのですが
より現実的な立場にたって、フジノはこの結論に至りました。
また、待機者を減らすことは
吉田市長のマニフェストにも明記されています!
しかし、今回の協議会を傍聴した限りでは
吉田市長が現在の方針である限り、
大きく待機者を減らすことはムリだ、とフジノは受け止めました。
● 特別養護老人ホームの増設は実現するか?
さきの本会議でフジノは吉田市長に対して
・蒲谷前市長の時代に作った現在の第4期計画を見直して
特別養護老人ホームをさらに増やすべきだ
と提案しました。
(http://www.hide-fujino.com/dispute/generalquestion/2009/0916.html#longwaitinglist)
けれども市長はその提案を否定して、
・蒲谷前市長が作った第4期の高齢者保健福祉計画について
特別養護老人ホームを増やす見直しはしない
と答えました。一方で、吉田市長は
・ただし、蒲谷前市長の策定した第4期計画を確実に実行してみせる
(特別養護老人ホームは、H23年度中に300床増やす)
との答弁を行ないました。
しかし、フジノはこの答弁の実現性にさえ
かなり疑問を持っています。
画像2枚目参照
今日の協議会での報告は、次のとおりでした。
<これまでの流れ>
6月16日:『公募説明会』を開催、62事業者が参加した。
8月28日:『1次締め切り』、7事業者が応募した。
説明会には62ヶ所もの事業者が参加してくれたにも関わらず、
実際に応募した企業がたった7事業者しかいませんでした。
62事業者→7事業者へ減少
では、とても不安になります。
これだけ減ってしまった理由をフジノが
複数の介護カンケーの事業所にヒアリングすると
「横須賀市が施設整備に出してくれる『補助金』が
1床あたりわずか200万円しかないが、
この条件では、あまりにも厳しい。
これでは特別養護老人ホームをオープンしても採算が取れない」
ということでした。
また、補助金額の設定理由を
たびたび長寿社会課にヒアリングしましたが
「すでに横須賀市ではこの補助金額の設定で、
介護老人保健施設(ろうけん)を建設した事業者がいます。
財政難の今、これ以上、特別養護老人ホームの
補助金額を上げることはできません」
とのことでした。
県内他都市の補助金額は横須賀よりも高いまちが多く、
確かに横須賀市の設定は「かなり低い」とフジノは考えています。
ですから、このような設定では、
応募する事業者が少なくなるのも仕方がありません。
蒲谷前市長時代につくられた計画が実現できなかった
その答えは、このように事業者に厳しい実態だったからです。
計画が実現できなかった、という状況が
前市長時代からほとんど改善されていない、という現実を
吉田市長は知っているのでしょうか?
<今後の流れ(予定)>
10月30日:『最終審査書類の提出』
12月中:審査会を開催して事業者を選定する
来年3月:市議会に予算案を提出する
来年4月以降:予算案が議決されたら
事業者は入札・建築確認申請等を行なって工事着工へ
H23年度中:竣工、オープンへ
次の協議会は、12月に開催される予定ですが
まずは10月30日までに最終審査書類の提出があります。
果たして、300床増の為の事業者は
本当に選ばれるのか。
ただし、特別養護老人ホームの300床増を実現しても、
待機者数は2000名です。解消には全く至りません。
しかし、蒲谷前市長の作った数値目標である300床を
何としてもまず実現しなければなりません。
マニフェストを実現する為にも
吉田市長の強いリーダーシップによる現実的な対応を望みます。
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はじめまして。政治家としてのブログ、大変興味深く拝見させて頂いてます。わたしのまちも少子高齢化対策の施策がマニフェストに掲げられていますが、福祉の部分はあまり進んでいません。今年は検証を行っていますので色々と参考にさせていただきたいと思います。
2009/9/29(火) 午前 3:17 [ プリン ]
初めまして。
特別養護老人ホームの待機者を減らす為には入所施設である『特別養護老人ホーム』を増やすしかない
という結論に至る前に、その待機者が本当に特養にはいらなければならない人達なのか、その待機者の要介護認定が恣意的になされていないかどうか、チェックする必要もあるのでは?
2009/9/29(火) 午前 6:40 [ たぬ吉 ]
コメントありがとうございます。
>その待機者が本当に特養にはいらなければならない人達なのか、
>その待機者の要介護認定が恣意的になされていないかどうか、
>チェックする必要もあるのでは?
この点は、市長の答弁にもありました。
待機者の内訳をチェックしたい、と。
ただ、僕はこの視点には「反対」です。
待機者の数を減らしたい為に「選別」する
という意見にしか聴こえないからです。
当事者の方々の現状を見てきた中で、はっきりと申し上げたいのですが
財政的な論理によって、今からわざわざ時間をかけてそのような「選別」をするのはまちがっています。
以上、反論でした。
2009/9/29(火) 午前 11:42 [ 政治家フジノ39才 ]